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October 30, 2014

新劇場版エテモンゴリオン マット・リーブス 『猿の惑星 新世紀』

Img00790♪残酷なモンキーのように 少年よチンパンジーになれ~
あの「猿映画なのに泣ける!」と大評判だった『猿の惑星 創世記』から3年、リブート版?『猿の惑星』が帰ってまいりました。『猿の惑星 新世紀』ご紹介します。

シーザーが育ての親であるウィルと袂をわかち、仲間と森に隠れすむようになった直後、世界各地で新種のウィルスによる疫病が猛威を奮い始める。犠牲者は天文学的な数字に上り、暴動の頻発も手伝って文明社会は崩壊した。それから10年が経った。
かつてのNYに集まった生存者たちは、電力を取り戻すべく山の水力発電所を修理しようと試みる。だがその山はシーザーたちが縄張りとする山でもあった。人間の代表の一人であるマルコムは平和裏にことをすすめるため、自分たちに敵意がないことを必死にシーザーに伝えようとするのだが…

このマルコム氏が前作のウィルに負けず劣らずいい人でして、人種はもちろん猿ですら差別しない人なんです。だからなんとかうまくシーザーたちと共存していければいいなあ…と思うのですが、彼の交渉がとんとん拍子で進んだら映画は1時間ともたずに終わってしまうのでね… 当然そうは参りません。対立する二つの集団がある場合、どちらにも必ず平和を望むひとたちがいると思うのです。ただ、必ず頭に血が上りやすい人や空気を読めない人、恨みを捨てきれない人も確実にいます。そういう人たちのせいでことがどんどんこじれていく…という歴史のよくあるひとコマが巧みに再現されていました。

今回もややネタバレ気味でcoldsweats01

まず今回の「猿惑」、前作以上に「創世記」っぽい…というか「失楽園」っぽい内容だと思いました。罪を知らず、楽園で平和に暮らしていたシーザーたちが罪を犯してしまったがゆえに楽園を追われ、苦難の道を歩むことになる…という流れが。
あとこの「シーザー」という猿、オリジナルのシリーズにも出てくる由緒正しき猿キャラなんですが、名の由来はローマ帝国の初代皇帝ジュリアス・シーザーから来ていることは明らかです。
人間のシーザーもいたずらに戦争を愛する男ではなかったと思うのですが、ローマを維持させるためにあえてそれまで支持していた共和制を滅ぼす戦いに赴きます。苦悩しながらも守るべきもののために、戦いの決意をするあたりが「シーザー」してるなあと。前後しますが信頼していた側近に裏切られるあたりもシーザーっぽいですね。

この映画は「互いをどこまで信頼できるか?」というお話でもあります。空気を読まない仲間から足をひっぱられたせいもあって、さんざんシーザーから疑われ続けてきたマルコムさんですが、誠心誠意を尽くして努力し続けた結果とうとうシーザーから「友よ」と言われるまでになります。ただ二人…というか一人と一匹の間には確かな友情が築けたにも関わらず互いが属する集団は全面戦争に突入してしまうという… これが泣かずにおられましょうかcryingcryingcrying

思いっきり続編につながりそうな形で幕を降ろした『猿の惑星 新世紀』ですが、人類と猿類の間に平和共存はかなうのか、はやくも次の結末が気になります。というかこれが第1作につながるのであれば、人間側の全面降伏は免れないところですけどね。どうかつながりませんように。

Sws2ちなみにわたしこの作品も例の4DX見たのですが、アクションシーンでこそドカチャカ椅子が動き出しますが、けっこう静止してる時間が多かったですね(^_^; あと森の場面では葉っぱの匂いが流れていた気がします。
『猿の惑星 新世紀』は明日で終わってしまうところも多いようです。観たかったのに観そびれいる方は今月中に(急でごめんなさい)


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October 28, 2014

最も危険な飛行遊戯 『フライト・ゲーム』 ジャウマ・コレット=セラ

Ftg1試験終了してたまっていた○○○を吐き出すかのように連日更新です。が、これはもうかなり公開おわっちゃってるかな(^_^; 泣かせるバイオレンス親父を演じさせたら右に出るものはいないリーアム・ニーソン最新作『フライト・ゲーム』ご紹介します。

疲れを隠せない顔で、NY発ロンドン便に乗る一人の男がいた。男の名はビル・マークス。彼は旅客機の警備を務める「航空保安官」だったが、乗り込んでまもなく不審なメールを受け取る。指定の講座に1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺すというのだ。怪しい行動を取ればすぐわかってしまう機内で一体どうやって犯行に及ぶというのか。一方保安局では犯人の指定した講座がビルの名義だったため、彼に疑いの目が向けられる。いたずらであれば…とビルが願う中、20分のタイムリミットが刻々と近づいていく。

『シンドラーのリスト』などで注目を浴びて「演技派」の印象が強かったリーアム・ニーソン。しかし『96時間』の大ヒット以降はむしろアクション作品に出ることが多くなってきました。逆に最近ではアクションをしてくれないとなんか物足りない、みたいな。アマチュアながらもボクサーをしていたこともあったそうなので、身体能力はもともと高かったんでしょうね。
ただリーアムさんの風貌のせいか、アクション作品であっても「いかにも強そう」という役柄よりも、「一見普通そうだけどすごく強かった」という役であることが多い気がします。そんで家族のために必死になったりとか、家族を失って立ち直れないでいるとか、「家族がらみの悲しみ」を漂わせております。
そのリーアムさんの強さは、作品ごとに多少のばらつきがあります。全盛時のスタローン・シュワルツェネッガーの強さを10、一般人の強さを1としましょう。そうしますと『96時間』でのリーアムさんは9.5、『GREY 凍える太陽』では7.8くらいでしょうか。今回の『フライトゲーム』ではおおよそ6.5くらい…という若干弱めの強さ(変な日本語)。保安官なんで格闘術には長けていても、殺し専門の人よりはやや劣るんですね。それでも大の男数人を苦労しながらもノックアウトしてるくらいなんで、一般人にくらべれば普通に強いです。

映画のムードについて。これまた普通のアクションよりはややおとなしめで、みんなあまり動かずに音も少ない緊迫した場面が多いです。その緊迫感を高めるのが犯人から届くメール。主人公が着信すると同時にスクリーンの端に字幕となって表示されます。いわゆる『シャーロック』的手法とでも申しましょうか。どうでもいいことですがそれに対してメールを返すリーアムさんの動作が、おじさんの割にはやけに素早くて感心いたしました。
そして犯人は機内のどこかに必ずいるわけですが、話が進むにつれ作り手のミスリードもあって、誰も彼も怪しく見えてきます。最も飛行機の客から見れば一番怪しいのはリーアムさんなので、狭い飛行機の中は次第に険悪な空気でパンパンになっていきます。「20分ごとに人が死ぬ」という恐ろしさも手伝って、「DVDだったら早送りできるのに」思わずにはいられませんでした。

ところがどすこい(以下中バレ気味で)

中盤を過ぎたあたりで、それまで伏せられてきた主人公の「家族絡みの悲しみ」が明らかになると、お話は一気に感動ムードへと傾いていきます。問題児だらけだった客たちもみんなそれなりに「いいやつ」に思えてきて(犯人以外)、なんだかかつての出来の良かった三谷幸喜作品を彷彿とさせます。ダメ押しに小さな女の子にかわいらしいことまで言わせて、「それはあざといぞ!」と思いながらも涙腺大決壊&鼻水大噴出でした。バカ!!

Ftg2そんな『フライト・ゲーム』、冒頭で「だいたい終わっちゃった」と書きましたが、公式サイトを見ますとまだちょぼちょぼと残ってるところありますね。興味の沸いた方はチェックしてみてください。DVDも来年2月には出るようです。
リーアムさんは今後も『A Walk Among the Tombstones(邦訳小説のタイトルは『獣たちの墓』)』や『96時間/レクイエム』といったアクション映画に出られるようです。どうぞ怪我のないようにがんばってください!


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October 27, 2014

維新は遠くなりにけり 和月伸宏・大友啓史 『るろうに剣心 伝説の最期編』

Rkds1試験もようやく終わりました。実に二週間ぶりの更新です。アクセスもけっこう下がりました(笑) 再開第一回目は本年度有数となったヒット作の後編を。『るろうに剣心 伝説の最期編』参ります。前編『京都大火編』のレビューはコチラ

時代を再び動乱の渦に叩き込むべく、鋼鉄艦を駆って江戸に向かう志々雄一派。一方荒海に落ちたもののなんとか浜に流れ着いた剣心は、師匠であった比古清十郎に助けられる。最愛の人を救えず意気消沈する剣心だったが、志々雄の野望を食い止めるために、緋天神剣流の奥技を会得すべく必死の特訓に挑む。

今回はネタバレ気味で悪かった点とよかった点を淡々とあげていきます。なにかで「そういうレビューが一番ダメ」と聞いたことがありますが、微妙な映画の感想を書くときってそうなりがちですね。

まずダメだったところ。まず浜で倒れてた剣心をたまたま見つけたのが何年も会ってなかった師匠だった…というのがすごい偶然。こういうの天文学的な確率ではないでしょうか。運命の奇跡ってやつでしょうか。
ついでせっかく奇襲で有利な立場になったのに、つまんないこと思いついてダラダラしてるうちに新政府の罠にはまってしまう志々雄さんが間抜けすぎです。せめて周囲に密偵なり見張りなりつけておこうよ… あんなにおっかなくて強そうだった志々雄さんのイメージがこの一点からガラガラと崩れ落ちていきます。
あと「時間がない」と言っていたくせに神木君を倒したあとに長々としゃべりだす剣心。時間がないんじゃないのか…!? いいとこなんで、ついかっこつけて説教したくなる気持ちはよくわかりますが。

では気を取り直してよかったところというか、好きなところとかかばってあげたいところとか。
一部では「テンポが悪い」という評価も聞きますが、剣心の修行と並行しながら少年時代が語られていくところは好きです。前編でもそうだったけど、自分子供がらみのエピソードに弱いです。「それでも酒を楽しめないのは…」のセリフが最後の方で生きてくるのもにくい。
そしてやっぱりアクションですね~ 佐藤君、神木君、藤原君、そしてスタントの皆さんが極限まで体力の限界とスピードに挑んでいるのがまことにすごい。そして志々雄氏が剣をふるうと「バシュッ」と炎が飛び出てくる絵がまたかっこいい。こういう表現、アニメはともかく、実写でやったのは初めてじゃないかな? まるで剣術というか忍術ですがアリです。
ほんで剣心と志々雄、時代に弄ばれて捨てられた二人の男がなおもボロボロになって切り結んでいるのを見てたらなんか泣けてきましてね… この辺は佐藤&藤原の熱演に涙をひっぱり出された感もあります。

あと最後に(この映画では)さんざん人の命をゴミのように扱ってきた伊藤博文が、いいとこもっていってまるで反省してないのに憤りを感じる、という意見をよく目にします。ただ前編の大久保利通と同じように、結局は彼もろくな死に方してないのでねえ… そう考えると「歴史の真の勝者」とは一体誰だったのだろう?と思わずにはいられないのでした。

Rkds2というわけでアクションと映像はかなりいいとこまで来ました。あとは脚本です、脚本!(『キカイダー』の時も同じこと書いたな)。邦画クリエイターのみなさん、がんばってください。
『るろうに剣心 伝説の最期編』はまだたぶん全国の映画館で普通に上映中です。


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October 13, 2014

ほっこりウミガラス島 アストリッド・リンドグレーン オッレ・ヘルボム 『なまいきチョルベンと水夫さん』

Ncs1今年も資格の試験が近づいて参りまして、更新がアップアップ状態ですcoldsweats01 そんな合間を縫って紹介するのはスウェーデンの児童文学『わたしたちの島で』を映画化したこの作品、『なまいきチョルベンと水夫さん』。まずはあらすじから。

バルト海に位置する自然豊かなウミガラス島。そこに住むぽっちゃり系の少女チョルベンは、歯の抜けた女の子スティーナやウサギ大好きの少年ペッレと毎日仲良く遊んでいた。しかし彼女にとって一番の仲良しは家で飼っている大型犬の「水夫さん」。ある日近くに住む老人が迷子のアザラシ「モーゼ」を拾ってきたことから、穏やかだったチョルベンたちの日常に波乱が生じ始める。

あらすじからもわかるようにタイトルにある「水夫さん」というのは犬の名前です。ちなみに原題を直訳すると「チョルベン、水夫、そしてモーゼ」となっています。映画を見てみるとどっちかというと目立っているのはアザラシの方。子供たちも犬そっちのけで「モーゼモーゼ」とアザラシに夢中です。まあ、アザラシかわいいですからね… そんな不遇の身の上に予期せぬ災難まで降りかかってしまう「水夫さん」に感情移入するとなかなかに泣ける映画です。

この手の映画というのは大体安達祐実とか芦田愛菜といった目の大きなキラキラした、かわいらしげな女の子が主演なものですが、こちらのチョルベンちゃんはかわいいにはかわいいけど、ちょっとスーザン・ボイルに似ています。そんなちょっと貫禄のある女の子。じゃあ性格は… というとこれが基本文句しか言いません。よくしらない大人に「死ねばいいのに」とまで言ったりします。ところがずっと彼女を見ているとこれはこれで愛嬌があるように思えて来るから不思議です。
もう一人の主人公と言えるのはチョルベンの友達のペッレ君。冒頭で服のまま泥んこまみれになってキャッキャ言ってるあたり、「頭の悪そうな子だなあ」と思わずにはいられないのですが、ある悲劇に見舞われた際の彼の行動・言葉にはいちいち感服させられるものがありました。「小僧の神様」…そんな言葉がしっくりくるお子さんです。

あとこの映画のもうひとつの特色はウミガラス島の風景。緯度が高いせいか、昼がかなり長いようなのです。「もう寝る時間ですよ」と言っても外はまだけっこう明るかったりするのが変っておりました。
正直この映画を観た時、「原題の作品にしてはあまりにも素朴というか、古めかしいな」という思いをぬぐえませんでした。それもそのはず、あとで調べたらこの作品1964年に作られてるじゃありませんか。自分が勝手に新作だと思いこんでいたのでした… 最初からそう認識しておけば貴重な50年前の映像ということでもっとじっくり浸れたのになあ。残念。

Nsc2『なまいきチョルベンと水夫さん』はもう大体上映を終え、あとは下高井戸他3館くらいで予定されています。ちなみにこの作品2005年にも『わたしたちの島で わんぱくアザラシのモーセ』という題でDVDスルーされているのですが、今回のデジタルリマスターを機に新版も発売されるのでしょうか。 
あとこのチョルベンを主人公にした映画が他に3本作られてるそうなので、出来たらそちらも観たいものです。


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October 03, 2014

銀河戦隊マモレンジャー ジェームズ・ガン 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

Img00924第2フェイズに入っても一向に衰えを見せないマーベル・シネマティック・ユニバース。そのMCU最新作は、これまでで最もマイナーなキャラクターたちの物語。20年近く邦訳本読んでるわたしでさえ、製作発表までそんなチームがあったことを知りませんでしたcoldsweats01 しかもそのチームの中にはアライグマや枯れ木まで混じってるという。いけるんか、これ!? ともかく『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』後紹介します。

1988年、アメリカの少年ピーター・クィルは、母を亡くした直後にUFOに連れ去られる。以後彼は宇宙海賊らベンジャーズの一員として育てられる。
時が経ち、いっぱしのトレジャーハンターとなったクィルは、辺境の惑星で「オーブ」と呼ばれる謎のお宝を入手する。しかしそのオーブを育ての親のヨンドゥや、凶悪なテロリストのロナン、さらには宇宙の覇王サノスまでもが狙っていたために、クィルは彼らの追撃を一手に引き受けることとなった。その冒険の最中、彼は女暗殺者ガモーラ、暴れん坊のドラックス、しゃべるアライグマのロケット、樹木人間のグルートらと巡りあう。

アメコミ読み慣れてる身にはこれくらいどってことないですが、母と子の悲しい別れの直後にバーン!とUFOが出てきて子供を吸い込んだら、普通の人はひきますよね(笑) そのあともアライグマ人間や歩く木やら、赤青緑の宇宙人がかわるがわる出てきて、現実離れはどんどんエスカレートしていきます。まるで誰かの夢をえんえんと見せられているよう。
ただ人の夢の話ってのはあまり面白くないものですが、この映画にはちゃんと起承転結や派手な見せ場や上手なクライマックスへの盛り上げがあるのでかなり楽しいです。一人の男が珍妙な仲間を集めて世界の命運を左右する冒険に出る…というところは『桃太郎』『西遊記』『オズの魔法使い』といったおとぎ話の定型を踏んでますしね。誰かを倒すというより、危険な力を封印するために奮闘する…といったあたりは『指輪物語』というか『ロード・オブ・ザ・リング』を思い出させます。
あとどことなくのんきで人を食ったムードは、一昔前のユーモアSFをほうふつとさせます。フレデリック・ブラウンとか、『銀河ヒッチハイクガイド』とか、真鍋博が挿絵を描いてる星新一の短編とかああいうのです。時折流れるなつかしい洋楽のナンバーは、「あえて古めかしいSFをやるんでよろしくね」という作り手の宣言のように感じられました。このいいところでかかる70年代ヒットソング集、受験勉強で『ジェットストリーム』をよく聴いていた者にはたまらんものがありましたね。
「現実離れした」「人を食った」と書きましたが、それでもちゃんとキャラクターに感情移入させ、愛着を抱かせる手腕はたいしたもの。気がつけば歩くラスカルやエントにどっぷり情が移ってしまって最後の方は鼻水ダラダラでした。わたし頭だけ動物で下は人間っぽいキャラって今まで苦手だったんですが、最新のCGで描かれるロケット君のリアルさというかモフモフぶりには興奮せざるをえませんでした。そのかわいいルックスでマシンガンを抱えて「オ~イエ~ィ」とか言われたらもう… ああ、もう!! 失礼、取り乱しました。

さて、ここで話題を変えまして、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(以下GoG)が映画史においてどんな意味をもつか少し考えてみたいと思います。
これまでのMCU作品にはすべて「『アベンジャーズ』に集合しなければならない」という不文律がありました。ところがこのGoGの面々は第2フェイズの総決算である『アベンジャーズ2』には出ないことがアナウンスされています。『3』には出るらしい…という噂もありますが、融合してアベンジャーズのメンバーになるということはないでしょう。
恐らくマーベル映画スタッフは、これを試金石として、MCUの枠をさらに広げていこうと考えているものと思います。タイトルの枠を超えてヒーローを集結させる…それだって前人未到のプロジェクトであったわけですが、それを足がかりに、今度はタイトルを越えて広大な共有世界をこしらえてしまおうというハラなのでしょう。そして一見無謀とも思えた『GoG』は大成功を収めました。これからはアベンジャーズの枷にとらわれることなく、秘境や異次元やまた別の宇宙にまでMCUの領域は拡大を続けていくことでしょう。まさしく映画が誕生して約120年、誰もなしとげなかったビッグプロジェクトが展開されようとしています。
何事も始まりがあれば終わりがあるように、いつかはこの「祭り」も終わることでしょう。それが3年先か10年先かはわかりませんが、最後までしっかと見届けて行きたいです。

Img00925今後のMCUの予定としては来年の2015年に『アベンジャーズ2』と『アントマン』、2016年に『キャプテン・アメリカ3』と『ドクター・ストレンジ』、2017年に『GoG』続編とほか未発表の2本、2018年にもタイトル未発表の作品が3本予定されています。アメコミファンにとって最高の時代に生まれたことに感謝!!


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