January 07, 2008

コント山本くんと武田くん⑲ 山河永遠編  ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「武田信玄です」
上杉 「上杉景虎・・・信虎・・・・ ええい! 上杉謙信じゃ!」
山本 「やまもとーっ かんすけにーっ ござりますーっ!!」
武田 「カンスケ! その首を脇に抱えるのやめろ!  ブロッケン伯爵みたいでめちゃくちゃ気持ち悪いぞ!」
山本 「そうは申されましても、これ、定位置に戻すと不安定なことこの上ないのでごいすよ。いいですか? (ぐらっと) おおっと! ほらね」
上杉 「あのさあ、こいつなんで生きてんの?」
武田 「それがしにもとんと見当がつかん」
山本 「昔はねえ、時々あったんですよ。こゆこと」
武田・上杉 「ねえよ!!」
山本 「・・・・えー。では気を取り直して。お二人はどうです? 一年振り返ってみて、なんか心残りとかございませんか?」
武田 「わしゃもっと豊満で妖艶な女優さんと、いろいろラブシーンとかベッドシーンとかやってみたかったのう」

トゥルルルル(着信音)

三条 「なめたこと抜かしてっと、ぶっとばすぞ」
武田 「・・・・・はい」

ひゅ~ どろどろ~(効果音)

由布姫 「右に同じじゃ」
武田 「・・・・かしこまりました」

山本 「ほんとーにあなたも懲りないひとですね。上杉さんのほうは?」
上杉 「わしゃ納得がいかーん!!」
山本 「はあ。どの辺りが」
上杉 「先日の川中島におけるクライマックスに決まっておろうが! なぜあんなデカイうちわのようなもので、わしの渾身の一撃をひょいひょいとうけ流せるのじゃ!!」
山本 「あれはね、グンバイっていうんですよ」
上杉 「呼称などどうでもよいわ! あれはナニか!? 鋼鉄で出来ておるのか!?」
武田 「だってさあ、君、あん時相当酔っ払ってたろ? 政虎っつーか大トラだったぞ。はっきり言って」
山本 「そうそう。一国の主とはいえ、国営放送で飲酒運転はいかがなものかと」
上杉 「ぐ・・・ ぬぬ・・・・ 認めたくないものだな・・・・ 若さゆえの過ちというものを・・・・」
武田 「いや、この場合若さとか関係ねーから」
カツコ 「ところでオッサンちいつまでここにいんの? マジうざいんだけど」
武田 「なんじゃ!? この礼儀知らずなちんちくりんの小娘は」
山本 「紹介が遅れました。今週の日曜から我らに代って大河ドラマを取り仕切っている、カツコちゃんという嬢ちゃんです」
上杉 「すわ! 下克上か!!」
山本 「いえ。単なる任期交替です」
武田 「最近の若い娘は口のきき方を知らんのう」
山本 「確かに幕末は戦国に比べりゃぐっと最近ですね」
カツコ 「そういうわけ。空気読んで、とっととスタジオ明け渡してよね」
武田 「うるさいぞ、小娘。カツオみたいな名前しやがって」
カツコ 「姉さんそりゃないよー ・・・・ってチョームカつく!」
山本 「その言い方も些か古くはござりませぬか」
カツコ 「下手に出ればつけあがりおって・・・・ 者ども、これを見よ!」
武田 「げえっ そのケータイ画像は!」
上杉 「ア、アオイの紋所!」
カツコ 「ひかえいひかえい! このわたしをどなたと心得る! 恐れ多くも初代ケータイ刑事にして十三代将軍の御台所、天璋院篤姫様なるぞ! 」
武田 「へへーっ ・・・と、どうしてオレら頭下げてるんだ?」
上杉 「わ、わからん、体が勝手に・・・」
カツコ 「まずは司会の山本、お主からじゃ! 無礼極まりなき言動の数々、許しがたきによって、即刻打ち首といたす!」
山本 「いや、首ならとうの昔に取れちゃってるんですがね。ホレ」
カツコ 「いや~ん! マジきも~い!!」

20080107173603山本 「みなさま一年のご愛顧まことにありがとうございました。コント山本くんと武田くん、これにて幕といたします」
武田 「また来週~」
山本 「・・・・最後まで人の話聞いてませんよね」
上杉 「また来年~」
武田・山本 「え?」

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December 14, 2007

コント山本くんと武田くん⑰ 結末予想編  ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「武田信玄です。みなさん、一年のご愛顧、まことにありがとうございました。カンスケのヤツも・・・ カンスケのヤツも・・・ きっと草葉の陰で喜んでくれていると思います! ううっ・・・」
山本 「ちょっと待って! まだ死んでない! みなさん、ご安心ください! 山本勘助は永久に不滅でごいす!」
武田 「・・・まったくしぶといやっちゃのう。まっことゴキブリなみじゃ」
山本 「大きなお世話でごいす!」
武田 「まあよい。最終回直前のクライマックスに至る流れを、みなさんに説明せい」
山本 「は。互いに雌雄を決すべく、川中島にて相対した武田・上杉両軍。しかし上杉軍は妻女山に陣を敷いたまま、山のように動かない。そこでそれがし山本勘助が敵軍を誘い出し、上手に挟み撃ちにしようと計画を練るわけでごいすが・・・・」
武田 「たしかキツツキ作戦だっけ。こんな話、なんか去年の正月にも見たような気がするなあ」
山本 「かっちゃーん! 今度再放送するそうでごいす。あっちは『サンドイッチ作戦』とか言ってたでごいすけどね」
武田 「どっちにしても作戦名に覇気っつーもんが感じられないんだよなあ。実際やってみたらウラをかかれて大失敗だったわけだし」
山本 「お言葉でごいすが殿! それがしとて人の子、たまには失敗することだってあるでごいす!」
武田 「いや、おまえの場合成功したことよりアテが外れたことのほうが多かったような・・・ 献策が見事に的中して大勝利、なんてこと今までどれほどあったっけ?」
山本 「失敬な! そのような例いくらでも・・・・ いくらでも・・・・・ アレ?」
武田 「なんでお前なんか軍師にしちゃったんだろうなあ。不思議だなあ」
山本 「不思議でごいすねえ。きっとヤマカンで決めちゃったんでしょう。ところで『川中島の戦い』に関しては皆様に謝らねばならないことがあるのでごいす」
武田 「何よ?」
山本 「実は第14回において。『山本勘助、第五次川中島の戦いにおいて戦死』と書いちゃったんですが、本当は『第四次』でごいした。謹んで訂正とともにお詫びさせていただくでごいす」
武田 「おいおい、しっかりしてくれよー」
山本 「殿が言ったんじゃないですか! ・・・しかし殿、それがしやっぱり死んじゃうんでごいすかねえ」
武田 「ま、歴史がそうなってるし、原作もそうなってるしな。それに最近『最後に死んじゃう』っていう話、流行りみたいだし」
山本 「♪ひーとみーをとじーてー きーみーをーおもーうよー」
武田 「♪そーれーだけーでーいーいいー」
山本 「助けてください! 助けてください!」
武田 「察してくれ、カンスケ! ワシとて辛いのじゃ! これは『最近』じゃないだろ、という気はするが・・・」
山本 「殿・・・・」
武田 「そこで場を明るくすべく、ひとつ企画を考えてきたぞ。『第一回! チキチキ! カンスケ君の死に様をみんなで予想してみよう!大会』~ どんどんどんぱふぱふぱふ」
山本 「こっ このアンパンマン・・・・ 他人事だと思いやがって・・・」
武田 「まずは上杉ガッ君と真っ向から一騎打ち。互いにフルラウンド打ち合った末、よろめくようにコーナーへ。『燃えた・・・ 燃えたよ・・・・ 真っ白にな・・・』」
山本 「それじゃ『あ○たのジョー』じゃないですか!」
武田 「じゃあ若い兵隊をかばってやるものの、そいつが後ろから鉄砲でズドーン。おなかに手をあてて『なんじゃあ、こりゃあ!』みたいな」
山本 「それは松田○作のジーパン刑事でごいす」
武田 「えーと、それじゃあわしをかばって全身に矢を受ける。当に命は枯れ果てて、されど倒れぬオトコ立ち・・・」
山本 「それは一昨年松平健がやりました」
武田 「・・・まあ順当に考えるなら傷ついて弱ったところへ平蔵のヤツが現われて、おいしいところをもらっていくんだろうな」
山本 「うわさに名高い『鬼の平蔵』に斬られるなら、それがしも少しは溜飲が下がるでごいす」
武田 「バカ! なんでこの時代に鬼平が出てくんだよ! 木更津のマスターで『ちりとてちん』に横恋慕してたアイツだよ!」
山本 「はて・・・ そのような男いたでしょうか・・・ 寄る年波のせいかさっぱり思い出せませぬ」
武田 「ダメだ、こりゃ。『どんどん忘れちゃう話』も最近の流行ではあるけどな」
山本 「それでごいす! 殿! 激戦の最中、忽然と姿を消すカンスケ。以降誰も姿を見ることなく、いつしか『戦死した』ということになってしまう。しかしある雪の降る夜、ヒロイン(チェ・ジウ)は街で突然その男を目にする・・・」
武田 「あなたは・・・ カンさまなの?」
山本 「パンニハム、ハサムニダ!」
20071214191834
武田 「・・・・・『風林火山』、いよいよ明後日最終回です。皆様どうぞお見逃しなきよう」
山本 「死んでも命がありますように・・・・」

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November 23, 2007

コント山本くんと武田くん⑯ 東海激動編  ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「福山・ガリレオ・雅治です」
山本 「山本カンスケでゴライアスオオカブトムシです」
武田 「いやー あっという間だったなあ。三国同盟」
山本 「あれ? まだ一応続いてるんでしょ?」
武田 「まあそうだけど、時間の問題だろ。ところでカンスケ。お隣はどなたじゃ?」
山本 「これはしたり。ゲストの方を忘れるとは・・・ 本日はスペシャルゲストとして、先日桶狭間で壮絶な最期をとげられた今川義元さんをお招きしております。みなさん拍手~ ぱちぱちぱち」
今川 「・・・・(憮然とした表情)」
武田 「いや~ 今川殿。こないだは見事、死に花咲かせられましたなw」
山本 「まったくもって。男子の散り際というものは、ああいう風に飾りたいものでごいすw」
今川 「お前ら・・・・ ワシをおちょくってるだろ」
武田 「めっそうもない・・・w そんな風に言われるのは心外じゃのう? カンスケw」
山本 「殿の申すとおりにございますw」
今川 「そのwがむかつくんだよ! そのwが!!」
武田 「じゃあオーソドックスに(笑)といたしましょうか(笑)」
山本 「こういう表現も一時期はやりましたな(藁」
今川 「ぐぬぬぬぬぬ・・・・ まあよいわ。そうやって今のうちに余裕こいてろ。おぬしらだって、いずれあの織田の小セガレに滅ぼされるのだからな!」
武田 「なにい! それは本当か! カンスケ!!」
山本 「ええ。こないだもらった資料に書いてあったでごいす。まあ、わしらが死んだあとの話でごいすけどね」
武田 「何を悠長に構えておる! さっさと対策を立てんか!」
山本 「ぶっちゃけドラマ終了後のことなんてどうでもいいでごいすが・・・・ まあ一応考えてはおきましたよ。タイムスリップして若き日の信長公を暗殺してしまえばよいのでごいす。これで歴史は変る!」
武田 「あのさあ。同じ時代の人間なんだからいま刺客送ったっていいんじゃねえのか? わざわざSFしなくても」
山本 「あ」
今川 「ダメだこいつ」
武田 「まあいい。とりあえず織田とやらの情報を教えろ。敵を知り、己を知らば百戦危うからず、じゃ」
山本 「は。1534年愛知県生まれ。好きな食べ物はお茶漬け。趣味は歌とダンス。特技はフィギュアスケート。現在不祥事を起こして謹慎中とか」
武田 「使えなん情報じゃのう。そういうんじゃなくて得意な戦術とかさあ」
山本 「得意な戦術・・・・ そういえば鉄砲をたくみに用いるとか」
武田 「鉄砲か・・・ どう対抗したものか」
山本 「ご安心ください、殿。実は先ごろ『戦国自衛隊』なる連中が未来からやってきて、織田のものよりはるかに優れた兵器を有しているとのこと。本当は上杉んとこに行く予定だったそうですが、強引にこっちに来てもらいました。こちら、隊長の伊庭義明殿でごいす」
伊庭 「歴史は俺たちに何をさせようとしているのか・・・・」
武田 「・・・・なんかこいつ、どっかで見たことあるなあ」
山本 「ともあれこれで歴史は変る! でごいす!」

トゥルルルルルル(着信音)

武田 「(ピコ)うぃっす。しんちゃんです。え? はい? ええ、そりゃそうですよね。まったくあのバカ何考えてんだか。はいはい。わかってますから。大丈夫ですって。そいじゃどうも~(プチ) あのな、カンスケ。いま上のほうから言ってきたんだがな。『そんな展開、絶対ゆるさん』だってさ」
山本 「ええ~ まったくかてえよなあ。N○Kはよ~」
今川 「ところでお主ら・・・・ さっきからワシを忘れとりゃせんか?」
武田 「これは失敬(笑) では今川殿、オチをお願いします」
今川 「そ、そんな急にふられても・・・・ えーとオチオチ・・・・」20071123172640
山本 「それがしがかわりに言ってあげましょうw 今川氏とかけて『あの人はいい人だってことがわかりますよ!』と説くw」
武田 「そのこころは?」
山本 「織田の踏み台(笑)」
今川 「ああ~っ!! てめえに言われるとほんっとーにむかつくわ!!」
武田 「よくわからん、という方はこちらの予告編をご覧ください (http://www.tsubaki-sanjuro.jp/yokoku.html)」

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November 02, 2007

コント山本くんと武田くん⑮ 美姫鎮魂編  ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「ポクポクポクポクポク、チーン 武田晴信改め、シャイニングヘッド信玄です」
山本 「うっうっうっう・・・・ 山本勘助改め、ファイナルカウントダウン道鬼です」
武田 「由布よ・・・ あまりかまってやれなくてすまなかった・・・ お前のために喪に服し、このように頭を丸めたゆえ、どうか勘弁してくれ・・・・」
山本 「ゆぶひべさば・・・・ ゆぶひべさばあああああ!!」
武田 「意外であった・・・・ そちがそれほど由布を慕っておったとは・・・・」
山本 「・・・・それがしは由布姫さまのあの眼差しが忘れられません。あのキリキリと錐で差し込むような、ゴリゴリとヤスリで削られるような・・・・ あのような目でそれがしを見てくださるお方は、由布姫さま以外、この世に二人とおりませなんだ・・・・ それなのに、それなのにいいいい!!」
武田 「あ、そういえば静岡のデスラーも死んだそうだけど」
山本 「ああ、あんなのどうでもいいでごいすよ」
武田 「だな」
山本 「うおおおおお!! うああああああ!! ゆぶひべさばああ・・・・ ゆぶひべさばああああ!!」
武田 「カンスケ、そう嘆くな。お前最近ミノんとこの娘に言い寄られてるそうじゃないか。こないだもお前のこと色々誉めておったぞ。まったくうらやましいヤツじゃ」
山本 「あの娘はダメでございます! それがしの嗜好をまったく理解しておりませぬ! それがしは誉められたいのではありませぬ! いじめられたいのでごいす!」
武田 「まったく変態につける薬はないな・・・・ でもそういうことなら、ワシがあのコもらっちゃおうかな。ぺろりんちょ♪」
山本 「あれ? 殿さっき喪に服すとかなんとかおっしゃってませんでしたか?」
武田 「あれは建前じゃよ。本当のところをいうとな、このヘアスタイル、いまどきのギャルたちに大うけみたいなんじゃよ。いわゆる一つのヒップホップスタイルっていうの? これで週末はバッチリモテモテ? YO! YO!」
山本 「・・・・実はそれがし生前の由布さまより、一通のお手紙を言付かっております」
武田 「・・・・なに」
山本 「こうあります。『わたしの死後ほかに本命を作ったら・・・・・ た た り こ ろ す」
武田 「ひいいいい!」

ひゅ~ どろどろ

武田 「うわ、またこのパターンかよ! 最近のマンネリぶりには父ちゃん情けなくて涙出てくらァ」
山本 「このコーナーもどうせあと2、3回でしょうからね。書き手のやる気のなさがひしひしと伝わってくるでごいす」
武田 「頼む! 由布! 成仏してくれ!」
雪斎 「ふっふっふ・・・・ ヤマモトの諸君・・・・」
武田 「・・・・なんだ。あんたか」
雪斎 「なんだ、そのリアクションは! もう! 『ひゅ~どろどろ』からやりなおし!」
武田 「まったくメンドくせえなあ」

ひゅ~ どろどろ

雪斎 「ふっふっふ・・・・ ヤマモトの諸君・・・・」
武田 「デ、デスラー!!」
山本 「生きていたのか!」
雪斎 「ふっふっふ・・・・ 君たちを倒すためならば、わたしは何度でもよみがえる・・・・ ってお主達、さっきわしのこと『どうでもいい』とか言ってたろ! それがホトケの道の先輩に対する態度か!ガミガミガミラス」
山本 「(小声で)このままじゃずっとお説教続きますよ。適当に歌ってごまかしましょう」
武田 「(小声で)ったく本当にメンドくさいやっちゃ」
山本 「雪斎どの、大変失礼いたしました。今から殿とあなた様の魂のためレクイエムを歌いますゆえ、どうぞ無礼をお許しください」
雪斎 「むむ。では歌ってみせよ」
山本 「は。サンハイ」
武田 「♪さらば~ 畏友よ~」
山本 「♪ババババン~」
武田 「♪旅だ~つひとは~」
山本 「♪ババババン~」
武田 「♪黒衣~宰相~」
山本 「♪バババババ」
武田・山本 「♪マー サー トォォー」
山本 「♪バッパラー ババババッパラー」
雪斎 「ウム! よき歌であった! ではさらばだヤマモトの諸君、また会おう! ふはははは!(消滅)」
山本 「・・・・成仏したようですね」
武田 「二度と来んなYO! さーて、弔いも終ったし、これからランパブにでもパーッと繰り出すかあ」

ひゅ~ どろどろ

由布 「おうらみもうし・・・あげますぅぅぅ~」
山本 「うおおおお!! ゆぶひべさばああ!!」
武田 「あの・・・・ もう勘弁してください・・・・」
20071102190729


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October 16, 2007

コント山本くんと武田くん⑭ 戦線佳境編  ~大河ドラマ『風林火山』より

(この記事をごらんになる方々へ。今回は『風林火山』の結末を思いっきりばらしております。先の展開を知りたくない方は急いで避難されてください)


武田 「赤西ヒトシ(復帰おめでとう)です」
山本 「山本カンスケでゴリラ芋です」
武田 「いやー、とうとう始まったな。川中島の戦い」
山本 「始まりましたねー。すでに5ラウンドのうち2ラウンドを消化しました」
武田 「するってえと、あれだな。カンスケ、お前の命もだいぶ残り少なくなってきたな」
山本 「ちょっと殿、縁起でもないこと言わないでくださいよ!」
武田 「いや、だって資料に書いてあるよ。『山本勘助、第五次川中島の戦いにおいて戦死』って」
山本 「ええええええ!! マジっすか!! 大ショック!」
武田 「・・・・お前さ、曲がりなりにも主役なんだから資料にくらいキチンと目を通しとけよ」
山本 「あの、実は影武者だったとか、モンゴルにこっそり療養にいったとか、そういう抜け道はないんでごいすか?」
武田 「ないな(きっぱり)」
山本 「そんな殺生な! 殿だって『まだまだ働いてもらう』っておっしゃってたではないでごいすか!」
武田 「ああ、あれ、社交辞令だから。まあワシも不思議ではあるけどな。いままでゴキブリのようにしぶとく何度も何度も生き延びてきたお前が、たかだか合戦くらいで死ぬかなあって」
山本 「言われてみれば色々ありましたなあ。ガッキーに切り殺されそうになったり、ガックンに射殺されそうになったり・・・・・ それにしてもこの資料みてみると『戦死・戦死・戦死・自刃・戦死・戦死・戦死・痴話ゲンカ』って・・・・ 武田二十四将ってどいつもこいつもろくな死に方してませんね。一体どなたが率いていたのやら」
武田 「こらカンスケ! ネタバレはいかんぞ! 先の展開を楽しみにされてる方もたくさんおられるのでな!」
山本 「殿が最初にばらしたんじゃねえでごいすか!」
武田 「あー、ところであれもようやく決まったな、三国同盟」
山本 「うわ。なんちゅう露骨な話のそらし方」
武田 「(小声で)いいから話をあわせんかい!」
山本 「・・・・ったく。ええそうですね。決まりましたね」
武田 「微妙に違うけど、なんか『三国志』とちょっと似てるよな」
山本 「さしずめ殿は魏の曹操あたりでしょうか」
武田 「そうそう」
山本 「・・・・・・・・・・・・・」
スタッフ 「・・・・・・・・・・・・・」
聴衆席 「・・・・・・・・・・・・・」
視聴者 「・・・・・・・・・・・・・」
テロップ 「(事故画面で)しばらくおまちください」


武田 「(何事もなかったように)で、三国同盟だがな。お前はどう思う?」
山本 「そうですね。同盟というか危うい綱引き状態と言ったほうが近いやも。そういった点ではあれを思い出しますね。『三すくみ』」
武田 「あれかー。あれってけっこう考えるのむずかしいいんだよね。カンスケ、お前なんかいいネタ知ってるか?」
山本 「は、恐れながら殿とそれがしと由布姫さまがごときものかと」
武田 「そのこころは? 」
山本 「は。それがしは由布姫様にまったく頭が上がりません。その由布姫さまは殿にベタぼれです(不可解な話ですが)。そして殿はそれがしに言われたい放題と」
武田 「むむ。急ごしらえにしてはなかなかやるじゃないか。ん?(カンペを見て)CMです」
(舞台裏で)
武田 「なんだよ。またさっきの事故のことかよ」
使者 「火急の報せです。実は殿、さきほど由布姫様がお亡くなりになられました」
武田・山本 「ななななな、なにぃーっつ!!」

20071016213014
(つづく)

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September 26, 2007

コント山本くんと武田くん⑬ 純愛探求編  ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「レオナルド・ジャイアントカプリコです」
山本 「山本カンスケでGO!GO!YEHA!っす」
武田 「ようやく秋らしくなってきたの・・・・ 時にカンスケ、そちは『愛』とはなんだと思う?」
山本 「前にも申しましたが、恐れながらその件はヒラにご容赦のほど・・・・」
武田 「バカチン! 誰がお前となどと申した! 思えば青春時代を全て殺し合いと騙しあいに費やしてしまった・・・・ だからこそこの年にして思うのじゃ。『真実の愛』とはいったいなんぞや?と」
山本 「(まーたとち狂ったこと言い出しやがったな・・・・)。そっすねー。志村けんのバカ殿みたいなもんじゃないでごいすか?」
武田 「あい~~~~ん、てか。殺すぞ!」
山本 「怒っちゃやーよ♪ してみるとアレですか、殿。新しい愛人を増やしたのもその『愛』とやらの探求のためなんでごいすか?」
武田 「ぐぬっ! 貴様なぜそれを知っている!」
山本 「カンスケの勝手でしょ♪」
武田 「ぐぬぬ・・・・ まあそういうことだ。多くの女人たちとめぐり合うことによって、さらなる愛の高みに上り詰めたいというだけのこと。なんてったってボクちゃん、戦国の光源氏だし。念のために言っておくがな、決していやらし~い目的のためではないぞ」
山本 「ふーん。まあどうでもいいでごいすけどね。三条の鬼嫁やYOUちゃんはどう思うかなあ」
武田 「なに・・・・ まさかあいつらも知っておるのか!?」
山本 「つか、みんなにばれてないと思ってるの、殿だけですから!」
武田 「(沈黙)」
山本 「覚えてますよね? 小山田さんとこの愛人のこと・・・・」
武田 「(蒼白)」
山本 「追い詰められた女が、怨念にかられてどのような所業に出たか・・・・」
武田 「(悶絶)」
山本 「もうこの恐怖からは・・・・・ の が れ ら れ な い ! !」
武田 「いいいいいいいいいやああああああああああ!!!」
山本 「ちなみに貞子と伽耶子、どっちが好みですか?」
武田 「どっちもイヤだよ!」
山本 「わがままな人だなあ」
武田 「怖いよう~ 怖いよう~ ママ~ どうして死んじゃったんだよ~ ママがいなきゃ夜中に一人でトイレにいけないよ~ このままじゃ『甲斐のおねしょ大名』なんてあだ名が近隣諸国にひろまっちゃうよ~ ダア! ダア!(幼児化)」
山本 「まったく目もあてられん・・・ こんなこともあろうかと思われたのでしょうな。実はそれがし、生前のお母様より一通のお手紙を言付かっております」
武田 「なに! はよう読んでみせい!」
山本 「は。

 ハルちゃん ハルちゃん
 お顔がでかいよね
 でもね かあさんは
 小顔美人よ

 PS. 今宵は、ここまでにいたしとうございます・・・・」
武田 「母上・・・・ それほどまでにわたしのことを・・・・ はらはら」
山本 「・・・・変な親子」
武田 「カンスケ! わしは悟ったぞ! 『真の愛』なるものを!」
山本 「ははっ! しかしてそれはいかようなもので!」
武田 「うむ。真実の愛・・・・ それは松ボックリみたいなモビルスーツのことだ」
山本 「それ、『アッガイ』ですから!(ズバッ)」
20070926185624

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September 06, 2007

カゲちゃんケンちゃんごきげんラジオ ~大河ドラマ『風林火山』より

定満 「宇佐美定満にございます」
景虎 「長尾景虎じゃ! ・・・・って宇佐美、一体これはなんじゃ!」
定満 「は。どんなコーナーも長く続くうちに、いつしかマンネリ化が生じるというもの。それを避けるための試みの一つにてござります」
景虎 「だからワシに武田の下膨れのような道化の真似をせよと?」
定満 「殿、ひとえに天下万民のためにござります」
景虎 「ふむ・・・ なんか強引な気もするが、そう言われてしまっては引き受けないわけにはいくまい! で、ワシは何をすればよいのじゃ!?」
定満 「は。殿あてにたくさんの質問が送られてきています。それらにひとつひとつお答えくだされば」
景虎 「承知した! さっそく読むがよい!」
定満 「ではまずSGA屋伍一さんから。『カゲトラさん、こんにちは。今度の『ガンダム00(ダブルオー)』ですが、どう思いますか?』」
景虎 「そうじゃの。ちとモビルスーツがきゃしゃすぎやせんか・・・って、ガンダムの話はやめんか!」
定満 「はて? 殿はお好きだと聞きましたが・・・・」
景虎 「そりゃ嫌いじゃねーよ。でもいいかげんこっちにだって,世間のイメージっつーもんがあるんだyo!」
定満 「それは失礼いたしました・・・・ では次は『炎のミラージュ』さまから。『殿はやっぱりガチでホモなんですか?』」
景虎 「そそ、そのようなデリケートな質問、ここ答えられん!」
定満 「殿、それは認めてるようなものです。そういえば山田風太郎の『くのいち紅騎兵』ってそんな話でしたね」
景虎 「ばば、ばかもん! 忍者小説を真に受けるやつがあるか!」
定満 「次いきます。山梨県に住む自称小学生のハルちゃんさんから。『長尾景虎ってあんまし名前聞かないけど、そんなに大した武将なんですか?』」
景虎 「アホか! 後の上杉謙信だということを知らんのか!」
定満 「確かにも残りもあと四分の一しかないというのに、未だに改名する気配もないというのは問題でござりますな」
景虎 「まあ、それは武田のこまわりくんも同じことだがな」
定満 「次いきます。同じく山梨県の山ちゃんさんから。『上杉謙信っていつになったら出てくるんですか?』」
景虎 「だからもうとっくに出てるだろうが!」
定満 「殿、お気を沈めくだされ。次は共演の女優さんたちから連名で。『アンタの顔が派手すぎてあたしたちの立場がない』」
景虎 「ほほほ、悔しかったらアタシと同じくらい美しくなってごらんなさい!」
定満 「・・・・・だんだん壊れてきたな。 あと先日捕まえてた根来僧から。『縄の縛り方がゆるい。もちっときつく』」
景虎 「変態めが! つか、いつのまにか“質問”じゃなくて“苦情”になっとりゃせんか?」
定満 「言われてみれば・・・・ これはしたり(苦笑)」
景虎 「よくもワシをたばかりおったな・・・・ 罰として定満、お主も何か面白いこと言うてみい!」
定満 「いきなりそのようなことを申されても・・・・ 拙者、不器用ですから・・・・」
景虎 「いくらケンさんだからといって、そんな言い訳が通用すると思うておるのか?」
定満 「分かり申した・・・・ 『いざ、川中島』とかけて『戦争中の悲劇』と解きます」
景虎 「・・・・そのこころは?」
定満 「ガクト(学徒)出陣、なんちゃって♪」
景虎 「つまらん!(ビシュ!)」
定満 「あぎゃ! それが隠し剣の正体か!」
20070906201249

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August 15, 2007

コント山本くんと武田くん⑫ 竜虎邂逅編  ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「オダギリジョージです」
山本 「山本カンスケでごっつええかんじです。今日はスペシャルゲストをお招きしております。新潟よりおこしの長尾景虎さんです。どうぞ!(パチパチパチパチ)」
長尾 「・・・・・・(無言)」
武田 「・・・カンスケ、こいつちょっとノリが悪くねえか?」
山本 「まあまあ、テレビ慣れしてないアーティストにはよくあることでごいすよ」
長尾 「むなしい・・・ なぜわしはこんなところで、このような醜き男どもと席を並べねばならんのだ」
武田 「カンスケ、こいつ斬っちゃっていいよね?」
山本 「殿、こらえてください」
武田 「答えは聞いてない!」
山本 「ああもう、頼むから我慢してくださいよ。ここまで連れて来るの、本当に大変だったんですから!」
長尾 「用は済んだか? もう帰らせてもらうぞ」
山本 「それじゃ長尾さんの好きそうな話でもしましょうか。ズバリお聞きしましょう。あなたにとって『美』とは一体なんですか?」
長尾 「ふむ・・・ そうだな。わしにとって美とは・・・ そう、若さゆえの過ちとでもいおうか。哀、震える哀、血の色は、大地に捨てて・・・ まあ、そんなところだ」
武田 「わけわかんねー」
山本 「ふうむ。つまり長尾さんは・・・・いわゆるガンダムオタクというヤツですね(ニヤリ)」
長尾 「し、知らん! ガンダムとは一体なんだ!?」
山本 「おかしいですね。たしか『新訳』Zガンダムでは主題歌まで歌われたと聞きましたが・・・・」
長尾 「知らんと言ったら知らん! 通常の三倍のスピードとかミノフスキー粒子とか、MS-06R-2(ジョニー・ライデン専用)のことなぞ何も知らん!」
山本 「よーくご存知のようですね」
武田 「見苦しいぞ、長尾とやら
 
イケメンの 正体見たり ガンダムファン

    どうやら勝負あったな」
山本 「何の勝負ですか」
長尾 「うるさいわいうるさいわいうるさいわい! この業界じゃガンダムファンなぞ珍しくもないわい! TMの西川だってラルクのハイドだって及川のミッチーだってどいつもこいつもガンダムオタクじゃ!」
武田 「開き直りおったな。・・・だがそう言われてみると、ワシも美形王子の一員として、なんだか勉強しなきゃいけない気がしてきたのう」
山本 「そういえば音楽担当の千住明先生も、前に『一番納得のいった録音はVガンダム』なんて言ってましたっけ」
長尾 「こうなった以上、もうぶっちゃけてしまおう。わしにとっての『美』、それはつまりシャア・アズナブル、もしくは『赤い彗星』。そういうことだ」
武田 「そうするとワシはさしずめアムロ・レイかの」
山本 「いや、顔の輪郭から言ったらリュウ・ホセイではないでしょうか」
長尾 「水中モビルスーツでいうとゴッグとかズゴックとか」
武田 「はっはっはっはは・・・・ ぶっ殺ーーーーす!!!」
山本 「いかん、ご乱心じゃ! 殿、刀をお納めください!」
長尾 「キミは、生き延びることができるか?」
山本 「でんでん♪ ででででん♪ シュウ!」
20070815182237
 
  

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July 25, 2007

コント山本くんと武田くん⑪ 猛将回天編  ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「(ポクポク、チーン) チャン・ドンゴンです」
山本 「(ポクポク、チーン) 山本カンスケでGot you!っす」
武田 「うう、う、板垣、なぜ死んだ・・・」
山本 「いっとくけど、ありゃ殿が悪いんですよ。『村上なんて知名度の低いヤツ、ラクショーラクショー♪』なんて言ってるから」
武田 「お前だって『村上水軍は舟戦が得意』とか、トンチンカンな情報仕入れて来ただろうが! うう・・・ 許せ板垣。あの人でなしのクソじじいが実の父だったわたしにとって、お前こそが真の父親だったのかもしれん・・・」

トゥルルルル(着信音)

武田 「はいハルハルです」
信虎 「いまワシの悪口を言っておったなあ!」
武田 「(プチ)」
山本 「そういえばそれがし、板垣殿より生前封書を言付かっておりました。自分に何かあった時は、これを開くようにと」
武田 「なんと書いてある? 読んでみせい!」
山本 「は。『板垣死すともサニーは死せず』と」
武田 「・・・・。サニーって何じゃ?」
山本 「日産の車のことじゃないでごいすか? もう一個なんか書いてありますね。『一試合完全燃焼』」
武田 「それはドラマ版『アストロ球団』を観てないとわからないネタだなあ」
山本 「板垣殿の代わりに、日曜劇場のガッキー、こっちへ来ませんかねえ」
武田 「♪マゴギャル コギャル パッパパッパ 来るわけねーだろ!」
山本 「あれ観てると、織田信長とやらも大したことなさそうですな。なんかオカマみたいだし」
武田 「そういえばバイセクだとかフタナリだとかいう噂もあったな」
山本 「ところで殿、今回、もう一人誰か死んでませんでしたっけ?」
武田 「いや~ 今回は一人二人だけじゃなくて、たくさん死なせちゃったからなあ(照れ笑い)」
山本 「いや、エキストラとかそんなんじゃなくて、スタッフロールにちゃんと名前が出る人で」
武田 「そういえば誰かいたような気も・・・ ノコリじゃなくってツマリじゃなくって」
山本 「雨漏りじゃくって固まりじゃくって・・・ ああ! 思い出した!」
武田 「おお! 誰じゃ!?」
山本 「高遠くんだ!」

ヒュ~ ドロドロ

甘利 「おま~えら~ ゆ~る~さ~ん~」
武田 「なんか急に涼しげになってきたの! やっぱ夏はこれじゃな!」
山本 「おお、これはタモリどの(←違)。一体どのような御用向きで」
甘利 「いや~ 恥ずかしながら忘れ物を取りに参りました~」
武田 「もう! ちゃんと終業式のときに確認しないとダメでしょ!」
山本 「皆様もよい夏休みを~」
20070725174046

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July 01, 2007

コント山本くんと武田くん⑩ 群雄咆哮編  ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「ハンサム王子です」
山本 「山本カンスケで、ゴーイングっす!(おぎゃー) あーよちよち
    殿! ラブコメにうつつを抜かしてる間に、周辺諸国がきな臭くなってまいりましたぞ!
    気を引き締めていかねば! (おぎゃー) いいこちゃんでちゅねー ばぶばぶー」
武田 「カンスケ、おめえ言ってることとやってることが見事に空中分解しとるぞ
     でもそうだな。この辺で周りの勢力分布でもおさらいしとくか」
山本 「べろべろ~ はっ! まず近いところで大きな勢力と申しますと、やはり今川と北条ですな」
武田 「今川のボンボンにはこないだ会ってきたぞ。お前の言うとおり、腹の底からむかつく野郎だったな」
山本 「あばば~ まったくでごいす。しかしまあ、去年いきなり死んでたくらいでごいすから、大したことはありますまい」
武田 「だな。恐れるべきはむしろ北条か。あそこの殿さん。一見善人そうで、なかなかの腹黒じゃからの。河越 でのあの騙しっぷり、まったく舌をまいたわい」
山本 「びろびろ-ん まああれは上杉の殿さんがあまりにおバカだった、ってこともあったでごいすが。あと、噂に名高い『風魔の小次郎』の働きぶりも見事でごいした」
武田 「バカ! そりゃ小次郎じゃなくて小太郎だろが!」
山本 「『風林火山よ・・・・ 今一度我が手の元に・・・・』でごいす」
武田 「あれさあ、なんで風魔の忍者がそんな名前の刀持ってるわけ?」
山本 「車田マンガにそんなまっとうなツッコミいれられても、困るでごいす!」
武田 「・・・・ったく。それはともかく、ワシんとこにも使える忍者の集団が欲しいところじゃ」
山本 「べろべろ~ ご安心ください。先日スカウトした真田さんの配下に、猿飛とか霧隠とか、いかにもってヤツラがいるそうでごいす」
武田 「なんか現実味の薄い名前だなあ。まあいいや。そいつらに期待してみるか。他に警戒すべき勢力はあるか?」
山本 「はっ 信濃に村上義清なる武将が」
武田 「大丈夫だよ。そんな教科書にも名前のってないようなヤツ」
山本 「ぶーばぶー 殿、言いたかないですけど、最近みんな言ってるでごいすよ。『最近あいつ、調子乗ってて感じ悪い』って」
武田 「こんなに才能も美貌もありあまっておるのじゃ! 少しくらい天狗になったとて仕方なかろう! それより真に警戒すべきは長尾景寅じゃ。異名を『えちごのりゅう』とかいう・・・」
山本 「そんな・・・ 殿。子供のいる前で『エッチの理由』だなんて・・・ ぽっ」
武田 「このドアホウ! 『越後の竜』じゃ! でも、こいつ、いやらしいくらいの美形キャラなんだよ~ このままじゃわしについてた女性ファンがごっそりあいつに持ってかれそうで、夜も眠れんのじゃ!」
山本 「あばばばー ご安心なさりませ、殿。そんなもの始めッからいやしませんから」
武田 「きいいい! わたしだってねえ、わたしだってねえ、女形はらせたら若手ナンバーワンだったのよ!」
山本 「その話は前にも聞いたでごいす。あーよかったでちゅねー ばぶばぶー」
武田 「絶対キレイになってやる!」
山本 「いい子ちゃんでちゅねー、がんばるんでちゅよー ・・・・育児しながらの仕事って、本当大変だわ・・・」
20070701192218

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June 08, 2007

コント山本くんと武田くん⑨ 恋愛相談編  ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「亀梨なんとかです」
山本 「山本カンスケで、GO! YEAH!!っす」
武田 「ふう~~~う~~~」
山本 「あら? どうしたんでごいすか、殿。わざとらしいため息なんかついちゃって」
武田 「いやー、実はあの由布のヤツにぞっこん惚れられてしまってのー。いやはや、もてる男はツライわい」
山本 「ああ、そうですか。どうもごちそう様」
武田 「『あなた無しでは生きていけない!』だってさ。あんまり美しく生まれてしまうというのも、かえって困り者じゃのう?」
山本 「ぷっ くくく・・・ こまわり君みたいなツラしてよくもまあ・・・」
武田 「カンスケ・・・ てめえ、今何か言ったか?」
山本 「あ、いや、あのですね。純和風のお顔立ち同士、とってもお似合いのカップルだと思うでごいすよ」
武田 「しかしなあ、わたしの好みはどちらかといえば、仲間由紀江とか伊東美咲とか、ああいう今風の目のパッチリしたオナゴなんだがなあ」
山本 「しかたありません、殿。世の中には『適材適所』という言葉がございますゆえ」
武田 「さっきから好き放題言ってくれるがな、カンスケ。てめえこそ、あの田舎娘以外に誰かにもてたことあんのか!? ねえだろ!!」
山本 「しし失敬な。それがしとてかつては二枚目俳優でならした男。スタジオパークを女性ファンで満員にしたことだってあるでごいす。最近の色恋沙汰といえば、そうでごいすねえ。駿河に逗留してた折、義元どのゆかりの女性に思いを寄せられて、甚だ難儀したことがあったでごいす」
武田 「ほほう。義元の妹か。それとも腰元とか」
山本 「母上さまでごいす」
武田 「ふーん ・・・・って婆さんかよ!」
山本 「そのうえ尼さんでごいす」
武田 「よもやカンスケ・・・ 手を出してはいまいの?」
山本 「正直申しますとだまくらかして駿河を乗っ取ることも考えたのごいすが、あまりに鬼畜の所業と思えたので諦め申した」
武田 「賢明じゃの。そんな展開にしたら、それこそ抗議電話が何本かかってくるかわからん」
山本 「あと一生懸命40年前のお姿をイメージしようと努力したのでごいすが、いかんせん実物を前にしては、いささか無理があったでごいす。そんなことより、最近それがしにもひとつ深刻な悩みがあるのでごいす」
武田 「なんじゃ? 申してみよ」
山本 「最近皆様が、やけにそれがしに優しいのでごいす」
武田 「? じゃあ良かったじゃねえか。意味深な言い方すんなよ」
山本 「それがそれがしにとっては苦痛なのでごいす。ご存知の通りそれがし、幼きころより周囲から冷たい扱いを受けるのが常でごいした。そんな日々を過ごしているうちに、いつのまにかひどい言葉を浴びせられるのが快感になってしまったのでごいす。逆に暖かい言葉をかけられると、全身にえもいわれぬ苦痛が・・・・」
武田 「まごうかたなき『変態』じゃの」
山本 「そうそう! そのような言葉をもっと・・・・」

ガラッ(ふすまの開く音)

三条 「おれ、三条」
山本 「これはこれは奥方様!! お待ち申しておりました。ささ、いつものようにそれがしに罵詈雑言をお吐きくだされ~」
三条 「いえいえ、山本殿。そちの働き、本当に感謝しておりますよ。夫と二人、『さすが名軍師』といつも噂しておりますの」
山本 「ぐああああ! 奥方様まで! 一体どうされたというのでごいすか!?」
三条 「何をそのように苦しまれているのですか?(冷笑) ほんに山本殿は底が知れぬというか、面白い方♪」
山本 「ぐおおおおお!! 殿! 奥方様を止めてくだされ!」
武田 「いや、これ面白いよ。カンスケ最高!!」
山本 「がはっ(吐血) お、鬼・・・・」
20070608180242


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May 16, 2007

コント山本くんと武田くん ⑧家庭炎上編 ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「ブラッド・ピットです」
山本 「山本勘助でごい~んす」
(かぽっ)(かぽっ)
    実は殿、先日当コーナーにて重大な不祥事が発覚いたしまして」
武田 「え~!? なんだろう? ドキドキするなあ~」
山本 「実は4回目以降、ずっと兄者の名前が『貞光』となっていたんでごいすが、正確には『貞久』でごいした。訂正と共にお詫びさせていただくでごいす」
武田 「なんだ、そんなことか。だいじょぶだいじょぶ、誰も気づいてやしねえって」
山本 「そうかなあ。あと最近みんながそれがしのことを、『アッキー、アッキー』と呼ぶのでごいすが、なんででしょう?」
武田 「『うちのまさあき』だからじゃないの?」
山本 「あ」
武田 「そんなことよりカンスケさあ、お前が連れてきたあの娘、期待はずれだったぞ。『柴咲コウ』にそっくりとかいうからすっげえ楽しみにしてたらさあ、似てるのは名前だけで、顔は似ても似つかねえじゃねえか!」
山本 「おや? 言わなかったでごいすか?(ポリポリ) そんなこと言ってるわりには、殿もベタなラブソングとか送り付けてませんでしたっけ?」
武田 「いや、その、あれはだ。新人さんがリラックスできるようにさあ、いろいろ気をまわしてだなあ・・・」

ガラッ(襖の開く音)
武田 「ガハッ(口パクパク)」
山本 「・・・・(目シロクロ)。ここここれは奥方殿。ごご機嫌うるわしゅう・・・」
三条 「言っておくが機嫌なら最悪じゃ。どっかの性悪なエテ公が、わらわのあたたかな家庭をぶち壊そうとしておるのでな」
武田 「あ、わし急用思い出した」
山本 「そそそれがしも」
三条 「そう慌てずともよいではないですか。いつも男二人ひそひそ怪しげ、もとい楽しげにしてるのですから、たまにはわらわも混ぜてくださりませ」
武田 「ああ、うん、まあ・・・・(カンスケ! なんか差し障りのないネタねえのか!)」
山本 「(そんなこと急に言われても・・・・)・・・・・あ。お葉書が一通来てるでごいす!」
武田 「お。誰からだ? 読んでみせい!」
山本 「静岡県におすまいのSGA屋伍一さんから。『ハルノブさんカンスケさん、こんにちは。いつも楽しく拝見しております。ところでボクも二人を見習って、自分の部屋の様子をポエムにしてみました。

ジメジメすること、カビの如し 匂い立つこと、コヤシの如し
侵食するごと、屁の如し 動き回ること、ヤブ蚊の如し・・・・」
武田 「奥よ、どう思う?」
三条 「品性下劣、としか申しようがございませぬ」
武田 「そうかなあ。わし、こういうのけっこう好きだけど。まあオナゴを連れ込めん部屋であることは確かだな」
山本 「がはは。まったくでごいす。そういう時はやっぱり・・・・」
三条 「・・・・ああ! もう! 花も恥らう乙女が同席してるというのに、おぬし等はどうしてそうデリカシーがないのじゃ!」
武田 「花も恥らうって・・・・ お前だってもういい年」
山本 「殿、シッ!」
三条 「も~~~~~ ガマンならん。二人まとめてギタギタのズタズタにして、今夜のおかずにしちゃうんだから。うふふ。このうまさ、ほんまもんやで~」
武田 「おお落ち着け奥! あんな娘、わたしが本当に愛してると思うのか! 政治じゃよ! あくまで政治のために仕方なく相手しておるのじゃ!」
三条 「(我に返って)はっ それはマコトでございますか、殿?」
武田 「あったりめえよ~ オレが愛してるのは永遠にお前ただ一人さ。ベイビー?」
山本 「(あー ったく付き合ってらんねー)そうそう、奥方。『あのような仏頂面ではちっとも萌えない』と世間では専らのウワサ・・・・」
ガラッ
由布姫 「いまここからなにか不審な話声が聞こえたが・・・・」
武田 「あ。わし今度こそ急用思い出した」
山本 「そそしれがしも」
由布姫 「逃がさん!(ずびずば)」
20070516203150


 

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April 27, 2007

コント山本くんと武田くん⑦軍旗燦然編 ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「速水もこみちです」
山本 「山本勘助ぞなもし」
貞光 「さ(かぽっ)」
青木 「あ(かぽっ)」
武田 「またお便りが来てるぞ。静岡県の武田信虎さんからだ」
山本 「きっと暇で仕方ないんでしょうのう」
武田 「ひとつ、腹ペコのまま戦場に行かないこと
ひとつ、天気の悪い日には奇襲をかけること
ひとつ、戦に出るときには背後に気をつけること
ひとつ、他人の刀を頼りにしないこと
ひとつ、土の上を馬で走り回って遊ぶこと

・・・・・ノブトラ五つの誓いだそうだが・・・・ どう思う、勘助?」
山本 「大方こないだのウルトラマンでも観て心を入れ替えたんでしょう」
武田 「だな。問題はそのネタがどれほどの人にわかるか、ってことだ。スローガンで思い出したが、カンスケ、そちの考案したあの旗じゃが、その後苦情が殺到しておるぞ」
山本 「そちが考案したって・・・・ ありゃ殿が勝手に作ったもんじゃないでごいすか!」
武田 「(無視して)あー、まず『漢字が読めない』 ミノから」
山本 「ったく体育会系はこれだから・・・・ ちゃんと勉強マジメにやらんのが悪いのごいす!」
武田 「『遠くから見ると字が細かくて見づらい』 諸角のジイ様から。老眼だからな」
山本 「メガネ買え! あとあんたの姓もけっこう読みづらいぞ!」
武田 「『長くてイライラする』 小山田から」
山本 「カルシウムが足りねえんだよ! 毎朝牛乳飲め!」
武田 「『カアサンがフリンしてるみたいで落ち着かない』 放浪中の真田くんから」
山本 「きれいな嫁さんもらうから、そういう余計な悩みをしょうことになるのじゃ! 俺なんかなあ! 俺なんかなあ!」
武田 「『なんかむかつく』 雷太から」
山本 「ちっくしょー!! ノコリのやつ、いっつも難癖つけやがって!」
武田 「えーとあと『パクるな』 中国政府から」
山本 「お前らだって北京五輪のキャラクター、パン○ーゼットから思いっきりパクってんじゃねえか!」
武田 「こら、カンスケ! 国際問題に発展したらどうする! で、どうする? 変えるか?」
山本 「何を弱気なことを! 孫子マニアとしての殿のプライドは、その程度のものでごいすか!」
武田 「む・・・ そう言われると胸が痛むの。ところでお主、孫子では他にどんなところが好きなんじゃ?」
山本 「はあ。そりゃああの筋斗雲でびゃーっと空を駆け巡るところとか」
武田 「バカモン! そりゃ孫悟空だろ!!」
山本 「え? 違う人なんでごいすか?」
武田 「たりめーだ! 大体ありゃ人じゃなくて猿だろうが!」
山本 「そう言われてみると、なるほど、そうでごいすのう」
武田 「やはり・・・・あれかのう。そちには軍師の職は荷が重いかのう」
山本 「待ってくだされ殿! 先日それがし、ようやく軍略の極意を悟ったのでごいす! これで天下統一はなったも同然!」
武田 「・・・・無駄だと思うが聞いてやる。では軍略と一言で言ってなんじゃ!」
山本 「ははっ 『七人の小人』がごときものかと!」
武田 「そのココロは?」
山本 「♪へいほー へいほー しごとが好(ずびゃ!)」
20070427180609
 

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April 09, 2007

コント山本くんと武田くん⑥ 勘助就職編 ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「妻夫木聡です」
山本 「山本勘助におわします」
貞光 「さだみ(かぽっ)」
武田 「今日はおハガキが一通来ているぞ」
山本 「いつも応援ありがとう!」
武田 「静岡県の武田信虎くんから。『てめえら、必ずぶっ殺す』だって」
山本 「ふーん。それより先生、ぼく悩み事があるんですけど・・・」
武田 「そうか。先生に何でもいってみなさい」
山本 「・・・・ボクもしかして、クラスのみんなから嫌われてるんでしょうか?」
武田 「うん。そうだよ(きっぱり)」
山本 「ええ! ショック!! いじめかっこ悪い!」
武田 「だってキミ新参者のクセに態デカ過ぎなんだもん」
山本 「こんなに謙虚なそれがしのどこが! こうしてお土産の生首だってちゃんと持ってきたのにいいいい!!(ドカ)」
青木 「チクショー。テメ、カンスケ、覚えてろコノヤロー」
武田 「(かぽっ)だからそういう生々しいものを、一々ここまで持ってくるんじゃねーよ!」
山本 「これが本当のヘッド・ハンティングでござる。ぐしし」
武田 「あとな、お前のお笑いのセンス最悪。こないだのミノとの対戦もお前はウケ狙いだったんだろうけどさ、みんなどん引きしてたぞ。恐竜倒したとかいうからどれほどのもんかと思えば、とんだ見掛け倒しなんだもん」
山本 「恐れながら殿、『恐竜を倒した』のではなく『京流をマスターした』のです」
武田 「口で言われてもわかんねっつの! テロップだしとけ! それとも一つ。お前雷太のことずっと『ノコリどの、ノコリどの』って呼んでるだろ」
山本 「はて。それが何か」
武田 「あいつは『ノコリ』じゃない。『アマリ』だ」
山本 「これはしたり・・・・ 実は時々峰竜太や藤竜也ともごっちゃになるのでごいす」
武田 「本当にみんなと仲良くなりたいなら、まず顔と名前くらいきっちり覚えろ。ちなみにワシのもとには最終的に24人の名将が集まることになっておる」
山本 「ええ! そんなにたくさん覚えらんない! 少年マンガじゃ多くても1チーム12人くらいなのに!」
武田 「御廷十三隊は十三人いるうえにそれぞれ副隊長までいるぞ。ってそうじゃなくて、軍略を極めんとするものがこれくらい覚えられんでどうする!」
山本 「(しぶしぶ)はーい」
武田 「よし、じゃあこれから順々に紹介していくぞー。ここテストに出るからなー。さっきの甘利はもういいか。それと板垣ももう知ってるよな?」
山本 「千葉ちゃんでごいすな。今風に『ガッキー』と呼んでもようごいすか?」
武田 「好きにしろ。次にすぐキレる危険な若者、小山田」
山本 「オヤマダオヤマダ・・・・ あだ名は『おじゃ漫画ヤマダくん』ね」
武田 「そう呼んだら、たぶんあいつキレるぞ。続いて割と早くに寝返りに協力してくれた飯富虎政。そんでギリギリまでねばった諸角虎定と」
山本 「こいつら影薄いでごいすよね。おじさんA、じいさんAでいいでごいすよ」
武田 「おめーはオレがさっきなんて言ったのか、もう忘れたのか! ・・・・まあいい。次にお前とこないだ対戦した鬼ミノ」
山本 「もしかして昼に『奥さん、これは健康にいいですよ!』とか言ってるあの方でごいすか?」
武田 「たまたま名前がかぶってるだけだ。それにあの人は別に鬼じゃないだろ」
山本 「ところがどっこいでごいす。実は(中略)で(自粛)らしいでごいすよ」
武田 「ふーん。芸能界って怖いな。次に・・・・」
山本 「との~ もう疲れたでごいす。あとはまた今度にして、どっか飲み行きましょうよ」
武田 「こらこら、まだ四分の一しか終ってないんだぞ!」
山本 「詰め込み式はよくないでごいすよ。それに殿だって最近遊んでないでしょ?」
武田 「ふむ・・・・ どっかいい店知ってるの?」
山本 「それがですね。こないだ諏訪ってところでいい娘見つけまして・・・・」
(ガラッ)
三条 「殿! その者からお離れください!」
武田 「悪ィ、カンスケ、オレちょっと用事思い出した。あとよろしく頼むわ」
山本 「ちょっと待、殿、そんなずる(ズビャア!!) がはっ!」
20070409080428

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March 31, 2007

コント山本くんと武田くん⑤ 信虎追放編 ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「ハリー君で~す♪」
山本 「山本勘助にごわはんど」
貞光 「貞光でおま(かぽっ)」
武田 「あれ? 前と間隔がせばまってないか?」
山本 「ここのところ本編と差が開くばっかりでごいしたからの。苦肉の策でごいす。あとオリジナル編完結記念、それがしの就職記念・・・・ そうそう、親父殿追放記念と」
武田 「がっはっは。あのボケオヤジ、とうとうたたき出してやったわい。やる前は色々気をもんだが、やってみると意外にスイスイことが運んだの。これもひとえにワシの人徳の賜物かの? むふ♪」
山本 「というか、『どっちにより人望がなかったか』という問題ではありますまいか。そういえば、あの件に関してはそれがし少々納得がいかんことがあるでごいす」
武田 「何が気に食わんのよ? みんなまーるく収まったじゃん!」
山本 「やっぱあの国境のあたりでごいすな。『どうしてもやるのか』『ああ、お前ほどひどいヤツはいない!』そんなやり取りのあと、 双方刀を電光の如く振り下ろし、次の瞬間大殿の肩口から血がブシューッと噴き出る。ほんで加山雄三あたりが『お見事!』と・・・」
武田 「そんなことしたら歴史変っちゃうだろ! 青島刑事あたりにまかせとけ!」
山本 「謀反は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてんだ!」
武田 「ま、今回の件に限ってはあらかた会議室で決めちゃったけどな。それにひきかえ、万俵財閥の鉄平くんは気の毒だったの」
山本 「♪ドバッ ドバッと行こうぜ おれは鉄平だい♪」
武田 「その鉄平くんではない! いい加減シニアネタ連発するのやめろ!」
山本 「あの方にせめて、殿の十分の一ほどの『図太さ』があればねえ。まあ昔から美形は「幸薄い」と、相場が決まってるでごいすが」
武田 「きい! 悔しい! アタシが美しくないって言うの!? これでも女形を張らせたら若手NO.1って言われたのよ!!」
山本 「ああ、きれいきれい(ぽりぽり)。話を元に戻しますと、とうとう先回から原作部分に突入したわけでごいすが」
武田 「この『風林火山』ってさあ、原作ってたった一冊なんだよね。去年でさえ全4巻あったんだよ? あと9ヶ月もつのかねえ?」
山本 「原作の分量に関しては、毎年脚本家が頭を悩ませてることでないでごいすか? まあ一年間十分に足りる長さの原作って言ったら、それこそ『徳川家康』か『大菩薩峠』くらいでしょうがね」
武田 「『グイン・サーガ』とか『ペリー・ローダン』とか」
山本 「ジャンルが違うでしょ! まあご案じめされるな、殿。二、三話原作どおりにやったら、また十話くらいオリジナルをやればいいのでごいす!」
20070331110337武田 「さすがはカンスケじゃ! 見事な抜け道じゃの! ではカンスケ! お主にもう一度問う! 『軍略』とは一言で申してなんじゃ!」
山本 「ええと・・・ 『真四角の面積』ってとこでごいすかの?」
武田 「・・・・そのココロは」
山本 「へいほうセンチメート」
武田 「(ずびゃあ!!)」
山本 「ぐはっ!!」
 

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March 24, 2007

コント山本くんと武田くん④ 諸国流浪編 ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「タッキーで~す♪」
山本 「山本勘助でごわす」
貞光 「貞光でおま」
武田 「カンスケ、そいついい加減しまえ!!」
山本 「おっと失敬、出しっぱなしでごいしたな。かぽっと」(貞光 「待てコラーッ」)
武田 「そうそう、井上靖先生の『蒼き狼』、映画が絶賛公開中じゃの」
山本 「いや、あれ一応別の人が原作のようでごいすよ」
武田 「ええっ そうなんだ。わしゃてっきり・・・ そういえばなんでチンギス・ハーンのイメージカラーは「青」なんじゃろうの?」
山本 「それは蒙古民族特有の証、『蒙古斑』から来ているらしいでごいす」
武田 「へえ、そうなんだ・・・ って、今うっかり信じそうになったじゃねえか!」
山本 「ぐしし」
武田 「ったく、油断も隙もない・・・ ところで静岡を出たあとはどうしたんだっけ?」
山本 「は。神奈川県は小田原市の北条という家に厄介になっておりました」
武田 「北条ってえと、そのモンゴル人を追い返した狂言師の家柄だったっけ?」
山本 「いや、それが一応別の一族らしくて」
武田 「? 『もう本家とは一切関わりはございません』ってことか?」
山本 「さあ? まあとにかく色々事情がおありのようでごいす。そんでそこの若君に気に入られそうになったんでごいすが、そこに運悪く例のテリーの息子がかくまわれまして」
武田 「テリーJrじゃな。キン肉マンの相棒のモデルになったとかいう」
山本 「は。『あの時の恨み!』とばかりにスピニング・トゥ・ホールドをイヤというほど決められまして、ほうほうの体で逃げ出したんでごいす」
武田 「そいつは災難じゃったの。そんで次はどこへ?」
山本 「は。次は信州長野の上田市に。真田さんというところに泊めさせてもらってました」
武田 「えーと、確かサナダムシの名の由来になったとかいう人だっけ?」
山本 「ま、長い目で見れば。この真田の当主がそれはいい方でごいしてのう。『キミさえよければいつまでもいていいんだよ』なんて言うから、ついずるずると長居してしまいました。まるで『田舎に泊まろう』に出演してるみたいでごいした」
武田 「いるよね。こういう社交辞令を真に受けて迷惑かけるタイプ」
山本 「そんなある日近所で小競り合いがありまして、『ちょっと平賀というおっさんの加勢にいってくれないか』と頼まれたんでごいす」
武田 「いい人な割にはなかなかハードなことを頼むの」
山本 「ああっ 言われてみれば! さすがは真田。見事に手玉に取られ申した!」
武田 「っつか、カンスケ。お前いい加減ウザがられてたんだよ。あ! そういえばお前あん時、敵方にいたの!」
山本 「ああ、そういえばそうでごいしたの(ポリポリ)」
武田 「ワシの大事なデビュー戦をメチャクチャにして! ひどい!」
山本 「結局勝ったんだからいいじゃないでごいすか。ったくあのタコ入道、幾らハリウッドデビューしてるからって、気ィ抜きすぎだっつーの」
武田 「あとお前あん時、わしのこと『矢で撃っちゃおうかな。どうしようかな』とか考えてたろ!」
山本 「そ、そんな殿・・・ カンスケは悲しゅうございます! そのようなこと、ほんのちょっとしか思ってなかったというのに・・・・」
武田 「・・・・そうであったか・・・ 疑って済まぬ。許せ、カンスケ!」
山本 「いいのでごいす。これからは我が軍略をもって殿のお役に立てるよう、必死に励む所存にてございます!」
武田 「うむ。それでは聞くがカンスケ。『軍略』とは一言で言って何じゃ!」
山本 「う・・・・ それは・・・・ ま、『与作』みたいなもんでごいすかの?」
武田 「?」
山本 「つまり(ヘイ)ヘイホー♪」
武田 「カンスケ! そこへなおれ!(ズビャア!!)」
山本 「ぐはっ」
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March 05, 2007

コント山本くんと武田くん③ 駿河大乱編 ~大河ドラマ『風林火山』より

武田 「ハルちゃんでーす♪」
山本 「山本勘助でがんす」
武田 「ってかカンスケ、オメくせーよ!!」
山本 「貧乏旅行の最中でござったからな。最後に風呂に入ったのは・・・・ さて、いつでごいしたか? あ、殿、これお土産のミカンと今川焼」
武田 「いらねーよ!! 匂いが染み付いてるうえに発酵してんじゃねーか!」
山本 「せっかくもってきてやったってのに、これだから現代っ子は・・・ ブツブツ。仕方ないでごいす。これは拙者が片付けましょう。ムグムグ」
武田 「うえ。食ってるよ・・・・ それはそうとカンスケ、静岡はどうじゃった?」
山本 「いいところでごいしたなあ。こちらよりも山が少ないし、暖かいし。海の幸もありましたし。あとあちらはサッカーがさかんでしてな。主婦でさえリフティングが100回はできるとか」
武田 「マジかよ!」
山本 「さらにサッカーを盛り上げるべく、領主の義元どの自ら頭をボール状に剃り上げて、『ボールは友達、怖くないよ!』とかおっしゃってましたな。しかし義元どのの母君や、軍師の雪斎どのまでツルツルだったのには正直驚き申した。なんでここまでスキンヘッドにこだわるのでござろう?」
武田 「ふーむ。体毛がなければ、望みを果たしたとてむなしいのにのう」
山本 「・・・・・・」
武田 「すまん、カンスケ。流せ」
山本 「は。それで領主の義元どの。こいつがイヤミたらたらのヤな御仁でごしてのう。ああもう、思い出すだけでも腹が立つ」
武田 「気にするなカンスケ。ああいうタイプは、たぶん才に溺れて自滅する。ちょうど二年チョイ前にそんな例があった」
山本 「は。去年の年明け早々にもありましたな。それで軍師の雪斎どの。この方も負けず劣らずイヤミな方でごしたが、大変渋い、いい声をお持ちでごいした。あるとき兄上と連れ立って歩いておりましたら、『ふっふっふ ヤマモトの諸君』と嬉しそうに挨拶されてましたっけ」
武田 「ふーん。そいで向う、さんざん派手な内部分裂がったんだって?」
山本 「は。そのことで拙者と兄上は敵味方に別れて戦うことにあいなったのでごいす。敵の総大将は、あのテリーでごいした」
武田 「テリー?」
山本 「は。『ぼくはねえ、納得いきませんよ!』と戦場でぺちゃくちゃしゃべってたら、あっという間に囲まれて、命からがら逃げ出しておいででごいした」
武田 「かっこわる」
山本 「それを見た兄上は相当がっくりくきてしまい、『もうわしリタイア』と言い、拙者にこれを(ごとん、とテーブルに置く)くれたんでごいす」
武田 「なにこれ」
山本 「は。兄上のクビでごいす」
武田 「ぶはっ ばばばバカヤロウ! そんなもんここに持ってくるんじゃねーよ!!」
山本 「ああ、そういえば紹介がまだでごいしたな(はらり)。兄上、こちらが武田の若君でごいす」
貞久 「これはこれは武田の若君様。お初にお目にかかります」
武田 「ひいいいいい!! クククククビがしゃべったああああ!!」
貞久 「カンスケ、お前のとこの殿サンは、ちょいと神経が細すぎやせんか?」
山本 「まったくでごいす。ま、お坊ちゃん育ちでごいすからな」
武田 「そういう問題じゃねーだろ! なんで生首が平気な顔してペラペラしゃべってんだよ! お前らおかしいと思わんのか!」
貞久 「いやいや、昔はこういうこと、たまにあったそうですよ」
山本 「そうそう、『雨月物語』なんかに出てるんじゃないでごいすか?」
武田 「へえ、そうなんだ・・・・ ってんなわけあるか!」
20070305193358

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February 16, 2007

コント山本くんと武田くん② 骨肉相克編 ~大河ドラマ『風林火山』より

武田「たけちゃんでーす」
山本「山本勘助でごいす」
武田「しかしカンスケ、お主も相当ひどい家庭環境に育ったものじゃのう」
山本「何をおっしゃいます。お代官様こそ」
武田「もちつもたれつ。ふっふっふ・・・ って違うだろ」
山本「失礼いたした。それでもグレないですくすく健やかに育った自分を、自分でほめてやりたいでごいす」
武田「もう、じゅーーーーっぶん、グレちゃってると思うけどな。ところでカンスケ、そちの嫁のことではオヤジがすまなかったの」
山本「ううっ わいにはもう、あいつしかおれへんかったいうのに・・・・ そうだーっ! オレは武田をぶっ潰すんだーッ!! ノブトラーッ!! 出てこいやワレーッ!!」
武田「お、お、落ち着けカンスケ! 本当に出てきたらどうする!」
山本「(我に返って)は! 失礼いたした! しかし殿、あいつのためにも是非大殿をなんとかしていただかねば困りますぞ!」
武田「それはわかっちゃいるけどさあ。わし、本当にアレとやりあわなきゃいけないの? はっきり言って勝てる自信、まるでないんだけど」
山本「日本一シャレのわからない戦国大名と、もっぱらの評判でごいすからな」
武田「前に無限塾のドキュメント見たことあるけど、稽古の時、鬼みたいだったもん。やっぱすごいわ。総合格闘技は」
山本「なんだかなにかと混ざってるような・・・・ まあともかく落ち着き召されい、殿。既に強力な助っ人を手配中でごいす」
武田「おお! 頼もしいの! しかしてその名はなんと言う?」
山本「は。たしか三船トシローだかサンジューローだか」
武田「・・・・・ 
   その人、もう亡くなってるよ」
山本「なんですと! カチャカチャ(検索音) ああ! これはしたり!」
武田「先行きは暗いな・・・・ ところでカンスケ。お主はここへ来る前何をしとったんじゃ?」
山本「は。最近は東北の貧乏武士とか。ブレイクしたのは将棋指しのころでごいすな」
武田「名人は神に愛されし者・・・だっけ?」
山本「殿、それは別の話。しかもマンガでごいす」
武田「すまんすまん。平安時代の霊がとりつくとか、そんな話だったか?」
山本「もういいでごいす。殿の方こそ前は一体何をされてたのでごいすか」
武田「わしか? わしはまあ、伝統芸能の世界で、女形なぞをな。ムフフ」
山本「・・・・・ あの、殿。それはもちろん芸の中だけでごいすよね?」
武田「安心せい! ワシはゲイではない! 男でも女でもカムカムエブリバディじゃ!」
山本「ああ、よかった。って、おい!」
20070216175431


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