愛という字のもとに ~大河ドラマ『天地人』より⑥ 「信長のひきつぎ」の巻
兼続 「直江兼続です」
景勝 「上杉景勝じゃ! いやー、あっさり終ったのう、本能寺の変」
兼続 「終りましたね」
景勝 「今回はぱっとしなかったな。ま、次回に期待するか」
兼続 「次回って・・・ またそのうちあるようなことをおっしゃいますね」
景勝 「知らんのか、お前。だいたい三年か四年おきにあるんだよ、あれは」
兼続 「・・・・なんかオリンピックみたいですね」
景勝 「そのときによって、けっこう規模が違ったりするんだがな。ちなみに前回は2006年だったから、やっぱり三年前だな」
兼続 「思い出してきました。こないだ『グレンラガン』で大活躍してた方が主役を張ってた年ですね」
景勝 「そうそう」
兼続 「そういえばあの御仁、今回は影も形も見当たりませんね」
景勝 「ま、日本史的にはそんなに重要なヤツじゃないからな。織田どのは確か港署のタカさんだったかな」
兼続 「織田とくればむしろユージの方がしっくりくる気がするんですが・・・・」
景勝 「なつかしいよなあ、『あぶない刑事』。そんで明智光秀は坂東三津五郎さん。虐げられる描写がしつこくてさ、見ててすげー気の毒だった。そのあとの『武士の一分』では、逆にすげー嫌味な役だったけど」
兼続 「殿・・・ そういえば今回明智光秀っていましたっけ?」
景勝 「何を言う。明智さんならほら、あの・・・・ 誰だっけ? 紀里谷和明さん?」
兼続 「そりゃ『GOEMON』じゃないですか!」
景勝 「絶景絶景。ま、誰だっていいよ。しょせん三日坊主の人だし」
兼続 「恐れながらそれを言うなら三日天下では・・・」
景勝 「頭がきれいに禿げ上がっていたそうだから、坊主でもいいんだよ」
兼続 「・・・・そうかなあ。それはともかく、ほかにもこういう何年周期かでやる行事ってあるんですか?」
景勝 「そうだなあ。やっぱり『龍馬暗殺』とか。あれなんか去年もやったけど、来年も確実にやるぞ」
兼続 「坂本さんも大変ですね・・・・」
景勝 「あとなんといっても定番は『松の廊下』と『吉良邸討ち入り』。ワンセットで」
兼続 「あ、それならわたしも知ってます。ほぼ毎年やってますよね」
景勝 「あれがないと、年を越せないというお年よりも数多くいるようだしな」
兼続 「しかし吉良さまは毎年毎年キラれてばっかりでなんともお気の毒ですね・・・」
景勝 「かなりの年なのにな。ま、それだけ人気者だってことだよ」
兼続 「なんでそうなるかな・・・」
景勝 「それにしても結局織田どのも、怪しいバーで長澤まさみと飲んでただけで終ってしまったな」
兼続 「しょせん、このドラマでは脇役ですからね。でもうらやましいな~ 長澤まさみのお酌で飲む・・・ 日本男児全ての夢ですよね」
景勝 「おまえ『涙そうそう』では兄貴の役だったんだろ。実の妹に懸想してもいいのか?」
兼続 「殿。おそれながら言わせていただきます。それはそれ! これはこれ!」
景勝 「おお、なんか頼もしいの! それではおせん殿にもそう伝えておくとするか!」
兼続 「お待ちください! 殿! 恨むぜ・・・・ 小松江○子!」
Comments
こんばんは
さすがSGAやん!私の面白くない状況にこれ持って来てくれて感謝
>港署のタカさん
この人はニュートラル過ぎた。炭酸抜けたサイダーみたい。因みに、この時の秀吉夫妻は子供服着てる大人みたいな違和感を。タカさんの相方は「武田信玄」最終回でプレッシャーで信長を単騎敗走させてたいた(笑)。
この回はいつもの前フリ説明が無いのは「いい加減、説明せんていいでしょ?」な感じ。ところであの松方ぶちょーの月代に違和感感じたのは私だけ?では。
Posted by: まさとし3055 | May 27, 2009 09:28 PM
>まさとし3055さま
おはようございます。ここんとこますますつまらなくなってますがこんな記事でも喜んでいただけるとはありがたい限りです
タカさんも、そういえばそれほど印象にのこってはいないなあ(笑)
前にも書いたかもしれないけど、秀吉・家康ってのは人によってそこそこイメージにばらつきがあるんですよね。それに比べて信長はわりかし共通の理想像みたいなものがあって
的場さんはルックス的にはかなりその「理想像」に近かった気がするけど、主役とちょびっとしかからまないのがツライところでしたね
>松方ぶちょーの月代
ここんとこ定番になるつつある西田敏行との差別化のためでは(笑)
まるきりお笑い芸人ですがね・・・
Posted by: SGA屋伍一 | May 28, 2009 07:30 AM