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October 16, 2009

愛という字のもとに ~大河ドラマ『天地人』より⑫ 「太宰を断罪」の巻 

景勝 「上杉景勝じゃ!」
兼続 「直江兼続です・・・」
景勝 「(ぐきゅるるる)うおおおおお!! はらへったぞーっ!!crying
兼続 「殿、耐えなされ・・・ 武士は食わねど高楊枝」
景勝 「てんめ~(首をしめながら)誰のせいでこんな赤貧生活を強いられてると思ってんだ~annoy
兼続 「げげぼ。し、しどいわとの。せんかいはあんなにおほめくださったではないですか」
景勝 「うるせえ! てめえの酒の不始末で、家臣一同飢え死にするところじゃねえか!」
兼続 「との、怒ってばかりいると、よけいに腹が減りますよ・・・ ここはひとつ上品な話題でもいかがでしょう。今回のテーマは『太宰治』ということで」
景勝 「へ? なんで?」
兼続 「なんか最近生誕百年ということで盛り上がってるんですよ。それにこういう寒いところと太宰ってよく似合うと思いませんか?」
景勝 「まあそれですきっ腹が紛れんだったらな・・・ お前は太宰ってなんか読んだことあんのか?」
兼続 「はあ一応。『走れメロン』と『人間失格』。あと『桜桃』ですね」
景勝 「メロンとかサクランボとか、果物が好きな人だったのか?」
兼続 「月見そばも好きだったみたいですよ」
(ぐきゅるきゅるきゅる~)
景勝 「く、くいものの話はよさねーか・・・shock
兼続 「うかつでした・・・ そう、『桜桃』は読みやすかったですね。十ページかそこらでしたから。たしか『子供より、親が大事と思いたい』とかいう書き出しじゃなかったかな」
景勝 「とんでもねーオヤジだな
兼続 「友人を借金の方においてきて忘れたあげく、責められたら逆ギレするような人ですから。まあそれはともかく『走れメロン』の方はよかったですよ。こちらの書き出しは確か・・・ そう、『メロンは激怒した』」
景勝 「メロンって怒ったり走ったりすんのか?」
兼続 「ファンタジーなんでしょ。わたしにはメロンの気持ちがよくわかるんです。メロンの親友を思う気持ちが。親友のえーとえーと」
景勝 「セロハンテープ?」
兼続 「そうそう。そんな名前。ああ、ミッチー・・・ わたしもあなたを助けに京都まで走っていきたかった・・・」
景勝 「じゃあ行けばよかったじゃねーか」
兼続 「こっちはこっちでいろいろ忙しかったんですよ! 育児とか根回しとか引越しの準備とか」
景勝 「・・・・親友へのフォローは一番後回しかよ」
兼続 「ごほんごほん。そういや今回はアレやりましたっけ? 柿のエピソード」
景勝 「柿・・・ そういやそんな話もあったような・・・ どんな話だったっけ」
兼続 「えーと、確かミッチーが刑場にひかれていく途中で、一人の女性が気の毒だからって柿をあげるんですね。そしたらミッチーは『今ゲリピーだからいい』とか言ったとか」
景勝 「柿とゲリピー。足して柿ピーだな」
兼続 「うう・・・ かっこつけ野郎のお前が最後の言葉が『ゲリピー』だなんて、さぞや無念であったろう、ミッチー!
うううcrying
景勝 「てゆうか柿の話してたら、また腹が減ってきたんだが・・・ いかんいかん! 考えちゃいかん! そうだ、お前どうだったんだ、あれは。『ヴィヨンの妻』は。今回太宰に強引に話をふってるのも宣伝のためなんだろ」
兼続 「あははcoldsweats01。さすがとの・・・ お見通しでしたか。なんか書きたいところなんですけど、これ書いてるヤツが見てないもんでなんともいえないんですよ」
景勝 「そっか。タイトルからしてビヨヨ~ンと何かが伸びる話なのかな」
兼続 「何かが伸びる・・・ やっぱ月見そば?」
景勝 「だから食い物の話はやめんか!
091016_180508

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太宰自身を投影させた様な短編集。晩年の自殺行動を髣髴とさせる作品に共感できる部分は少ないですが、自己中で酒を飲んで借金をしてドロボーまでして浮気を繰り返しても明るくしなやかについていく妻。そんな、奥さんに少し憧れをいだいた今日この頃です。 [Read More]

Tracked on November 02, 2009 at 02:14 AM

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