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July 05, 2026

2026年4・5月に読んだ本

ちょっとハイペースで本を読めた4月と5月。半分以上が銀英伝ですが…

 

☆『百年の孤独』 G.ガルシア=マルケス (新潮文庫)

ブームに流され買ってしまったものの、2年寝かしてたこの名作をようやく読了。南米のある町に根を下ろした一族の壮大な年代記。似たような名前の人物が多数出てくるので、冒頭の家系図を絶えず参照する必要こそありましたが、まずまず面白く読むことが出来ました。

基本現実的な物語中に、時々超自然要素がうっすら盛り込まれるのが味というか。「孤独」というには随分騒々しくせわしない話でしたけど、読み終わってみると確かになんとも物寂しい気持ちになります。

 

『銀河英雄伝説②野望編』 田中芳樹(創元推理文庫)

ラインハルト、ヤン共に自国の内乱に対処する第二巻。両者共に順調に敵を退けたかと思いきや、終盤である悲劇が起きる。

この辺はまだ漫画・アニメなども合わせて何度も読んでるあたりなのですが、それでもやはりショックでありました。ただ最近目にしたコラムか何かで、「ここで退場しなかった場合キルヒアイスはラインハルトと対立する展開になった」とあり、そうなるよりかはまだマシか、と。

 

☆『銀河英雄伝説③雌伏編』 田中芳樹(創元推理文庫)

嵐の後のインターミッション的なエピソード。帝国のガイエスブルグと同盟のイゼルローン、両者の巨大要塞の大激突がメインとなってます。仲間のピンチだというのにヤンは離れた主都で査問会に呼び出されていて、「悟空早く来てくれーッ」的なスリルが味わえます。

1巻でもありましたが、出世や選挙での勝利のために、政治家が醜い保身に走る描写がリアリティがあり過ぎて恐ろしくなりました。昔読んだ時はヤンがいつの間にフレデリカを好きになったのかよくわからなかったのですが、たぶん孤立無援の中献身的に助けてもらったこの辺からですかね。

 

『銀河英雄伝説④策謀編』 田中芳樹(創元推理文庫)

帝国の幼い皇帝が誘拐される。それはラインハルトの同盟制覇のための陰謀だった。

三国の一角をなしていたフェザーンがあっさりと陥落。この辺は派手な戦闘とかなく、主人公らの出番も少なかったのでリアル中2の時はややトーンダウンしながら読んでました。ただアウグスト流血帝のエピソードは強烈だったのでよく覚えてます。

ヤンのサイドキックのようだったユリアンに自立の兆しが見え始めるのがこの辺りから。

 

☆『銀河英雄伝説⑤風雲編』 田中芳樹(創元推理文庫)

全体のターニングポイントとなる部分。帝国・同盟の全兵力を用いての一大決戦。その後、両英雄はとうとう生身での会談を果たす。

今回再読して改めて思ったんですが、この小説、ここで終わってても別に支障なかったのでは??? そうしとけばまだ彼らの幸せなその後とか自由に想像できただろうし… まあ人気が出ちゃったからここで終了は許されなかったんでしょうかね。あと続く部分があったればこそ銀英伝は40年経った今でも名作なのかもしれません。でもやだな!!!!!

 

☆『勝手に生きろ!』チャールズ・ブコウスキー(河出文庫)

荒唐無稽な探偵小説『パルプ』などで知られるブコウスキーの自伝的小説。1940年代のアメリカ各地で地味な仕事をし、ご当地のお姉さんと仲良くなるもすぐクビになってまた旅に出て… ひたすらこの繰り返し。ジャック・ロンドンの放浪記に比べて高揚感がなく、退廃したムードが濃い。ちなみに2006年に『酔いどれ詩人になる前に』のタイトルで映画化されてるそうで(未鑑賞)

 

現在『締切と闘え!』『ロングウォーク』を読了。このあと『写楽百面相』『秘密』『銀英伝⑥』と読む予定。

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