4,5月に観たその他の映画
たまたまお盆休みが1日増えたのでまたしても一月ぶりに更新してみます…
☆『21ブリッジ』
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のルッソ兄弟製作にしてチャドウィック・ボーズマンの遺作。NYはマンハッタンで起きた強盗事件を追う敏腕刑事。だがその事件には犯人も知らない裏の事情が絡んでおり…
最初から最後まで息つく間もアメリカンジョークもないノンストップ・アクション。よく言えば無駄がなく、悪く言えば気を抜くシーンがほしい作品。
疑問だったのは一介の刑事に過ぎないチャドさんがダイハード並みに無敵だということ。まあ生まれついての戦士だったってことでいいんでしょうか。そんな風にキビキビ動いてるチャドさんを見てるととても末期がんの人には見えず、本当にすごい役者さんだったんだなあと。あと今年上半期はちょっとJ・K・シモンズさんに食傷しました。
☆『ジェントルメン』
東京で映画館が閉まってたときに地方で普通に公開してた作品。ガイ・リッチーさん久しぶりの原作なし映画。ロンドンの麻薬王の引退を機に、彼の部下、商売敵、記者らの思惑がお笑い混じりで複雑に絡み合う。なるほど、ガイさんが1からストーリーを作るとこういう風になるのですね…
『コードネーム・アンクル』なんかと比べるとちょっととっちらかった感はありますが、マシュー・マコノヒー、ヒュー・グラント、チャーリー・ハナム、コリン・ファレルといった無精ひげの似合うイケオジたちのドリフ大爆笑を存分にたのしませてもらいました。
☆『ファーザー』
本年度アカデミー主演男優部門受賞作。高齢ゆえにアルツハイマーを患っている一人の男性。そのことを認めようとしない彼だったが、記憶の混乱により次第に言い知れようのない不安にむしばまれていく。
予告から「愛する人が自分がわからなくなっていく…」みたいな情に訴えかける内容だと思っていたのですが、これは一種のホラーと言ってもさしつかえないかと。観客にアルツハイマーになったら実際にどんな風に感じられるのか、疑似体験させるような作りになってるもんで。
それにしてもオスカーをゲットできたのはめでたいのですが、不自由さや暴力におびえて子供のように泣くアンソニー・ホプキンスさんを見ていたらしみじみ悲しくなっちゃいました。かつてはレスター博士として脱走含め出来ないことは何もない人だったのに…
久しぶりの勢いに任せて今日は連続更新に臨みます。途中で力尽きる可能性大
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