財団Xの逆襲 『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』
あっ またモタモタしてるうちに大体公開終わってる! てへぺろ
それでは今年で三年目となりました平成ライダーのバトンタッチ映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』ご紹介します。イヤミのように長いタイトルだ・・・ しかも最後の方はつい最近どっかで聞いたことあるぞ? ま、あらすじいきましょうか・・・
無限に広がる大宇宙・・・ 物語はその宇宙より謎の物体が飛来してきたところから始まる。
数ヶ月前、仮面ライダーオーズとしてすべてのグリードを封印した火野映司は、鴻上ファウンデーション会長の要請により日本に帰国する。鴻上は新たなメダルの開発中に、時空の扉を開いてしまい、戦闘本能の塊のような怪人「ポセイドン」を呼び寄せてしまったのだ。新たな敵に立ち向かう映司の前に現れる一人の男。それは決戦で消滅したかと思われた映司の相棒「アンク」だった。
一方天の川学園で学園祭を楽しんでいた仮面ライダーフォーゼ=如月弦太郎は、突如として空から落ちてきた謎の少女と遭遇する。生徒手帳から彼女の名は美咲 撫子(みさき なでしこ)と知れるが、やることなすこと調子はずれなことばかりで、弦太郎たちは振り回される。そんな中、学園に怪人ダスタードたちが乱入。撫子を狙っていると知った弦太郎は彼女をかばって戦うが、そのとき驚くべきことが起きる。
え~、もう今回はほぼ公開も終了しているということで、よかったと思ったところをバンバンネタバレしていきます。開き直ってどうもすいません。
冒頭で世界各地で活躍している七人ライダー。これはもうどう考えても『仮面ライダーSPRITS』ですね。はるか昔の『ゴレンジャーVSジャッカー電撃隊』で、「ヒーローたちは各国で戦ってるんだ!」と世界地図に彼らの写真が貼られていましたが、それがようやっと映像で観られたと思うと感無量です。
そして今回ライダーたちの前に立ちはだかるのは「財団X」。この組織前々作の『仮面ライダーW』終盤に登場し、『オーズ』の世界にもちょっかいを出しているような描写があったのですが、結局その後どうなったのかはうやむやになっておりました。各ライダーの世界をつなげるのにすごく便利な存在なのにもったいないなあ、と思っていたら、本作品で復活。21世紀のショッカーとしてぜひ末永く暗躍してほしいものです。
脚本は『フォーゼ』メインの中島かずきさん。他の人が書いたものをきちんと観ていて、それを覚えているところがえらいなあと思いました。それがよく現れているのがW・オーズ・フォーゼが一同に会した場面のセリフ。「弦太郎くん、友達できた?」「お前最初に会ったとき言ったよな。ライダー同士は助け合いだって」 そんなんわたしも忘れてましたよ!
お父さんへのサービスか知りませんが、今回やけに女性のフトモモがまぶしゅうございました。『オーズ』ではおなじみの戦う秘書を演じる有末麻祐子さんが、『フォーゼ』では敵幹部を演じるスーツアクトレス人見早苗さんが、惜しげもなくその美脚をブンブン振り回す! すばらしいですね。人見さんは本作限定のキャピキャピライダー「なでしこ」の中にも入っていたというから驚きです。
子供たちへのサービス企画とはいえ、二大ライダーの共闘がいつもとってつけたような感じなのが、この『MOVIE大戦』シリーズへの不満でした。しかし今回は上手にインターミッションを挿入することで、フォーゼとオーズ、それぞれのストーリーが自然に絡み合っておりました。特にクライマックスのシャトル上でのタッグは、ちょっとCG臭かったけど(笑)、半端ない盛り上がりぶりでした。できれば次回もこんな感じでいってほしいものです。
くりかえすようですが、『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』は一部の劇場をのぞいてほぼ終了・・・ 代わりと言ってはなんですが、現在はこれまたヒーロー夢の共演である『海賊戦隊ゴーカイジャVS宇宙刑事ギャバン』が公開中。こちらもなかなか燃えます。
左画像は久しぶりに引っ張り出してきた『オーズ』のフィギュア。これらは頭部・胸部・下半身の三つに分解でき、色んな組み合わせを楽しむことができます。そういうのが五体あったとしたら、果たして幾通りの組み合わせができるでしょうか・・・ 数字に強い人、よろしくお願いします。
Comments
まいどです。
SGAやん、リアルフィギュアあるんなら出し惜しみせんで下さいよ〜(笑)
。
フォーゼはぱっと見「キ〇ーダイン」の親戚に見えなく無いですが、玩具は好調ですね。
しかし、これもバイク目立たないあたり、ライダー名乗る必要性が無いような………。
アニメすらまともに見て無い今、特撮はたまに「ゴウカイジャー」見ますが、何となく面白い。
ただ、過去のスーパー戦隊の中の人が歳食った姿は、作品によっては痛々しいのもありますね。
Posted by: まさとし3055 | January 25, 2012 07:59 PM
>まさとし3055さん
毎度~ ここんとこライダーレビューもすっかりさぼってるのでフィギュアの出番もとんとありませんな(笑)
ちなみにオーズのタジャドルコンボ、シャウタコンボ、ブラカワニコンボはそれぞれ超人ビュビューン、バシャーン、ズシーンをモチーフにしてるそうです。といってもわからないかな・・・
実は先日さっそくギャバンVSゴーカイジャー観てきました。大葉健二さん、若手に負けずかっこよかったですよ!
Posted by: SGA屋伍一 | January 26, 2012 11:10 PM
SGAさんこんばんわ♪
個人的に過去2作のMOVIE大戦はおやっさん(スカル)の活躍が特に目覚ましかったですし、どっちか一方のライダーパートがつまんなかったりしたのでお腹一杯になった印象は無かったのですが、本作に至ってはもう満足しちゃいましたね~♪坂本監督のド派手アクションだけじゃなく、オーズパートはアンクとの絆にホロッとしちゃいましたし、フォーゼパートは青臭さ全開だけどそのベタさにも純粋に感動できたりもして面白かったので、初めて2作品とも良かった作品だったかなと思います。ダブルもおまけとは思えないカッコ良さでこれまたgoodでした♪
でも財団Ⅹはおそらくこれからは劇場版固有の敵になるんじゃないでしょうかね~?世界中で暗躍したり、色々な組織とも繋がってたりで、なんか凄く使い勝手良さそうな気がします(笑
Posted by: メビウス | January 26, 2012 11:33 PM
>メビウスさん
こんばんは~
自分は『2010』の方はけっこう楽しんだんですけどね。『コア』は去年のワーストに入れちゃったな(^^; でもそう、そんな『コア』でもスカルだけは確かによかった! そういえば、あの映画には最近話題を振りまいてる山本太郎氏も出てましたね
わたしはドラマパートは『オーズ』の方がよかったかな。でも『フォーゼ』も物体Xがきゅんきゅんにかわいくて楽しめました
『フォーゼ』も好調のようだし来年もあるでしょうね、『MOVIE大戦』。でもその前に全戦隊VS全ライダーがあるんだっけ(^^;
Posted by: SGA屋伍一 | January 27, 2012 09:54 PM
ギャバンそろそろ観ないとな・・・
ゴーカイジャーは全く観たことないけど、大丈夫ですよね。
オーズ観てない私でも、オーズパートがいちばん良かったです。
ダブルは登場するだけで泣けた
敵幹部の女優さん、ナデシコの中の人でもあったんだー。へー!
全戦隊VS全ライダーは、評判よければ観に行くかも。
Posted by: kenko | February 04, 2012 10:59 PM
>kenkoさん
>ギャバンそろそろ観ないとな・・・
♪男なんだろ ぐずぐずするなよ
・・・・妙齢のご婦人をつかまえて大変失礼しました・・・
ゴーカイジャーは観てなくてもたぶん大丈夫です。まあディケイドの戦隊版とでも思ってもらえれば
オーズもダブルも番組終わってからも元気でやってるんだな~って感じで胸がほっこりしましたよ
>全戦隊VS全ライダーは、評判よければ観に行くかも。
うーん、お祭り映画以外の何ものでもないような予感・・・ わたしはとりあえず行きますが
Posted by: SGA屋伍一 | February 06, 2012 10:08 PM