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August 09, 2010

ザ・コブ クリストファー・ノーラン 『インセプション』

100809_185718『ダークナイト』で一躍勇名を轟かせたクリストファー・ノーラン監督の最新作は、P.K.ディックの世界を思わせるサイバーパンクSF。『インセプション』ご紹介いたします。

裏社会に生きるエージェント・コブは、人の夢に潜入し、重要な情報を盗み取ることを生業としていた。ある時コブは大企業の社長であるサイトーの脳内に潜入するが、任務に失敗してしまう。顧客の手から逃れようとするコブを助けたのはなんとサイトーだった。彼はコブにライバル会社の跡取り息子の潜在意識にもぐりこみ、とある意識を植え付けて(インセプション)ほしいと依頼する。

今回はもう最初からどんどんネタバレしていきます。以下はできたら作品をご覧になった方のみ、お読みください。

映像作品の強みに「同時進行」というものがあります。幾つかの異なる場所で行われている事柄を、演出の妙でもってほぼ同じ時間でもって見せていくことができるという。まあ小説やマンガでもできないことはありませんが、やはり「実際に動いている」映像作品に比べると、臨揚感が格段に違います。
しかしこの「同時進行」も、下手をすると見ているものの頭をこんがらがせてしまう恐れがあります。わたしの記憶では『スターウォーズ エピソード1』の山場などは、四つの視点が絶えず入れ替わり立ち変わり進行していくので、見ていてかなりせわしなかったりしました。
で、この『インセプション』もかなりその点でややこしい構成だったりします(笑) こちらもクライマックスでは意識の階層に応じた四つの時間軸が同時に進行していきます。しかもそれぞれの世界の出来事が、他の世界にも密接に影響していくというややこしさぶり。しかしここまで徹底されるとかえって混乱するというより、感心してしまうから不思議なものです。うん、ここまで思い切った実験というかチャレンジは、なかなかできるもんじゃないです。

ただ「同時進行」といっても、画面を四分割しているわけではないので、多少のズレが出てきてしまうのは否めません。DVD化の際には特典として、画面を「田」の字に区切って四つの世界を本当に同時に見せていく映像を付けるというのはどうでしょう。メーカーの方、どうぞご一考を。


ハード面の話はこれくらいにして、次にソフト面の話を。
わたしがノーラン監督の作品を見たのは『バットマン・ビギンズ』からなんですが、この『インセプション』を含む近年の四作には、多かれ少なかれ「親と子」というモチーフが使われているように思えます。
『インセプション』の主人公コブは、「子供たちの元へ帰らせてやる」という約束を信じて、難解なミッションに必死の思いで挑みます。一方コブのチームが潜入する「意識」の持ち主のロバートは、父との関係に強いわだかまりを有しています。
親でありたいと願うコブ。子でありたいと望むロバート。二人の思いが頂点に達してシンクロした瞬間、バラバラだった世界は一つになり、夢が現実のものとなる。このあたりに強いカタルシスを感じました。

で、ここでどうもひっかかるのがコブの依頼主である「サイトー」の存在。人の人生をいじくって自社の利益を図ろうとするなんて、なんてひどいヤツだと思いながら見ていたのですが、どうも見終わってみるとこの人、ロバートにいいことをしてあげたようにしか思えない。
そもそも「自分の考えで動け」という意識を植え付けたとして、本当に彼の会社が傾くかどうかは微妙なところです。別に社長自らこんな危険なミッションに参加しなくても、株やら市場やらを利用して安全かつ確実に追い落とす方法が幾らでもあるような気がするんですが。

もしかするとサイトーというのはロバートの父に雇われたエージェントで、ロバートに父の真意を伝えさせることが目的だったのかも。「普通に口で言えばいいじゃん」と思われる方もおられるでしょうが、『ロード・トゥ・パーディション』や『アイアンマン2』を見ればわかるように、父と子の関係というのはその辺、かなり面倒くさいものなのですよ。その上長年の確執があったりすると、率直に顔を合わせて言ってもなかなか信じてもらえなかったりして。
ただこの考えだと、「じゃあどうしてサイトーはコブにその目的を伝えなかったのか」という新たな疑問が沸いてきたりします。 ・・・うん、なんか事情があったんですよ。きっと。

妄想はこのくらいにして。
ラストシーン、「夢の中では回り続ける」というコマが倒れる前に映画は終りになります。若干傾いているようにも見えたんですが、それは「現実であってほしい」というわたしの願望がそう見させたのかも。
「子供の格好が夢の中とまったく同じ」ということから、全てコブの夢だった・・・と考える方もおられるようですが、実際は評論家の町山智之氏ほかがおっしゃってるように、「どっちでも取れるように作ってある」というのが真実でしょう。この辺は『トータル・リコール』や『マトリックス』(第1作)などでもわかるように、サイバーパンクもののお約束というか。
ただ衣装デザイナー担当のジェフリー・カーランド氏が言われるには、コブの子供が着ている服は、それまでとラストとで違うんだとか。そりゃ一体どういうことなんだーっ!!

100809_185749・・・・わかったぞ。そういうつつみくらますようなことを言って、もう一回見させようという魂胆なんだな!? ていうかなんだか本当にもう一回見たくなってきてしまったんですが(のせられやすい)。
ともあれ、『インセプション』は現在日米ともに大ヒット公開中。♪夢の中へ 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか~ ・・・夢の内容によるかな。


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Comments

案外ラストのコマにこだわる方が多いのにちょっと驚いています。私は別にどっちだって良いじゃんって思うんですけどね。(笑)「どっちでも取れるように」が正解でしょうから、両方想像して楽しんどけば良いような気がします。
私はコブとアドリアネの関係に重心が行き過ぎたせいで、当初のインセプションがどうなったのかがあやふやになってしまったのが残念でした。あとは前半の設定説明とここの役割の説明がちと複雑でよく解らなかった部分もありました。ですから多くの方が大絶賛するほどに良いとは思っていませんが、それでもなかなか楽しめた作品でした。

Posted by: KLY | August 10, 2010 12:12 AM

>KLYさん

おはようございます。毎度ありがとうございます
そうですねえ。やっぱり二時間半以上も見させられて、あいまいな終わり方だと「納得いかーん!」という人がいるのも仕方ないでしょうねえ
ただコマが「パタ」と倒れて終ってしまったら、みんな「あーよかった」と安心して、すぐこの映画のこと忘れてしまうと思うんですよね。その辺監督のずるいところだと思います(笑)

わたしも「大好きか」と言われると微妙なとこですし、強引だったり説明不足だったりするところは多々あると思うのですが、それでも恐らく「アバター」並んで、SF映画の記念碑的な作品になるのではないでしょうか

Posted by: SGA屋伍一 | August 11, 2010 07:21 AM

こちらにもお邪魔します♪
スッゴク面白かった―というほどでもなかったのですが、見応えがある作品でした~
隠れレオファンとしては嬉しい限り。レオが素敵に見えたし、眉間の皺も少なかったし(笑)

個人的には、もっと世界を揺るがすようなミッションだったら興奮したなぁ~とか、奥さんとのエピソードがくどかったなぁ~とか感想を持ったのですが、鑑賞後時間が経ったり、皆さんの感想を拝読しているうちに、、、そもそも映画の現実って現実だったの?的な疑問も湧いてきたりして、再見したくなってきました~
自分の見方で色々妄想すると楽しい映画かもしれませんよね♪

Posted by: 由香 | August 14, 2010 11:48 PM

こんばんは!
映像的にはホント素晴らしい作品でした。
最近の半端な3Dよりずっとすごかったです。
まあ、ストーリーは勝手に考えろ的な
オレ様感が満載でしたけど・・・(~_~;)
にしても・・・サイトーというのはロバートの父に雇われたエージェントで、とはすごい深読みですね〜。まったく考えてませんでした。なるほどねぇ〜。

Posted by: ルナ | August 15, 2010 12:10 AM

>由香さん

こちらにもありがとうございます♪
いろんなところで言われてますけど、この映画なんでか『シャッターアイランド』といろいろかぶってしまいましたよね
でもこちらでは希望のもてる結末でレオくん本当に良かったねと
・・・・とは言うものの、実はあのコマ、いつまでもぐるぐるまわってたりして・・・という疑いも捨てきれないのですが

世界を救うようなミッションか。そういえば監督はこの映画に『007』へのオマージュをこめてるとか。きっとそういう事件は『インセプション2』で描かれるんですよ! あればの話だけど(笑)

わたしももっぺん見たいんですけど、見たい映画がいろいろたまっててやっぱり厳しいっす。『ヒックとドラゴン』とか『カラフル』とか
ちなみに今日はコロタンで『仮面ライダー』を見てきました・・・

Posted by: SGA屋伍一 | August 16, 2010 08:10 PM

>ルナさん

こんばんは。毎度ありがとうございます

わたしはエッシャーの有名な絵を本当に立体化して見せてくれたことにまず感激しましたねえ。ああいう「目の錯覚」を誘うようなビジュアルは、ほんのちょっとだけでしたけど

>オレ様感が満載でしたけど・・・(~_~;)

そりゃ主演がレオさまですし(爆)

サイトーがエージェントというのはわたしの妄想の域を出ない話なんで、あんましあてにされんでください。でもやっぱり、社長自らあんな仕事はしないと思うんですよねえ

Posted by: SGA屋伍一 | August 16, 2010 08:14 PM

こんばんは~

暑いですね~~,こちらは四国なので
毎日かまどの中にいるようですが
もうこうなると日本全国どこへ行っても暑そうですね。
メンタル面でも著しくテンションが下がっていおります・・・

で,この作品,まんまとノーラン監督の罠にはまって
2度目を観に行ってしまいましたぁ。
あのコマの回転は私はきっと回り続けたと思いますが
何せこの作品,最初状況を把握できなくて
冒頭部分(サイトーがコブたちをテストする場面)がわけわからんかったので
そこんとこをもう一回見たかったのです。

サイトー善人説・・・なるほど~
演じる謙さんがどうしても悪人に見えず(それは単にこれまでの彼のイメージからなんですが)
善人説もなかなか説得力ありますね。


Posted by: なな | August 16, 2010 11:40 PM

>ななさん

こんばんは! 伊豆も暑いですよ~ あまりに暑いので今日は仕事の合間を縫ってさばっと泳いできました。で、午後死んだようになりながら仕事をしてました・・・ バカですね

わたしは二回目行けるか非常に厳しいのですが、観られるならば冒頭のシーンとか、子供たちの服に注目して観てみたいですね。あとコブがアリアドネにいろいろ教えているシーンでちょっとうとうとしてしまったので、その辺も

謙さんは昨年『沈まぬ太陽』で信念の人をやったばかりですからね。でも日本に比べるとハリウッドでは一癖あるような役が多いかな? わたしゃいまだに「独眼龍政宗」のイメージがとれなかったりして

Posted by: SGA屋伍一 | August 17, 2010 09:15 PM

こういうかっこよさげなSFは大好きなはずなのに
なんとなくハマれませんでした。てゆーか睡魔が
でも絶賛している方のレビューなど読ませていただいてるうち
もういちど観たいような気持ちにもなってきて・・・
といいつつ、未だ2回目に行けないまま、今は運命のガイアメモリを
リピートしたい気持ちでいっぱいです
今回のライダームービー、すばらしくなかったですか!?

Posted by: kenko | August 20, 2010 10:36 PM

>kenkoさん

素早いお返しありがとうございます

実は微妙にのれてなかったんですね(笑) 夢の世界でモンスターやクリーチャーが出てきたらもっとテンションあがったでしょうか
まあ主要人物がずっと寝っぱなしの映画だから、眠くなる気持ちもわかります。実はわたしも前半の方で少しうとうとしてたし

『W』劇場版はとにかくルナ・ド-パントの須藤元気さんが素晴らしかったです(笑) あと最終回あらすじをTVブロスで読んだのですが、それだけでもう泣きそうに
そういえば『W』にも夢の中に入り込んでくる怪人の話があったね・・・

Posted by: SGA屋伍一 | August 21, 2010 08:09 AM

伍一くん、こんばんは☆
最後にねじ式登場するのが、爆でしたわ。
妄想の世界ならねじ式に敵いませんことよ。

私としては、コマは倒れなかったと見ています。
サイトーも虚無の世界に生きていたわけで、コブとの約束は果たせなかったということなのでは・・・?
とはいえ、私も監督のたくらみ通り、もう一度映画を見たくなっちゃいました。

Posted by: ノルウェーまだ~む | August 22, 2010 05:38 AM

>ノルウェーまだ~むさん

海の向こうからようこそおこしやす
まさかまだ~むさんが『ねじ式』をわかってくださるとは思いませんでした(笑) お嬢さんは福本伸行の熱心なファンだし、親子そろって渋い趣味でいらっしゃる・・・
ちなみにわたしはつげ義春では、『李さん一家』が好きです。実はまだ二階にいるのです!

周りの方々では、けっこうラストをバッドにとらえる方が多くて驚いております。わたしゃ単純なのかな

Posted by: SGA屋伍一 | August 23, 2010 12:06 PM

伍一くん、再び☆
「実はまだ2階にいるのです」は、我が家では定番の決め台詞!
そして、つげ作品は、実はパパンの趣味なのです。
将来大きくなったら(もう既に十分大きいと思うけど)河原の石を拾って生活したいと真剣に考えている夫を持つ身としては、子供もニートになりそうなのに不安がいっぱいです。
でも私も『李さん一家』が一番大好きですよ。
ちなみにねじ式のレビューもあるので、どうぞ♪

Posted by: ノルウェーまだ~む | August 24, 2010 12:19 AM

>ノルウェーまだ~むさん

またまたありがとうございます

なんてすごい一家なんだ・・・ もしかして本当に二階に何かいるのですか!?
エドワード・ゴーリーというアメリカの不気味絵本作家に『うろんな客』という作品があるのですが、実はこの『李さん一家』とオチが一緒です(笑) 機会があったらごらんください

まだ~むさんのパパンというかむっしゅ~氏は倫敦に在駐しておられるくらいだからエリート中のエリートだと思っているのですが、そんな風狂な夢を抱いておられるとはなんだかおかしいですね~
先日NHKの『ゲゲゲの女房』というドラマでイケメン演じるつげ義春氏が「おれは、風の向くままかな」なんて言っていて、なんかすごく「らしかった」です

Posted by: SGA屋伍一 | August 24, 2010 07:17 AM

SGAさんこんにちは♪ご無沙汰しております。8~9月内の極暑は干されていなかったでしょうか?自分も大分ハードでしたが、その分マニアゆかりの地で存分に英気も養ってきましたw


インセプションは一度観ただけでもどっぷりハマれる面白さがありますが、ノーランが構築した脳内用語や仕組みを理解するには2時間チョイだとちと難しい気がしたので自分もリピート鑑賞したのですが、やはり2回目の鑑賞ではどこか余裕が出来て奇天烈な映像とかに存分に見入る事が出来た気がします(なんだかんだで一番驚いたのが映像面ですからねぇ)

夢の階層が深くなっていくほど時間の流れもどんどん遅くなっていくという設定上、あの『同時進行』の展開も画期的に見えましたが、しかしその見せ方がややこしかったというのは自分も否めませんでしたね。画面分割すれば確かに観やすかったかもしれませんけど、実は個人的にその画面分割があんまり好きじゃなかったりするもんですから、自分は頑張って映像を脳内整理してましたね


それとSGAさんが貼っていたリンク先から自分もオチの真相を覗いてみたのですが、予想してた以上にあっさりな解答で、『えーーっ!』よりも『へーーっ』とこれまたあっさりなリアクションだったのが正直なところでもあったり^^;
でも自分も内心では現実と思っていたから、驚きが薄かったのかもしれませんね。

Posted by: メビウス | October 06, 2010 02:14 PM

>メビウスさん

こんばんは。お返しありがとうございます
夏の間はほとんど干物でしたよ(笑) 体中の水分が出尽くして、それこそ中尊寺の即身成仏のような状態でした。ガリガリ君のおかげでなんとか生き延びましたがね

わたしもできれば二回目鑑賞したかったのですが、夏はそれなりに忙しくてかないませんでした。DVDになったらまた再見したいものですが、時間が経っちゃうとせっかく考えていたあれやこれやを全部忘れてしまいそうな気がするな~

メビウスさんは画面分割否定派ですか。まあ確かにあれを本編で流したらぶかっこうなことこの上ありませんからね。一昔前のアニメみたいで(笑) しかしまあ、オマケ映像ということでならいいかな、と
あとブライアン・デ・パルマならそれも許されそうな気がします

自分のなじみのブロガーさんはけっこう「結末は夢」派が多かったですね。わたしは「現実」派でしたけど
ネタバレは俳優さんのクチから出たものなので、ノーラン監督は「結末の真相はあくまで皆さんにゆだねます」とか言いそうですw

Posted by: SGA屋伍一 | October 06, 2010 07:48 PM

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