当たり前田のクラーケン ルイ・レテリエ 『タイタンの戦い』
これは神話の時代の物語・・・・ 生まれてすぐに母親と死に別れたペガサス星人(せいと)は、たまたま通りがかった漁船に拾われ、漁師として育てられる。育ての父とともに魚を取る日々を送っていた星人だったが、ある日神々と人間のいざこざに巻き込まれ、船は沈没。家族もろとも海の藻屑と消えてしまう。
なんとか生き残った星人はアテナの聖闘士となって神々へ復讐することを誓うのだが・・・・
本当のあらすじはコチラ。伝説のストップモーション・アニメーター、レイ・ハリーハウゼンのカルト名作を、『トランスポーター』『インクレディブル・ハルク』のルイ・レテリエがリメイク。『タイタンの戦い』であります。
わたくし、この映画は「エコ」と人の関わりを描いた作品だと思っています。オリジナルがどこまで考えていたかはよくわかりませんが、ギリシャの神々の多くが何を表しているかといえば、それは「自然」であります。ゼウスは天、ポセイドンは海、アポロンは太陽、そのほかムニャムニャ。ただハデスなんかはちょっと違っていて、人の心の邪心やら恐怖心を表しているのでは、と思います。
自然というのは、決して人に優しいだけのものではありません。時にはその猛威でもって多くの人命を奪うこともあります。そうした理不尽な災害に対し、怒りを覚える人もいるでしょう。また、自然をコントロールしようとして手痛いしっぺがえしをくらうこともあるでしょう。
しかしそれでも人々はなおも生き残ろうとする努力を続けます。そして、なんのかんの言っても結局わたしたちは自然なしでは生きていくことはできません。敬意を払いつつ上手に接していくしかないのです。
あんまし評判の芳しくない本作ですが、わたしはけっこうのめりこんで見ておりました。物心ついたとき既に母は亡く、育ての親も不幸な事故で亡くし、ようやっと得た仲間たちも次々と失っていく。まるで「さよならだけが人生だ」を地でいくようなペルセウス。それでもグレたりせず、務めを果たそうと頑張る彼を見ていると、なんだか泣けてくるじゃあーりませんか。評価がちょっと甘くなっているのは、わたしの大好きな怪獣たちがわんさか出ているから、というわけでは決してあります。
で、その怪獣たち。まず砂漠でわらわらと出てくる巨大サソリタン。いまだかつてこんなにいい巨大サソリがあったでしょうか? というか、ほかに巨大サソリの出てくる映画をわたしは知りません(オリジナルくらいか?)
あとこないだ『パーシー・ジャクソン』にも出てきたメデューサ。ユマ・サーマンと比べてみるのも一興でしょう。
そして今回のメインディッシュとも言えるクラーケン。わたしのーきおくがーたしかならばー、クラーケンって北欧の方の怪物だったような気がするんですが。まあハリウッドの人たちってアバウトですからね・・・・ 「海の怪物ゆうたらクラーケンやろー」ということでそうしちゃったんでしょう。あとこの怪物、星座では「くじら座」として親しまれています。これまた明治ごろの学者さんが「海のでかいもんちゅうたらくじらやろー」ということでくじらにしちゃったんでしょうね。んっとにどなたもこなたも。
みなさん、このクラーケン、最近別のメジャーな作品にも出演されてたの覚えておいででしょうか? ほら、あれですよ。『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』! あちらではもろにタコでしたが、今回かなりルックスが変わってますね。明らかに整形したものと思われます。
さて、こちらの映画の神様たち、やけにキンキラした鎧を着こんでおられますが、これは日本の漫画『聖闘士星矢』を意識したとのこと(なんか最近『星矢』の話ばっかりしてるような・・・)。かつてその漫画のファンだった自分としては嬉しいところですが、ちょっくら物足りない気も。
どうせ『星矢』をオマージュするなら、ペガサスが空中分解して鎧になるとか、鉄拳のみで怪獣を倒すとか、どう考えても死んでた仲間たちが平気で生き返ってきたりとか、そこまでやってほしかったですね!
そんな『タイタンの戦い』、レテリエ監督は三部作を構想しているとのこと。それなりに儲けたらしいからあながち不可能ではないでしょうが・・・・ 話、完璧に終わってないかい? まあもしかしたら、ペルセウスではなく、ヘラクレスやテセウスといった他のギリシャ神話の英雄譚を映画化しよう、ということなのかもしれません。それだったら見てみたいかもな。とりあえず第一作?は現在ほどほどにヒット上映中であります。
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3Dで観ましたが、
正直、3Dの効果は
それほどではなかったので、
通常版で充分でした!
なんか、3Dに慣れてきたのかなぁ〜!
ギリシャ神話の
英雄ペルセウスの物語ですが
原作とはちょっと違うみたいです。
古代ギリシャ時代、人間たちは慢心しゼウスの石像を打ち壊し、
冥界の王・ハデス(レイフ・ファインズ)の復讐にあう。
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Comments
こちらにもお邪魔します♪
この映画、あんまりヒットしていませんね。
私は結構好みだったんですぅ~こういうチョイ古典的な空気の漂う神話物って好きなのね。
お話は神話とは大幅に変えられていて(オリジナル映画は知らないけど)、神様が物凄く自分勝手だったけど(笑)、それでも楽しめたなぁ~
怪物がワシャワシャでしたね。クラーケンは活躍の場が少なかったけど、サソリとメゥーサには喰いつきました。結果が分かっていてもハラハラだったわ~
Posted by: 由香 | May 18, 2010 10:07 PM
あはは。流星拳は必要ですな。ってそこまでやったらそのまま『聖闘士星矢』になっちゃうか。(笑)
由香さんじゃないですが、私もこの映画凄く好きなんですけど、巷の評判は全然芳しくない…。伍一さんじゃないけれど、聖衣着た(聖衣じゃないけど)12神が出てくるだけでテンション上がる人なんで…。
Posted by: KLY | May 18, 2010 11:53 PM
>由香さん
こちらにもありがとうございます
大ヒット・・・といかないまでも、中ヒットくらいはしてると思いますよ。大体4位5位くらいをブラブラしてますね(笑) 広告には「大ヒット!」と書いてあるけど
オリジナルのお話はもうあんまし覚えてないけど、あの困った王様・お妃様は死ななかったような。あんな人たちでも星座になれちゃうんだから、星座ってのもけっこう適当ですよね・・・
サソリタンは尻尾でズンズンと地面をつつくところに、メデューサさんは顔周りのヘビさんたちが小さなお口をパクパクさせてるところに萌えました。萌え~
Posted by: SGA屋伍一 | May 19, 2010 07:31 AM
>KLYさん
またまたご来訪ありがとうございます
予告でクラーケンを見たとき、「こりゃウルトラマンでもないと倒せないだろ・・・」と思いましたが、ペガサス流星拳でならなんとかなるような気がします
どうやらKLYさんもわたしとほぼ同世代のようですね
「星矢」はギリシャ神話モチーフということでなじみやすいのか、ヨーロッパではかなりの人気のようです。特にフランスあたりには熱いファンが多いとか。レテリエ監督もあちらの方ですしね
Posted by: SGA屋伍一 | May 19, 2010 07:23 PM
SGAさんこんばんわ♪こちらにもお邪魔します
自分はストーリーこそあまりのめりこめませんでしたが、一番の見所でもあるモンスターとペルセウスたちのバトルに関してはSGAさんと同じく鼻息荒くなりましたね。3Dでその迫力を味わいたかったですけども、2Dでも差がない(?)くらいに思えましたし、特にサソリなんて戦ったあとラクダみたいに足代わりにするという斬新さにも惚れてツボにハマリまくりです
クラーケンは例によって『パーシー~』のヒドラとほぼ同じオチでしたが、クラーケン=タコみたいな安直(?)さにしなかったその造形もまた斬新に思えましたね。
でも個人的にはこの1作で終わりでも良いと思ってますし、作れば作るほど酷くなる可能性もありますから無理はして欲しくないんですが、それでももし続編(?)とかでまた聖矢オマージュとか盛り込んでくれるんだったら、それはそれで期待しちゃいますね。
今度は鎧だけじゃなく、神様の喜怒哀楽表現でコスモみたいなオーラがモワ~ンと出てくる演出とかして欲しいとこです
Posted by: メビウス | May 19, 2010 10:43 PM
私も嫌いじゃないですよ。だって退屈しなかったし。かいじゅうがわちゃわちゃいっぱい出てくると、やっぱりドキドキして、「きゃーん、やっちゃえやっちゃえ!!」ってなるんですよね。3Dなのに飛び出すのは字幕だけ、それでも充分見応えありましたもの。
でも一番ワクワクしたのはかいじゅうのシーンではなくて、マッツが予想外に大活躍したところとか、リーアム様の身なりがクワイガンで、剣を持つとライトセーバーに見えて「きゃ~、クワイガーン」だったところだったりしました。
Posted by: かおる | May 20, 2010 04:27 PM
ご無沙汰です。HNは仮です(笑)。MKⅡなんて付けるかもしれんし……。
脱力ネタがないのが淋しいが、続いているのは頼もしい限りです。
最初の車田イラスト見て「え?」と思いましたが後の絵でほっとしました(笑)。
ちゃんと見てるので頑張って続けて!
Posted by: まさとし@ZE2 | May 20, 2010 08:48 PM
こんばんは!
神様のキラキラ鎧、星矢オマージュだったんだ。。。
監督が星矢ファンって日本人としては嬉しいですが、
分かりにくいオマージュでしたね。
それならいっそもっとぶっ飛んだバカやってほしかったです!
SGAさんがオススメしてくださったおかげで無事観ることが
でき、思ったよりいろんな種類の怪獣を堪能できて
楽しかったですー。ありがとうございました。
サソリタンを乗り物にしちゃうところがツボ。
Posted by: kenko | May 20, 2010 09:45 PM
>メビウスさん
ちょっと時間できたので今のうちに・・・
この映画の予告で最初に「おお!」と思ったのがあのサソリタンでした
最初に戦ったサソリタンもハートとハートで触れ合えばきっと仲良くできたかもしれないのに・・・
3Dで見た人の感想も聞きましたけど、あんまし2Dと変わらないみたいっすよ。「ほとんど意味ない」と怒ってる人までいたし・・・
クラーケンはどうやって倒すんだろうと思っていたら、ちょっと拍子抜けでした。でもわたし、考えてみたらこの話むかーし読んだことがあるんだよね。すっかり忘れてた・・・ それゆえに楽しめたとも言えるわけですが
で、続編があるとしたらやっぱり12宮突破編ではないですかのう。そんで第3作でポセイドン・ハーデスをぶちのめすわけですよ。君は、コスモを感じたことがあるか!?
Posted by: SGA屋伍一 | May 20, 2010 10:06 PM
>かおるさん
またまたおいでくださりありがとうございます! mixiからこっちにコメントくれる方ってほとんどいないので、超感激っす
本当にねー かつて怪獣映画といえば日本のお家芸だったのに、最近はイキのいい怪獣映画はハリウッド産ばっかりですよね
「テレビドラマの映画化ばっかり」とかより、そっちの方によっぽど警鐘を鳴らしたいですよ! わたしは!
マッツ・・・ というと、噂の刑事トミーとマツを思い出してしまうのはわたしだけでしょうか・・・(お前だけだ) 確かに散り際の「ニヤリ」はしびれましたです
リーアム・ニーソンは少し前にもお父さん役をやってましたけど、今回のお父さんはちょっといけないお父さんだと思いました。育児をしない父を、わたしはチチとは呼ばない
Posted by: SGA屋伍一 | May 21, 2010 07:43 AM
>まさとし@ZE2さん
お久しぶり! こちらこそご無沙汰しててすいません&暖かいお言葉ありがとうございます
MKⅡ・・・といえばちょうど一昨日何のきなしにようつべでエルガイムのOPなど見てましたよ
昨年よりかはちょっとペースを落として、うっかりのんびりやっております。パン太くんもまたそのうち書くと思いますので、どうぞ気長にお待ちください~
Posted by: SGA屋伍一 | May 21, 2010 08:11 PM
>kenkoさん
こんばんは! これは本当に言われないとわからないオマージュですよね(笑) 大体肝心の主人公がクロス着てないし
それはともかく、おフランスの方たちは星矢が大好きみたいですよ
前になんかの番組であちらのオタクさんたちが『ペガサス幻想』を熱唱していたのを見たときには、目がテンになりやした・・・
それはともかく、なんか強引にすすめてしまったようで反省しております つまらなくはなかったようなので良かったですが
サソリタンを乗り物にしているシーンは「ゾイド」というオモチャを思い出しましたが・・・ わかるかな・・・
Posted by: SGA屋伍一 | May 21, 2010 08:16 PM
夜中にこんばんは(いつものことですが)
え?これ,3部作の予定なんですか!
確かに完璧に1作目で終わってる感じがするんですが・・・
つーか,3部作にする必要があるのかなぁ
まぁ,ギリシア神話をネタにすれば
いかようにも派手な作品は作れそうな気もしますが。
個人的にはサム・ワーシントンはそんなに
好みのタイプじゃないのですが
脇役のオジサマたちがみんな好みだったのと
クリーチャーの迫力が面白かったですね。
巨大サソリはあんなに凶暴なのに
案外人に慣れて,
まるでラクダみたいな役割もしてくれるんだなぁと。
あのシーンは微笑ましかったですね。
世間では不評でも
私はけっこう楽しめたかな~
Posted by: なな | May 23, 2010 01:28 AM
こんにちは。
ここまで来たら流星拳でぶっ飛ばして欲しかったようにも思えますが、それは置いておいて。(^^;)
オリンポス神が「自然」と言うのはうなづけますね。
それぞれ何らかの象徴があるわけですし、そして自然に立ち向かうのは困難でありながらも、その勇気は賞賛されるべきものも多い。そして見方を変えれは自然は自由に、あの神の傍若無人なわがままなところもおかります。(^^;
それにしても、今流行の三部作構想だとは知りませんでした。
いろいろとツッコミどころ満載でしたけど、こういう世界は大好きなので、続編があれば一応観に行きそうです。
…そのイラスト…クラーケン墨吐いて欲しかったのですね。(^^)
トラックバックさせていただきました。
Posted by: 白くじら | May 23, 2010 09:50 AM
>ななさん
こんばんは! ああ・・・この記事こそは先にお邪魔しようと思っていたのに。毎度グズですいません
三部作構想のソースはここ
http://moviesblog.mtv.com/2010/01/22/exclusive-clash-of-the-titans-director-louis-leterrier-sees-franchise-potential-hints-at-a-trilogy/
って英語じゃん! ううむ、下から三つ目くらいの段落に「トリロジー」とか書いてあるような・・・
まあ今回影の薄かったポセイドンさんがゼウスとケンカして、世界が大混乱に・・・みたいな話になりそうですね。あれ? 最近そんな話あったような(←パーシー・ジャクソン)
サムさんはあれだなー 『アバター』で出てきた少し髪を伸ばしたスタイルの方がかっこいいような。おじさんたちではやっぱりななさんお気に入りのマッツ・ミケルソンが、かっこよさでは頭一つ抜けていたと思います。男子たるもの、最後はやはりニヤリと笑って逝きたいですね!
Posted by: SGA屋伍一 | May 23, 2010 07:15 PM
>白くじらさん
またまたどうも! ていねいに読んでくださってありがとうございます!
やはりスーパーマンやらX-MENを見たあとでは、ペルセウスがちょっと非力に見えてしまうのはいたしかたありませんね。半神なんだからもっと特別な力があってよさそうなものなのに。
でもクライマックスでは一応「あんなデカブツに魔力が利くのかな?」というドキドキ感を味わわせてもらったので、よしとします
昔の人は、もっと自然に対し一生懸命接していたと思うのですよ。本当に命に関わるし。それがこういう「自然の擬人化」という形で表れているような気がします。災厄を退けるために人柱を捧げようとするところなんかも、いかにも、という感じでした
ちなみに「クラーケン」をぐぐると、それはもう見事に巨大なタコのイラストばかり出てきます。今回は違いましたけど、クラーケンのイメージ=巨大タコということで間違いないようです
Posted by: SGA屋伍一 | May 23, 2010 07:22 PM
こんばんは〜!
そっか、これ3部作の予定なんですねぇー。
私も、どうせならペルセウスではなく、
ヘラクレスやテセウスのストーリーにしてもらった方が
楽しめそうだなぁ〜。
それか、キラキラの12神が活躍するとか・・・・(笑)
Posted by: ルナ | May 24, 2010 12:40 AM
>ルナさん
こんばんは。おかえしありがとうございます
まあ最近は「三部作」と言いながら、第一作だけで終ってしまったものたくさんありますからね。果たしてレテリエ監督の計算どおりいくかどうか?
テセウスはともかく、ヘラクレスはエピソードがたくさんありすぎてそれこそ一本ではおさまりきれないかも。ディズニー版はどうやってまとめたんだろう?
Posted by: SGA屋伍一 | May 25, 2010 12:37 AM
伍一さん、いつもTBで失礼しています。
当たり前田のクラーケン!(爆)
確かに一見、暴君のように見える、気ままな神様ゼウスも、自然の驚異を形に表したものと言えますね。
そして、仰るとおりクラーケンはノルウェー語で、北欧の化け物ですね。ノルウェー近海とアイスランド沖に出没していたそうです。
なので、北欧の人はイカタコは食べないです。
イギリスでは、きっと昔は食べなかったのでしょうが、多様な民族が住んでいますから、普通に魚屋においてました。
ちなみにユダヤ人は、骨の無い生き物を食べてはいけないので、貝とイカタコは食べないです。
Posted by: ノルウェーまだ~む | June 05, 2010 09:44 PM
>ノルウェーまだ~むさん
ご来訪ありがとうございます! 返事が遅れてすいません
自然はきまぐれですよね~ 今年の日本の気候も異常気象だらけで、みんな目を白黒させてますよ。もしかしたらこれも自然破壊のツケなのかもしれませんが
クラーケンの詳細な解説ありがとうございました。すごいぞ! クラーケンは本当にいたんだ!
クラーケンも実際に食べてみたらなかなか珍味でいけるかもしれませんね。あの形を見てひいてしまった昔の西洋人の気持ちもわからなくはないですが、ぜひ一度たこ焼きを食べてその素晴らしさを知ってほしかったですね
そうそう、先日のあつまりでまだ~むさんの話題が出て、その流れから「イギリスは食べ物がおいしくなさそう」みたいな話もしてました フィッシュ&チップスなんてそれなりにおいしそうですけど
Posted by: SGA屋伍一 | June 07, 2010 12:10 PM