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August 21, 2022

2022年7月前半に観た映画

7月はがんばって?10本も観たので2回に分けます

☆『ザ・ロストシティ』

サンドラ姉さんがディスコダンサーが着るようなキラキラした服でジャングルをさまよってて「大変そうだなあ」と思ったのと、突然お腹がアレになってトイレに行ったら不在の間にキャラが一人死んでたのが特に印象に残っております。

どなたかが「こういう毒にも薬にもならないような映画もこの世には必要」と評しておられました。本当にその通りだと思います。観ている間はとても楽しゅうございました。

チャニング・テイタムが沼の中でヒルに食いつかれるシーンは『スタンド・バイ・ミー』のオマージュですかね。

 

☆『エルヴィス』

言わずと知れたエルヴィス・プレスリーの一代記…であると同時に、矢吹丈の手綱を手放すまいと必死になる極悪な丹下段平の話でもありました。

こういうロックスター映画というのはサクセスすると大抵ホテルや邸宅で乱交にふけってたりするシーンがあるのですが、エルヴィスさんはストイックなタイプだったのかこの作品にはそういうのはありませんでした。お薬はガバガバ服用してたようですが、楽しみのためではなく不安を紛らわすためだったようですし。

そんな風に命を削ってステージで熱唱するシーンは圧巻でございました。主演のオースティン・バトラー君に脱帽です。あとB・B・キングとの友情のエピソードにほっこりしました。

☆『バズ・ライトイヤー』

あの『トイ・ストーリー』の名玩具「バズ・ライトイヤー」は、一体どんな映画を元にして作られたのか…という話。ユーモラスなメカ群、ウラシマ効果の悲哀、『トイ・ストーリー』ファンへのサービス、ピクサーお得意のお笑い要素など、全体的にソツなく上手に作られてるんですが、後発の『ミニオンズ・フィーバー』などと比べるとちょっと地味な印象がぬぐえません。基本的に未開の荒れ果てた惑星の周辺だけで収まっちゃってる話なので… まあたまにはこんな渋いSFアニメもいいかな、とは思いますが、日米ともに興行がイマイチ振るわなかったのが気の毒。

 

☆『モガディシュ 脱出までの14日間』

ようやく今年初の韓国映画。1990年、お互いの国際的を地位を高めるべく、北朝鮮と韓国の大使たちはソマリアで競争のようにロビー活動にいそしんでいた。しかしクーデターが勃発。彼らは武装ゲリラの攻撃かいくぐり、命からがら国外へ逃げ出さねばならなくなる。

『タクシー運転手』同様実在の事件に材を取った話…にしてはかなりエンターテインメント色が強く、恐らくそれなりに脚色がなされているものとは思いますが、それにしてもよくこんな面白い話を見つけてきたなあと。あと異国の地で現地の人を大量にエキストラをやとい、派手にドンパチを撮影できる韓国映画のパワーには圧倒されました。

最初角突き合ってた2グループが呉越同舟するうちにうとちけあってく…というのも定番といえば定番ですが、自分やっぱりそういうのに弱いのでアリです。あと最近観てなかったけど、この「南北分断」という問題、韓国ならではのテーマですよね。この3年後の話が『ブラックホーク・ダウン』になるようです。

 

☆『ソー ラブ&サンダー』

映画のMCU最新作。4作目にしてタイトルから「マイティ」の冠が外されました。シリーズの途中でさくっといなくなってたソーの元カノ・ジェーンが、元ハンマーのムジョルニアを携えて「新ソー」として復帰するというストーリー。お茶らけた作風のタイカ・ワイティティ監督だけあって隙あらばお笑いがねじ込まれてくるんですが、同時進行でヴィランやジェーンの悲しい背景も語られて観終わるとなんだかしんみりした気分になっちゃいました。

MCUのヒーローたちは大抵なにかしら大切なものを映画で失っていくのですが、特にそれが顕著なのがソー。シリーズが続くうちに故郷も友人も家族も最初のトンカチもことごとく失っていきます。それでもあんまり悲しみを引きずらず、ニコニコしながら次の冒険に向かうソーさんを観ていると元気をわけてもらったような気分になります。アベンジャーズのBIG3のうち二人が去り、もはやBIG1となってしまいましたが、役者さんもいやがってないようですし、いけるところまで出来る限りスクリーンに姿を見せてほしいものです。

今回特に印象に残ったキャラ?はマサカリのストームブレイカーさん。なかなか嫉妬深いということが判明。モノがモノだけにソーにズズズ…と詰め寄るシーンは迫力がありました。ギリシャその他多神教の適当な神様たちへのイジリにも笑わせてもらいました。

 

次は『ミニオンズ・フィーバー』『炎のデス・ポリス』『キングダムⅡ』『神々の山嶺』『ジュラシックワールド 新たなる支配者』について書きます。

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Comments

「ザ・ロストシティ」
> 「こういう毒にも薬にもならないような映画もこの世には必要」

そら、いい言葉だ。割とその場で楽しめてすっと忘れちゃうような映画は好きだけど。

Posted by: ふじき78 | September 04, 2022 08:02 AM

>ふじき78さん
ですね。最近映画の質・内容関わらずどんどん忘れちゃうことが多くなりましたが…

Posted by: SGA屋伍一 | September 04, 2022 08:49 PM

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