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December 30, 2020

2020年、この映画がアレだ!!

今年は中盤さぼりまくった当ブログですが、なんとか恒例の映画ベストにたどり着くことができました… それでは張り切ってまいります。順序よくどん尻から。

☆ワースト

…と書いたけどワーストと言えるほどのワーストはないな。強いて言うなら『デ〇ド・ド〇ト・ダイ』とか『狂〇蔵』がちょっとアレでした。

 

☆リバイバル部門

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今年は新作供給が少ないこともあって色々リバイバル企画がございましたが、そのうちの

●『機動戦士ガンダム』3部作

●クリストファー・ノーラン祭り

に賞をあげます。

『ガンダム』は子供のころ映画館で観られなかった悔しさを解消すると共にまた新たな発見がありました。ノーラン祭りも大画面で彼の特異な才能を再認識させられました。特に『インターステラー』と『ダークナイト』は初見時より今回の方がなんか感動しちゃいましたね。

 

では続いてキリ悪く27位から11位までバババッと発表いたします。

●27位 『音楽』 古武術対古美術!

●26位 『9人の翻訳家』 あったらいいなホンヤクコンニャク!

●25位 『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』 鼻より男子!

●24位 『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』 一人でもできるアンコールワット!

●23位 『2分の1の魔法』 わけもわからずに らんまらんまで日が暮れる!?

●22位 劇場版『メイド・イン・アビス 深き魂の黎明』 人の心が無い

●21位 『ウルフウォーカー』 夜歩く!

●20位 『フォードvsフェラーリ』 上層部VS現場!

●19位 『とんかつDJアゲ太郎』 ノーライフ・ノーとんかつ!

●18位 『初恋』 で、どの辺が「初恋」だったんですかね?

●17位 『マーティン・エデン』 君も純文作家になれる!

●16位 『ソニック・ザ・ムービー』 青い稲妻がハゲを攻める!

●15位 『ある画家の数奇な運命』 事実はフィクションよりも奇なり!?

●14位 『ワンダーウーマン1984』 好きな人と64年くらい続きますように!

●13位 『エクストリーム・ジョブ』 作ってみたいカルビ風チキン!

●12位 『ミッドサマー』 日本語版主題歌はTUBEが良かった

●11位 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』 今年の「タイトルは長いけど面白かった」大賞!

 

さて、いよいよトップ10の発表です。

●10位『ストレイ・ドッグ』

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いかにもハードボイルドと思わせておいて、確かにそうなんだけど、それだけでは終わらない上質のミステリー映画。普段綺麗なだけにニコール・キッドマンの痛々しさが半端ないです。

 

●9位『レ・ミゼラブル』

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本年度社会派部門大賞。そして「ラストシーンが突き刺さる」部門大賞。タイトルがアレですがユーゴー原作のあの小説とはほぼ関係ありません。ちょこっとオマージュはしてるそうですけど。

 

●8位『ドロステのはてで僕ら』

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本年度実写邦画大賞。ぶっちゃけTV画面で見ても支障ないというか、むしろTVサイズの方が臨場感高まりそうな映画なんですが、とにかく多くの人に観てほしい。これ以上は言えない。

 

●7位 『パラサイト 半地下の家族』

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ま、これは今更持ち上げるまでもないというか。本年度アカデミー作品賞受賞作。初の韓国映画受賞ということで映画史の歴史を塗り替えちゃったマイルストーン的な作品になってしまいました。来年早々には金曜ロードショーにも登場。あのシーンは大丈夫なのか!?

 

●6位 『盲目のメロディ』

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今年は脚本に唸らせられる映画に色々出会えたのですが、ベスト1となるとコレ。お話が二転三転どころじゃなく七転び八起きくらいする恐ろしさ。そういえば日本でも佐村河内さんなんて人がいたなあ…なんてことも思い出したり。

 

●5位『マロナの幻想的な物語り』

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車で1時間40分くらいかけて観に行ったのですけど、十分その甲斐があった素晴らしいアニメーション。アート的にもぶっ飛んでますがやはり心に残るのは犬という動物の健気さ。種類は違えどわたしももっと猫を大事にしようと心に固く誓うのでした。

 

●4位 『TENET』

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本年度SF大賞。やっぱり三日戻るには三日かかる、みたいな恐ろしく効率の悪いタイムトラベルを思いついたところがすごい。『ダンケルク』でそのまま文芸畑に行っちゃうのかな…とも思ったノーランがちゃんとこっちの方に戻って来てくれたのも嬉しかったですね。

 

●3位 劇場版『鬼滅の刃』無限列車編

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20年ぶりの日本映画興行記録更新、まことにおめでとうございます。そこそこ売れるだろうとは予想してましたが、まさか『千と千尋』を越えるとは夢にも思いませんでした。これ原作読んだときはそれほど泣かされたわけじゃなかったんですが、映像と音楽の力で見事に持っていかれてしまいました。これが映画の力ってやつですかね。

 

●2位『野性の呼び声』

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今年はジャック・ロンドン作品が2本も日本で映画公開されるという、長年のファンには大変嬉しい年でした。こちらは原作からはアレンジされてる部分も少々ありますが、これはこれでアリです。ロンドン世界でよく描かれる20世紀初頭のクロンダイクを映像で観られたのに本当に興奮いたしました。主人公バックの成長ぶりも痛快です。

 

そして本年度のトップ1。

●1位『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』

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昨年の原語版に続き、今年吹替版が公開された本作品。ポスターは本国版なんですけどこのデザイン好きなんであえてこっちを貼りました。昨年は4位に選びましたけど、日本語版の方が良かったというわけではなく、バージョン関係なく見れば見るほど好きになるという本当に不思議で素敵な作品です。現在まだ一部で絶賛公開中。コロナで心が沈みがちな今だからこそ多くの人に届いてほしい映画です。

 

映画館が一時完全休業してしまうという異例な年であった2020年ですが、例年と変わらずいっぱいいい映画に出会えました。早くこの状況が良くなって、心おきなく劇場に行けるようになりますように。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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December 28, 2020

2020年12月に観た映画を振り返り②

今年の感想、今年のうちに…というわけで本年度最後の振り返りです。つい先週見てきたばかりのほやほやの4作品です。

☆『ミッシング・リンク 英国紳士の秘密の相棒』

ストップモーションアニメの王者ライカスタジオ最新作。007のようなモンスターハンターのような紳士が友達の雪男とともに世界を駆け回る破天荒な物語。大人が主人公だったりホラーテイストが弱めだったり、これまでのスタイルから脱却しようと試みてる感があります。ただこの種のバディものはピクサーのお家芸ですし、最近雪男物のアニメが2本作られたこともあってインパクトはやや弱め。冒頭のあの怪物との対決や客船での大バトルとかは本当に楽しかったですけど。

結局一番すげえのはエンドロールで早送りで見せてくれるメイキング風景。『ボックストロール』でもそうでしたが恐ろしいほどの手間隙のかけっぷりに気が遠くなります。

☆『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』

原題はシンプルに「Edmond」。戯曲の最高傑作のひとつである『シラノ・ドベルジュラック』。その誕生の瞬間が作者エドモン・ロスタンの苦闘と共に描かれます。と言っても感動的に、というより『チコちゃん』の「たぶんこうだったんじゃないか劇場」的にふんだんにユーモアをまぶした作風。いい時の三谷幸喜作品のようでもありますが、三谷さんと比べると登場人物の「いい人」度が高いです。

そんなドタバタ調ではありますけど、困難を乗り越えて無事上演されるくだりにたどりつくと苦楽をともにしてきたような感動に包まれます。原典はジェラール・ドパルデュー版を観た事がありますが再観賞したくなっちゃいましたね。

☆『劇場版仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』

あ、去年も映画締めに観たのが仮面ライダーだった… 同時上映で現在放映中の『仮面ライダーセイバー』の短編もありましたがそっちはほとんどPV。『ゼロワン』では滅亡迅雷NETとの戦いに決着がついたあとの、主人公たちの新たな試練が描かれます。本編ではAIがテーマだったのに対し、劇場版ではまた別のテクノロジーがモチーフとして使われててうまいところに目をつけたな、と思いました。思い返せば『ゼロワン』ってシリーズの中でも特に現実的なお話でしたし。

あとTVシリーズは途中ややダレたこともあってそんなに思い入れが強くなかったんですが、その終盤で起きた悲劇にもう一度向き合うくだりにはちょっともらい泣きいたしました。我ながらちょろいです。

☆『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』

キアヌ・リーブス若き日の傑作が時空を越えてカムバック。過去や地獄を旅したお気楽コンビの、おっさん・子持ちになってからの新冒険がえがれます。前2作は「なんか面白いらしい」ということしか知りません。あと『レディプレイヤー1』でちょこっと引用がありましたっけ。とりあえずいきなりの3作目でも十分面白かったのですが、やっぱ予習しといた方がもっと楽しめたかなーという感は否めません。ダメオヤジたちにも優しい娘たちが健気でかわいく、高性能なはずなのにウッカリミスを連発する殺人ロボが愉快でした。にしても『バッドボーイズ』とか『ゴーストバスターズ』とか久しぶりの3作目が続きますね

よっしゃー! なんとか全部まとめきった! あとは年内ベストを決めるだけ。明日か明後日にはUPしたいところですが…

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December 25, 2020

2020年12月に観た映画を振り返る①

今年も残すところあと6日… 今年の感想、今年のうちにということで師走に見た映画を早めにまとめておきます。

☆『魔女がいっぱい』

ロアルド・ダール原作、ロバート・ゼメキス監督、アン・ハサウェイ出演という超豪華な布陣のファンタジー映画。突然の事故で両親を失い、祖母に引き取られた少年と魔女軍団の奇妙な戦いの物語。ダール原作の映画はその珍奇さ・狂気が特徴でありますが、こちらは珍奇ながらもやや大人しめになってしまったのはなぜなんだろう… アン・ハサウェイは美貌をかなぐり捨ててがんばってたんですが。あと「それでいいんだ!?」という結末も驚きでした。ここは原作どおりだそうです。

 

☆『新解釈・三国志』

福田雄一作品初チャレンジ。あの長大な原作をどうやって二時間に収めたんだろうと思って観て来ました。まあ上手にはしょりながら赤壁の戦いまでがダイジェスト風に語られていきます。自分は『風雲児たち』のファンなのでこういうベタなギャグで歴史をパロっていくスタイルも嫌いではないです。ただ福田氏のギャグセンスがどうにも癇に障る人たちも少なくないようで。自分も渡辺直美さんのダンスに関してはポカーンとしてましたが場内ではけっこうウケてたり。ギャグって難しいですね…

 

☆『ウルフウォーカー』

『ブレンダンとケルズの秘密』『ソング・オブ・ザ・シー』などケルトの伝説を可愛らしい絵柄でアニメ化し続けるカートゥーン・サルーン最新作。父親に連れられてアイルランドにやってきた少女ロビンは森で暮らす狼少女メイヴと仲良くなるが、領土を広げようとする統治者は狼たちを森から根絶しようと目論む。

寝てる間に狼になってしまうという設定が面白いし、弱さと強さを併せ持つヒロインの造形がまたよい。あとカートゥーン・サルーンの作品ではこれまでで一番エンタメ調というか手に汗にぎってハラハラさせられる作品でした。ケモナー的少女や城壁に囲まれたコミュニテイというところは『ブレンダン~』にも見られたモチーフ。ただ『ブレンダン~』では肯定的に描かれていたキリスト教が、こちらでは狂信的に使われていたり。信仰は人を成長させることもあれば、狂わせることもある…ということでしょうか。

こちら江ノ島近くの『シネコヤ』という映画館で観ました。ブックカフェがそのまんま映画館になったようなとこで、作品の雰囲気に大変マッチしておりました。

 

☆『ワンダーウーマン1984』

DCユニバース最新作。スーパーヒロインダイアナが80年代を舞台に懐かしい恋人と再会したり、超パワーを手にした石油王と戦ったりします。

事件の発端となるアイテムがなかなかにぶっ飛んでおり、最初はちょっとひきましたが、この話ってもともとおとぎ話みたいなもんだったんだよな…と脳内調整したら楽しむことができました。

自分はやはりつかの間のトレバー大尉との逢瀬とか、80年代の思い出深い風俗・事件などがツボにはまりました。あとペドロ・パスカル氏の必死の演技もたいしたものでありました。メインキャストで一番輝いていたのは彼だったと思います。

それにしても「儲けにならんから」と各社が及び腰になる中で(それもよくわかりますが)、何とかこの作品や『魔女がいっぱい』『テネット』などを映画館でかけてくれるワーナーさんには感謝しかありません。これからはなるべくひいきにしていこうと堅く誓うのでした。

今年は既にあと2本観てて明日もう2本観賞してくる予定ですが果たしてまとめきれるか… ご期待(しないで)ください。

 

 

 

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December 24, 2020

第17回SGA屋漫画文化賞

2020年もあとわずか。本日は17年も続いてるのに誰も知らない漫画賞「SGA屋漫画文化賞」を開催します。例によって賞品も賞金もありません。むしろわたしがほしい。では参ります

 

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☆スポーツ漫画部門 コージィ城倉(原案:ちばあきお)『プレイボール2』

今年の「またか」案件その1。巨星ちばあきおの遺産を直球で引き継ぐこのシリーズも10巻目となりました。この巻ではいよいよ第1部ラストでケチョンケチョンに負けた谷原高校と公式戦にて相対することになります。果たして墨谷は甲子園に行けるのか… ってか、行かんでどうする。同時進行で連載されてる『キャプテン2』の単行本化も早くお願いします。

 

 

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☆アクション漫画部門 原泰久『キングダム』

今年の「またか」案件その2。長寿連載となったこの漫画も、ここに来て大きな節目を迎えます。宿敵であった龐煖との決着。そして主人公信にとうとう姓が与えられます。もしかしてやはりライバルである李牧が由来に関わってくるのかな?と予想してましたが全然違いました。中華統一まであとどれくらいかかるかなー

 

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☆恋愛漫画部門 をの ひなお『明日、私は誰かのカノジョ』

日がなスマホばかり見ていると広告につられて漫画を読み始めてしまうことがしばしばあります。これもそのうちの1作。正直自分には似つかわしくない作品ではありますが、恋愛と執着と商売のわかりやすそうでわかりにくい境界が非常に丁寧に描かれています。あとろくなオッサンが出てこないので反面教師として勉強させていただいてます。

 

 

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☆格闘漫画部門 丸山恭右 『TSYYOSHI 誰も勝てない、アイツには』

スマホ広告につられて読み始めた漫画その2。一見オタク風の冴えないコンビニ店員が、実は世界各国が垂涎して求める神にも等しい格闘者だった…というストーリー。第1部はほとんどギャグでしたが第2部に入ると彼をめぐって対決する選手たちの過去がどれも重苦しく、それだけに応援したい気持ちがたかまっていきます。そしてそれをただ傍観している主人公…というちょっと異様な状況。でもこれが何でかすごく面白い! 年明けから始まる第3部にも大いに期待してます。

 

 

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☆ドラマ漫画部門 吉田秋生『詩歌川百景』

一昨年堂々の完結を迎えた『海街diary』。海の次は山だ!とばかりに今度は山間の温泉街を舞台とした一人の青年の成長ドラマが描かれます。ドラマ言うてもお話の起伏はさらに淡々としていて、どこにでもあるような人々の哀歓が実につつましく綴られていきます。だけどこの静かさ、シンプルさが非常にいいんですよね… 人情の機微を描写することには定評のある吉田先生のひとつの到達点。

 

 

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☆SF漫画部門 松本直也『怪獣8号』

これまたウェブで話題を呼んでる作品ですが、ジャンププラスにて掲載された第1話からTwitterトレンドでバズリまくった異例中の異例とも言えるコミック。怪獣が災害として普通に跋扈する世界で、超常の力を手にしてしまった男の戦いと友情。恐らく『デビルマン』『寄生獣』「新劇の巨人』と続く「異形系」の系譜に連なる漫画でありながら、それらにありがちな暗いムードが(今のところは)ほとんどありません。『仮面ライダークウガ』や『パシフィック・リム』の影響も見受けられますが、ちゃんと自分の個性の中にそれらを落とし込んでるのが見事。間違いなくいま最も面白い漫画のひとつ!です!!

 

そして今年のベストワンであります。

 

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☆大賞 吾峠呼世晴 『鬼滅の刃』

まったく面白くもなくすこぶる順当な結果でありますが、大賞は2020年列島を騒がせまくったこの作品といたします。大正時代、母のように優しい主人公という少年漫画にしては異例の設定でありながら読む人を次々と虜にしていく魔性のコミックであります。

私自身も今年は鬼滅に踊らされた一年でありました。ほぼ年明けくらいに読み始め、あっという間に単行本を買いそろえ、五月に完結を目撃し、秋に映画に涙し、年末に最終巻をゲット…という。「漫画・本屋・紙の本はオワコン」という声が囁かれる中それらをバコーンとひっくり返してくれたのが誠に痛快でありました。願わくばこの作品をきっかけに本・漫画・書店の隆盛がもう少し続きますように。

 

 

今年は停滞しまくった当ブログですが、もう少ししたら恒例の映画ベストを書きます。誰にも求められてなくとも(笑) それをもって2020年の締めくくりといたします。

 

 

 

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December 15, 2020

2020年11月に観た映画を振り返る

師走もあと半分。今年のうちに振り返りきろうとがんばって更新いたします。今日は先月11月に観た映画のまとめをば。

 

☆『ある画家の数奇な運命』

『ローマ』とヴェネツィア金獅子賞を争ったドイツ映画。序盤はなかなか画家の話にならず、ナチス支配下で悲劇に見舞われたある女性の半生が描かれます。で、その女性の甥が画家になるわけですが、序盤のお話はどういう意味があったのだろう…と考えていたら思わぬところでズバーン!!とつながってきてたまげました。

まさに「数奇な運命」の物語なのですが、あまりにも偶然が過ぎるゆえにてっきりフィクションだと思い込んでいたら、これ実在の芸術家がモデルになってるそうで(ゲルハルト・リヒターさん)。まあ創作部分もいっぱい混じってるでしょうけどね… ちなみに当初協力的だったリヒターさんは完成品を観るや大激怒されたとか。

戦後まもなくのドイツの流れや前衛芸術の黎明期については良く知らなかったので、その辺は面白く勉強させてもらいました。

 

☆『異端の鳥』

こちらは『ジョーカー』と金獅子賞を争ったチェコ・スロバキア・ウクライナ映画。映画祭の上映中退出者が続出したといういわくつきの作品。

第二次大戦下の東欧のどこか。保護者である祖母を失ったユダヤ人の少年は、たった一人で戦火と虐殺が跋扈する地獄の世界をさまよい続ける。

いやあ、聞きしに勝るひどい映画でした。年端もいかぬいたいけな子供が行く先々でひたすら痛くてひどい目に遭い続ける話なので… モノクロ作品で刺激が抑えられているのがせめてもの救いです。でもきっと今も世界のあちこちでこういう惨状が繰り広げられているのでしょうね。

原作は1972年にイェジー・コシンスキーという作家が書いた小説で、作者の経験を元にして書いたのでは、なんてことが言われてます。で、作者のその後を調べるとまたなんとも切なくなります。

 

☆『とんかつDJアゲ太郎』

前の作品との落差がアレすぎる… 直前に二人の逮捕者を出しながらもなんとか公開を実現させた奇跡の作品。一発芸的なネタ映画かと思いきや、それなりにちゃんとした青春音楽ムービーとなってました。アホ丸出しの元気な若者が失敗を重ねて、仲間と恩師たちに助けられ、成長しながら周りをハッピーにしていく… そんなお話です。

特筆すべきはクライマックスにおけるクラブのグルーブ感と、揚げたてのトンカツのジューシー感。五感をフルに刺激してきます。

あと映画版『バクマン』そうでしたが、「女の子に好かれるために始めたのに、いつの間にか純粋にその魅力に取り付かれていく」という『スラムダンク』パターンにわたし弱いんです。

 

☆『ストレイ・ドッグ』

「ニコール・キッドマンが美貌をかなぐり捨てた」ということで話題を呼んだ作品。LAのはぐれ刑事エリンにはかつて潜入捜査において凶悪犯を取り逃がし、犠牲者を出してしまった苦い過去があった。十数年を経て因縁の標的が戻ってきたことを知った彼女は自分の手で決着をつけようとする。

女刑事のハードボイルドものであると同時に、よく練られたミステリーでもあったり。あまり書くとネタバレになってしまうのでやめときますが、この脚本のテクニシャンぶりにはうならされました。またびっくりするだけでなく、表題のようなヒロインの傷だらけの人生に胸がヒリヒリとさせられます。

邦題は邦題でいいと思うんですが、原題は『DESTROYER』となっております。観終った直後は「?」となりましたが今はなんとなくわかるような。

 

あとこの月は吹き替え版で全国公開となった『羅小黒戦記』を2回観ました(通常版と4DX版)。字幕版とあわせて1年の間に通算4回観たことになるわけですが、このアニメ、観れば観るほど好きになりますね。拡大公開されたことでさらに多くの人々の目にふれ絶賛されてるのが嬉しい限りです。

 

 

 

 

 

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December 14, 2020

2020年10月に観た映画を振り返る

10月は4本しか新作を観られなかったのですが、うち3本がアニメというちょっとアレな月間でした。

☆『マロナの幻想的な物語り』

ルーマニア・フランス・ベルギーの3カ国製作。家から車で1時間45分くらいかかる厚木の映画館まで観にいって来ました。マロナという1匹の犬の生涯を追ったアニメーション。限りなく優しく、切なく、無限の円環を感じさせる作品。

主人公のマロナがあまりかわいいデザインではないのですが、それがかえっていじらしさを引き立てます。『この世界の片隅で』で名演をみせていた「のん」さんの語り口がまたよかった。ストーリーは誰にでも共感できるシンプルなものですが、背景や人間はラリッたような大胆な画風で描かれており「幻想的な」というタイトルを裏切らないものとなっております。

 

☆『小さなバイキング ビッケ』

ドイツ・フランス・ベルギー合作。日本でも昔アニメ化された名作童話が、本国でCGアニメとなって帰ってきました。ただこちらの方が発祥が古いのにも関わらずCG化されるとことごとく『ヒックとドラゴン』とかぶってしまうのが辛いところです。伏線とか丁寧に張られてるあたりは感心したのですが。

あと何年か前やはりドイツで二部作で作られた実写版(!)はかなり旧アニメに忠実に作られている上にアクションも豪快でおすすめです。

 

☆劇場版『鬼滅の刃』無限列車編

いますごいブームですよね… 本日もあと少しで歴代一位の『千と千尋の神隠し』興収を越えそう、なんてニュースを目にしました。

わたしも『鬼滅』には年明けからはまっており、このエピソードも既に読んでいる状態で観賞したのですが、いやあ、まざまざと映画の力強さを見せ付けられました。というのは原作を読んだ時は「アラアラ切ないねえ」くらいの印象だったのに、スクリーンでド迫力のアクションを見せられたり、役者さんたちの肉声を聞いたりしますと押し寄せてくる感情の圧がまるで違うのですね。まんまとそれにあおられて大量の鼻水を噴出させられました。

あと夜の森をひた走る汽車のビジュアルも良かったです。『鬼滅』についてはそのうちじっくり一つの記事で書きたいところですが今の私には少々根性が必要です。

 

☆『マーティン・エデン』

米作家ジャック・ロンドンの自伝的小説をイタリアに置き換えて映画化。荒くれ水夫だった青年マーティンは、上流階級の令嬢と恋に落ちた影響で小説家になることを志すのだが… そいで実際に小説家として大成しちゃうからすごいのですが、そしたらそしたで新たな悩みに苛まれるのが文学的なところです。

原作ではまだあどけなさが残る少年だった主人公が、映画では堂々たる美丈夫が演じるので少々イメージが異なります。それ以外は概ねオリジナルに忠実でした。なぜわざわざ物語の舞台をアメリカからイタリアンに変えたのかはよくわかりませんが、こうした貧しい青年がかなわぬ恋をきっかけに徐々に憔悴していくというのは、どこの国にもいつの時代にもある普遍的なストーリーなんじゃないでしょうか。

わたしもそれなりに長いこと映画ファンとジャック・ロンドンファンをやってますが、彼の作品をスクリーンで観たのは今年が初めてでした。しかも2本も(もう1本は『野性の呼び声』)。そういう点でも今年は映画的に変わった年でした。これを機にさらに色々映画化されるといいなあ。

 

 

あとこの月はたまたま静岡県は草薙で開催されてた「富野由悠季の世界展」にも行って来ました。おびただしい展示品を目で追いながら、やっぱ御大のお仕事は

・草創期(海のトリトン~ダイターン3)

・成熟期(ガンダム~エルガイム)

・ガンダムに縛られ期(Zガンダム~Vガンダム)

・健康嗜好期(ブレンパワード~現在)

に分けられると思いました。展示で特に見入ってしまったのは劇場版『イデオン』のラストシーンや『ターンエーガンダム』の最終回など。

 

次回は11月に観た『ある画家の数奇な運命』『異端の鳥』『とんかつDJアゲ太郎』『ストレイ・ドッグ』などについて書きます。

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December 11, 2020

漫画実写化邦画ベスト

人気ブログ『男の魂に火をつけろ!』 で毎年開催されてるジャンル別映画ベスト。今年は面白そうなテーマだったので2,3年ぶりに参加してみます。何かと風当たりの強い「漫画実写化邦画ベスト10」。では参ります。

 

 

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1位 『寄生獣 完結編』

原作既読。邦画監督の中でも風当たりの強さでは上位ランカーの山崎貴監督。でも自分は彼の作品、わりかし好きなものが多いんですよね… そんな山崎作品のマイベスト。10巻に及ぶ原作を上手に取捨選択し、ラストは美しく忠実に映像化。血しぶき飛び交うモンスター映画なのに、同時に底知れぬ優しさが込められていて鼻水がブシュッと噴出したのでした。

 

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2位 『キングダム』

原作既読。作品によって評価が極端に上下する佐藤信介監督。これはどっちかというと邦画の悪いところがけっこう出ちゃった例なんですが、ツボにはまる場面がいっぱいあって昨年のベスト2位にあげました。特に蓑虫みたいな橋本環奈さんが「立ってよ! 天下の大将軍になるんだろ!」と叫ぶ場面はいい意味でダメでした。

 

 

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3位 『ピンポン』

原作未読。『IWGP』『GO』に続くクドカン×クボヅカシリーズ第3弾。自分の好きな映画ってあんまり人に勧められないことが多いのですが、これは自信をもって推奨できます。若さ弾けてたころの井浦新や異様な迫力を放つ中村獅童、さらには神技「一人卓球」を披露する竹中直人など、主要人物がどなたも忘れがたい魅力を有しております。

 

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4位 『デスノート THE LAST NAME』

原作既読。このラインナップの中では最も安定したベテラン監督の金子修介氏。これまた原作を忠実・巧みにアレンジして、結末に至ってはオリジナルを超えたカタルシス・寂寥感を生み出しておりました。ヒロインは昨日結婚されたばかりの戸田恵梨香さん。心よりお祝い申し上げます。

 

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5位 『魁!! クロマティ高校 THE MOVIE』

原作既読。ギャグの実写化というのもなかなか難しいものですが、コチラはオリジナルのシュールなテイストをドタバタ風に改変し、それはそれで面白く仕上げた稀有な例。ただ同監督の『珍遊記』はものの見事に失敗してたのでやっぱりギャグの実写化はハードルが高いです。

 

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6位 『ちはやふる 上の句』

原作15巻くらいまで既読。「上の句」「下の句」「結び」とありどれも良かったですが、普通の作品ならモブになりそうな「机君」の葛藤がまぶしかった第1作が最も好みです。あと3作通じて天然なんだか計算ずくなんだかわからない、ちはやちゃんのあざとさが気になりました。

 

 

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7位 『いぬやしき』

原作既読。にもかかわらずあまり思い入れが無く、ラストに関してはイラッとしたくらいなのですが、その中でわりと気に入ってたシーンを映画では順序を入れ替えて大変いいところで使ってくれたので好感度が爆上がりしました。すいません、奥先生、こちらに限っては原作より映画の方が傑作と自信を持って言えます。

 

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8位『猫なんてよんでもこない』

原作既読。これは猫好きにはあるあるすぎてランクインさせざるを得ませんでした。主につらいシーンで。嗚咽をこらえて観ていたら後ろのおばさんが豪快に「ごぶっ」とえずいていたのが忘れられません。猫さんたちの名演技も実にお見事。

 

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9位 『アイアムアヒーロー』

原作は最終回だけ既読。佐藤信介作品3つ目でえこひいきもいいとこですね… で、今回あげた3作の中では最も完成度が高い作品かと。大泉洋氏が普段の変な人ぶりを完全封印し限りなく普通の人を演じてるのが面白い。プリンで作ったという精巧な脳みそもみどころ。

 

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10位 『進撃の巨人』

原作5巻まで既読。今回あげた10本の中で一番「へ?」といわれそうな作品。でもなんかこれ好きなんですよね… 少なくとも「個性的な作品」であることは確かかと。ただ樋口監督はやっぱり特撮に徹して、お話は別の総監督にやらせた方がいいのでは…ということがよくわかります。

 

惜しくも入らなかったのは『カイジ』『少年時代』『無限の住人』『ブリーチ』『GANTZ』『ヒメアノ~ル』など。地雷率も多いですが、映画館をにぎわせてくれるのはこういう「漫画実写化邦画」であることも確かなので、引き続きこのジャンルにも期待しております。

 

 

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December 02, 2020

2020年9月に観た映画を振り返る

そんなわけで今年もとうとう師走に突入です… 本日は9月に観た映画を振り返ってみます。この月は久々にハリウッドからのアクション大作の供給がありました。そうです。『TENET テネット』です。

時間の巻き戻し現象が起きている世界で、破滅から未来を救うべく奮闘するスパイとその組織の物語…とでも言えばいいのか。予告の時点でちんぷんかんぷんでしたが、本編を見てもなかなかよくわかりません。全体の大まかなストーリーがつかめるだけ。その後色んな解説を読んで2回目に臨むと、もう少し色々理解できるようになります。

わたしが感心したのはやはり「時間を空間のようにみなす」という思いつきそうでつかないアイデア。秘密装置を使えば過去に遡ることも可能なんですけど、3日前に戻るには同じ3日分の時間がかかるという。ドラえもんのタイムマシンに比べるとえらい不便ですが、この「手間と犠牲を伴う超科学」というのがノーラン作品の醍醐味ですね。

あと特にひかれたのは名前すら明かされない主人公の人物造形と主題。「テネット」には「主義」という意味があるそうですが、自身の利益等一切求めず目的を果たすため、また罪無き人を守るため、迷い無く戦い続ける「プロタゴニスト」にスパイというより現代のサムライの姿を見た気がしました。

7月からこの『テネット』にあわせてクリストファー・ノーラン作品のリバイバルが相次ぎました。『ダンケルク』(これのみ見逃し)、『ダークナイト』、『インセプション』、『インターステラー』… 実はわたしそんなにノーラン監督に思い入れがあった方じゃないんですけど、大作洋画が少ない時期にこうやってスクリーンをにぎわしてくれたことには大変感謝しましたし、ぐっと好感度が上がりました。また前は

『インセプション』>『ダークナイト』・『インターステラー』

だった自分の評価がこの度のリバイバルで

『ダークナイト』『インターステラー』>『インセプション』

と逆転してしまったのは意外でした。『インセプション』ももちろん大傑作なんですけどね。

 

 

この月にはもう一本洋画大作で『ミッドウェイ』がありました。

先の大戦において日本が敗北したのは物量や人員の差もありましたが、まずこの戦いで制海権を奪われてしまったから…ということがよくわかる映画。情や悲惨さを訴える映画はいっぱいありますが、この辺の理屈を描いた作品ってあまり見かけなかったので勉強になりました。

制海権を奪うにはより多く敵方の空母を沈めなきゃいけない。で、空母を沈めるには先に敵の位置をつかんで看板に爆弾を落として来なきゃいけない…という流れが上手に物語を通して説明されます。ただ人工衛星もドローン兵器もなかった時代なので、今となってはもう使われることのない戦法でありますね。

日本でのヒットも期待していたのか、旧日本軍を露骨に悪役に描かないあたり「気を使ってるなあ」というのが偲ばれました。

 

戦争関連では大林宣彦監督の遺作となってしまった。『海辺の映画館 キネマの玉手箱』もありました。舞台となる街がそれほど前面に出ていないものの、大胆でファンタジックな演出と力強い反戦メッセージは晩年発表された「戦争3部作」の第4作と言えるかもしれません。

高橋幸宏氏が短パンで宇宙船に乗ってるオープニングには目が点になりますが、その後はユーモアも交えながら戦争の悲劇がオムニバスっぽく語られていきます。監督自身遠からぬ死を予期していたのか、しばしばおっかない死神の少女が登場して不安な気持ちにさせられました。また監督お気に入りの常盤貴子さん、山崎紘菜さん、成海璃子さんといった女優陣が華やかで儚いヒロインたちを好演してました。

 

この月もう一本?観たのが『人体のサバイバル!/がんばれいわ!!ロボコン』。前者は学研漫画ひみつシリーズをそのまんまアニメ化したような、「ためになる」学習マンガでした。わたしの目的は後者のロボコンの方。公開されるや否や「不条理と狂気の乱れ撃ち」的な感想が散見されてましたが、評判どおりのシュールで不可解な作品でした。旧作ののんびりしたムードはかけらもありません。ただ原作はロボコンのサービス精神が暴走して、家主家族に迷惑をかけまくるブラックユーモアの濃い漫画だったので、そういう意味では忠実な実写化と言えるかも。ひとつ不満を言わせてもらうと目当てだったのに30分しかなかったこと。変に話題になったので続編にも(あれば)期待してます。

 

 

 

 

 

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