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June 26, 2011

狼なんて怖い キャサリン・ハードウィック  『赤ずきん』

20060908191401もーりへーいきーましょおーむーすめーさんー(ほっほーほ)
 この歌最近も歌ったな・・・ 誰もが知ってる童話『赤ずきん』を、『トワイライト』第一作のキャサリン・ハードウィックが映画化。『赤ずきん』(まんま)紹介します。

そこは人里はなれたある山の中の村。美しい娘バレリーは幼なじみの木こり、ピーターと将来を共にする約束をしていた。だがバレリーの母は裕福な鍛冶屋のヘンリーと娘を結婚させようとする。母と思いが食い違うことにバレリーが悩む中、村では恐ろしい人狼が現れたという噂が流れ始めていた・・・

宣伝文を読みますと「あの赤ずきんが成長したその後の話」みたいなことが書いてありますが、内容はだいぶ違います。もしいたいけな少女の赤ずきんが、もう結婚ができるくらいの熟れ熟れの娘さんであったら(品のない表現だ)・・・という新解釈ストーリー。しかも出てくる狼が普通の狼ではなく、人に化ける「人狼」。そういえば昨年『ウルフマン』という作品があったばかりですが、そこそこ雰囲気似てます。また古谷一行みたいな人も出てるしw

しかしまあそこは女の子が主人公ですし、『トワイライト』の監督さんということもあって、恋愛模様もかなり重要です。ヒロインの恋人はワイルド系のイケメンなのですが、悲しいことにお金があんまりなさそう。その二人の間に割って入るのが腕力はなさそうだけど、生活力は申し分ないヘンリー。普通こういう横恋慕キャラというのはいけすかない性格だったりするものですが、彼はなかなかよくできたいいヤツでして。顔もそんなに悪くありません。「イケメン二人に愛されて、さぞやいい気分でしょうね!」と、なぜかひがみっぽいブスのような気持ちで鑑賞しておりました。

そして人狼退治に中央から派遣されてくるのがゲイリー・オールドマン演じるソロモンという聖職者。一見正義の味方のようでいて、任務のためには拷問もいとわぬ人でなし。最近ゴードン警部のイメージが強くなった彼ですけど、やっぱりイヤなヤツをやってる時の方がイキイキしてますね。

こうやって書いてますと「これのどこが『赤ずきん』なんだ!?」と思われるかもしれませんが、一応クライマックスに向けてだんだんお話はそれっぽい方向に進んでいきます。で、面白いのはソロモンさんが赤いずきんのことを「みだらな衣装」と言ったりするのですね。子供がかぶってる分にはかわいらしい赤の衣装ですが、「赤」ってまあいろいろ連想させる色であります。女性、危険、流血、罪、攻撃性etc
このお話は森が舞台なわけですが、森は主に獣たちの世界ゆえ、人に眠る獣性を呼び起こす何かがあるのやもしれません。

110626_201335『赤ずきん』は全国の劇場でたぶんまだ上映中。主演のアマンダ・セイフリードちゃんはここんとこ『ジュリエットからの手紙』『クロエ』と立て続けに主演作が公開されてます。わたしこのコなんとなく爬虫類というか宇宙人っぽい顔に見えるんですが、まあ今後の活躍が楽しみな女優さんであります。


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Comments

おはよう☆
まずは
W受賞よかった〜
伍一くんお気にの『テトロポリス』は、伝えたい温暖化というものがはっきり伝わらないという事だったみたい、
今回こそはと思っていたのでほんと良かった★

さて 赤ずきんちゃん=アマンダは伍一君好みじゃないんだ〜

私は別にゲイリーだけで楽しんだワケではないのよ〜
っていうかゲイリーあんまり活躍なかったしね。
犯人が意外と分からないのが良かったな。

ほんとトワイライトの監督ってカンジだった〜

Posted by: mig | June 28, 2011 08:34 AM

>migさん

こんちゃ~☆ お返しどうもありがとう
そうか~ テトロポリスはそこが弱かったのか・・・ まあ監督さん(どこの誰とも知らないけれど・笑)、またがんばっていい作品を作ってほしいものです
あと『SiRoKuMa』にはこの際だから三冠ばっちり決めてほしいね!

アマンダちゃんはあまりに若さがまぶしすぎて。私のストライクゾーンにはちょっと低いというか
ゲイリーさんはクチはえらい達者だったけど、はっきり言って人狼の引き立て役だったよねw
トワイライトは一作も観てないや・・・ でもこれと大体同じ話だよね? 

Posted by: SGA屋伍一 | June 28, 2011 02:45 PM

こんばんは!(*^^*)
すっかり、ご無沙汰してしまってすみません。m(_ _)m
8月は仕事がちょっと忙しくて、ブログも放置状態でして・・・。
お引っ越し、大変でしたねー。
ブログともども無事に済んで良かったですねー。
なかなかコメント出来ないかもしれませんが、少しづつでも
続けていきますので、よろしくお願いします。

赤ずきんと言っても、まったくのオリジナルでしたが
背景はなんとなく童話ぽい雰囲気はありましたよね。
最後にお腹に石つめちゃうトコとか、ああそういえば
赤ずきんにもそんな話あったよなぁ〜って思いました!
そうそうゲイリーさんは、こういう役はイキイキしてますよねー。

Posted by: ルナ | August 13, 2011 01:30 AM

>ルナさん

どもー お返しくださったのに、レスが遅れてすいません
わたしネットの知識とかあんましないもので、ひっこし作業は本当に手探り状態で大変でした(笑)。期日ギリギリになってからはじめたのも問題あるのだけど
わたしもなかなかすぐにコメントできないこともあるかもしれませんが、できるだけうかがうようにしますので、ひきつづきよろしくお願いします

で、この映画というか赤ずきんですが、「石をつめて沈めた」なんてくだりすっかり忘れてるなあ 童話で湖に沈められたというとむしろ「かちかち山」が思い浮かびます
「おばあちゃんの口はどうしてそんなに大きいの?」とかはさすがに覚えてましたが

Posted by: SGA屋伍一 | August 15, 2011 11:28 AM

三角関係は 男 女 男で 嬲(なぶ)られると書きます

 SGA屋さん これは 何を意味してるか もうおわかりですよね もうR18指定です

Posted by: zebra | May 22, 2014 09:17 AM

>zebraさん

なんですかそのなんでもエッチな方向に結び付けたがる中学二年生的発想は(^_^;
わたしはどっちかっつーとはさむよりははさまれたいなあ(あっ)

Posted by: SGA屋伍一 | May 23, 2014 06:55 PM

SGA屋伍一さん 変身コメントありがとうございます。

>なんですかそのなんでもエッチな方向に結び付けたがる中学二年生的発想は(^_^;
わたしはどっちかっつーとはさむよりははさまれたいなあ(あっ)
 伍一さん あなたも 本性を現しましたね・・・・
じゃあ 女男女で (いたぶら)れるって 文部省で常用漢字として検討されないかな~ 伍一さん 実際にこうなったら イヤでしょう。

 >恋愛模様もかなり重要です。
ピーター⇔ヴァレリー⇔ヘンリー ですが ヴァレリーの母スゼット(ヴァージニアマドセン)が 衝撃なことをしたから この狼騒動に発展したと考えても おかしくないでしょうに・・・・

 な・・・なんと スゼット・・・・・・夫 セザールがいながら ヘンリーの父エイドリアンを愛しており 不貞を働いてた・・・・

 その不貞で生まれたのが 殺されたルーシー。・・・
夫セザールとの間に生まれた 赤ずきんヴァレリー
 あ~ なんと ルーシーとヴァレリーは 異父姉妹・・・・

 間男エイドリアン⇔妻スゼット⇔夫セザール  ああ~三角関係
 したがって 殺されたルーシーとヘンリーは 異母兄妹。

>バレリーの母は裕福な鍛冶屋のヘンリーと娘を結婚させようとする。
 ルーシーはヘンリーを好きだったみたいだが 事実を知ってるスゼットは兄と妹を結ばせるワケにはいかなかったワケだ!

 事実を知った 夫セザール 怒ったウガァ~~~~
一連の狼騒動の元凶は 母スゼットにありますね。 殺された間男のエイドリアンといい 不貞なだけに ”ふてえ”野郎だ(笑)

 その尻拭いを 村全体ですることになり ヴァレリーたちにとってはいい迷惑でしょうね!

Posted by: zebra | May 25, 2014 06:16 PM

>zebraさん

いえいえ、つい乗せられて狼に変身しちゃいましたよ。あおおおーん
もう見たのがだいぶ前なんで固有名詞とかすっかり忘れたんですが(^_^; 意外な犯人が誰だったのかは一応覚えてます
そういえば少し後に「おおかみこどもの雨と雪」というアニメが人気を博しましたが、あのお母さんは狼男のだんなが亡くなったあとも男をくわえ込んだりせず、一生懸命お母さん業に励んでいてえらかったなあ
まあ昔の農村社会じゃ性モラルも適当でしたでしょうから誰が血縁で誰ができてるかもわからない、なんてこともよくあったんじゃないでしょうか。わくわく

Posted by: SGA屋伍一 | May 27, 2014 09:35 PM

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