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May 29, 2009

適当掲示板82&ムーミン原画展報告

毎度どうもっす。SGA屋伍一っす。ご意見、ご感想そのほかありましたらこちらで受け付けております。

さて、今頃GWの話で恐縮ですが、今月の初めに東京は大丸デパートで行われていたムーミン原画展に半ば付き合いで行ってきました。そのご報告をば。
例によってこの手の展示は撮影禁止wobbly。ですので、わたしの美麗カツ緻密なアートでもってご説明いたします・・・

090529_125407『ムーミン』の産みの親はスウェ-デン系フィンランド人のトーべ・ヤンソン女史。
彼女は15歳で(!)政治風刺雑誌『ガルム』の挿絵などを描いていたのですが、そのイラストの端々に、いつしか奇妙な生き物が顔をのぞかせるようになります。それがムーミンが世に出たきっかけでした。
最初期は今知られているようなかわいらしい姿ではなく、目が点で形も一定していなかったりします。その後徐々に現在の姿に近づいていき、1945年にはこの妖精(らしい)を主人公にした童話『小さなトロールと大きな洪水』が書かれます。
以後25年に渡り9作の童話が発表されました。

090529_125428『ムーミン』といえば大抵の方が思い出されるのは、1969年と1972年にいわゆる「名作劇場」の先駆けとして放映されたアニメーションかと思われます。当然わたしはまだ生まれてませんでしたが(ここ強調)、その後も繰り返し再放送されていましたので、カバのごときムーミンの姿は岸田今日子のボイスとともにしっかり記憶に残っております。
しかしこの原画展で触れたオリジナルの『ムーミン』の世界は、かつてアニメで触れたほのぼののんびりした世界とはかなり異なるものでありました。

090529_125518まず最初のころのムーミン谷は、大洪水に見舞われたり、彗星が落ちてきたり、そんでみんな散り散りバラバラになってしまったりと、かなりディザスタームービー状態です。そんで次から次へと不気味な姿をしたこの世ならざるものが姿を現します。
例えば「常に温まりたいと思っているのだが、そのさびしい、冷たすぎる心のために、周囲を凍らせてしまう」モラン(女性)なる怪物とか。今で言うツンデレの元祖みたいなものでしょうか。

また小説ではお話の主導権を握っているのはムーミンというより、ムーミンパパの方。『天才バカボン』におけるバカボンパパのような位置づけでしょうか。彼の若き日の冒険を描いた『ムーミンパパの思い出』なる作品もあります。

090529_1254451953年からはロンドン・イヴニング・ニュース紙にてコミック版も連載されるようになりました。が、トーべ自身が描いていたのは最初の七年だけで、以後十五年間は弟のラルスの手によって連載が続けられました。このコミックは50年代だけで60ヶ国語に訳され、ムーミンの名を不動のものとします。
こちらは小説よりはも少しポップな内容のようですが、展示されていた作品はワニに食われそうになったりとか、ライオンに食われそうになったりとか、やっぱりそんなお話でしたshock

ちなみに先のアニメ版ムーミンは「わたしの絵と違う」と作者からクレームがついたため、90年に制作された『楽しいムーミン一家』ではこのコミック版に近い姿でアニメ化されました。こちらは日本では知名度がやや低いものの、世界百ヶ国で放映され、ムーミンブーム再燃を巻き起こします。会場で売られていたDVDも、こちらのヴァージョンでした。

090529_125502あ、展示物に関してほとんど書いてないなsweat01
ヤンソンさんは本国では普通の画家としても名高いようですが、この展示はムーミン中心ということでペン画がほとんど。正式に採用した絵の脇に幾つもの習作がならべられていて、ヤンソンさんの几帳面な性格がうかがえました。
また、フィンランドにあるムーミン谷博物館所蔵の、立体模型も何点か展示されておりました。童話の一場面を忠実に再現してあり、薄暗い照明とあいまって独特なムードをかもし出しておりました。

さて、この『ムーミン原画展』、申し訳ないことに現在絶賛終了中であります・・・・ 早く書かんからだ! バカ!

ただ今後札幌・岡崎・鹿児島・宮崎・広島などにも巡回する予定。そのあたりで興味のある方は、どうぞ足を運んでみてください。

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Comments

こんばんわ。
>現在絶賛終了中
こちらは気が付いたら終わってた(笑)。
いや~本業のほうが忙しいので、ははは。
>バカボンパパのような
SGAやん、言わんとする事判るが、
バカボンパパは無いでしょ(笑)。
今では数少ない心から
尊敬できるお父さんアニメキャラなんですし。
あ、バカボンパパも偉大と言えば偉大か(ギャグではな:笑)。
>『楽しいムーミン一家』
私はこっちがデフォルトになってる。
パパ以外だとキャラ的にやっぱスナフキンに惹かれるわ。
では。

Posted by: まさとし3055 | May 29, 2009 at 11:16 PM

>まさとしさま

おはよーございます。商売繁盛のようでなによりなにより

>バカボンパパは無いでしょ(笑)。

すんまそん(笑) わかってるとは思うけど、「タイトルは子供だけど、実質的な主役はオヤジのほう」ということで
ムーミンパパは若えころは世界をまたにかけたかなりの冒険野郎だったみたいっすね。そこにしびれるあこがれる
バカボンパパは偉大ではあるが尊敬はできんな(笑)

>『楽しいムーミン一家』

わたしもほとんど見てません。でもようつべでOP見てみたら、詩情豊かでなんかいい感じ
スナフキンはいいですねー わたしのなかでは『釣りキチ三平』の魚紳さんと同じポジションにいます

Posted by: SGA屋伍一 | May 30, 2009 at 07:40 AM

伍一さん☆

こんばんは♪

ムーミンできましたか!
わたしは詳しくないけど子供の頃確かにTVで観た記憶が、、、、
スナフキンって何だったんでしょう?旅人??
渋い声だったような、、、?
(笑)

ムーミンとバーバパパって似てるような、、、、?
あれ?ちがったっけ、、、?
わたし酔ってるのかな。夜中のたわごとです(笑)

Posted by: mig | June 02, 2009 at 01:32 AM

>migさま

毎度さびれた板にコメントありがとうございます(笑)
ムーミンって好きな人おおいですよね。正直言うとわたしはそんなでもなかったんだけど(あっ)、この展示見てちょっと原作が読みたくなってきました

スナフキンは・・・ たぶん人間だと思う
そうそう、渋い声でしたね 「ムーミン、歌を作ってるんだよ」とか言ってたような。規則が嫌いで「○○するべからず」という立て札をひっこぬいたこともあるとか。アナーキーです

>ムーミンとバーバパパって似てるような、、、、?

はははcoldsweats01 まあ似てるっちゃ似てるかな
バーバパパの方芸の幅が広いけど

ほろ酔いmigさん、面白いなー

Posted by: SGA屋伍一 | June 02, 2009 at 07:19 AM

こんにちは~♪
ムーミンのアニメは何となく好きでした~heart04
というのも、、、ミーっていたでしょ?玉ねぎ頭の意地悪っぽい女の子。その子のお姉さんは確かミムラねえさんだったと思うんだけど、、、友達にソックリだったんです!!!もう激似smile
わざわざムーミンのアニメを見て「きゃ~~~似てる似てる!!」と叫ぶのが趣味でした、、、

Posted by: 由香 | June 03, 2009 at 04:48 PM

>由香さま

こんばんは! さびれた板に書き込みどうもありがとうcoldsweats01

ほほう、お友達がミムラさんに似ていたと。・・・だったらきれいな方だったんではないですか? ミイに似ていたならともかく(笑)
たしか女優のミムラさんはそのミムラさんから名前を取ったそうですが、あんまし似てませんねえ。似せるつもりならもっと髪型をタマネギ型にしないと

ちなみにわたしは知人にムーミンによく似たオッサンがいます・・・

Posted by: SGA屋伍一 | June 03, 2009 at 08:37 PM

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