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February 22, 2021

2021年1月に観た映画①

50日ぶりの、そして本年最初の更新です… とりあえず年明け早々に見た映画の短い感想をば。

☆『燃ゆる女の肖像』

フランス製作。お見合い肖像?を描くために孤島の邸宅に呼ばれた女流画家が、そのモデルと恋に落ちて…というお話。おフランスは英国に比べると同性愛にも比較的寛容だったと聞きますが、この題材で時代物というのがちょっとめずらしい。監督(女性)はこの映画の撮影直前まで令嬢役の方と恋人同士だったのが、発展的にお別れしたとのこと。そういう話を聞くとなんかいろいろしんみりしてしまう内容でございました。ほとんどBGMがないため、ただ2回だけ音楽が流れるシーンがことさら印象に残ります。

監督さんは私が好きなコマ撮りアニメ『僕の名前はズッキーニ』の脚本も手がけておられるのですが、さびしげなムード以外これといって共通するものが見当たらず、そういうところがかえって面白かったりします。

 

☆『新感染半島 ファイナル・ステージ』

韓国製作。「韓流ゾンビもの」という新たなジャンルを切り開いた『新感染 ファイナル・エキスプレス』の続編。韓国映画ってどんなにヒットしても続編が作られることはほとんどないので、この点がまず異例。ただまっとうな続き物というよりかは、同じ設定を利用して作ったもう一つの物語…と言った方が正しいかも。

惜しむらくは前作が色々革新的だったのに対し、こちらはベタベタ王道のパニックアクションだったため、その分新味に欠けるというか印象が薄くなってしまったこと。前半の伏線を上手に回収していくとことか、正編と同じオチにしなかったとこは良かったと思いますけど。あと監督が『AKIRA』の大ファンで今回はかなりそれを意識して作ったとのこと。わかるようなわからないような。

 

☆『キーパー ある兵士の奇跡』

イギリス・ドイツ合作。実話に基づく映画。英国の捕虜となった元ナチス兵バート・トラウトマンが、収容所近くの草サッカーで助っ人に呼ばれたことから注目を浴び、そのまま有名クラブにスカウトされることに。しかしまだ終戦直後だったため、当然彼の起用は多くの国民からブーイングを浴びることになります。そんな逆境も奥さんの愛とひたむきながんばりで乗り越えていく…という綺麗ごとで押し切るような作りかと思いきや、ちゃんと彼の犯した罪も突きつけるプロットになっていました。そんなわけで後半は見ていて凹みましたが、鑑賞後の後味は悪くなかったです。凹んだといえば「困難を夫婦の力で乗り越えた」という感じで終わってるのに、調べたら「その後別れてた」という実話映画に時々あるパターン、これもなかなか凹みます。

 

次回は『エヴァンゲリオン』旧劇場版、『ハニーランド』、『エイブのキッチンストーリー』などについて書きます。

 

 

 

 

 

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