September 05, 2021

2021年7月に観た映画その1

先々月は色々大変だったのですが、今年でいままでのところ最も多く映画館に行ってました(12本鑑賞)。なぜだ…

ともあれ本日は7月前半に観た作品の覚書をば。

☆『ゴジラvsコング』

今年最も待望していた映画のひとつ。内容は…内容はないな! うん!

公開が遅れたためにあの怪獣登場のネタバレが出ちゃったりとか、監督が「今回は決着でどっちかが死ぬ」とか言ってたのが大嘘だったりとか、ちょっと残念だったり騙されちゃったりということはありましたが、観たいものは十分見せてもらったのでOKです。

2014のシリーズ開始の時は妙に格調高いというか小難しいところがありましたけど、結果的に見事なバカ映画でいったん一区切りついてしまったモンスターバース。ただ前作『キング・オブ・モンスターズ』のマイケル・ドハティ監督が情熱の赴くままに狂っているのに対し、本作品のアダム・ウィンガード監督はそれなりに計算しておバカをやっているように感じられました。

最初に述べたようにこの映画を見た翌日すぐ近所でけっこうな惨事があったのですが、それはまた別の話。

 

☆『ブラック・ウィドウ』

今年最も(略)。コロナ禍のため1年以上お休みとなってしまったMCUがようやっと銀幕に帰ってまいりました。宇宙や異次元をも股にかけるMCUですが、今回はかなり現実寄りの世界観。まあそれがこのキャラには合っているんじゃないでしょうか。

わたくしこの作品でナターシャ・ロマノフ復活の希望みたいなものが語られるんじゃないかとちょっと期待してたんですけど、どうもそれはなさそうですね… 演じるスカーレット・ヨハンソンもきっぱり「卒業」とおっしゃってましたし。ただコミックではヒーローが死んだり生き返ったりということは本当に日常茶飯事なのでいつでも軽率に帰ってきていいと思います。

二代目と思しきフローレンス・ピューさんも大活躍。ナターシャ姉さんに愚痴ったりケンカしたりをさんざん繰り返した後に、笑顔で別れを告げてマシンに突っ込んでいくシーンなどはおじさん鼻水駄々洩れでした。

『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンターソルジャー』といったMCUのドラマ群ももちろん面白いんですが、やっぱ「映画」は自分にとって別格だなあ…ということを再確認。

 

☆『東京リベンジャーズ』

今大人気の少年漫画の映画化。ちょっと懐かしいジャンルになってしまった「ヤンキーもの」に時間SFの要素を取り入れたのが中々面白いコンセプトであります。

主人公の花垣武道君はしょぼかった学生時代で青春をやりなおし、そこで関羽・張飛みたいな豪傑に見込まれて共に戦うことになるわけですが、もちろんそれで急激にケンカが強くなるわけではありません。それでも弱いなりになんとか事態を打開しようとするあたりに手に汗握って応援させられてしまいました。

主演が北村匠海君で漫画原作で東京の底辺の若者たちを描き、ヘナチョコの主人公がどん底に落ちてから一年発起して立ち上がる…と昨年の『とんかつDJアゲ太郎』と重なるところが多々あります。だのに売り上げで大幅に差がついてしまったのはなぜなんだろう…

 

☆『夏への扉 -キミのいる未来へ-』

こちらはロバート・A・ハインラインの名作を日本に置き換えての映画化。『東京~』と同じ日に観たので図らずもイケメン主演のタイムスリップ映画をハシゴすることになりました。

原作はだいぶ昔に読んだのですけどもう細かいところはだいぶ忘れておりまして。それだけに新鮮な驚きと共に味わうことができました。あとで調べたら舞台設定以外はけっこう原作に忠実に作られていたようです。付け加えられた要素としてはどう見ても藤木直人のアンドロイド君。このアンドロイドのずれた会話や、私たちと同じ世界のようでちょっと科学が進んでいるパラレルワールドの描写がいちいち楽しゅうございました。

あと『夏への扉』といったらなんといっても猫であります。その点でもこの映画よく出来てました。ピートを演じる猫さんの髭が垂れ下がってリところとか、家で前飼ってた猫を思い出してしんみりしてしまいましたよ…

 

この月は車でちょっと遠出して、鎌倉近くにある「シネコヤ」さんという映画館で人形アニメの特集上映も観に行って参りました。

1本目は「川村喜八郎」特集。作品は『花折り』『鬼』『詩人の生涯』『道成寺』『火宅』の5作品。

NHK人形劇『三国志』も手掛けておられた方なのですが、あの精巧な人形でドロドロした情念が鬼気迫る演技で描かれ、背中をおぞ気が幾度も走りました。今回唯一の絵アニメである『詩人の生涯』は原作安部公房ということもあり、シュールで想像もつかない展開にニヤニヤ笑っちゃったりもしましたが。

2本目は「岡本忠成」特集。こちらは『みんなのうた』の『メトロポリタンミュージアム』などで知られている方。今回は『チコタン』『サクラより愛をのせて』『注文の多い料理店』『虹を渡って』『おこんじょうるり』というラインナップ。

川本先生と比べると優し気な作風ですが、一部でトラウマアニメとして伝説的の語られている『チコタン』はやはり強烈でした。終了後館内の空気が凍りついたかのようでした。一方で『おこんじょうるり』は「ソフトな『ごんぎつね』」とでも言いましょうか。限りなく優しく、かわいらしく、そして切ない宝石のような作品。ぜひ後世に語り継いでいかなくてはなるまい…と心に誓いながら涙と鼻水とよだれにまみれて鑑賞いたしておりました。

次回は『竜とそばかすの姫』『スーパーヒーロー戦記』『映画大好きポンポさん』『返校』『モルカー』『サイコ・ゴアマン』について書く予定です。

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August 17, 2021

6月に観た暴力的な映画色々

というわけで6月編。この月はなんでかバイオレンスな映画ばかり観ていて、癒し系の動物映画とかが恋しくなりました。

☆『デッドロック』

1970年ドイツ製作の犯罪映画…がなんでか今頃ご近所の三島市で上映されたので観てきました。アメリカっぽい荒野で奪われた大金を巡り、若者のガンマン、ベテランの殺し屋、居合わせたおっさんが騙しあいと殺しあいを繰り広げます。と書くとセルジオ・レオーネの『続・荒野のガンマン』みたいですが、あんなに爽快な映画ではなく、見終わった後なんとも言えない虚無感に抱まれてしまいました。幸い直後においしいラーメンを食べたのですぐ生きる実感を取り戻せましたが。

ホドロフスキーやスピルバーグがほれ込んだというだけあって詩情や情景は引きこまれるものがあります。

 

☆『モータルコンバット』

「脊髄を引き抜く」といった過激な描写で知られる格闘ゲームが原作。魔界の王が主催で行われる人間対魔族の武道大会。ウン百年の因縁を経て現代に選ばれた戦士たちが人知を越えた死闘に挑む…というストーリー。

冒頭で『鬼滅の刃』によく似たプロローグがあるんですが、ここが本当によく出来ていてちゃんと日本人に日本語を喋らせているところに感心いたしました。ただちゃんとしてるのは本当にそこだけで、あとは「考えるな(考えても無駄だから)、感じるんだ」と自分に言い聞かせたくなるような破天荒で無茶なストーリーが勢いに任せて進行していきます。特に疑問だったのは「9(だと思った)連勝してる魔界軍だけど10回目に負けちゃったら地上界を征服できない」というルール。それ滅茶苦茶魔界側に不利じゃないですか? …いや、考えてしまったら負けなのです。

とはいえそのハチャメチャぶりが楽しいことは楽しい。特に見た目重視のゲームキャラを丁寧に再現していたのは見分けがつきやすくてとても助かりました。

 

☆『ミスター・ノーバディ』

よくある「なめてた相手が無敵の殺人マシンだった」系の作品。他の作品と比べて出色なのは本当に主演の人がその辺のさえないおじさんに見えるところ。『イコライザー』にせよ『ジョン・ウィック』にせよ『アジョシ』にせよみんな「なぜ舐められるんだろう」というくらいただならぬ風格漂ってますからね。

私は知らなかったのですが、この人ボブ・オデンカークさんといって『ブレイキング・バッド』などで活躍された名優さん。最近現場で倒れたなんてニュースがあって大したことないといいのですが。

80を過ぎてもまだまだ元気そうなクリストファー・ロイドさんや、出番がすくないながらも強烈にキュートな子猫ちゃんも重要な見所でした。

 

☆『ピーターラビット2』

この1年間延々と延期され、ようやく公開された映画の先駆け的作品。誰もが知ってる朗らか絵本「ピーター・ラビット」を過激で暴力的にアレンジした映画版の第二弾です。

ピーターの絵本で有名になったビアさんは、都会の大出版社からさらなるシリーズ化やメディアミックスのオファーを受けることに。しかしそれは本来の彼女の作風からはかなりかけ離れたもので…

という感じで「原点の持ち味を映像化とかリメイクで大幅にアレンジしちゃうのはよくないよね」というテーマが含まれています。あなたがそれを言いますか。自作を題材にメタ的な自虐ネタをぶっこんでくるとはウィル・グラック監督、恐るべしであります。

原作者ビアトリクス・ポターさんは色々苦労の多い方だったそうですが、この映画のビアさんは幸せ一杯そうでなによりでございました。

 

☆『ザ・ファブル/殺さない殺し屋』

3年前岡田准一主演で映画化された人気漫画の第二弾。これまた「舐めてたやつが…」系の作品ですが、米国の作品と違って殺しはあくまで封印してあるところが持ち味です。

正直前作は「面白いけど家でTVで寝っころがって見るのがちょうどいいくらいの映画だな」と思いました。けれど今回はヤマ場のアクションシーンが大変スクリーン映えしており、製作陣のレベルアップに心から感服いたしました。

自分がかつて怪我を負わせてしまった少女を不器用ながらも助けようとするストーリーや、そのヒロインから許しと感謝を送られる結末などもおっさんには非常によわいところを突いてくる作品でした。この年になると「あれは故意でないにせよすまないことをした」ということもチラホラあるので。ファブルが許されたからといって自分も許されるわけではないんですけどね!

 

おお、無事に連続更新達成できました。次回は『ゴジラVSコング』、『ブラック・ウィドウ』、『東京アベンジャーズ』、『夏への扉』等について書きます

 

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4,5月に観たその他の映画

たまたまお盆休みが1日増えたのでまたしても一月ぶりに更新してみます… 

 

☆『21ブリッジ』

『アベンジャーズ/エンドゲーム』のルッソ兄弟製作にしてチャドウィック・ボーズマンの遺作。NYはマンハッタンで起きた強盗事件を追う敏腕刑事。だがその事件には犯人も知らない裏の事情が絡んでおり…

最初から最後まで息つく間もアメリカンジョークもないノンストップ・アクション。よく言えば無駄がなく、悪く言えば気を抜くシーンがほしい作品。

疑問だったのは一介の刑事に過ぎないチャドさんがダイハード並みに無敵だということ。まあ生まれついての戦士だったってことでいいんでしょうか。そんな風にキビキビ動いてるチャドさんを見てるととても末期がんの人には見えず、本当にすごい役者さんだったんだなあと。あと今年上半期はちょっとJ・K・シモンズさんに食傷しました。

 

☆『ジェントルメン』

東京で映画館が閉まってたときに地方で普通に公開してた作品。ガイ・リッチーさん久しぶりの原作なし映画。ロンドンの麻薬王の引退を機に、彼の部下、商売敵、記者らの思惑がお笑い混じりで複雑に絡み合う。なるほど、ガイさんが1からストーリーを作るとこういう風になるのですね…

『コードネーム・アンクル』なんかと比べるとちょっととっちらかった感はありますが、マシュー・マコノヒー、ヒュー・グラント、チャーリー・ハナム、コリン・ファレルといった無精ひげの似合うイケオジたちのドリフ大爆笑を存分にたのしませてもらいました。

 

☆『ファーザー』

本年度アカデミー主演男優部門受賞作。高齢ゆえにアルツハイマーを患っている一人の男性。そのことを認めようとしない彼だったが、記憶の混乱により次第に言い知れようのない不安にむしばまれていく。

予告から「愛する人が自分がわからなくなっていく…」みたいな情に訴えかける内容だと思っていたのですが、これは一種のホラーと言ってもさしつかえないかと。観客にアルツハイマーになったら実際にどんな風に感じられるのか、疑似体験させるような作りになってるもんで。

それにしてもオスカーをゲットできたのはめでたいのですが、不自由さや暴力におびえて子供のように泣くアンソニー・ホプキンスさんを見ていたらしみじみ悲しくなっちゃいました。かつてはレスター博士として脱走含め出来ないことは何もない人だったのに…

 

久しぶりの勢いに任せて今日は連続更新に臨みます。途中で力尽きる可能性大

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July 20, 2021

4~6月に観た個性的なアニメ映画について

忘れたころのブログ更新… 今回は春ごろに観たアニメ映画4作品についての備忘録であります。

 

☆『RED LINE』

10年前に作られたSFアニメ。そんなにメジャーでもないのに今回10周年記念上映などやっていたので「それほどのものなのか…」と思い観てきました。手短に紹介すると宇宙を舞台にした『チキチキマシーン猛レース』ですね。それに恋愛と友情と怪物と国家の陰謀と男の意地やらなんやらが絡んで大したてんこ盛り状態でした。

とはいえメインとなるのはあくまでレース。多少の物理法則は気合と勢いで全てふっとばす、迫力に満ちた作画と動きを堪能させてもらいました。このノリ、いかにもTRIGGERっぽいな…と思ったらやっぱりスタッフに今石洋之氏やすしお氏の名前がありました。というわけでプレTRIGGER的な作品としても楽しめるかも。

 

☆『JUNK HEAD』

日本ではめずらしいストップモーションアニメ。製作に7年を費やしたそうです。人類が生殖能力と引替に無限の寿命を得た世界で、一人の青年の秘境と化した地下世界での冒険が描かれます。ギレルモ・デル・トロやシュバンクマイエル、『エイリアン』に通じるグロセンスに加え、それらに独特なキュートな造形も混じっているところに強い個性を感じました。

万人に受ける作品じゃないと思うんですが「お好きな人にはたまらない」ものがあり、自分などはついつい3回も観に行ってしまいました。そういう一種の中毒性を有しております。

ちなみに3部作構想とのことで今回はお話の途中で突然ぶつっと終わります。続編を待望する一方でこのまま終わったらそれはそれで美しいかな、とも

 

☆『トゥルーノース』

フルCGスタイルで北朝鮮の強制収容所の実態を描いた異色の作品。なんで実写でやらんのか…と思いましたが、実際に収容所のセット作ったりたくさんの朝鮮系のモブキャストを集めるよりかはこの方が安上がりだったからかもしれません。

どうしても戦後まもなくっぽいような印象を受けてしまいますが、これ21世紀に入ってからの時代設定のようで。父が反政府活動を行っていたために地獄のような環境に放りこまれながらも、純粋さを失わず他の人のために行動する兄妹の姿に心打たれます。

完全な実話ではないものの、多くの人の証言を元に作られた映画だそうで。希望を捨てないことがテーマとなってはおりますが、彼の地で苦しんでいる人たちがいつか解放される時代は来るのだろうか…と重い気分にさせられました。

 

☆『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

上半期最も楽しみにしていた作品のひとつ。日本を代表する大河アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズの最新作です。

鑑賞前に原作を読んだとき「これ、映像というか娯楽にはむかない話だよなあ…」と思いましたが、原作にかなり忠実であるにもかかわらず絵の美麗さに圧倒されてしまって、気がついたら1時間半経ってしまいました。ガンダム=ロボアニメの方式というより京アニの文法で作られております。

監督がインタビューで「ロケハンに行けてないので2作目の進行が遅れている」とおっしゃってたのですが、ガンダムにロケハンって必要なのか??と思わずにはいられませんでしたw まあこれまでのシリーズはされおいて、『ハサウェイ』はそれが必要不可欠なスタイルで作られているということですね。ですから宇宙空間の未来未来した光景はごくわずかで、あとの背景は我々の世界とそんなに変わりが無く。唯一の違いはその世界に時々モビルスーツが大暴れすることです。

主人公がいわゆる「テロリスト」である点も思い切った要素のひとつです。主人公は純粋なんですがその過激な行動は「2.26事件」か日本赤軍のそれを連想させます。対する連邦政府は連邦政府で骨の髄まで腐敗しきっていたり。そんなどこにも正義のない戦いにひきながらも、いきいきとしたキャラクターたちの躍動に目を奪われてしまいました。

これまた3部作の1作目。できれば「衝撃の結末」は変えてほしいんですが、これを見た限り監督さんは原作どおりやる気満々のようです。む~~~ん…

 

次回は4,5月に見た作品でまだ感想を書いてない『21ブリッジ』『ジェントルメン』『ファーザー』などについて書く予定です(いつのことやら)

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June 27, 2021

3~6月に観た無理ゲー映画

気が付けば今年もぼちぼち半分終了。春からなんだか平凡な男女が異常な無理ゲ―状況に追い込まれる映画を幾つか観たのでまとめて紹介します。

 

☆『ビバリウム』

これは前にも書いたんだけど。デンマーク・ベルギー・アイルランド合作の閉じ込められ系映画。ある若いカップルが建売住宅の見学にいったらその住宅地から出られなくなってしまう。赤子と共に届けられメッセージカードには、その子を育て上げれば解放されるとあるのだが…

藤子FとAを足して割ったような不気味なムード。

個人的面白さ…D 無理ゲ―度…C 監督の人の悪さ…A

 

☆『ガンズ・アキンボ』

元ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフ君のキワモノシリーズ?最新作。イギリス・ニュージーランド合作のデスゲーム系映画。オンラインゲームの荒らしを趣味にしていた青年がゲームの主催元から怒りを買い、両手に銃をくくりつけられて百戦錬磨の殺し屋ガールと戦わせられるという話。「両手に銃固定」ってかっこい気もしますけど日常生活には大変不便ということがよくわかるお話。絶体絶命勝ち目なしの状況からお笑い混じりで脱出する過程が楽しゅうございました。

個人的面白さ…A 無理ゲ―度…B 監督の人の悪さ…B

 

☆『パーム・スプリングス』

サンダンス映画祭で「史上最高の落札額」で買われたと評判の映画。タイムリープ系。それぞれ恋人と妹の結婚式でパームスプリングスに来た男女が、あることがきっかけでその日一日を無限に繰り返すことになってしまう。

死亡シーンはいっぱい出てきますが今回紹介した5作品の中では一番なごやか。ふわふわとした陽気な状況ならずっと繰り返したっていいじゃない…と思いつつやっぱり重苦しい気分にさせられます。

個人的面白さ…C 無理ゲ―度…C 監督の人の悪さ…E

 

☆『ザ・スイッチ』

タイムリープ系の傑作ホラー『ハッピー・デス・ディ』監督で名優マイケル・ランドンのご子息であるクリストファー・B・ランドン最新作。自分をいけてないと思っている女子高生とジェイソンみたいな連続殺人気が入れ替わってしまう話。

サイコキラーのお話なんですけど『ハッピー~』の監督だけあっていまいちお話に緊張感がない。というかむしろ笑えます。そんななんで最後はどうせうまいこと解決するんやろ~と安心して見てられました。それにしてもホラーと同時に恋愛・友情・親子の絆も描こうとしていくら何でも盛り付けすぎ。まあ面白かったからいいです。

個人的面白さ…B 無理ゲ―度…B 監督の人の悪さ…D

 

☆『コンティニュー』

『Aチーム』『THE GREY』のベテラン、ジョー・カーナハン監督最新作。タイムリープ系。お気楽な傭兵が元妻が陰謀に巻き込まれたことをきっかけに、謎の殺し屋集団とバトルする一日をえんえんと繰り返す話。

これだけ主人公が「平凡」とはいいがたい作品。普通タイムリープものって甘酸っぱい恋愛がらみで用いられることが多いですが、この映画の主人公はムキムキマッチョのおじさん。何回も殺し殺されをリピートしながら、だんだんと事件の真相と解決に近づいていきます。そしてなんでかコンセプトや小道具にテレビゲームの設定が色々用いられています。

こういう映画って大抵ラスボスを倒せばそれで終わりですが、こちらではその後にまだでかいヤマがひとつあり、その辺である事情で苦しむ主人公についホロリとさせられました。まさかこんなアホ映画に泣かされようとは…

個人的面白さ…A 無理ゲ―度…C 監督の人の悪さ…D

 

次回はやっぱりこの期間に見た個性的なアニメ作品…『RED LINE』『JUNK HEAD』『トゥルーノース』『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』などについて書きます。 

 

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June 01, 2021

2021年3月に観た映画②

☆『ノマドランド』

☆『ミナリ』

今年のアカデミー賞をにぎわせた2作品。幾つか共通するところがあったので二つ並べて語ります。

まずアジア系の監督の手による作品で、事実を基にしているらしいという点。主人公たちがあまり裕福でないため「車がおうち」という状況。熟年の名女優の演技がオスカーを獲得したというとこも一緒ですね。

これからも苦労しながらなんとか生きていくしかないんだろうなあ…ということを思わせながら、きっといいこともあるだろうとあるかなしかの明るさを漂わせて幕を閉じるところも似ております。主人公らが差別を受けそうな境遇なのに意外と周りの人々がみな親切だったりするのも同じでした。

ただ『ノマドランド』が「流浪」をテーマにしてるのに対し、『ミナリ』は「定住」を目指す話な点は対照的でした。日本人はどっちかというとひとつところに落ち着く農耕民族だと思うのですが、その立場から色々考えさせられました。

『ミナリ』はわたしの母方のおばあちゃんもこんな風にガラッパチで暖かい人だったな…ということを思い出させてくれたことに感謝してます。

『ノマドランド』はジャック・ロンドンの小説的世界を期待して観にいったのですが、もう少し生活感の濃いシビアなお話でありました。それでもやはり「ノマド」たちが旅して求めるアメリカの美しい風景には心和ませられました。

コロナの影響でアジア人に対するヘイトも増えているとのことですが、映画業界では評価が高まっているようで不思議であります。『ミナリ』のリー・アイザック・チョン氏は『君の名は。』リメイクを、『ノマドランド』のクロエ・ジャオ氏はマーベルの『エターナルズ』を次に手がけるとのことでそれぞれ楽しみにしています。

 

3月後半にもう1本観たのは

☆『モンスターハンター』

ゲームはやったことありません。まあぶっちゃけちゃうとゾンビが怪獣になった『バイオハザード』ですね。スバらしい!!

今年上半期はこういういい意味でアホらしい大作洋画がほとんど入ってこなかったので、やっぱり世の中こういう映画も大切だよな…というありがたみをひしひしと感じました。永遠の中学二年生としては交差させるとジュッと赤熱化する剣や、巨大モンスターに蛮刀一丁で真正面からつっこんでくミラ・ジョボビッチさんにしびれました。ミラさんと言えば最初に脚光を浴びたのが23年前の『フィフス・エレメント』でしたが、そのころから変わらずアクション女優まっしぐらで、なお現役なことにひれ伏さざるを得ません。

続編を意識してるのか思いっきり「俺たちの戦いはこれからだ!!」で終わるところがまことにポール・W・S・アンダーソンらしくてほほえましゅうございました。

 

次回は『ガンズ・アキンボ』『パーム・スプリングス』『ザ・スイッチ』について書こうかと思います。

 

 

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May 31, 2021

2021年3月に観た映画①

☆『ラーヤと龍の王国』

ディズニー久々の劇場公開アニメ。東南アジアの雰囲気とかダンゴ虫みたいな動物とかいいな~くらいの気持ちで観にいったのですが、これが予想外にもドツボの大はまりでした。ここんとこディズニーの定番とも言える「親切な人が実は黒幕だった」パターンへのアンチテーゼ、ガリアンソードのような蛇腹剣のアクション、ラーヤと旅するそれぞれ二面性を持つ仲間たち…など意欲的で面白い要素がこれでもかというくらい詰めこまれております。そして何よりやられたのがクライマックスにてラーヤたちが下したある決断。マスク着用義務があってよかった…というくらいダラダラズビズビと泣かされました。そろそろディズニー+で普通料金で見られるはず。おすすめです。

 

☆『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

いわずと知れたあの超人気アニメシリーズの完結編(だいぶ前にも2回終わってるんですが…)。1月の延期から10日前の突然の公開決定。ネタバレを食らうのが嫌だったので初日の月曜日に疲れた体をひきずって観て来ましたが、その価値は十分にありました。

今年初めに復習の意味で旧劇場版を観ておいたのですが、けっこう同じ構図がある中で、精神のベクトルがまるで反対をむいているというか。前の時は「今の僕は14歳と変わらない」と言っていた庵野監督がちゃんと次世代にエールを向けられるような、そんな作品になっておりました。

この数年間、新劇場版の結末が微妙だった…という悪夢に度々悩まされていましたけど、これでようやくそのナイトメアから解放されそうです。そして次世代が作る新たなエヴァンゲリオンに期待してしまうのでした。

 

☆『ビバリウム』

アイルランド・デンマーク・ベルギー合作の「世にも奇妙な物語」。先に書いたアニメ2本にはとってもすがすがしい気持ちにさせられましたが、こちらは今のところ年間ワーストw 着想とか筋運びとかは悪くないと思います。ただ自分、こういうごく普通の悪くない人たちが、ゴリゴリ精神を削られていく話が大変苦手なので。ポスターとか予告編からはポップな印象を受けるんですけどねー でも観ておいて良かった気はします。観ずに後悔するよりは観て後悔する方を選びます。

 

あとこの月は地元で開かれた「第3回熱海怪獣映画祭」に参加し、『シン・ゴジラ』を先取りしたような『怪獣の日』と川北紘一監督の遺作『装甲巨人ガンボット』を鑑賞いたしました。抜き打ち的にウルトラマンアグルの高野八誠氏が登壇されたり、客席に樋口真嗣監督がひょっこりおられたりして色々たまげました。主催者側より「そろそろ熱海をネタにした怪獣映画が尽きてきた」とのお言葉がありましたが、別にご当地ネタなんて入って無くても全然かまわないのでまた4回、5回と続けていっていただきたいです。

 

次回は『ミナリ』『ノマドランド』『モンスターハンター』について書きます。

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April 28, 2021

2021年2月に観た映画

☆『ジャスト6.5 闘いの証』

イラン映画。イランは麻薬には厳しいお国みたいですが、その割には密売が横行しているようで。その組織をなりふり構わず摘発しようとする暴走刑事と、密売人のボスとの戦いが描かれます。といっても銃撃戦とかは割と控えめ。どっちかというと情報の入手や司法の手続きなんかで息をのむようなやり取りが繰り返されます。

どう考えても悪いのは密売人のボスですし作り手も彼の罪を糾弾してはいるんですが、全体的には同情させてしまうような語り口になっておりました。まあでも麻薬、ダメ、絶対、ですね。

自分は見逃したのですが同時期にカップリングで『ウォーデン 消えた死刑囚』というやはりイランの映画がかかっておりました。二作品とも「死刑」が重要なモチーフとなってて、「イランのイメージだいじょぶかな」などと思ったりしました。

 

☆『聖なる犯罪者』

ポーランド映画。少年院を出た若者が資格もないのに成り行きで神父を始めたら、これがけっこう評判になってしまい…という話。「実話を基にした」ということですが、公式サイトにも具体的なことはほとんど書かれてないので、恐らく「身分詐称で神父をやってた人がいた」くらいの話に「着想を得た」ってことなんだと思います。そういえば浦沢直樹先生の『パイナップルARMY』にも似たようなエピソードがありました。

とりあえずポーランドにはまだまだ信心深い人がたくさんいるんだな…ってことがよくわかりました。少年院の荒くれた若者ですら聖職にあこがれるほどにね。いつかはバレるということはわかっているので、その瞬間がいつかいつかと思いながら見守っているのはしんどかったです。

で、ちょっとネタバレなんですけど、この映画なかなかショッキングにズバッと断ち切るように終わってしまいます。それだけに映画の後も物語りはまだまだ続行中という気がしてなりません。

 

この2本は同じ日にハシゴして観たのですが、両方とも重ための作品ゆえすっかり暗い気分になってしまいました。で、翌週はあえて気分が明るくなりそうな2本をチョイスしました。

 

☆『どん底作家の人生に幸あれ!』

いかにも最近のハートウォーミングな洋画にありがちな邦題ですが、これ実はチャールズ・ディケンズの名作『デイヴィッド・コパフィールド』の映画化なんですね… もう少しなんとかならなかったんでしょうか。

原作は分厚い文庫本全4巻からなる大長編(未読)。それを約2時間でどうやって納めるんだろう…と思いましたが、編集の妙かあからさまに駆け足には感じられませんでした。恐らく捨てられたエピソードがいっぱいあるんでしょうけど。

不思議だったのはこの映画、「両親が白人なのに生まれた子供が黒人」みたいな遺伝子を超越した配役が多々見られるんですよね。こうすることで演劇的、かつ一種おとぎ話的なムードでも醸し出したかったのでしょうか。ディケンズの他のお話と同様、底辺でしたたかに生きる人たちへの温かいまなざしが感じられる作品でした。キャストがデブ・パテル、ティルダ・スウィントン、ベン・ウィショーとなかなか豪華

 

 

☆『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』

今年で45作品目を迎えるスーパー戦隊シリーズ。その歴代レッドがずらっと並ぶと聞いて見てまいりました。まあそのシーン、なかなかあっという間でございましたが…

内容はその記念作品『機界戦隊ゼンカイジャー』と、前作『魔進戦隊キラメイジャー』・前々作『騎士竜戦隊リュウソウジャー』、3作の中編からなるオムニバス形式。

この少し前に折りよく「しくじり先生」という番組で戦隊の歴史についてざっと扱ってたんですが、戦隊には攻める年と守りに入る年があるそうで。そこいくと今年のゼンカイジャーは人間1名にロボ4名という構成なのでめちゃくちゃ攻めております。ロボコンみたいにユーモラスな要素もあってわたしが子供のころだったらきっと夢中になったと思います。近年戦隊は主力のロボ玩具の落ち込みが激しいようなので、ここらで一発盛り返せるといいのですが…

『キラメイジャー』『リュウソウジャー』は女優さんやスタントウーマンのアクションのキレのよさが目を引きました。

で、そこからつなげるわけでもないんですけどその翌週に観たのが

 

☆『スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち』

ドキュメンタリー。近年増加傾向にある女性によるアクションシーン。それを影で支えているスタントウーマンたちの日々の訓練や歴史、苦悩などが語られます。

現在第一線で活躍している方たちももちろん多く出てきますが、わたしが印象に残ったのはどちらかというと現役を退いたお姉さん方。もう昔のように動けなくて涙する方もいれば、会社を興したり監督になったりと別の形で活躍してる方もいたり。またある方は還暦過ぎてるのに華麗なドリフトをザザッと決めていて、思わず口をあんぐりあけてしまうほどに感服させられてしまいました。

もちろん常に危険は付き物ですが、日々の修練の積み重ねで難度の高いスタントを成功させることには言い知れぬほどの快感があるようで。そういうのはマンもウーマンも変わらないみたいですね。

知ってる映画のあんなシーンこんなシーンが次から次へと出て来るのも楽しゅうございました。あとこれももう配信で観られるようです。

 

次回は3月前半に観た『ラーヤと龍の王国』『シン・エヴァンゲリオン』『ビバリウム』および第3回熱海怪獣映画祭について書きます。

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April 19, 2021

2021年1月に観た映画②

またまたしても間が空いてしまいました… 約2ヶ月ぶりのブログ更新です。本日は今年1月後半に観た映画の雑な感想をざざっと

 

☆『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に』

タイトル長え… いよいよ完結という新劇場版『シン・エヴァンゲリオン』の前に23年前わたしにトラウマを植え付けてくれたこいつと向き合わねば…と少し足を伸ばして行ってきました。いやあ、グログロでしたねw

「サービスサービス♪」のセリフにあるように最高のエンターテインメントを目指していたはずの「エヴァ」が、どうしてここまで前衛的なアングラアートに行きついてしまったのか。面白くもあり謎でもあり。でもやっぱり趣味が悪いです。

この総集編+完結編での形式は初めて鑑賞したのですが、間にトイレ休憩があったのがありがたかったです。「よし! これで翌週からのシンエヴァの準備はバッチリ!」と悦に入っていたら二ヶ月ほど延期になったのは周知の通りです。

 

 

☆『ハニーランド 永遠の谷』

ドキュメンタリー。マケドニアで慎ましく養蜂を営んでいたある女性。しかし隣に「痛快! ビッグダディ!」のような一家が引っ越してきたことから、彼女の生活は大きな影響を受ける。

マケドニアといえばアレキサンダー大王の出身地だったでしょうか。あんまりよく知りませんが映画で見た限りでは荒涼としながらも雄大な風景が続くそんな土地でありました。「蜂のために半分蜜を残していく」という彼女のやり方に対し、ビッグダディは目先の利益に囚われていろいろ台無しにしてしまいます。そのはずかしいところもカメラは丁寧に追ってたりして、揉めなかったのかなあと思ったりしました。

色々大変な思いもしながらも彼女はまだその地で一人暮らしているとのこと。平穏で長生きできるように祈るばかりです。

 

 

☆『エイブのキッチンストーリー』

ニューヨークに住むエイブ少年の父親はイスラム系、母親はユダヤ系。そのためそれぞれの家族が集まると争いが絶えない。エイブ少年は両家を仲良くさせるために得意の料理の腕を振るってパーティーを催すのだが…

よくできた児童文学のような作品。だのにレーティングがPG12なのはなぜでしょう(もちろんエログロ描写は一切無し)。複雑な宗教問題とか絡んでくるからでしょうか。

それはともかく料理と家族を愛するエイブ君の純真さや、彼を見守る師匠的な料理人、そして画面を彩る数々の食べ物が心地よい映画でした。旧劇場版エヴァと新劇場版の延期で荒んだ心が心持ち癒された気がいたしました。ちなみにこれもう配信で観られます。

 

この月は5回目となる『羅小黒戦記』も鑑賞。アニメでは映画館で観た数が最多となりました。何度観てもよいですね。

次はもう少しペース上げていきたいところ… 『ジャスト6.5』『聖なる犯罪者』『どん底作家の人生に幸あれ!』『スーパー戦隊MOVIE2021』『スタントウーマン』などを取り上げる予定。

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February 22, 2021

2021年1月に観た映画①

50日ぶりの、そして本年最初の更新です… とりあえず年明け早々に見た映画の短い感想をば。

☆『燃ゆる女の肖像』

フランス製作。お見合い肖像?を描くために孤島の邸宅に呼ばれた女流画家が、そのモデルと恋に落ちて…というお話。おフランスは英国に比べると同性愛にも比較的寛容だったと聞きますが、この題材で時代物というのがちょっとめずらしい。監督(女性)はこの映画の撮影直前まで令嬢役の方と恋人同士だったのが、発展的にお別れしたとのこと。そういう話を聞くとなんかいろいろしんみりしてしまう内容でございました。ほとんどBGMがないため、ただ2回だけ音楽が流れるシーンがことさら印象に残ります。

監督さんは私が好きなコマ撮りアニメ『僕の名前はズッキーニ』の脚本も手がけておられるのですが、さびしげなムード以外これといって共通するものが見当たらず、そういうところがかえって面白かったりします。

 

☆『新感染半島 ファイナル・ステージ』

韓国製作。「韓流ゾンビもの」という新たなジャンルを切り開いた『新感染 ファイナル・エキスプレス』の続編。韓国映画ってどんなにヒットしても続編が作られることはほとんどないので、この点がまず異例。ただまっとうな続き物というよりかは、同じ設定を利用して作ったもう一つの物語…と言った方が正しいかも。

惜しむらくは前作が色々革新的だったのに対し、こちらはベタベタ王道のパニックアクションだったため、その分新味に欠けるというか印象が薄くなってしまったこと。前半の伏線を上手に回収していくとことか、正編と同じオチにしなかったとこは良かったと思いますけど。あと監督が『AKIRA』の大ファンで今回はかなりそれを意識して作ったとのこと。わかるようなわからないような。

 

☆『キーパー ある兵士の奇跡』

イギリス・ドイツ合作。実話に基づく映画。英国の捕虜となった元ナチス兵バート・トラウトマンが、収容所近くの草サッカーで助っ人に呼ばれたことから注目を浴び、そのまま有名クラブにスカウトされることに。しかしまだ終戦直後だったため、当然彼の起用は多くの国民からブーイングを浴びることになります。そんな逆境も奥さんの愛とひたむきながんばりで乗り越えていく…という綺麗ごとで押し切るような作りかと思いきや、ちゃんと彼の犯した罪も突きつけるプロットになっていました。そんなわけで後半は見ていて凹みましたが、鑑賞後の後味は悪くなかったです。凹んだといえば「困難を夫婦の力で乗り越えた」という感じで終わってるのに、調べたら「その後別れてた」という実話映画に時々あるパターン、これもなかなか凹みます。

 

次回は『エヴァンゲリオン』旧劇場版、『ハニーランド』、『エイブのキッチンストーリー』などについて書きます。

 

 

 

 

 

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