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<title>SGA屋物語紹介所</title>
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<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/05/post-d9fc6e.html">
<title>2026年3月ごろに観た映画</title>
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<description> 『ナースコール』
昨年スイスで大ヒットを飛ばし、多くの映画祭...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>&#x2606;『ナースコール』</p>
<p>昨年スイスで大ヒットを飛ばし、多くの映画祭でノミネートされた作品。内容はとある病院で夜勤に励む看護師の姿を追ったもの。様々な患者たちに真摯に勤勉に対応するものの、肉体の限界と数々のストレスに次第に追い詰められていき…と書いてるだけでいやになるような粗筋です。先日<span>町中で水道がパンクして電話が鳴りやまなかった時のことを思い出しました（自分水道屋なので）。まあそれはせいぜい5日くらいでおさまりましたが、こういうのが通常の職場というのは本当に大変ですよね。自分がお世話になる時は極力看護師さんにわがままを言わないようにしようと固く決意いたしました。</span></p>
<p><span>せめてもの救いは色々あった末、患者さんたちもみな最後はちょっといい人になっている点。終始限定空間でお話が進んでいくスタイルも合わせて三谷幸喜氏の舞台に近いところもあります。</span></p>
<p><span>約20年ちょくちょく通わせていただいたシネマサンシャイン沼津さんで観た最後の映画となりました。本当にお世話になりました。</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;『しあわせな選択』</span></p>
<p>人を食ったミステリーを書くドナルド・E・ウェストレイクの小説を、これまたヘンテコな作品を多く手掛けているパク・チャヌクが映画化。リストラされた製紙会社のベテラン社員が、再就職の妨げとなるライバルを一人一人闇に葬っていく話。正々堂々と勝負しろよ！と言いたくなりますが、彼にも持ち家や家族の生活を守らねばならない事情があり…いや、そんなのは事情でもなんでもないな。主人公に1ミクロンくらいしか同情できないストーリーです。それにチャヌクお得意のひょうひょうとしたギャグが混ぜられて語られます。前々から思ってたけどやっぱり自分チャヌクとは相性よくないのかも。『オールド・ボーイ』とかは嫌いじゃないんですが。</p>
<p><span>主演はかつての韓流スター、イ・ビョンホン。冴えないお父さん役がだいぶ似合う様になっておりました。</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;『マーティ・シュプリーム　世界をつかめ』</span></p>
<p><span>本年度アカデミー賞作品部門にノミネートされた１作。第二次世界大戦後まもなくの時代に、卓球で世界チャンピオンを目指す破天荒な青年の物語。てっきり実話を元にした話だと思いながら観てましたが、実在の人物をモデルにしたフィクションだそうで。騙しやがって！　まあ本当の話だとしたらやばすぎるエピソードの連発で、「これ、絶対色々盛ってるよな」とは思ってました。あと金策に奔走するあまり途中なかなか卓球をしなくなるあたりは『稲中卓球部』を思い出しました。</span></p>
<p><span>面白いのは主人公のライバルとなるのが日本人でクライマックスの舞台も日本となるところ。こちらもモデルとなってる選手がいるそうです。</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;『アメリと雨の物語』</span></p>
<p><span>これまた戦後まもなくの日本の話（ただこちらは概ね実話）。ベルギーの外交官の家庭で生まれた少女アメリの目を通して、当時の神戸の風景が描かれます。輪郭線のない画風が独特で作品に温かみを添えております。また悲しい過去を持つ家政婦ニシオさんが外国の少女にむける包み込むような愛情が、観る者の胸をふんわりと打ちます。</span></p>
<p><span>幼少期怪獣のように暴れまわり両親を困らせていたアメリが、祖母のくれたチョコレートがきっかけで人間らしい自我を得るというくだりがなぜだか印象に残りました。</span></p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『私がビーバーになる時』</p>
<p>ピクサー最新作。自然保護活動に打ち込む女子大生が、ビーバーのロボットに乗り移って市の推し進める建設計画を阻止しようとするストーリー。こう書いただけでなかなかいかれた作品であることがおわかりいただけるかと。ピクサーの名作には多かれ少なかれ「いかれた」要素がありますが、今回は歴代の作品と比べてもトップクラスのいかれっぷりでした。</p>
<p>そんな狂気の物語と並行してちゃんと友情の大切さ・難しさや、自然保護と開発の両立はできるのか…といった問題もちゃんと描かれてるのがすごい。監督は一応『平成狸合戦ぽんぽこ』も意識してるとのこと。あとノンシリーズでありながら日本でもけっこうヒットしてたり。『ズートピア２』に続く「モフモフ路線」として売り出したのが功を奏したようです。</p>
<p>好きなところはいっぱいありますが、ロボットを通して見るとガン決まったように瞳孔をおっぴろげているビーバーが、人間目線だとつぶらな瞳のかわいいデザインになるところが特にお気に入りです。日本語版主題歌は昔懐かしのパフィ「愛のしるし」。なぜこれなのか理由はさっぱりわかりませんが、確かになんか微妙にマッチしておりました。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『プロジェクト・ヘイル・メアリー』</p>
<p>本年度再注目作品の1本。予告編が公開された時に配給さんが「原作をまだ読んでないなら見るな！　読んでから見ろ！」みたいなことをおっしゃってて物議を醸しました。上から怒られなかったのだろうか…　<span>原作は幾つかのびっくり箱をゆっくり開けていくような面白さがあって、映画予告だとすでにびっくり箱が空いた状態をいきなり見せられてしまう感があるのです。もう今ではネットでも映画館でもそのネタ宇宙人「ロッキー」の姿がバンバン溢れておりますね。以下こちらもネタバレで。</span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><span>自分が思うに主人公グレースが最初必死で任務を拒否してたのは、本当に大切な存在を持てないまま死出の旅に出るのがイヤだったからでは。彼が幸運だったのは知的生命など人っ子一人いないはずの宇宙の果てでそれと巡りあえたことですね。その大切な誰かを得たから、失いたくないから、クライマックスでグレースは今度は進んで自分の命を投げ出そうとします。</span></p>
<div class="PostContent_postContentBodyWrapper__b4ulK"><br />
<div class="PostContent_postContentBody__JyXl3"><span style="background-color: #ffffff;">あと連想したのは旧約聖書の「ヨナ書」。有名な話だけど一応あらすじを書いときますと、古代イスラエルのヨナという男が神から凶悪で知られるニネベの町の人々に、「この町はもうすぐ滅ぼされる」という予言を告げてこいと命じられます。そんなことをしたらたちまち自分は殺されてしまうだろう</span>と思ったヨナは、船で遠くの町に逃げようとします。だがその船は神の起こした嵐により沈みそうになります。船員たちを巻き添えにしてはいけないと感じたヨナは、彼らに自分を海に放り込むよう頼みます。水中に沈んだヨナは巨大な魚に飲み込まれ、その腹の中で3日間反省し、決死の覚悟でニネベに赴きます。すると意外にもその町の人々は自分の行いを深く反省し、神はニネベを滅ぼすことをとりやめます。</div>
</div>
<div class="PostContent_postContentAdditionalContent__L8ybB"><br />
<div>
<div>もちろん違う点は多々ありますが、自分の本意でなかった（死が前提だし）任務を最終的にやりとげ、その結果多くの命が救われるという流れが似てるなあと。あと「巨大な魚」と宇宙船もなんとなく重なるものがあります。</div>
<div></div>
<div>「ロッキー」のデザインは最初ギョッとしますが、あの「顔」のないところがかえってよかったのかも。<span>グレースの旅が片道切符だったことを知ったロッキーが、顔などないのにすごく悲しい顔をしてるように見えてホロホロと泣きました。</span></div>
<div><span></span></div>
<div><span></span></div>
<div><span></span></div>
<div><span>次回は『ゴールデンカムイ　網走監獄襲撃編』『パリに咲くエトワール』『俺たちのアナコンダ』『ハムネット』『ARCO』あたりの感想を書く予定。</span></div>
</div>
</div>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2026-05-03T18:39:46+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/04/post-28e205.html">
<title>2026の1～3月に読んだ本</title>
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<description>『本なら売るほど』に触発されて、今年はがんばって本を読むぞ！と意気込んだものの、...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>『本なら売るほど』に触発されて、今年はがんばって本を読むぞ！と意気込んだものの、読んだ端から忘れそうになってしまい、備忘録のためにこんな記事を書いてみることにしました。果たしていつまで続くことやら…</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『イランの地下世界』　若宮　總（角川新書）</p>
<p>一年ほど前に話題だったので購入したんですが、ずっと寝かしてて年始にようやく読んだノンフィクション。イラン好きの日本人が彼の国で実際に生活し、人々の気性や実像などについて面白おかしく語った内容。恐らく世界唯一の宗教政権の国だけに、皆さんさぞかし信心深いのだろうな…と思ってたのですが、神様はともかく政府には不満が鬱積しているようで。これから先どうなるのだろう…と著者の方も心配されてましたが、まさか読了して1週間後にあのような激動に見舞われようとは。ともかく平和が早く訪れますように。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『<span id="productTitle" class="a-size-large celwidget" data-csa-c-id="c5ceuz-9t01cy-ojvx0l-etmdig" style="font-size: 10pt;">こわい話 (中学生までに読んでおきたい日本文学 8)』　松田哲夫編　（あすなろ書房）</span></p>
<p><span class="a-size-large celwidget" data-csa-c-id="c5ceuz-9t01cy-ojvx0l-etmdig" style="font-size: 10pt;">タイトル通りの短編集。収録策は<span>萩原朔太郎「蛙の死」/夏目漱石「夢十夜 第三夜」/ 内田百閒「豹/鯉」/ 江戸川乱歩「白昼夢」/</span><br /><span>半村良「箪笥」/ 坂口安吾「桜の森の満開の下」/中島敦「牛人」/岡本綺堂「利根の渡」/</span><br /><span>菊池寛「三浦右衛門の最後」/志賀直哉「剃刀」/夢野久作「瓶詰地獄」/星新一「鏡」/</span><br /><span>島尾敏雄「鉄路に近く」/山川方夫「お守り」/太宰治「トカトントン」</span> </span></p>
<p><span class="a-size-large celwidget" data-csa-c-id="c5ceuz-9t01cy-ojvx0l-etmdig" style="font-size: 10pt;">「瓶詰地獄」と「鏡」は昔読んでしんみりしたりぞくっとしたりしたなあ…とノスタルジーにふけってしまいました。今回初めてちゃんと読んでとりわけ怖かったのは「桜の森の満開の下」。中学生にはまだ早いのでは？？　でもまあ早熟な子もいるからなあ…　「白昼夢」もなかなかの怖さでした。</span></p>
<p> </p>
<p><span class="a-size-large celwidget" data-csa-c-id="c5ceuz-9t01cy-ojvx0l-etmdig" style="font-size: 10pt;">&#x2606;『黒牢城』　米澤穂信（角川文庫）</span></p>
<p><span class="a-size-large celwidget" data-csa-c-id="c5ceuz-9t01cy-ojvx0l-etmdig" style="font-size: 10pt;">若き日の黒田官兵衛が荒木村重に幽閉されていた史実に材を取った連作のような長編ミステリー。前から興味はあったのですが、映画化されると聞いて先に読むことにしました。歴史の合間を縫って巧みに推理劇を創作するコンセプトはさながら山田風太郎のよう。ただ山風のようなひょうひょうとしたユーモアはありません。ひたすら暗い。ともかくこれがどのように映画にアレンジされるのか興味津々です。</span></p>
<p><span class="a-size-large celwidget" data-csa-c-id="c5ceuz-9t01cy-ojvx0l-etmdig" style="font-size: 10pt;">歴史ファンなら有名であろうある事実が、創作された真相よりいかにもフィクションみたいでびっくりしました。</span></p>
<p> </p>
<p><span class="a-size-large celwidget" data-csa-c-id="c5ceuz-9t01cy-ojvx0l-etmdig" style="font-size: 10pt;">&#x2606;『機龍警察　未亡旅団』　月村了衛（早川書房）</span></p>
<p><span class="a-size-large celwidget" data-csa-c-id="c5ceuz-9t01cy-ojvx0l-etmdig" style="font-size: 10pt;">お、文庫版出たんだ…と思ってアマゾンでポチったら間違えてハードカバーの方を買ってしまったという…ま、それはさておき。</span></p>
<p><span class="a-size-large celwidget" data-csa-c-id="c5ceuz-9t01cy-ojvx0l-etmdig" style="font-size: 10pt;">警察にボトムズかパトレイバーのようなロボが導入されて、テロ組織らと戦いを繰り広げるSFシリーズ第4作。今回はロシアの暴政の犠牲者となった女性たちと主人公チームが相対するのですが、敵組織が受けて来たあまりの悲惨な扱いに読んでいてついついそちらの方に肩入れしたくなってしまいます。ただどんなに正当な理由があったとしても、それをかなえるために子供を犠牲にするようになったらそれはもう許されないわけで…</span></p>
<p><span class="a-size-large celwidget" data-csa-c-id="c5ceuz-9t01cy-ojvx0l-etmdig" style="font-size: 10pt;">キリキリとしんどい話がつづく中、元不良の警官と組織の少女の友情にホロホロと泣いたのでした。</span></p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『銀河英雄伝説①黎明編』　田中芳樹（創元推理文庫）</p>
<p>リアル中二の頃夢中になって読んだ架空歴史SFの金字塔を、いま無性に読み返したくなって。死期でも近づいているのでしょうか。</p>
<p>さすがに40年くらい前の作品ということもあり古めかしいところがないでもないですが、そんなの全然気にならないくらいべら棒に面白い。あのころ膨大なノベルス系の伝記小説やSF小説があったわけですけど、時の試練を経ていまこうして残っているのは銀英伝くらいでしょうか。その辺にこの作品の持つ凄さを感じます。</p>
<p>そして多感な時期に何度も読み返したせいか、意外と色々よく覚えてました。ありきたりの感想ですが、やっぱり帝国パートより同盟パートの方がほっこりするというか。落ち着くというか。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『三河雑兵心得⑰　関ケ原仁義　下』　井原忠政　（双葉文庫）</p>
<p>徳川家康麾下の架空の武将を主人公にしたこのシリーズもいつの間にやら17巻。植田茂兵衛の親しみやすさと漫画のような読みやすさ、そして語り口の巧みさで飽きっぽい私も普通に最新刊までついていけたり。</p>
<p>徳川軍団も天下一の大集団になってしまったため、初期の生きるか死ぬか的な展開はもうなりをひそめ、茂兵衛の周りにもゆるゆるとしたムードが漂っています。それはともかく天下分け目の良く知られた戦いで、主人公らがどういう活躍をするのかを楽しみました（何かと古なじみの本多平八郎に締め上げられる場面が多かった気はしますが）。</p>
<p>関ケ原で堂々終了となるのかと思ったらまだまだ続くようで、こりゃ大阪城まで行く気満々ですね…</p>
<p> </p>
<p>一応一ヶ月に2冊が目標でありますが、いま難敵『百年の孤独』に挑んでるので早くもピンチです。</p>
<p> </p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>書籍・雑誌</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2026-04-12T15:17:49+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/03/post-f7fd22.html">
<title>2026年2月ごろ観た映画を振り返る</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/03/post-f7fd22.html</link>
<description> 『機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ　キルケーの魔女』
3部...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>&#x2606;『機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ　キルケーの魔女』</p>
<p>3部作とうたわれている『閃光のハサウェイ』の、実に5年ぶりの第二部。第一部ではそれなりにさっそうとしていた主人公ハサウェイですが、今回はその実けっこう苦悩していた様子が描かれます。そりゃ『逆襲のシャア』であれだけのことをやっちゃってるわけですし…</p>
<p>シンプルながら深みのあるセリフに、情緒豊かな実在する風景。なんだか欧州の文芸作品をそのままアニメにしたようでもありますけど、要所要所でロボはちゃんと出てくるという変な作品。原作を読んでるにも関わらず意味不明な個所も多いのですが（ギギがマンションのリフォームをするくだりをなぜあんなに丁寧に描くのか、とか）、2回観たらそれなりに自分の中で腑に落ちたような。</p>
<p>『機動戦士ガンダム』1作目と地続きの作品であるのに、ずいぶんとかけはなれたタイプの作品になってしまいました。それはこれがプログラム的なTVアニメではなく、一応「小説」を原作としているからかもしれません。不穏しかなさそうな完結編はもう少し早めのリリースをお願いします。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『HELP/復讐島』</p>
<p>ホラーの名匠サム・ライミの手によるいわゆる『流されて…』テーマの作品。邦題では「復讐」とうたってますが、これ復讐というより自分を馬鹿にしてたイケメンバカ若社長に執着しつづける話だと思います。そしてその執着から開放される話…なのかな？</p>
<p>清楚美女のイメージだったレイチェル・マクアダムスが、体を張って痛々しい役を演じておられてなかなかの衝撃でした。気になるのはこれ少し前の『逆転のトライアングル』と色々似てしまっている点。もしかして原案なのか？と思って調べたけどそうでもないようだし…</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『ランニング・マン』</p>
<p>かなり前『バトルランナー』というタイトルも内容も全然違う形で映画化されたスティーブン・キング原作作品。今回はなかなか原典に忠実に作られてはいますが、監督エドガー・ライトと主演グレン・パウエルのカラーのゆえか、小説版のひたすら重苦しかったムードに、ややファンキーな空気が混じってるように感じられました。</p>
<p>エンターテインメントとしてよく出来てはいるのですが、原作の悲壮なラストに思い入れのある身としては改変された結末に少々モヤモヤしたり。「新約版」で明るい方に変えられた『Zガンダム』のラストに感じたアレです（なんでもガンダムで例えるのはやめましょう）</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『ブゴニア』</p>
<p>変な映画ばかり作っているヨルゴス・ランティモス監督最新作。『地球を守れ！』という韓国映画のリメイクだそうで。</p>
<p>某会社のCEOを宇宙からの侵略者だと思い込んだ二人組が、彼女を誘拐し宇宙人のボスに会わせろと迫るというぶっとんだあらすじ。誘拐犯の主張があまりに常軌を逸していて笑うに笑えないというか。時折監督お得意のゴア描写もちょいちょい挟まれたり。</p>
<p>なんというかか藤子Ｆと藤子Ａを足してわったようなユーモア感覚でありました。あとランティモスはいつもエマ・ストーンをひどい目にあわせて趣味が悪いな…と思うのですが、エマさんも毎回付き合うあたりそういうのが好きなのかもしれません。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『クライム101』</p>
<p>『犬の力』などで知られるドン・ウィンズロウ原作の犯罪サスペンス。マイケル・マンの『ヒート』を手本にした作品はこれまでも幾つかありましたが、これもそのひとつかと。ただウィンズロウって小悪党に対してはなんか同情的に描くことが多く、これもまたそんな彼の優しい目線が随所に感じられました。貧困層からのしあがろうとする主人公に対してもそうだし、真面目にずっとやってきたのに道を踏み外してしまいそうになるハル・ベリーに対しても。</p>
<p>最近『長安のライチ』や『しあわせな選択』など「いいとこにお家をかまえる」ことが幸福の条件のように語られる作品がなぜか続きました。でも大体それが大体苦労を背負うことになり…という流れ。築ウン十年のボロ家で自分は満足しときます。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『木挽町のあだ討ち』</p>
<p>なんとなく見とくか…くらいのモチベーションだったのに、これが大した大当たり。<span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">ミステリーであり、チャンバラ時代劇であり、当時</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">の</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">芝居小屋を社会科見学させてくれるような趣もあり（料理描写が細かい</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">の</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">は池波正太郎</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">の</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">遺伝子でしょうか）。</span></p>
<p><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">そしてキャスト陣が誰一人としてはずれがない大はまり。女装姿からさらっと若侍に変身する長尾<span>謙杜君。ユーモラスな役が多い印象でしたが、説得力たっぷりに剣の達人になりきっていた滝藤賢一氏。これまでのキャリアを逆手にとったような役柄の北村龍平氏。怖そうだけど情に篤い女形を好演していた高橋和也氏。しかしなんといっても一番光っていたのは食えないようで温かみのある江戸の名探偵を演じていた主演・柄本佑氏。このキャラが事件の謎を解く続編がもう2，3本観たいとこですが、ストーリーの都合上難しいかな…</span></span></p>
<p><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc"><span>「長唄で送ってやろうじゃねえか」というラストのセリフがなんともさわやかでした。</span></span></p>
<p> </p>
<p>先月はなんでか登場人物が極限状況に追い込まれるような映画ばかり観てました。なんでだろう</p>
<p>次回は『ナースコール』『しあわせな選択』『マーティ・シュプリーム』『アメリと雨の物語』『私がビーバーになる時』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』について書く予定です。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2026-03-29T17:23:41+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/03/post-c92352.html">
<title>『べらぼう』を雑に振り返る⑬　総集編</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/03/post-c92352.html</link>
<description>『豊臣兄弟！』も10回くらい進んだいまごろになってですが、最後の〆として『べらぼ...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>『豊臣兄弟！』も10回くらい進んだいまごろになってですが、最後の〆として『べらぼう』の個人的に好きな場面・とりわけ印象に残ったシーンを列挙してみます。怪しい記憶頼りなので細部違うところもあるかと思われますがご容赦ください。</p>
<p>&#x2606;第2話　「このドラマ面白えよ」と唸らされた平賀源内本格登場のエピソード。ひとしきり笑わせてもらった後で、男装した花ノ井に稽古してるような踊りを頼み、かつての恋人を偲ぶシーン。この時代人の命は儚かったのだなあと。</p>
<p>&#x2606;第5話　蔦重に「隠してることはないか？」と問われ、精一杯の笑顔を浮かべる唐丸。すごく辛いのに一生懸命平気なフリをする姿って自分ダメなんです。しかも子役</p>
<p>&#x2606;第10話。身請けが決まった瀬川が吉原を去る場面。薄く紅がさした空の下、豪華絢爛な花魁の行列がゆっくりと進んでいく様は幽玄というか夢幻というか。大河ドラマってすげえなあと思いました。</p>
<p>&#x2606;第12話。俄祭りのどんちゃん騒ぎのその最中、松の井姉さんに背中を押されて神隠しのように姿を消す新さんとうつせみ。これまたファンタジーのような情景でした。この後二人には艱難辛苦が待ち受けているのですが、最高に幸せだったであろうこの場面を思い出すと慰められます。</p>
<p>&#x2606;第18話。まあさんのアレがアレになっちゃってなんでか大蛇が暴れ出すシーン。貴重なCGをこんなエピソードのために使いやがって、国民から徴収したお金をなんだと思ってるんだ（許す）</p>
<p>&#x2606;第22回。ヘソを曲げてた春町先生が反省し、京伝にわびたら芝居でもなんでもなく素で「なんのこと？」と言われるくだり。京伝さんも軽薄なキャラではありましたがこういうところは本当にいい子だなあと。二人のからみでは春町先生の「お前はこっち側の人間だ！　来い！！」も良かった。</p>
<p>&#x2606;第25回　この回はまあどこをとっても名場面なんですが、やっぱりとりわけ感動したのが蔦重の婚礼の席にお祝いの品を盛って来る鶴屋さん。ずっとずっと憎たらしいキャラだったのにずるいよ鶴屋さん…と思いながらTVの前でむせび泣いてました。</p>
<p>&#x2606;第33回　「わしは世を楽しくする男を救うために生まれて来たのだ」　優しくへたれだった新さんが最後はかっこよくこの世を去ります。視聴者を慰めるかのような歌麿の「新さんってすごくいい人生だったんじゃねえかな」のセリフにまた泣かされたり。</p>
<p>&#x2606;第38回　言葉が話せなかったおきよさんが、ただ一度だけ「わたしもそうだったから」と微笑んで口を開く場面。それは歌麿の夢に過ぎなかったのか、あるいは…</p>
<p>&#x2606;第43回　さんざひきとめた歌麿をあきらめ、そっと手紙で別れをつげる蔦重。相手を思いやる手紙の文がモノローグ的に語られるのって自分ダメなんです。</p>
<p>&#x2606;第47回　この回も名場面の超連発でしたが、自分がやっぱり好きなのは一件落着したあと蔦屋を訪れる定信公のくだり。「一度来てみたかったのだ」「あがった凧を許せれば全てがちがった」本当に最初からこうできてればよかったのに…　でも二人が笑って語り合える時が来て本当によかった…と鼻水を吹き飛ばしながら観てました。</p>
<p>&#x2606;第48回　蔦重臨終の場面。感動的に盛り上げたりせず、屁踊りに囲まれながら軽いギャグと共にこの世を去る蔦重。こういうの、なかなかないと思います。</p>
<p> </p>
<p>『鎌倉殿の13人』『新選組！』に並ぶマイ大河ドラマBEST作品でありました。森下佳子先生はじめとするスタッフ、横浜流星君はじめとするキャストのみなさんに心より御礼申し上げます。</p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>
<dc:subject>べらぼう</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2026-03-15T17:26:45+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/03/post-3c8df2.html">
<title>2026年1月に観た映画</title>
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<description>あけましておめでとうございます（2か月遅れ）。年明け早々に観た映画のまとめです
...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>あけましておめでとうございます（2か月遅れ）。年明け早々に観た映画のまとめです</p>
<p>&#x2606;『ワーキングマン』</p>
<p>二年連続で年明け一発目がジェイソン・ステイサム。あらすじはまあいつもと同じなんですが、昨年の『ビーキーパー』の超人的な強さと比べると今回は一応人間的にアリくらいの強さで2割減というところかと。</p>
<p>原題からわかるようにステイサムの役どころが現場作業員。なので大工道具とかでアクションするのかと思いきや、そういうのは本当に最初だけであとは普通に銃をぶっぱなしてました。子持ちだったり勤め先の娘さんを救いにいったりと、守るべき存在がいるのにホッコリしたりハラハラさせられたり。『ビーキーパー』ではそういう存在がいきなり死んじゃいましたからね。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『ロストランズ　闇を狩る者』</p>
<p>『バイオハザード』夫婦コンビによるダークファンタジー…というよりディストピア＆スチームパンク。この映画、観る前にちょっと疲れちゃってて評論家の点数も低くてもうお家帰っちゃおうかな…とも思ったのですが、がんばって鑑賞しました。そしたら赤茶けた画質というか背景や、朽ちかけた鉄道や陸橋などのビジュアルがけっこう好みでやっぱ観てよかったです。でも人に勧められるかといえば（略）</p>
<p>ただ興行的には日米共に悲惨な結果に。かつて天下を取ったバイオ夫婦がそんな現状なのはなかなかに寂しい。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『コート・スティーリング』</p>
<p>主人公が追い詰められる系の作品が多いダーレン・アロノフスキー監督最新作。ただ今回は「追い詰められる」点は変わらないものの原作の雰囲気ゆえか人を食っているというか、飄々としているというか、けっこうお笑い混じりの作品となっております。</p>
<p>何の後ろ盾もない貧乏青年が、完全なるとばっちりでマフィアを一人で相手にしなきゃならない…というあたりは去年の『ナイトコール』を思い出させます。でも『ナイトコール』の青年に一応「鍵開け」という特技があったのに対し、こちらも武器は「足が多少はやい」くらい。そんなんで二時間殺されないで果たしてもつのかゲラゲラ笑いつつも心配になります。</p>
<p>あと猫が非常によかった。まあ悪い猫などいませんが、猫映画としてよかった。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『ウォーフェア　戦地最前線』</p>
<p>実録戦記もの。それも割と最近。実際にあった作戦をほぼ時間同時進行でカメラマンとなって見守ろう、というコンセプト。</p>
<p>この作戦というのがまず謎で、中東のどこかの民家を夜中に突然占領して立てこもるという、何が目的だったのかよくわからないものなんですが、結局敵対勢力にばれて四方から銃撃を浴びることになってしまいます。家の持ち主からしてみたら傍迷惑にもほどがある、という話です。</p>
<p>そんな米軍の身勝手さにモヤモヤはしますが、もし<span>家を武装勢力に包囲された際、どうやって脱出するか？というところは勉強になります。結論：航空支援がないと厳しい</span></p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『長安のライチ』</p>
<p>唐の玄宗皇帝の時代を舞台にしたお話。<span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">1日で色が変わる</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">ライチ</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">を馬で30日かかる</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">長安</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">まで腐らせずに運ぶという無理難題を押し付けられた木っ端役人が、知恵と工夫と算術を駆使して成功に導く…という『プロジェクトX』みたいなストーリー。前半は。</span></p>
<p><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">後半は中央役人の高慢さに主人公らが苦しめられ、それでもどこまで意地を通せるか？という山田風太郎によくある流れになっていきます。面白うて、やがて悲しき…というやつでしょうか。</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">見かけは美しいけれど腐敗が避けられない</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">ライチ</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">と</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">長安</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">が重なります。</span></p>
<p> </p>
<p><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">あとこの月はTVアニメ『ガンバの冒険』を編集した『冒険者たち　ガンバと七匹の冒険』リバイバルも観ました。ダイジェスト感は否めませんが、スクリーンで見るとあらゆるものが巨大なので一層ネズミになった感覚を味わえます。何度も観た・読んだ話ですが今回になって「あれ…　一番の功労<span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">者</span>はガクシャでは？」ということに気づきました。</span></p>
<p><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">その日会った友人たちに「さっき『ガンバの冒険』のリバイバル観てきたんすよ！」と言ったら、みな口々に「あー、あれね。<span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">ノロイ</span>が怖かった〜」と。わかるけどもっと他にないすか？ </span></p>
<p> </p>
<p><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">次回は『復讐島』『機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ　キルケ―の魔女』『ランニング・マン』『ブゴニア』『クライム101』について書きます。</span></p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2026-03-01T16:14:05+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/02/post-7735fe.html">
<title>2025年12月に観た映画</title>
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<description>そうです…　年末に観た映画の感想をいまごろ書いてます…　がんばれ記憶力。なんかこ...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>そうです…　年末に観た映画の感想をいまごろ書いてます…　がんばれ記憶力。なんかこの月は続編ものを多く観てました。</p>
<p>&#x2606;『ペリリュー　楽園のゲルニカ』</p>
<p>第二次世界大戦時の南洋を舞台にした、実際の戦記に材を取ったアニメ（漫画原作）。<span>予告ではいかにも「かわいそう・泣けそう」な話に見えます。そういうところもないではないですが、全体の2割くらい。あと4割は「シュール・ドライ・滑稽」、もう4割は南洋の美しい風景と小動物に力が注がれております。しんどいのは戦争は終わってるのに主人公の部隊はそれを知らず、あるいは受け入れられず無駄な殺し合いを続けているパートがけっこう長いところ。</span></p>
<p><span>悲惨な話をあんなかわいい絵柄でやって...とも思いましたが、子供たちにはその分見やすいだろうからいい教材になるのでは。</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;『ズートピア２』</span></p>
<p>9年ぶりの続編。よくも悪くも安定の面白さというか、新要素として爬虫類が出て来てはおりますが、そんなに驚くところはなかったり、目を引く新しさはなかったり。最初いいやつだった人（動物）が実は…というのもここんとこのディズニーのパターンだし。</p>
<p>ただびっくりしたのは前作も大したヒット作（現在日本で歴代100位の興行収入76億）でしたが、今回は現時点で歴代19位の148億まで来ております。9年の間にレンタル・配信で日本に浸透しまくったのか。うまくいけばもう2ランクくらいはアップしそう。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『アバター　ファイヤー・アンド・アッシュ』</p>
<p>3年ぶりの続編。というか前後編の後編。とりあえず「つづく」のままだったお話がそれなりに一区切りついたというか、すっきり終わったのはよかったです。</p>
<p>1作目の時は極悪人だったのになんだかどんどん嫌いになれなくなっていくクオリッチ大佐。まるで『ドラゴンボール』のピッコロかベジータのようです。反面面白みのない主人公のジェイクは今回ヒーローにあるまじき行動に走りかけます。まああれは旧約聖書におけるアブラハムの物語のオマージュだったのかなあと。そう、なんか今回は急にキリスト教的要素がぐんと主張しはじめたような。</p>
<p>とりあえず4，5作目の構想はあるようですが、キャメロンは「もう自分では直接やらないし3作目の売上次第」なんて頼りないことを言っています。このお話に完全に決着をつけるとしたら、ナヴィたちが地球に乗り込んでいって地球からの侵略を根元から断つしかないと思うのですが、それを３D映像でやって面白くなるかというと？？？</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『新解釈・幕末伝』</p>
<p><span>福田雄一監督が幕末全体を自分なりにアレンジした歴史劇。自分『新解釈・三国志』や『アンダーニンジャ』とか嫌いじゃなかったんですが、これはひどかったです。スペクタクルシーンとか一切なく、例の独特ギャグが進行する密室劇がいくつかあるだけという。<strong>恐らく『新解釈・三国志』の3分の1も予算かかってない。</strong>そんなわけで2025年堂々のワースト2位です。でも5回に1回くらいツボにはまるギャグがあって何度か笑ってしまった。悔しい</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;『ナタ　魔童の大暴れ』</span></p>
<p><span>昨年全世界興行収入第1位のアニメ作品。あちらで孫悟空なみに人気がある哪吒の伝説をアレンジした内容。問題はいきなりの2作目だということ。それなりに想像を巡らせれば一応ついていけますが…</span></p>
<p><span>お金と人のかけ具合がすさまじく、CGアニメ美術の大暴力という感じでした。『羅小黒戦記』が感情を抑えたスタイルだったのに対し、こちらはもっと直情的で正統派少年漫画の遺伝子がぶち込まれています。ナタは恐らくわざと可愛くなくデザインされていて最初はひくのですが、そのうち愛着がわいてきてクライマックスでかっこよく進化すると逆にさびしくなりました。</span></p>
<p><span>やんちゃ坊主と優しい美少年のバディものという所も珍しくてよかったです。</span></p>
<p> </p>
<p><span>あとこの月は『落下の王国』17年ぶりのリバイバルも観ました。そんなに思い入れのある方でもなかったんですが、貴重な機会＆だしTwitterでの高まりに流されて。で、<span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">ウン年後</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">の</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">2回目</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">の</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">鑑賞</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">の</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">方がしみじみ感じ入れた気がしました。山賊が話</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">の</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">いいところで第4</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">の</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">壁を破る的なことをやって、アレクサンドラがむくれるシーンがなんか好き。ただ「子供を泣かすんじゃねえ！！」とは強く思いました。</span></span></p>
<p> </p>
<p><span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc">次回は『ワーキングマン』『ボーダーランズ』『コート・スティーリング』『ウォーフェア』『長安のライチ』について書きます。</span></span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2026-02-22T17:46:27+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/02/post-30859b.html">
<title>『べらぼう』を雑に振り返る⑫　12月編</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/02/post-30859b.html</link>
<description>感動の最終回からはや50日。いい加減クライマックスの感想をまとめます。
[E:#...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>感動の最終回からはや50日。いい加減クライマックスの感想をまとめます。</p>
<p>&#x2606;第45回「その名は写楽」</p>
<p>源内生存の噂を流していたのは一橋治済への復讐を企む松平定信とその一派だった。気が進まないながらも強引にそのプロジェクトにかまされてしまう蔦重。そしてここに謎の絵師「写楽」がとうとう誕生する。</p>
<p>自分、このドラマの企画を知った時に絶対写楽中心の話になると思ったのですが、ラスト4回になってようやくの登場？となりました。最近の学説では阿波の能楽師齋藤十郎兵衛ということでほぼ決まってるらしいですけど、このドラマみたく「数名による合作説」というのも確かにあるそうです。</p>
<p>なかなかイメージが決まらず思い悩んでるところに意外とあっさり帰って来てラストのピースをはめる歌麿。「男と男の情念の行きつく先が見たい」と強火BLファンみたいな説得で彼を呼び戻したおていさん。ファインプレーでした。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;第46回「曽我祭りの変」</p>
<p>かくして世に送り出された「写楽」。だがそのはかりごとはあっさりと罠の対象である一橋卿に露見してしまう。これまで多くの邪魔者を排除してきた一橋卿の毒牙が、ついに蔦重にも向けられることに…</p>
<p>字体であっさりばれてしまった定信の戯作。そういうところ爪が甘いよね…　そして大逆襲を始める一橋卿。その手段とか表情とか声色とかがことごとく怖い。こんなのに勝てるわけがない…と思えて来ます。本当に生田斗真氏の代表作になったのでは。同時期に放映されていた三谷幸喜氏のドラマではお茶らけたチンピラとかやってたんですが。</p>
<p>事態が緊迫する中お笑いで肩をほぐしてくれたのが坂口涼太郎君演じる「ぐにゃ富」。『国宝』で本格的な歌舞伎役者を演じていた流星君の前で女形をやらざるを得ずイヤな汗をかかれたとかなんとか。</p>
<p>毒饅頭が猛威をふるう中またしてもひょっこり現れた生田君。？？？が渦巻きながら次回へ。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;第47回「饅頭こわい」</p>
<p>ラス前回のクライマックスだっつーのにこのタイトル。一橋治済の逆襲にあい瓦解寸前の定信一派。蔦重たちは知恵を振り絞り、一発逆転の策を練る。</p>
<p>というわけでとうとうラスボスの巨悪と（間接的に）対決するエピソード。大河の山場というのは大体大規模な合戦とかだったりする場合が多いですが、このドラマではなんと茶室での息詰まる駆け引きという…　「あのボンボンではとても無理だ」と思いましたが無事やってくれた将軍様。そして「殺さずに僻地に幽閉」というやりかたがいかにも文人らしいというか粋というか。都合よく替え玉と巡り合えたりとか、史実からあまりにもジャンプしすぎとかありますが、よしとします。あとなんか『鉄仮面』ぽい流れでしたね。</p>
<p>一件落着したあと耕書堂を訪れ、「一度来てみたかったのだ」「春町はわが神だった」と語る定信。それだよ！！！！我々視聴者が見たかったのは！！！！とテレビの前で<span>滂沱</span>の涙を流しておりました。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;第48回「<span>蔦重栄華乃夢噺」</span></p>
<p><span>最終回。巨悪も倒し天下も泰平…となったところで蔦重に病魔が忍び寄る。己の命運を悟った彼はこの世を去る前に出来る限りの仕事や引継ぎを果たそうと病身に鞭打って働く。</span></p>
<p>前回でもうあらかたの問題は片付いてしまったので、ラストはまるまる一回かけて蔦重の死を追う流れとなっています。でも主人公なんだから1回じゃあまりにも短くはないでしょうか。まあ数回かけて感動をあおるより、あっさりライトにその死にざまを描く方が「屁」にこだわり続けたこのドラマらしいといえばらしい。</p>
<p>いまわのきわの蔦重の周りを「屁！　屁！」と言いながら踊り狂う一同。その必死の呼びかけに奇跡的に息を吹き返した蔦重の最後の言葉が「それかよ！！」という（でもこれ史実らしいですね…）　この世は夢であり、人の一生は屁みたいなもの。そんな軽さに救われながら、おならなりに気概を持って生きていきたいと思いました。</p>
<p> </p>
<p>無事最後まで書けてよかった…　あともう一回総集編というか名場面まとめみたいな記事が書きたいところです。屁</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>
<dc:subject>べらぼう</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2026-02-08T16:39:21+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/01/post-87ae0a.html">
<title>第22回SGA屋漫画文化賞</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2026/01/post-87ae0a.html</link>
<description>1月も半ばを過ぎた今頃になって2025年の漫画ベストの発表です。
例によって賞金...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>1月も半ばを過ぎた今頃になって2025年の漫画ベストの発表です。</p>
<p>例によって賞金も賞品もありません。むしろほしい。では</p>
<p> </p>
<p>●レギュラー部門</p>
<p>&#x2606;原泰久　『キングダム』</p>
<p>&#x2606;<span>コージィ城倉（原案：ちばあきお）『キャプテン２』</span></p>
<p><span>長年お世話になってる作品から選ばれる賞。この2作品は昨年大きな節目を迎えたり大変盛り上がったりしたので。</span></p>
<p><span>『キングダム』は連載開始19年目にしてようやく「戦国の七雄」のひとつ「韓」が滅びました。「ふふふ…　韓は七雄くらいの中でも二番目くらいに弱い…」ということは置いといて、いよいよこの大河歴史漫画も残り1/3くらいになったのでは（と思いたい）</span></p>
<p><span>『キャプテン２』は「甲子園3回戦くらいで敗退かな」というわたしの予想を覆し、実力においてはるかに上回る強豪校に大金星を上げました。前作で甲子園に行けなかった時体の具合が悪くなった自分としては、本当に胸がすく思いがしました。果たして墨谷高校はどこまで行けるのか。さすがに優勝はないと思うが…</span></p>
<p> </p>
<p>●中年漫画部門</p>
<p>&#x2606;福本伸行　『二階堂地獄ゴルフ』</p>
<p>福本先生が『カイジ』の連載をぶっちぎっていま全力を注いでおられるのがこの作品。序盤は若さの盛りを過ぎた親父ゴルファーが夢をあきらめきれずプロテストに挑み続ける…というまあよくあるコンセプトだったんですが、中盤突然スポーツ漫画としても福本漫画としても今までなかったような超展開に突入。たぶんこのまま行くと『新黒沢』と同じオチにたどり着きそうな予感がする。それはやめて。</p>
<p> </p>
<p>●シュール漫画部門</p>
<p>&#x2606;南田冬/あやき</p>
<p>Twitterに突然表れて話題になった生活感溢れまくりの脱力ヒーローもの。夏頃ばったり更新が途絶えて心配してたら作画がちゃんとした人になって（失礼）ジャンププラスにて一から始まりなおしとなりました。本当はなげやりで適当だったTwitter版の方が好きなんですがあれだと作者の方にはほぼほぼ収益が入らないそうなので、ジャンプラ版での成功をお祈りしています。それにしてもジャンプラには本当に面白い作品が集まって来るな。</p>
<p> </p>
<p>●文芸漫画部門</p>
<p>&#x2606;亜月ねね　『みいちゃんと山田さん』</p>
<p>文学には女性がひたすら不幸な目にあいつづけるというひどいジャンルがあるのですが（『女の一生』『テス』など）、その現代版と言える作品。本当にこの世はクソだなあ、可哀そうな人（ミゼラブル）はどうしたら幸せになれるのかなあ…と読んでてやるせない思いがつのりまくります。それでも続きがどうにも気になってしまうという。みいちゃんがハムスターを飼い始めるエピソードがつかの間の癒しで好きです。</p>
<p> </p>
<p>●趣味漫画部門</p>
<p>&#x2606;児島青　『本なら売るほど』</p>
<p>年末急に（自分が）注目し始めたダークホース的コミック。SNSではどうしてもこういう↑えぐい作品が話題になりがちなんですけど、本作品は老若男女すべてが優しく愛おしいタッチで描かれていてこの世も捨てたもんじゃないな、と思えて来ます。知ってたり読んだりした本が色々出てくるのも楽しい。ほっこり系ではジャンプラの『おかえり、水平線』にも大変心温められました。</p>
<p> </p>
<p>●大賞</p>
<p>&#x2606;住吉九　『サンキューピッチ』</p>
<p>2025年大いに元気と笑いを頂いた作品。野球漫画にまだこんな切り口が？と驚かされると共に、その論理性に「確かにそうだよな」と納得させられることしきり。そして何より変なのがこんだけ面白いのに主人公が誰なんだか全くわからないということ。強いて言うならその回スポットが当たっているのが主人公かと。実際の野球の試合だって普通は主人公がいるもんじゃないですしね。ただメインキャラがどいつもこいつも尋常じゃないほどいかれてて癖が強くて思い込みが激しいので、ゲラゲラ笑いながら背筋を戦慄が走ることもしばしば。2026年も大いに期待しております。</p>
<p> </p>
<p>今年もよい漫画にたくさん出会えますように。では。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>アニメ・コミック</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2026-01-18T17:46:03+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/12/post-835188.html">
<title>2025年、この映画がアレだ！</title>
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<description>誰にも注目されてないのに今回で21回目を数える年間映画ベスト。今回も張り切ってま...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>誰にも注目されてないのに今回で21回目を数える年間映画ベスト。今回も張り切ってまいります。</p>
<p>まずは順序良くワーストから。</p>
<p>&#x2606;ワースト1位　『サブスタンス』</p>
<p>発想と展開は確かに優れてるんですが、全編に漂う底意地の悪さがとにかくイヤでした。次点は昨日観たばかりの『新解釈・幕末伝』</p>
<p>&#x2606;リバイバル部門</p>
<p>『落下の王国』</p>
<p>17年前はそれほど響かなかったんですけど、今回はなんかよかった。でもやっぱり子供を泣かせたらいかん。次点『アバター　ウェイ・オブ・ウオーター』</p>
<p> </p>
<p>つづきまして良かったけど惜しくもランク外となった6作品。</p>
<p>・はたらく細胞</p>
<p>・FLOW</p>
<p>・アマチュア</p>
<p>・サンダーボルツ*</p>
<p>・ChaO</p>
<p>・果てしなきスカーレット</p>
<p>見落とした作品も多いんですが、今年は意欲的なアニメ映画が多かったです。</p>
<p> </p>
<p>それではベスト25。順位をつけてガーッと行きます。</p>
<p>第25位　『Mr.ノボカイン』　痛いの痛いのとんでけ！</p>
<p>第24位　『キャプテンアメリカ　ブレイブ・ニュー・ワールド』　キャプテンアメリカは帰ってくるらしいけどどっちなの？</p>
<p>第23位　『室町無頼』　大泉洋がかっこいいという奇跡（すいません）</p>
<p>第22位　『国宝』　吉沢亮と横浜流星の区別がつくようになりました</p>
<p>第21位　『教皇選挙』　ローマ教皇は1日にして決まらず</p>
<p>第20位　『ナイトコール』　本年度ベストベルギー映画。ベルギー映画これしか観てないけど</p>
<p>第19位　『ナタ　魔童の大暴れ』　昨日観たばかりの本年度世界最高収益映画。CGアニメ美術の大暴力</p>
<p>第18位　『スーパーマン』　新生DCユニバース。スタートはまずまずでよかった</p>
<p>第17位　『アノーラ』　本年度アカデミー賞作品部門受賞作。鑑賞した候補作品の中では確かにこれが一番面白かった</p>
<p>第16位　『ファンタスティック・フォー　ファーストステップ』　『アバター』新作でもあったけど、妊婦を戦場に連れ出しちゃいかん</p>
<p>第15位　『プロフェッショナル』　『アマチュア』とはしごして観ました</p>
<p>第14位　『トロン　アレス』　宇宙刑事新作もこんな感じでどうか</p>
<p>第13位　『見える子ちゃん』　見えすぎちゃって困る！</p>
<p>第12位　『<span>『</span><span>トワイライト・ウォリアーズ　決戦！九龍城砦』　今年の映画ベストご飯はこの作品の「叉焼飯」でした</span></p>
<p><span>第11位　『ワン・バトル・アフター・アナザー』　早くも来年度オスカーの呼び声が高い作品。ディカプリオの役立たなさ加減が最高でした。</span></p>
<p><span>第10位　『大長編　タローマン　万博大爆発』　べらぼうな夢はあるか　でたらめをやってごらん　生きるも良ければ死ぬも良し　</span></p>
<p><span>第９位　『JUNK　WORLD』　ポッコリーノ　ペッコリーナ　何年でも完結編を待ち続けます。</span></p>
<p><span>第８位　『ハンサム・ガイズ』　本年度ベストコメディ賞。男は顔じゃない。</span></p>
<p><span>第７位　『アバター　ファイヤー・アンド・アッシュ』　絶賛公開中。２作目から３作目はそんなに間空かなくてよかったですね</span></p>
<p><span>第６位　『8番出口』　おじさん、おじさん、おじさん、おじさん、おじさ（略）</span></p>
<p><span>第５位　『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』　本年度ベスト実写邦画。みずみずしい青春模様がおじさんの心も震えさせる。あえて苦言を呈すとしたらタイトルが長くて覚えづらい</span></p>
<p><span>第4位　『ミッションイン・ポッシブル　ファイナル・レコニング』　1大スパイシリーズ堂々の完結編。1作目からの約30年が走馬灯のように脳裏を駆け抜けていきました。しかし007もキングスマンもジェイソンボーンも見通し立たなくてスパイ映画の将来はどうなってしまうのか</span></p>
<p>第3位　『<span>劇場版「</span><span>鬼滅の刃</span><span>」無限城編 第一章 猗窩座再来』　「鬼滅はオワコン」と囁かれてたのに、公開してみれば本年度ぶっちぎりのヒット作となりました。自分も原作で「遊郭編」と並んでこの辺が一番好きかも。少年漫画と山本周五郎がみごとに融合した名作</span></p>
<p><span>第2作　『羅小黒戦記２　ぼくらが望む未来』　本年度ベスト外国映画。そして猫映画。期待に違わぬすばらしい出来でしたが、ひとつ文句を言うとするなら猫小黒の出番が少なかった。もっともっともっと猫を出せ</span></p>
<p> </p>
<p><span>そして栄えあるベスト1位は</span></p>
<p><strong>『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』</strong></p>
<p>でした。映画というよりTVシリーズの先行上映なんですが、結局2025年の作品でこれを観ている時以上のドキドキワクワクおったまげはなかった。そしてIMAXのサイズでも十分に耐える絵力。クライマックスのあれやこれやも大画面で観たいので続きも劇場公開してちょんまげ</p>
<p> </p>
<p>なんとベスト３が全てアニメという…　映画ファンとしてこれでいいのか。おじさんなんか恥ずかしいな。</p>
<p>自分とココログに何もなければ来年もどうぞよろしく～</p>
<p> </p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-12-29T16:06:12+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/12/post-c8d9ee.html">
<title>2025年11月に観た映画</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/12/post-c8d9ee.html</link>
<description>年末押し迫って来たのでちょっと慌てています。いつも以上にまいて行きます。
 
[...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>年末押し迫って来たのでちょっと慌てています。いつも以上にまいて行きます。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-<span>』</span></p>
<p>「鉄血のオルフェンズ」10周年記念の劇場版。外伝的位置づけとなるアプリゲームのデモ画面を無理やりつなげたような作品なので、ツギハギ感は否めず。いつかアニメ作品としてちゃんとした形で見せてほしい。映画館で聞く主題歌「Raise your flag<strong>」</strong>はしみじみよかった。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『爆弾』</p>
<p>ようやく日本でも『羊たちの沈黙』や『ダークナイト』のような重厚感あるサイコパスものが出て来たというか。普段おちゃらけた役の多い主演（だよな？）佐藤二朗氏の怪演が各所で絶賛されてました。</p>
<p>いろいろえぐい要素のある話ではありますが、人間の善性を完全に諦めてないところに好感がもてました。原作は続編があるようなのでそのうち読んでみたいです。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『羅小黒戦記２　ぼくらが望む未来』</p>
<p>待望の続編。前回は救われる立場だった小黒が、今回は心に傷を持った先輩キャラと旅していくうちに、彼女を意識せずに癒していく…という流れが何とも心憎い。前作同様現代中国のいろんな所を旅行するような疑似体験も味わえます。</p>
<p>それにしてもいまこの内容で政府ににらまれずに製作・公開できるのが奇跡。お上はともかく向こうの人々も個人個人はわたしたちとそう変わらず、戦争など望んでいないことがよくわかるアニメ。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『プレデター　バッドランド』</p>
<p>これまでのプレデターは基本的に人間を襲うモンスターでありました。ですが今回はプレデターが主人公なので「こいつに感情移入して！」という作りになってます。カニみたいな顔の宇宙人に共感を重ねていくなんて出来るわけねえだろ、と思ってましたが<strong>いけましたね。</strong>その辺はストーリーテーリングの巧みさによるものでしょうか。</p>
<p>いつもは文明的な科学兵器を駆使するプレデターさんが、本作では早々にその辺のガジェットがオシャカになってしまうため、現地の動植物で即席武器を作って行く様子が面白かったです。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『果てしなきスカーレット』</p>
<p>細田守最新作。公開初日は酷評の嵐でしたが、2，3日経ったら賛否両論大激突な感じに。それほどのネットで話題になったのに、どうも近年の細田作品ではぶっちぎりの売上ワーストを記録しそうな勢いです。</p>
<p>自分はもう「あの世の話」「夢の話」と割り切って観てたのでそれなりに楽しんで観ました。怪獣も迫力あったし。ただやっぱりこの映画に関しては内容よりほぼほぼ大ヒット間違いなしのはずだったのに、どうしてこうもコケてしまったのか、その辺の理由の方が興味あります。映画興行って本当に「必ず」はないというか、つくづく難しいものですね。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『WEAPONS/ウェポンズ』</p>
<p>最近時々ある「全米大ヒット！　日本小規模公開！」なホラー作品。普通に語ったらただの変な話で終わりそうなところを、時系列を入れ替えたり複数の視点で追うことにより面白さを増す工夫がなされています。それでもやっぱり変な話ではありますが。</p>
<p>ホラーですがわたしでもそんなに怖くなかったし、クライマックスにおいては場内が笑い声で包まれたりしてました。あとお話の視点となる主要人物がどいつも好きになれない問題児ばかりなのが独特です。</p>
<p> </p>
<p>明日は姪っ子たちの襲来をかわしつつ年間ベストの記事が書けたらなあと。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-12-28T23:03:14+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/12/post-c64dd3.html">
<title>『べらぼう』を雑に振り返る　11月編</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/12/post-c64dd3.html</link>
<description>前回の更新で年内の大河レビューは最後にしようと思っていたのですが、先のラス前回で...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>前回の更新で年内の大河レビューは最後にしようと思っていたのですが、先のラス前回でなんか熱くなってしまったのでもう一回行きます。そんなわけで11月編。</p>
<p>&#x2606;第41回「<span>歌麿筆美人大首絵」</span></p>
<p><span>歌麿と共に新たなプロジェクトに取り組み、活気を取り戻す蔦屋。そんな中、重三郎の母つよが病の床に臥せるようになり…</span></p>
<p><span>この回からしばらく「歌麿愛憎編」が続きます。歌麿というひとも写楽に負けず劣らずわからない点が多いそうで、作家さんからしたら創作のしがいがある人物ですよね。で、今回は昔から蔦重へ秘めた思いを持っていた青年として描かれております。それにしても「二刀流」っていうとかっこいいのに「両刀」っていうとポッとしちゃうのはなんでなんでしょう。</span></p>
<p><span>さびしげに蝉の抜け殻を見つめる歌麿。『鎌倉殿』でこれが好きなキャラがいたよな…とか思ってたらあのドラマの小道具をそのまま使ってたそうで。物持ちがいいですね。</span></p>
<p><span>蔦重の母つよはここで退場。彼のためを思ってわざと憎まれるよう仕向けた…というのはいかにも江戸っ子ですね。しかし実の父は毛ほども出てこないがどうなったんだ。なんか言及されてたかもしれないけど記憶なし。</span></p>
<p><span>この回の『風雲児たち』ポイント：『海国兵談』と林子平（名前だけ…）</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;第42回「招かれざる客」</span></p>
<p><span>おていが懐妊し、うかれる蔦重はさらに儲けるべく歌麿への無茶ぶりを繰り返す。彼の心が自分から離れつつあることも知らずに…</span></p>
<p><span>史実でも蔦重と歌麿は途中で疎遠になってしまったそうで。このドラマできっかけのひとつとなるのが西村屋親子。鱗形屋に鶴屋に忘八の面々と、どんな難物も落としてきた（言い方）蔦重が、唯一味方に出来なかったのがこの西村屋さん。よほど蔦重がタイプではなかったのか。</span></p>
<p><span>難色を示す歌麿に「ガキが生まれるんだ」と泣き落としで説得する蔦重。先月あたりから徐々に下がって来た彼の好感度が、とうとうどん底に落ちた瞬間でした。最終回も間近なのに大丈夫か主人公。</span></p>
<p><span>この回の『風雲児たち』ポイント：ラックスマンと大黒屋光太夫。またしても名前だけ…　まあこの辺じっくりやってたら完全に横道にそれますしね。</span></p>
<p> </p>
<p>&#x2606;第43回「裏切りの恋歌」</p>
<p>ついに決裂の時を迎えてしまう蔦重と歌麿。追い打ちをかけるようにおていは予定よりも早く産気づき、母子ともに命の危機に…</p>
<p>先回「バチが当たればいい」とか言われまくった蔦重ですが、この回ではあまりの不幸ぶりにネットでは「そこまでしろとは言ってない」と手の平を返したような同情ぶりでした。</p>
<p>そしてひとまずの決着を見た歌麿の恋心。同性の親しい人に恋心を抱いても、絶対にそれを打ち明けなかったり（『詩歌川百景』）手紙で相手を想いやりながら別れを告げたり（『BANANA FISH』）と、なぜか吉田秋生オマージュ（なのかどうか知らんけど）が随所に光っておりました。</p>
<p>果たしておていさんと赤ちゃんはどうなったのか。それは明かされぬまま仏壇に手を合わせる蔦重の姿で次回に。ひどい。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;第44回「空飛ぶ源内」</p>
<p>子どもを失い悲嘆に暮れる蔦重夫妻の元に、1人の奇矯な男がやってくる。後の十返舎一九であるその男は、なんと源内が生きているという噂を話すのだった。</p>
<p>人はどうしようもなく悲しい時に「さすがにそれはないやろー」みたいな話に希望を見出すことがあります。蔦重にとってのそれが源内生存説だったというわけ。『風雲児たち』でもちらっとそれを匂わせていたので、もしかするともしかして…と思いましたが真相は別の方向で意外でした。果たして越中様はどんな顔してあの戯作を書いてたのでしょう。きっとニッコニコでやってたと思います。期待外れだった蔦重は「お前かよー」という失望を隠せていませんでしたが。</p>
<p>物をたべられなかったおていさんがふじさんが持ってきてくれたお菓子をようやっと頬張るシーンにはホロリと来ました。</p>
<p>この回の『風雲児たち』ポイント：源内先生が描いたという蘭画。玄白だか良沢だかに「へたくそ」とか言われてました</p>
<p> </p>
<p>というわけで今度こそ年内最後の大河レビュー。最終回まであと5日…</p>
<p> </p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>
<dc:subject>べらぼう</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-12-10T22:21:25+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/12/post-fccac1.html">
<title>『べらぼう』を雑に振り返る　10月編</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/12/post-fccac1.html</link>
<description>脚本家の森下先生がここに来て4話ごとの振り返りを始められたので、わたしも負けずに...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>脚本家の森下先生がここに来て4話ごとの振り返りを始められたので、わたしも負けずに頑張ろうと思います。そんなわけで10月編。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;第37回「地獄に京伝」</p>
<p>春町と喜三二が去り、蔦重の手元に残った強力なカードはいまや歌麿と京伝のみに。だが京伝はご政道を批判する蔦重の方針に尻込みしてしまう。</p>
<p>ここから数回にわたりスポットが当てられる山東京伝。いかにもナンパそうな名前の恋川春町が堅物で、剣豪みたいな名前の山東京伝がお調子者というのは面白いですね。</p>
<p>このエピソードで興味深かったのは「面白けりゃいい」という京伝と「風刺がなきゃダメ」という蔦重の対立。最近ネットでもこういう論争ありましたが、自分は「どっちもそれなりにないとダメ」派です（ぬるい）。ジャンル・メディアってのはいろんなものがあってこそ栄えるものだと思うので。</p>
<p><span>蔦重も定信も「春町の死を無駄にしたくない」という気持ちは一緒なのに、思い切り正反対の方向に向かってしまう。この辺のすれ違いも歯がゆうございました。</span></p>
<p><span>この回の『風雲児たち』ポイント：尊号問題一件。これ図にでも書かないとわかりづらいのでは…</span></p>
<p><span>この回の使える故事：「韓信のまたくぐり」</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;第38回「地本問屋仲間事之始」</span></p>
<p><span>京伝と蔦重は見事に決裂。それでも周囲の言葉に耳を貸さず、定信への反抗を試み続ける蔦重。一方そのころ歌麿の妻おきよは病魔に侵されつつあった。</span></p>
<p><span>先回あたりから権威があるのをいいことに威張り散らかす蔦重。少し前まで誰にも優しい好人物だったのに、どうしてこう感じ悪くなっちゃったのか。まあ面白い大河ってのは、主人公のダメな面・ダークサイドも巧みに描くものが多いですんけどね（その最たる例が『鎌倉殿の13人』）。もっともそれを強調しすぎるとさすがに観ていて辛くなることも。</span></p>
<p><span>しかしこれまでの人徳もあり、本屋仲間たちは京伝も含めて次々と彼の計画に賛同してくれることに。これで上り調子になるかと思いきや…</span></p>
<p><span>そしてあまりにも凄惨なおきよの最期。天（森下）はどこまで歌麿を苛むのか。喋れなかったおきよさんの唯一セリフあるシーンには胸がズキュンとしました。</span></p>
<p> </p>
<p>&#x2606;第39回「<span>白河の清きに住みかね身上半減」</span></p>
<p><span>蔦屋の出版物はとうとう定信の逆鱗に触れ、重三郎と仲間たちは投獄されることに。おていは彼を救うために定信付の儒者に嘆願を試みる。</span></p>
<p><span>というわけで歴史の年表の中では蔦重が最もしんどかったであろう「身上半減」のエピソード。これ実際はどういう刑罰だかよくわからないそうで、スタッフの皆さんが知恵を絞った結果ああいうユニークなものになったそうです。</span></p>
<p><span>今までさんざんボコられてきた蔦重も、伝馬町のプロの仕置きはこたえた様子。さらにおていさんに突き飛ばされ、鶴屋さんにこっぴどく叱られ…　自業自得なところもありますが、さすがに気の毒になりました。とばっちりでやはり牢屋でしばかれ、「蔦重が書けっていったんです！」と音を上げる京伝。先回の心意気はどこへやらですが、ネットでは「その通りだよね」とみんな彼に同情的でした。</span><span></span></p>
<p><span>ただ大衆から「身上半減」をからかわれても逆上したりせず、次のアイデアを思いついちゃうところは蔦重ならでは。彼の再起を予感させます。</span></p>
<p><span>この回の『鬼平犯科帳』ポイント：葵小僧の一件。池波版で珍しく史実に材を取った一編がありました。えぐい話でした。</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;第40回「尽きせぬは欲の泉」</span></p>
<p>お上からの処罰に大打撃を受けた蔦屋。だが彼の元に次々と新たなる才能があつまり始める。そして歌麿も蔦重の説得に心を動かされ…</p>
<p>「これまでありがとう蔦重！　化政文化は俺たちに任せろ！」的な次世代スター、曲亭馬琴や葛飾北斎が本格的に登場。いよいよお話も終盤にさしかかってきたな…としんみりしてきたり（写楽はこの時点で気配すらありませんが）。馬琴はとても面倒くさそう、北斎は全然遠慮なさそう。そんな二人が激突しないはずはなく…　まあなんか楽しそうな喧嘩ではありましたが。「手をケガしないように気をつけろよ」とこれまた「そういうところですよ！」とツッコみたくなる蔦重の注意。</p>
<p>失意の歌麿も創作意欲を取りもどし、こりごりだった京伝もおだてにのせられて復帰することに。<span>絵も描けて文才もあって色男で歌もうまい京伝先生。普通なら嫌味になりそうなのに、この性格がなんともにくめません。</span></p>
<p> </p>
<p><span>放送の方はいよいよ今日を含めてあと2回。どんなクライマックスが待っているのでしょう。</span></p>
<p> </p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>
<dc:subject>べらぼう</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-12-07T16:39:19+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/11/post-42a56b.html">
<title>2025年10月に観た映画</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/11/post-42a56b.html</link>
<description>この月はなぜか外国の痛々しいアクション系ばかりよく観てました。
[E:#x260...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>この月はなぜか外国の痛々しいアクション系ばかりよく観てました。</p>
<p>&#x2606;『ワン・バトル・アフター・アナザー』</p>
<p>オスカー常連のポール・トーマス・アンダーソン監督最新作。彼の作品は『マグノリア』と『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』くらいしか観てなくて、両方とも性に合わなかったのですが、これは大変面白かった。独特な構成・絵作りに飽きさせないストーリーテーリング。そして小気味よいユーモアとアクション。</p>
<p>普通なら主演のディカプリオがどっかでかっこよく決める場面がありそうなのに、これが徹底して<strong>ない</strong>。彼にとって大切な役割は非道な悪役たちを銃でなぎ倒すことでなく、傷ついた娘を優しく出迎えること…だったんでしょうかね。それがまた良かった。好演の続くディカプリオ氏ですが、今回もベストを更新した感があります。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『ハンサム・ガイズ』</p>
<p>名作ホラーコメディ『タッカーとデイル』の韓国リメイク作品。なので7割くらいはオリジナルと同じ内容なのですが、これはこれで大変面白く気持ちよかった。特に原典よりキュートさを増していたのが「デイル」にあたる「サング」君。見かけこそもっさりした不気味系ながら、その赤子のような純粋さがとても微笑ましい。たぶん観た人のほとんどは男女の別なく彼のことを好きになるのではなかろうかと。</p>
<p>韓国では大ヒットを記録したとのことなので、オリジナル版では事情のゆえに実現しなかった「２」を、こちらではなんとか形にして欲しいところです。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『ナイトコール』</p>
<p>地元で上映されるのはなかなか珍しいベルギー制作の映画。鍵屋の青年が騙されて犯罪組織の一員の部屋に入ってしまったことから、深夜のブリュッセルを逃亡しつつ真犯人を追跡するという研ぎ澄まされたサスペンス映画。最近「なめてたやつが殺人マシンだった」系のアクションばかり観てたので、こういう「鍵開け」と体力しかない青年が生き残りをかけて奮闘するスタイルが新鮮に感じられました。</p>
<p>舞台がBLMデモに沸く都市というのがまた独特。<span>カタルシス溢れるエンタメとしてまとめるか、シニカルで現実的な結末に落とし込むのか最後まで読めずハラハラさせられました。</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;『トロン：アレス』</span></p>
<p><span>サイバー世界を舞台にした「トロン」シリーズの15年ぶりの新作（3作目）。これはもうとにかく特撮好きにはたまらないかっこいいメカと映像が目白押しで、ストーリーはそれにちょうどよい添え物が付いてるくらいの作品でした。特撮好きと言えば主人公のアレスが仮面ライダーとキカイダーを足して割ったようなキャラだったり。</span></p>
<p><span>最初時間の都合で通常版で観たのですが、後日ちょうどいいスケジュールがあったので３Dで観直しました。そしたらやっぱり赤いラインを基調とするビジュアルがめちゃくちゃ３D映えしててこちらの方が作品として望ましい形なんだろうな、と。</span></p>
<p><span>80年代育ちには懐かしいレトロチックなシーンがあったのもツボでした。残念なのはこんだけレベルの高い映像作品なのに興行的には大コケしてしまったということ。また十ウン年後くらいに復活するのを待ちます。</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;『Mr.ノーバディ２』</span></p>
<p><span>こちらはもう典型的な「なめてたやつが～」ジャンルの作品。ただ主演のボブ・オデンカーク氏がやや枯れた風貌で動作もそんなにキビキビしてないので、前作で実力はわかってるはずなのに巨漢たちと戦ってると「大丈夫か！？」とつい心配になっちゃったり。実際しがないチンピラに指を飛ばされたりしてたし…　まあ最後は予定調和で終わるだろうというのはわかりきってるわけですが。その辺含めて1時間半楽しませていたっだきました。</span></p>
<p><span>舞台がずっとアメリカの地方のさびれた遊園地というのが、ビジュアル的に楽しかったです。あと往年のセクシースター、シャロン・ストーンさんがいかれた悪役を元気に演じていて、クリストファー・ロイド共々「このお年でもまだがんばってるんだなあ」とほっこりしました。</span></p>
<p> </p>
<p><span>この月は『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』のリバイバルも観てきました。クジラと少年の友情とクラゲみたいなのがピカピカ光る映像に改めて感動しました。3作目も楽しみです。</span></p>
<p> </p>
<p>次回は『劇場版機動戦士ガンダム　鉄血のオルフェンズ』『爆弾』『羅小黒戦記２』『プレデター：バッドランド』『果てしなきスカーレット』『WEAPONS』あたりについて書きます。書くかもしれません。</p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-11-30T16:23:46+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/11/post-a12502.html">
<title>『べらぼう』を雑に振り返る　9月編</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/11/post-a12502.html</link>
<description>いつの間にやら2か月遅れ…　がんばります、
 第33回「打壊演...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>いつの間にやら2か月遅れ…　がんばります、</p>
<p>&#x2606;第33回「<span>打壊</span>演太女<span>功徳」</span></p>
<p><span>江戸の民の不満は最高潮に達し、とうとう打ちこわしが始まってしまう。無政府状態にならないように知恵を絞って奮戦する蔦重。そんな彼を陰から狙う者がいた。</span></p>
<p><span>「打ちこわし編」完結編。そして新さんの退場回でもありました。登場時はかっこ悪い場面が多かった新さん。ですがこの打ちこわし編では別人のようなかっこよさを見せます。でもそうならなくても良かった。かっこ悪いまま長生きしてほしかった。</span></p>
<p><span>歌麿がその生きざまを「すげえいい人生だった」と評します。悲しい出来事や結末もあったけど、それだけで人が不幸せとは限らない。そんな風に慰めてもらった気がします。</span></p>
<p><span>最後まで名前が明らかにならなかった「丈右</span><span>衛門だった男」もこれにて退場。何も明らかにせぬまま歴史の闇に埋もれて死んでいく。非道の限りを尽くした男でありましたが、白土三平漫画の忍者のようでその最期には憐みの情を感じました。</span></p>
<p><span>この回の『風雲児たち』ポイント：打ちこわしの描写。江戸っ子らしく徹底して秩序だったものだった、と描かれていました。</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;第34回「ありがた山とかたじけ<ruby class="yomigana">茄子」</ruby></span></p>
<p><span>田沼意次の政権はいよいよ幕を閉じ、その座は若き老中松平定信へと受け継がれる。打ちこわしを治めた功績を横取りしたように見えた蔦重は戯作者仲間を集めて定信への反抗を試みる。</span></p>
<p><span>この回で1話から重要な存在であった渡辺謙演じる田沼意次はクランクアップ。『風雲児たち』では失意のうちに退場という感じでしたが、こちらはさわやかな笑顔と共に去って行かれました。謙さんはインタビューで「彼は最後の最後まで希望を捨てていなかったと感じて演じた」みたいなことを語っておられました。謙さんと流星君はこのドラマに先立って『国宝』でも親子役で共演されてたせいか、二人の会話には全体的にあたたかいムードを感じました。</span></p>
<p><span>この回の『風雲児たち』ポイント：世の中に　かほどうるさきものはなし　ぶんぶぶんぶと夜も寝られず</span></p>
<p><span>あと土山様の凄惨な最期とか。</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;第35回「間違凧文武二道」</span></p>
<p><span>蔦重一同は定信の政治を批判するが、本意が伝わらず次なる策を講じることに。そんな折歌麿はおきよという女性と出会い愛を育んでいた。</span></p>
<p><span>凝った皮肉がそのまま受け止められてしまう…という流れ、『スターシップ・トゥルーパーズ』公開時、バーホ－ベン監督が右翼を風刺したら「この映画は右翼的だ！」と言われた話を思い出しました。そこでもっとわかりやすい過激な批判に方針転換…となるわけですが、ラストシーンの空中分解した凧が不吉な未来を予感させます。</span><span></span></p>
<p><span>一方で妻となる人を見つけ幸せ絶頂の歌麿くん。いまから思えば「ちゃんとしたい」というのは蔦重への思いをすっぱり断ち切って、それとは別に自分の幸せを見つけていこう…ということだったのかな。</span></p>
<p><span>片岡鶴太郎演じる石燕先生は今回でお亡くなりに。なかなかにホラーな退場でした。</span></p>
<p> </p>
<p>&#x2606;第36回「<ruby class="yomigana">鸚鵡</ruby><span>のけりは</span><ruby class="yomigana">鴨」</ruby></p>
<p>おちょくられたと知った定信は怒り心頭。蔦重とその仲間たちへの糾弾を始める。根が真面目な恋川春町は思い詰めてしまい…</p>
<p>大河ドラマの醍醐味のひとつはこれまで名前もしらなかった人物がこんなにも面白く、身近に感じられるようになること。恋川春町もまたそういう人物の一人となりました。「お前のためなら頭などいくらでもさげように」という殿の思いに涙し、「豆腐の角であたまをぶつけた」ように見せて最後の最後までネタを放っていく姿にクスリと笑い。ちょうど先日「ぐえー　死んだンゴ」という言葉を残し亡くなり、話題となった若者のことが思い浮かびます。この超堅物の春町と、いい加減そうなまあさんのコンビが絶妙でこれがまた好きでした。</p>
<p>自分が締め上げたにも関わらず訃報を聞きショックを受ける定信。この描写を見るにこの子も根は悪い子じゃないんだな…と。思いのかけちがえが多くの人を泣かせることになっていく。これが鬼の森下脚本なのでしょうか。</p>
<p> </p>
<p>全48回だそうなので残りはあと1/4。放送の方は今日の回を含めてあと4回。いよいよクライマックスというところでしょうか。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>
<dc:subject>べらぼう</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-11-23T18:35:11+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/11/post-6412d7.html">
<title>2025年9月に観た映画</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/11/post-6412d7.html</link>
<description>2か月遅れ。この月は青年が無理難題に見舞われる映画をよく観てました。
[E:#x...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>2か月遅れ。この月は青年が無理難題に見舞われる映画をよく観てました。</p>
<p>&#x2606;『ChaO』</p>
<p>個性的な画風で知られるアニメスタジオ「STUDIO４℃」の最新作。予告を見ると甘ったるいラブストーリーのようで（実際そうでしたが）、全く観る気が起きなかったのですが、上映後噂を聞いたらなんとチャウ・シンチーへのオマージュがてんこ盛りだと言う。<strong>そういうことは早く言ってくれ…　</strong>とりあえずその点は十分期待に応えていただきました。</p>
<p>あとデッサンの狂ったモブたちが町を横行している絵柄が楽しい。STUDIO４℃さんは作る作品ことごとく大赤字を叩き出してるのに、なぜ会社が存続していてアニメを作り続けていられるのか謎です。財界の大物とかがバックにいらっしゃるんでしょうか。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『8番出口』</p>
<p>人気の国産ホラーが多く公開された2025年。これも一種のホラーなのか？　とはいえ怖いものが苦手な人でも普通に観られそうな作品。</p>
<p>「異変を見逃さずに見慣れた地下鉄通路のループから抜け出す」という不条理かつシンプルな設定が面白い。この功績は原作ゲームを作ったスタッフに負うところが大きいかと思われますが、監督・脚本もその題材によく合ったストーリーを用意していてお見事でした。</p>
<p>「おじさんおじさん」と連呼する主演二宮氏は、自身もいいおじさんですが普通に20代くらいに見えなくもないのがずるい。メインテーマがボレロというのが好みでした。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』</p>
<p>ウェス・アンダーソン最新作。彼の前作『アステロイド・シティ』がいまいちだったので、なんとなく「長い付き合いだから観てやるかー」くらいのモチベーションで観に行きました。結果は「前よりも多少よかった」という微妙なもの。オタク君から007へガラッと雰囲気が変わるマイケル・セラと「監督、もしかして『スラムダンク』読んでた！？」というシーンがあったのが良かったです。</p>
<p>翌月『ワン・バトル・アフター・アナザー』が公開されましたが、監督がアンダーソン姓だったりべニチオ・デル・トロが出てたり、伝説の男が娘との関係にあれこれ悩む話だったりで、なんでか共通項がいろいろありました。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『ヒックとドラゴン』</p>
<p>伝説のアニメ映画イヤー2010年に公開されたドリームワークスの『ヒックとドラゴン』を、完全なまでに実写リメイクした作品。15年前に一度観たきりで、細かいところを色々忘れてたので結構ハラハラしながら観られました。そしてなぜか前回よりも感動してしまったような？　なんでだろ。</p>
<p>飛行シーンが大した迫力で出来ればIMAXか４DXで観たかったのですが、タイミングが合わず通常スクリーンで鑑賞。残念。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『チェンソーマン　レゼ篇』</p>
<p>少し前放映されていた『チェンソーマン』TV版の続きとなる話。主人公デンジ君と謎めいた少女レゼのひと夏の恋を描いた話…なのか？？</p>
<p>原作者が映画マニアのせいかジャンプ作品なのに前半はいろいろアート映画に観られるような実験的表現が散見されます。そんな文芸的な前半とジャンプらしいドッカンドッカンした一大バトルがどうにも嚙み合ってない気もしますけど、フィルムノワールみたいな抒情性ある幕切れについもらい泣きしてしまったのでよしとします。</p>
<p>ある意味恋愛詐欺にひっかけられた青年の物語と言えなくもないかも。こういうの年を取るとじわじわ痛みが来ますね。でも嫌いじゃないです。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;<span>『</span>ボーイ・キルズ・ワールド：爆拳壊界流転掌列伝<span>』</span></p>
<p><span>サム・ライミ製作。アホなオリジナル邦題からよくわかるようにアホな『北斗の拳』みたいな作品です。アホな映画にも天然というか無自覚でやってるやつと、十分わかっててやってるやつとありますが、これは完全に後者の方。なのでそのお笑いのノリについていけるかが評価の分かれ目となるでしょう。お笑いなのに血がドバドバ出たり人体がグシャグシャになったりするのも人を選びます。</span></p>
<p><span>『チェンソーマン』とハシゴして観たのでもうゴア描写にゲップが出そうでしたが、これまたラストが妙にさわやかだったのは印象良かったです。何事も最後は大事なのです。</span></p>
<p> </p>
<p><span>次回は『ワン・バトル・アフター・アナザー』『ハンサムガイズ』『トロン　アレス』『ナイトコール』『Mr.ノーバディ２』について書く予定。</span></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-11-16T17:06:57+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/10/post-468959.html">
<title>2025年8月に観た映画</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/10/post-468959.html</link>
<description>君といた夏は遠い夢の中…　この時期は子供向けの作品を多くみてました。
 
[E:...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>君といた夏は遠い夢の中…　この時期は子供向けの作品を多くみてました。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『国宝』</p>
<p>今や歴代実写邦画1位にも迫る大ヒット作。歌舞伎に情熱を燃やす二人の役者の一生を描いた作品。</p>
<p>自分はもういい年なので子供もいないのに若い子が一生懸命がんばってるとつい保護者目線になってしまうというか、舞台のシーンでいちいち「こけるなよ！　とちるなよ！」とハラハラしたり胸をなでおろしたりしてました。そういう点ではアクション映画と同じくらいスリルがありました。</p>
<p>『べらぼう』以外で初めて横浜流星君の演技を拝見しましたが、大河では主役らしい絶対的なオーラを放ってるのに対し、こちらではちゃんと引き立て役というか副主人公にふさわしいくらいの光り方でありました。主役を太陽とすれば月くらいの。その辺は映画の撮り方によるものか、彼の演技力によるものか。</p>
<p>おネエ言葉もぞくっとするくらい似合う田中泯さんや、最初二人と大喧嘩しながら、その後は何くれと世話を焼いてくれる三浦貴大氏の役どころもよかったです。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『星つなぎのエリオ』</p>
<p>CGアニメ本家のピクサー最新作。宇宙へ旅立つことを夢見ている少年が偶然にも異星人との交渉に成功。自分が地球の代表と見栄を張ったためにピンチに陥ってしまう…というストーリー。</p>
<p>予告でおおよそかわいいとはとても思えない芋虫のエイリアンが登場するのですけど、なんとこの芋虫とエリオ君の友情が重要な要素となっております。うーん、悪趣味…と最初は思いますが、子役君のかわいい声のおかげでだんだんキュートに感じられてくるから不思議です。考えてみれば不気味芋虫に愛情が湧いてくるSF、前例が幾つかありました。風の谷のナウシカ、DUNE、今年ではミッキー17もそうでした。</p>
<p>ハッタリかました主人公が機転と運で難題を乗り切っていく様子は植木等さんの「無責任シリーズ」に通じるところもあり。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『ジュラシック・ワールド　復活の大地』</p>
<p>シリーズ7作目。過去シリーズの登場人物が一切出てこない仕切り直し的な作品。</p>
<p>今回は新薬に必要な恐竜・翼竜・海トカゲ竜の遺伝子をゲットしてくるというミッションに、旅行中恐竜無法地帯に迷い込んでしまった親子が合流してしまい…という流れ。とりあえず「3つのアイテムを集める」ってわかりやすいゲーム的なコンセプトはよかったです。あとラスボスはなんじゃこりゃ、という感じでしたが、既存？の恐竜たちは概ね見せ方がうまく魅力的に描かれてました。ティラノさんの活躍シーンに関しては「ティラノさん、それじゃ追いついちゃうよ！　もっとセーブして！」という監督のダメ出しが聞こえたような気もしましたけど。</p>
<p>自分はもっと人間社会の中に恐竜が闊歩してるような映像が観たいので、冒頭のアパトサウルスが大都市で渋滞を引き起こしてるような映像も楽しかった。次回作ではもっとそういうのお願いしたい。あといまだシリーズに登場してない首長竜をなんとか。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『映画クレヨンしんちゃん 超華麗！灼熱のカスカベダンサーズ』</p>
<p>毎年恒例のクレヨンしんちゃん映画シリーズ。今回はしんちゃん一行がインド旅行に行った際に、レギュラーのぼーちゃんに異変が生じるという内容。しんちゃん映画は観たり観なかったりなのですが、今回はインド映画のパロディがちりばめられてると聞き面白そうだな、と。</p>
<p>しんちゃん映画のキモってドラえもんのような子供の好きな王道（冒険とか恐竜とか）的題材ではなく、庶民的・不条理的なモチーフをひっぱってきてヘンテコなお笑いで観客を包み込み、ついでにあるかなしかの教訓を残してくようなところだと思うのです。そこいくと今回はそのヘンテコなぶっ飛び具合が少し足りなかったかな…と。ただこれ言うのは簡単だけどかなりの高等テクニックが求められるわけで。しんちゃん映画のスタッフって本当に大変だと思います。もっとも興行成績は昨年より劣るものの普通に20億を突破してるので商売的には悪くない模様。</p>
<p>クライマックスでインドの食材「チャパティ」が大暴れするところはよかった。チャパティってお茶かなんかだと思ってたので勉強になりました。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『大長編　タローマン　万博大爆発』</p>
<p>NHKで3年前突然製作されたいかれた特撮番組『タローマン』。芸術家岡本太郎の作品・メッセージをふんだんにとりこんで無理やりウルトラマンのパロディにしたてあげたべらぼうででたらめな作品なのですが、その奇天烈さに一度はまるとドラッグのような中毒性があり、自分も社会復帰するのに相当苦労させられました。</p>
<p>その『タローマン』が105分の映画になって帰ってくるという。元々が1話5分のものを一度にそんなに摂取したらオーバードーズで昇天してしまうのでは…と決死の覚悟で臨みましたが、無事生還いたしました。</p>
<p>まあ今回作るにあたり監督はちゃんと「1本の映画らしいものを作ろう」と心がけておられたそうで、奇天烈なデザインはそのままに、約一時間半にふさわしいストーリーが用意されていました。ひたすら「でたらめ」「べらぼう」を主張してきた本シリーズですけど、劇場版を観ると「やはり生きていく上には多少の常識も必要では。最低限の常識があったればこそでたらめは輝くのでは？」という気がしてきます。こんなことを書くと草葉の影から岡本太郎先生に怒られそうですが。</p>
<p>ひとつ気になったのは監督のつぶやきによるとどうもやる前から赤字が確定してるみたいなこと。っていうかそれで映画って公開できるものなんですか？？？　ある意味大爆死した方が「マイナスに飛び込め」という岡本太郎イズムにふさわしい気もするのですが、監督が胃潰瘍にならないためにもせめてプラマイゼロくらいにはなってほしいところです。</p>
<p> </p>
<p>次回は『Chao』『8番出口』『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』『ヒックとドラゴン』『チェンソーマン　レゼ編』『ボーイ・キルズ・ワールド』などについて書きます。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-10-12T20:25:21+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/09/post-252659.html">
<title>『べらぼう』を雑に振り返る　8月編</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/09/post-252659.html</link>
<description> 第29回「江戸生蔦屋仇討」
意次を失い恨みの権化となってしま...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>&#x2606;第29回「<span>江戸生蔦屋仇討</span><span>」</span></p>
<p><span>意次を失い恨みの権化となってしまった誰袖。蔦重はそんな彼女を救うため、意次の敵討ちとして「江戸生浮気樺焼」という黄表紙を上梓する。</span></p>
<p><span>意次レクイエム編完結編。重苦しいムードが続いていましたが、1作の黄表紙を丸々劇中劇として再現するという大胆な構成。そのとんでもな内容に凍りついていた誰袖の心もようやく人間らしい感情を取り戻します。</span></p>
<p><span>佐野善左衛門の刃傷はどうして『忠臣蔵』ほどの伝説にはならなかったのか？　諸説あると思いますが、やっぱり「松の廊下」によく似てて二番煎じっぽかったことと、『忠臣蔵』でいえば内匠頭が切腹したところで終わってしまうので盛り上がりに欠けるためかな…と。当時はそりゃ大変な事件だったでしょうけどね。</span></p>
<p><span>「江戸生浮気樺焼」の挿絵のキャラが矢本悠馬に似てるから佐野役に彼が起用されたのでは…なんて説がXでは噂されてましたが、本当だったら面白い。</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;第30回「人まね歌麿」</span></p>
<p><span>新作の売れ行きも好調な中、蔦重はここらで本格的に歌麿を売り出そうと策を巡らす。だが歌麿は見捨てた母親のことがトラウマで未だに夢でうなされ続けていた。</span></p>
<p><span>夏らしい怪談調のお話。昔は特撮でも夏になると無駄に怪談的なエピソードやってたような。</span></p>
<p><span>これもXの受け売り（…）なんですけど、なるほどと思ったのは蔦重は人を集めたりとか宣伝の才は抜きんでているものの、創作の方は自分でも認めてたようにいまいちなところがる、ということ。だから創作の苦しみにウンウン苦しんでる歌麿の問題を解決してあげることは出来ない。それが出来るのは同じ絵描きである石燕先生だった…という流れ。</span></p>
<p><span>かくして無事蔦重の元に戻って来た歌麿ですが、一皮むけるために彼の元を離れることに。なんだか『北の国から』みたい。歌麿が去って寂しそうな蔦重を寂しそうに見るおていさんがちょっとかわいかったです。</span></p>
<p> </p>
<p>&#x2606;第31回「<span>我が名は天」</span></p>
<p><span>度重なる異常気象のため、江戸では米不足が深刻な問題に。めぐりめぐってそれがささやかな幸せを育んでいた新之助一家に悲劇をもたらしてしまう。</span></p>
<p><span>打ちこわし編前編。これまでで一番辛い回でした。善意で蔦重が与えていた米が遠因で、ふくさんと赤ちゃんが犠牲になってしまう。こんなことなら吉原足抜けのところでそのままフェードアウトしちゃえばよかったのに…　「鬼の森下脚本」の噂は度々聞いていましたが、その真骨頂を見せていただきました。鬼！！　そして普通なら復讐の鬼と化しそうなところで、下手人と自分を重ねてしまう新さんがまた悲しい。</span></p>
<p><span>十代将軍徳川家治さんもこの回がクランクアップ。悪の首領である一橋治済に詰め寄るシーンは鬼気迫るものがありました。それでも悪の方がだいぶ長生きしてしまうのが史実の悲しいところ。アホと思われてた将軍が新解釈で描かれていたのは『篤姫』の堺雅人を思い出したり。</span></p>
<p> </p>
<p><span>&#x2606;第32回「新之助の義」</span></p>
<p><span>さらに加速していく米不足。しかし幕府の政争や米問屋たちの企みのために問題は一向に収束の兆しを見せない。貧しい人たちの怒りはついに頂点に達する。</span></p>
<p><span>打ちこわし編中編。恐らく2，3年前から書かれているであろう本作ですが、令和7年のあれやこれやとシンクロすることがあまりにも多く、今回の米問題にいたっては「森下先生って予言者？」とささやかれるほど。</span></p>
<p><span>町人の身でありながらなんとかことを穏便に運ぼうとする蔦重。しかしお上の怠慢のせいで空回りして長屋のみんなからボコボコにされてしまいます。それでも全くめげずにまた長屋に来るあたりすげえと思いました。そういやこの人ボコボコにされるの割と得意？だったわ…　そんな彼の打たれ強さに改めて感心。</span></p>
<p><span>本格登場となった松平定信（ウルトラマンタイガ）、長屋の感じ悪いヤンキー（仮面ライダーパラド）と、特撮出身者の活躍が目立った回。『キングオージャー』でブレイクした「丈右衛門だった男」矢野聖人氏の暗躍ぶりもヒートアップ。コンビで芝居してる妙に顔のいいホームレスは誰だ？…と思ったら悪の首領・一橋治定でした。ヒマなのか趣味なのか…</span></p>
<p> </p>
<p>残りもいよいよ3分の１となりました。なのに写楽が一向に出る気配がない（笑）　終盤駆け足になりませんように。</p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>
<dc:subject>べらぼう</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-09-21T17:37:51+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/09/post-fcd533.html">
<title>だいたい2025年7月に観た映画を振り返る</title>
<link>http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/09/post-fcd533.html</link>
<description>この月はアメコミ映画とアニメ映画ばかり観てました。アメコミ映画を観ることは自分に...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>この月はアメコミ映画とアニメ映画ばかり観てました。アメコミ映画を観ることは自分にとっての義務なので…</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『かたつむりのメモワール』</p>
<p>2011年マイベスト作品であった『メアリー＆マックス』のアダム・エリオット待望の新作。今回も一人の悩める少女が、自分の繊細な内面と厳しい現実をどうやって渡り切っていくか…という話。しんどい内容を柔らか味のあるコマ撮りアニメで、お笑い混じりに語っていくスタイルも一緒。</p>
<p>ただ今回は精神疾患や変態性欲に関するエピソードも出てくるので、ギリ子どもも観られたであろう前作と比べると若干えぐみがきつい気がしました。えぐみが増したのはモノクロだった『メアリー～』にくらべ、今回は淡いながらもフルカラーだったせいもあるかも。</p>
<p>それでもまあ彼女の苦労が報われる優しい結末には大層ほっこりいたしました。今年度のアカデミー賞長編アニメ部門にもノミネート。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『スーパーマン』</p>
<p>新DCユニバースの第1弾となる作品。既に何度か映画化されてるキャラということもあり、今回はオリジンはすっ飛ばしてもう地球に色々超人たちがはびこっていて、スーパーマンも活動して何年か経っているところから始まります。</p>
<p>異国の紛争といえど人命が関わっていたなら立場に関わらず救助に行くべきでは？という現在の世界情勢を反映したような内容になっていますが、脚本が書かれたのは恐らく数年前のことなのでここ最近の中東の事情を意識していたのかというとやや微妙であります。</p>
<p>あと『ドラゴンボール』の悟空の出自はスーパーマンを模倣したようなところがあるのですが、今回は「元々地球を征服するための先兵だった（かもしれない）」というあたりはもしかしたら逆に『ドラゴンボール』をオマージュしているのかもしれません。出自はどうあれ、育った環境と本人の資質でいくらでも「ヒーロー」になれるというお話は気持ちよかったです。</p>
<p>あと犬と無駄にムーディーな異次元クラゲがお気に入りです。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン』</p>
<p>4度目の映画化、2度目のリブートとなる「ヘルボーイ」。北米では配信限定だったのに、なぜか日本では小規模ながらも劇場公開してくれてありがたい限りです。</p>
<p>原作ヘルボーイは長編と短編があり、長編がスペクタクル調なのに対し短編は『ゲゲゲの鬼太郎』のような民話テイストの作品となっております。で、今回は短編の方のカラーを再現していて、「オバケはヨモギを焚くと逃げる」みたいな民話のシュールな部分が大事にされています。</p>
<p>なのでこういう世界が好きな方にはたまらないでしょうが、そうでない人にはこぢんまりした印象を受けるかも。自分は嫌いじゃないですが、全体的に暗めのシーンが多いので少々眠くなりました。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『<span>劇場版「</span>鬼滅の刃<span>」無限城編 第一章 猗窩座再来』</span></p>
<p>もう知らない人はいないくらいの超絶大ヒット作品。先日『千と千尋』も越えたそうですし、日本の歴代の興行成績のワンツートップを「鬼滅」が占めることになりました。おそろしや。</p>
<p>ここ最近映画館でかかった「遊郭編」「刀鍛冶の里編」が「無限列車編」と比べるとまったくパッとしない成績だったゆえに、「鬼滅ブームもだいぶおちついたよな」とか思ってたんですが…　やっぱり「TVの再編集」と、「劇場でしか観られない」の違いでこんなにも差が出るということなんでしょうか。</p>
<p><span>改めてこの作品って教訓的というか、この歳でも学ばされたり共感する言葉が多いです。「幸せの箱云々」とか。あと原作もそうでしたが激しいバトルの応酬の後に山本周五郎になるところが好きです。</span></p>
<p><span style="background-color: #ffffff;">エンドロール後に当然</span><span style="background-color: #ffffff;"><mark style="background-color: #ffffff;"><span style="background-color: #ffffff;">第2章の予告があるかと思ってたら何もありませんでした。こりゃ続きは当分先になりそう…　無限城のCGはそりゃすごいですけど、あれでべらぼうに時間がかかるのであればもっと手を抜いてもいいんですよ！</span></mark></span></p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『F1』</p>
<p>こちらはぐっとシンプルなタイトル。文字通りF1を題材にした映画。20世紀末活躍したF1ドライバー（セナとかシューマッハと同年代？）が、友人に請われ心残りを解消するためもあって、低迷を続けるチームに加入するというお話。</p>
<p>モータースポーツものって力作・傑作が多いですけど、日本ではいまひとつヒットしないことが多く。ところがこちらは珍しく20億円という大健闘。ブラピ主演だから？…とも思いましたが彼主演でも伸びなかった作品はいっぱいあるし。それとも「『トップガン　マーヴェリック』のスタッフ」というところに惹かれた人が多かったのか。いずれにしても迫力・ストーリー・カタルシス共に申し分ない作品でリピーターもいっぱいいた模様。</p>
<p>自分としてはどんなにひどいことを言われてもヘラヘラしてて熱血漢とは程遠いのに、チームのこととなると激しく怒る主人公像が面白いな、と。あとジョセフ・コシンスキー監督は本当におじさん世代が若い世代に何かしら継承させていく話が好きですね。</p>
<p> </p>
<p>&#x2606;『ファンタスティックフォー　ファーストステップ』</p>
<p>これまた4度目の映画化で2度目のリブート。そしてMCU最新作。特色としてはこれまでのマーベル世界とは別の並行宇宙であり、レトロチックな60年代の世界を舞台にしているところ。自分が生まれる前の古いながらも心安らぐ風景を、当時の作家が考えたような「未来メカ」が活躍する映像が好みでした。</p>
<p>また2作目でモヤモヤしたエネルギー体のように描かれていたギャラクタスが、今回はちゃんとリアルな大巨人になっていたのがよかった。終盤彼がNYを蹂躙するシーンは怪獣映画のようで興奮いたしました。そんな星をも食うような巨人をどうやって退けるのか。この辺をFFの面々が苦しみながらも考えだしていくプロセスも興味深かったです。</p>
<p>赤ちゃん一人を救うために地球を丸ごと危機にさらしてもよいのか…というテーマもあります。現実的にはまずありえないながらも、だからこそ世界の人々が彼らを応援するくだりにはしんみりしたり。</p>
<p>アメコミ映画としてはスーパーマンの直後で、映画館的には鬼滅ブームの真っ只中で影が薄くなってしまったのが悔やまれます。</p>
<p> </p>
<p>次回は『告白』『星つなぎのエリオ』『ジュラシックワールド　復活の大地』『クレヨンしんちゃん　超華麗！灼熱のカスカベダンサーズ』『劇場版タローマン』について書きます。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-09-14T17:29:02+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2025/08/post-f7d047.html">
<title>『べらぼう』を雑に振り返る　7月編</title>
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<description> 第25回「灰の雨降る日本橋」
あきらめかけた日本橋の店が、ひ...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>&#x2606;第25回「<span>灰の雨降る日本橋」</span></p>
<p>あきらめかけた日本橋の店が、ひょんなことから蔦重の手に入ることに。そんな折浅間山が噴火。江戸の町に灰が振り始める。</p>
<p>前回から続く蔦重結婚編の中編。これまでのベストエピソードのひとつでした。</p>
<p>日本橋に異様な風体でやってきた蔦重が、次から次へとアイデアを繰り出して、カチコチ頭だった人たちを次々と虜にしていくあたりがめちゃくちゃ痛快。その活躍ぶりにまずメガネ女子のおていさんが落ち、ついで難攻不落だった鶴屋さんがついに陥落。蔦重の婚宴にお祝いの品を持ってきて「歓迎します」とおっしゃってたくだりには劇中の面々同様こちらもアホみたいに泣いてました。</p>
<p>この回の『風雲児たち』ポイント：浅間山噴火の様子。天明年間は災害が多かったようで。</p>
<p>この回の使える中国史ポイント：<span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">陶</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">朱</span><span class="css-1jxf684 r-bcqeeo r-1ttztb7 r-qvutc0 r-1tl8opc r-b88u0q">公</span> は確か呉越の興亡に出てくる人物。『キングダム』のもっと前の時代ですね</p>
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<p>&#x2606;第26回「三人の女」</p>
<p>晴れて夫婦となった蔦重とてい。だが二人はまだ色々とぎこちなく…　そこへ蔦重を捨てた実の母がひょっこりと飯をあてに戻って来る</p>
<p>蔦重結婚編完結編。自分に価値がないと思ってた人が「そんなことはない！！」と力説される話に弱いものでこの回も号泣でございました。おていさんが蔦重をどんどん見直していく過程が小説版ではもう少し詳しく描かれています。</p>
<p>蔦重の実母役を演じるは高岡早紀さん。昔はそれなりに憧れたことがあったような…　「ババアババア」と連呼されるのがちょっと悲しい。いまやすっかり貫禄ある名女優となりました。</p>
<p>この回の使える江戸知識：江戸時代の人々はお数が少ないせいで米ばっかり食ってたとか。鬼平犯科帳とはちょっと違うイメージ</p>
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<p>&#x2606;第27回「<span>願わくば花の下にて春死なん」</span></p>
<p><span>互いの仲を深めていく誰袖と意知。蝦夷地への方針も進み順風満帆だった意知に、突然の凶刃が迫る。</span></p>
<p><span>意知レクイエム編前編。田沼意知殺害に向けてばらまかれていた伏線が、この回のクライマックスで一気に結実していきます（しなくていいのに）。</span></p>
<p><span>その下手人となる佐野善左衛門、『風雲児たち』ではひたすら身勝手で勘違いなアホ野郎として描かれていましたが、『べらぼう』では不器用で父親思いだったところを一橋側に上手に利用されて…という風になってました。この辺に森下先生の優しさが感じられます。お互いを想う二組の父子の対照的な様子が印象深い回でした。</span></p>
<p><span>意知に刃が降りかかる直前で「次回」のテロップ。そして次週は参院選のためこの状態で2週待たねばならなかったという…</span></p>
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<p><span>&#x2606;第28回「佐野世直大明神」</span></p>
<p><span>田沼意知、江戸城内にて切り付けられ、ほどなくして死去。若すぎる死を悼む人々をよそに、田沼をさらに追い詰める陰謀が進んでいた。</span></p>
<p><span>この回はやはり大切な人を失って慟哭する意知と誰袖の姿が辛すぎました。前回があまりにもハッピームードだったゆえに…</span></p>
<p><span>善左衛門の凶行の流れは『風雲児たち』とほぼ一緒。江戸城内では刃傷沙汰が幕政が続いた期間7回もあったそうです（城外付近を含めればもっと）。これを「あり過ぎ」と考えるべきか、「2百数十年も続いたんだからこれくらいは」ととらえるべきか。</span><span></span></p>
<p><span>意知の葬列に石が投げられるくだりも『風雲児たち』にありました。政治は庶民が中心でなければなりませんが、とかく庶民というものは扇動に操られやすい。自分も庶民の一員として気をつけていきたいです。</span></p>
<p><span>陰で暗躍する「丈衛門だった男」。『鎌倉殿』の善児を彷彿とさせます。演じるは『キングオージャー』で目的のため悪者のふりをしていた「ラクレス様」こと矢野聖人氏。こちらでの結末は果たして</span></p>
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<p> </p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>
<dc:subject>べらぼう</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-08-31T17:27:05+09:00</dc:date>
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<title>大体2025年6月に観た映画</title>
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<description>このあたりはえぐかったりこわかったりする映画をよく見てました。そういうのむしろ苦...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>このあたりはえぐかったりこわかったりする映画をよく見てました。そういうのむしろ苦手だったりするのですが</p>
<p>&#x2606;『サブスタンス』</p>
<p>先のアカデミー賞でヘアスタイリング＆メイクアップ部門を受賞　…とは思えないくらい趣味の悪い映画。だいぶいい年になってしまった往年の人気タレントが、若さと美しさを兼ね備えた自身の分身を生み出すという話。『笑うせえるすまん』にいかにもありそうな。こんな底意地の悪い話よくおもいつくなあと。</p>
<p>確かに発想と展開は独創的で面白いんですけど、鑑賞中はひたすら不快でした。ただ一晩経って「もしかして壮大な冗談だったのかな？」と思えてきて、多少許せる気分になってきたりして。</p>
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<p>&#x2606;『JUNK WORLD』</p>
<p>個性的なアートと作風で世界から高い評価を受けた『JUNK HEAD』の続編。というか前日談。1作目が寓話というか落語というかファンタジー味が強かったのに対し、今回は同じ世界観の話でありながらややシリアスでハードSF的な要素が強い感じでした。</p>
<p>その硬派なムードを粉々に壊してくれるのが2バージョンあるうちの片方の「字幕版」（もしくはゴニョゴニョ版）。未来の人間・生物がその時代の言葉でしゃべっている、という設定なのですが、「ガッテンショウ」とか「スイヨウドウデショウ」とか明らかにふざけまくった現代日本語なのでそっちに気をとられてしまって困りました。滅法面白いのですが…</p>
<p>自分は字幕版だけ見る予定でしたが、渋滞に巻き込まれた関係で冒頭が観られず、頭に来てすぐ次の吹替え版も観ました。こちらはすっきりストーリーと画面に集中できるので吹替→字幕という鑑賞がおすすめです。</p>
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<p>&#x2606;『見える子ちゃん』</p>
<p>人気ホラー漫画原作。人に見えない幽霊がつい見えちゃうという困った体質を持つ女の子が、やばい霊につかれてしまった友人を救うべく奮闘する話。このヒロインが鬼太郎みたいなオバケとバトルする力とかもってるわけではないので、自前で色々調べて霊を追っ払おうとする姿が健気でした。</p>
<p>某名作をほうふつとさせるオチがあるのですけど、そのまんまパクってるのではなく応用を効かせて数パターン持ってきたあたりが見事でした。あと霊の怖さよりも原菜乃華さんはじめ若い女優さんたちのキラキラとしたまぶしさの方が勝っていました。</p>
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<p>&#x2606;『Mr.ノボカイン』</p>
<p>無痛症の青年が強盗にさらわれた恋人を助けようとがんばる、いわゆる「なめてたやつが〇〇だった」ジャンルの変奏曲。ただ彼の持ち前の武器は「痛さを感じないこと」くらい。体がいくらズタズタのぐちゃぐちゃになっても戦うことをやめないので、観ているこっちが目をそむけたくなるという…　「痛さを感じないっていいな」と思いがちですけど、それはそれで大変なことがたくさんあり、痛覚の大切さや無痛症の苦労がよくわかる作品になっております。</p>
<p>脚本のひねり具合や、人生の渋みと甘味がバランスよく描かれてるところが好感が持てました。</p>
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<p>&#x2606;『メガロポリス』</p>
<p>先のラジー賞で最低監督部門に輝いた名匠コッポラの最新作。古代ローマになぞらえられた未来都市を舞台に一人の建築家の苦悩が描かれる…という話だったんだろうか？　彼に時間停止能力があったり、未来が舞台ななのにそんなに現代と変わらなかったり、唐突にハッピーエンドになったりと、「？？？」となる要素が幾つかあります。</p>
<p>印象に残る映像もそれなりにあり、つまらなくはなかったのですが、途中ちょっと眠くなりました。</p>
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<p>&#x2606;『罪人たち』</p>
<p>『クリード』『ブラックパンサー』などアフリカ系をよくテーマにするライアン・クーグラーの最新作。今回は人種差別と音楽と吸血鬼を無理やり1本の映画にぶちこむという実験に挑んでます。なんかこれ、明確な意図があるんやるか…とそれなりに考えて思いついたのは、アフリカ系アメリカ人とアイルランド人（吸血鬼）には</p>
<p>・陽気でさわがしい音楽が好き　・キリスト教はよそから植え付けられたもので微妙な感情もあるけれど、今となっては愛着の方が上</p>
<p>という共通点があることくらいでしょうか。</p>
<p>主人公が兄弟二人なんですけど、別々にキャスティングするのではなく双子という設定にして両方マイケル・B・ジョーダンにやらせるあたり、監督のMBJ愛がさらに強まってる…と感じました。そこまでくるとちょっと重くないか</p>
<p> </p>
<p>次回は『かたつむりのメモワール』『スーパーマン』『ヘルボーイ　ザ・クルキッドマン』『F1』『鬼滅の刃無限城編1章』『ファンタスティックフォー　ファーストステップ』あたりについて書く予定です。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>映画・テレビ</dc:subject>

<dc:creator>ＳＧＡ屋伍一</dc:creator>
<dc:date>2025-08-03T17:02:29+09:00</dc:date>
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