クイズ百万ドルに賭けました ダニー・ボイル 『スラムドッグ$ミリオネア』
本日は本年度アカデミー賞作品賞、監督賞、その他もろもろに輝いた『スラムドッグ$ミリオネア』を紹介いたします。
インドの人なら誰もが見てる人気番組「クイズ・ミノモンタ」。その超難関の最終ステージに、今一人の青年が進もうとしていた。彼の名はジャマール。スラム育ちの貧しい青年で、今は電話交換室のお茶くみをやっている。司会のミノはいぶかしむ。無学な彼が、なぜ今までの難問を次々と答えることができたのか?
A:天才だった
B:超能力者だった
C:未来から来たタイムトラベラーだった
D: はらたいらだった
この映画を見ていてまず思い出したのは、十年前閃光のようなマサラ・ブームを呼び起こした『ムトゥ・躍るマハラジャ』。インドでは毎年それこそ膨大な数の映画が作られていると聞きますが、そのほとんどは「貧乏な青年がサクセスして大金持ちになった」とか、「下位のカーストの者が、実は上位のカーストの生まれだった」という内容のものだとか。そうした現状はインドの多くの人々が、貧しさにあえいでいることを示しています。
経済成長により一見夢をかなえつつあるように見えるインド。しかし英国出身のダニー・ボイルは作品を通して、「金持ちになること=幸せなのか?」という疑問を投げかけています。
もう一つ思い出したのはボイル監督の出世作『トレイン・スポッティング』。以下はラストまで完バレしてますんで、未見の方はご注意ください・・・・
どん底の境遇にありながら、変に明るさを失わない主人公像・・・ そんな点でこの二作品は共通しています。それがよく表れているのが、両作品に出てくるトイレにダイブするシーン。
普通の人なら死んでもゴメンだと思うような行為ですが、意を決して飛び込んだ二人の顔は、不思議なことにとても晴れやかです。
ウンコまみれになりながらも、スターのサインをゲットするジャマール。その大切な宝物を勝手に売り払ってしまうサリーム。今から思えば後の二人を予示するかのようなシーンです。
ひどい兄貴だと人によっては思うでしょうけど、きっとサリームは弟の、夢をつかみ取る一途な力強さがうらやましかったんだと思います。
そう。全ての子がジャマールと同じようになれるわけではありません。歌が下手糞だったために目をつぶされた少年は、ジャマールと再会したとき別人のように歌がうまくなっていました。
「よかったね、ジャマール。偉くなったんだね」
わずかな嫉妬や羨望さえないその笑顔があまりにもすがすがしく、そして哀しくて。わたしは涙を抑えることができませんでした。
話をジャマールとサリームに戻して。兄弟が無賃乗車やインチキガイドをして強かに生きるくだりは、この映画で一番楽しい部分でした。ケンカもするけれど、時には命をかけてまで助け合ってきた二人。ですがサリームが銃を手にした時から、二人の道は分かたれます。
「一生許さない」と言い放つジャマール。「わかっている」と呟くサリーム。
ですが最後の難問にぶち当たった時、ジャマールはサリームに電話をかけます。
「そこしか番号を知らないんです」
それは兄が命と引き換えに渡した、文字通りの「ライフライン」でした。
そして兄がまさにこの世から旅立とうとしている時、ジャマールは答えます。
「A。なんとなくそう思うんです」
彼は気づいていたのでしょうか。「A」「sarim」の字を並び替えると、「Aramis」となることに。
(などともっともらしいことを書いてましたが、ある方のご指摘によりサリームの正しいつづりはSalimであることが判明しました。あー恥ずかし。まあRとLは発音が似てるということで勘弁してください)
スティーブン・キングはこの映画を「友情の結びつきについて、これだけ感動させられる力強い映画を観せられたのは、いつ以来だろう…」と評しました。
この映画は純愛と兄弟の絆を描いた作品であるけれど、ジャマール、サリーム、ラティカ、それぞれの友情を描いた物語でもあると、わたしも思います。
それでは最後にもう一問。
今年のアカデミー賞をにぎわせた『ベンジャミン・バトン』『チェンジリング』、そしてこの『スラムドッグ$ミリオネア』
次のうち三作品全てに出てこないものは一体なんでしょう?
A:母子家庭
B:電気ショック
C:チ○コがおかしい
D:電話交換室
ファイナルアンサー?
Comments
ななな懐かしい!突っ込んであげやう!
…でもこの生き物って、犬なのかクマなのか?今初めて悩んでます。
あの番組は好きでしたー。
あと、ミリオネア番組がイギリス発祥なのは知っていましたが、日本でやるとまたそれなりの番組になりますね(今やっているドラマ「ザ・クイズショウ」もそれっぽいクイズ番組を舞台にした、みのさんの黒い部分を思いきり拡大したような司会者の記憶喪失ネタです)。まあ、常に有り金全部を賭けさせるシステムって、ブッキング好きのイギリス人らしい発想かも。
「トレイン・スポッティング」は、観たんですけど全然意味がわからなかったです…。その監督か…。
Posted by: 高野正宗 | April 26, 2009 02:18 PM
>高野正宗さま
こんばんは! ツッコミありがとう!
実はこれ書く前にちょいと調べてみたんですが、どうも犬らしいです
名前は「百太郎」 ・・・・なんか呪われそうだな。それとも守護してくれるか?
自分はてっきりミリオネアって日本オリジナルの番組なのかと思ってました(笑) そいつを題材にした映画がアカデミー賞ノミネートと聞いて「へ!? なぜ!?」と思ったものです。そういえばいまはもうこの番組、日本ではやってませんよね? あれ?
「トレ・スポ」はモチーフの通りドラッグみたいな映画だと思ってます。決して健全ではないけれど、たまには妄想に溺れるのもいーじゃん、みたいな
Posted by: SGA屋伍一 | April 26, 2009 09:57 PM
SGA屋伍一さん、こんばんは。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
>「A」「sarim」の字を並び替えると、「Aramis」となることに。
私は全く気づかなかったです。。。
この作品は細部にもこだわって作られていたんですね。
Posted by: BC | April 27, 2009 12:37 AM
>BCさま
お返しありがとうございます!
>「A」「sarim」の字を並び替えると、「Aramis」となること
自分で書いといてなんですが、
これ単なる偶然の一致かもしれません
でもそしたらそしたでまた面白いような気もします
Posted by: SGA屋伍一 | April 27, 2009 06:50 PM
SGA屋伍一さん、こんばんは。
もんたみのが嫌いなのでこの番組ちゃんと見たことほとんどありませんー。
クイズダービーの方が面白いですよねー。(か?)
お兄さんみたいなはらたいらさんに2000点!
そういえば、昔「ターイム・ショーック!」ってのがあったけど、あれは日本オリジナル?
大和和紀の『アラミス‘78』っていうマンガの記憶があって、三銃士をよく知らない私も、アラミスだけはぴーんときました。
昔話ばっかりだなぁ。
ゴレンジャーよ、永遠に。
Posted by: かえる | April 27, 2009 11:55 PM
>かえるさま
お返しありがとうございまする
もーいい加減痴呆が進んでるもんですから、同じ人に同じ話を何度もしてしまうんですよ
そして重複コメントごめんなさい
実はクイズ番組ってあんまし見たことなくて。例外的によく見てたのがNHKの連想ゲームと面白ゼミナール。真面目な子だったんだなあ
タイムショックはたぶん日本オリジナルだと思います。なんとなく、そう思うんです
大和和紀は姉が『はいからさんが通る』を全巻所有してたので、それだけは読みました。決まって主人公が酔って大暴れとか、すげえ少女漫画でした
ちなみに今aramisでググると、「大人のためのメンズカジュアルブランド」とやらが最初にヒットします
Posted by: SGA屋伍一 | April 28, 2009 07:16 AM
伍一さんー
あは!
100人に聞きました!のクマちゃん?
ワンちゃん?懐かしー!
そういえば「トレスポ」でも便器にお顔つっこむシーンありましたね〜
ラストへの盛り上りもうまくて惹き込まれちゃいました☆
最後の伍一さんの問題
難しいな
Posted by: mig | April 28, 2009 09:22 AM
なつかしワードがいっぱいだなぁ〜
「百人に聞きました」は、なぜかあんまし見てなかったんです。
このナゾのキャラクターのことは覚えてるけど、
確かに犬なんだかクマなんだか分かんないキャラですね
でも当時は何も疑問に思わなかったわ。
クイズダービーは見てました。連想ゲームも。
やっぱ魔法瓶は象印なのです。
>「A」「sarim」の字を並び替えると、「Aramis」となることに
ほんとだ!よく気が付きましたねぇ〜
「A」も入れなきゃaramisにならないってところがニクイですね。
最後の問題、真剣に考えてしまいました。
C!なんとなくそう思うんです。
Posted by: kenko | April 28, 2009 04:20 PM
>migさま
こんばんは! お返しありがとうございます!
このキャラクター、名前を百太郎と言うそうです。犬なのか熊なのかはっきりさせようと今調べてみたんですが、わかりませんでした! たぶん犬です! なんとなくそう思うんです!
トレスポのトイレシーンは美しかったですよねー それにひきかえこちら強烈に匂いたつようでした。あのウ○コはやっぱり作り物ですよね?
>最後の問題
ごめんなさい。ちょっと文章がわかりづらかったかも。「三作品全てに出てくるもの」でないものを選んでくださいということです。一個こじつけくさいものもあるんですが・・・・
ライフラインを使いますか?
Posted by: SGA屋伍一 | April 28, 2009 09:12 PM
>kenkoさま
おばんです! お返しありがとうございます!
いやー、みなさんけっこう覚えてるんですねー 百太郎くんのこと
名前はみんな知らないみたいだけど(笑) かく言うわたしも記事書く時にようやく知りました・・・・
ちなみにこの『百人に聞きました』も元は外国の番組なんだとか
そういえば今続いてる長寿クイズ番組といったら、それこそ『世界ふしぎ発見』くらいになっちゃっいましたね・・・
『なるほど・ザ・ワールド』というのもあったなあ
>「A」も入れなきゃaramisにならないってところがニクイですね
そうですね! こじつけとも言います(笑)
>C!なんとなくそう思うんです。
残念。
チェンジリング→「ウチの子は割礼なんてしてません!」
スラムドッグ→「チ○チ○、ヒリヒリ!」
ベンジャミン→「このおじいさん、なんでこんなに元気なの!?」
最後のヤツはこじつけですいません・・・・
となると、正解は?
Posted by: SGA屋伍一 | April 28, 2009 09:19 PM
こんばんは
SGAさん
ですね。うんうん
正解はナシですよね?
『ベンジャミン・バトン』、雷7回打たれたおじいさんの方じゃなくて、ベンジャミンの方の電気ショック
他のはまあいいとして。・・・でも、『ベンジャミン~』に電話交換室、出てきましたっけ?
うーん、だみだ、思い出せない(つд⊂)エーン
最初の問題はD!なんとなく、そう思うんです
ところで、なかなか素敵な出だしに、わーお!と
日本のクイズ番組あれこれ出演させちゃうところがいいですねー。
百太郎は、毎回関口さんが「百太郎くん」と連呼していたんですけど、意外にみんな忘れちゃってますよねー。うんうん
“うしろの百太郎”と旅の情報誌“じゃらん”をジャマールにかけてなんか言おうとしたんですけど、クイズやって疲れたのでSGAさんにタッチ!
Posted by: とらねこ | April 29, 2009 02:29 AM
>とらねこさま
おはようございます。お返しありがとうございます
翻訳についての考察、大変ためになりました~ そちらもありがとうございました
『ベンジャミン』の電気ショックはおじいちゃんの方の電気ショックでいいんですよー 本当に適当な問題ですいません(^^;
というわけで正解まであと1歩!
>最初の問題はD!
正解です! サービスでそういうことにしときます!
あ・・・ 賞品用意してなかった・・・
というわけで、アミターブ・バッチャーン?風に書いたわたしのサインを郵送します。プレミアつくから、これ!
>“うしろの百太郎”と旅の情報誌“じゃらん”をジャマールにかけて
ああ! またそんな難しそうな問題を!
こういう時は歌ってごまかすに限りますな
「うしろの百太郎」テーマソング
じゃらんじゃらんと鐘がなる 鐘を鳴らしてヤツが来る
ヤツは後ろの百太郎
今日の旅行の行く先は インドか四国か霊界か
ヤツは後ろの百太郎
あるあるあるある百太郎(くりかえし)
すいません・・・・ 三時起きなんです・・・
あ、ジャマール入ってないじゃん
ジャマール! ピッコロ! ポーロリー!(コワレタ)
Posted by: SGA屋伍一 | April 29, 2009 07:27 AM
ダニー・ボイルさんの作品の中では「28日後」が一番好きです。
「シャロウ・グレイヴ」や「サンシャインなんたらかんたら」は観ましたが
「トレスポ」はユアンが便器に頭つっこむシーンでギブアップしました。
実は私,流血ネタも切断ネタも平気なんですが(むしろ好きですが)
うんこネタは超苦手なんですよ・・・。
なのでこの「スラムドッグ」もジャマールは肥えだめにダイブするシーンは
目をつぶってました・・・
「シンドラーのリスト」でも収容所内で子供が便所の中に飛び込んで隠れるシーンがありましたが
あれもイヤだったなぁ・・・・
幼少時に肥えだめに落ちたトラウマがある・・・わけではありませんよ。
予告編でジャマール少年が黄土色に染まっているシーンがあったので
「こ,これはもしかしてウンコまみれなのか?」と恐れていましたが
予感が的中してしまいました・・・
くだらないことばかり書いてしまいましたが
なかなか楽しめた作品で,さすがオスカー!と思いましたわ。
Posted by: なな | April 30, 2009 01:07 AM
>ななさま
おはようございます。これ、公開規模が微妙なところでしたが、そちらでもかかったんですね! よかったよかった
実は自分、ダニー・ボイルはそれこそ本作と『トレ・スポ』しか観てなかったりします(^^;
聞くところによると『シャロウ・グレイブ』でもユアン・マクレガーがトイレでボコボコにされるシーンがあるとか
本当にトイレが好きなんですね・・・・ ダニーさんって人は
ななさんはウンコネタが嫌いですか。まあななさんのようにお美しい方はウンコなんてしないだろうから、当然でしょうね
世の映画監督は大きく二つに分けられると思います。ウンコを撮る人と、撮らない人と
ただ作品にでてきたウンコはきっと作り物だと思いますよ。あれは一体何でできてるんだろう? インドだけにカ・・・ いえ、なんでもありません・・・
えーと、本当にオスカーにふさわしいスバラしか作品でしたね!
Posted by: SGA屋伍一 | April 30, 2009 07:41 AM
こんにちは~♪
『「A」「sarim」の字を並び替えると、「Aramis」となることに』
す・すごい!!私感動しちゃった~
きっとそういう意図もあったんですよ~くぅ~浪漫だねぇ~
皆さん大絶賛の本作に、チョイ微妙な感想を書いた私ですが、、、なかなか面白かったんですよ、一応(笑)
ちょっとありきたりかなぁ~とも思っただけで(汗)
グラン・トリノも観たのですが感想を書いていません~
書いたらお邪魔しますね♪
Posted by: 由香 | April 30, 2009 11:46 AM
>由香さま
おはようございます。おいでいただきまことにありがとうございます!
わたしもぼちぼちそちらに行こうかなーと思ってたんですけどね。すいません
>『「A」「sarim」の字を並び替えると、「Aramis」となることに』
まーこれは単なる偶然の可能性も否定できないんですけど
わたし原作をぱらぱらっと読んでみたら、最後の問題は全然違う問題が提出されていたのですよ。確かクラシック音楽に関する問題
だもんで「どうして三銃士の問題にしたんだろう?」と考えると、上の説も多少は信憑性を帯びてくるかも?
ちなみに原作は最後の答えの選び方も違ってて、そのほかもいろいろ違う話になっているようです
由香さんはイマイチでしたか。まあこの映画、イケメンらしいイケメンは出てきませんでしたからねえ(笑)
『グラン・トリノ』、余裕があったらこちらから出向きます。毎度気にかけてくださってまことに感謝でございます
Posted by: SGA屋伍一 | May 01, 2009 08:12 AM
こんにちは。
TB&コメントありがとうございます。
>「A」「sarim」の字を並び替えると、「Aramis」となる
わー、凄い、全く気がつきませんでした。
って、耳にタコができるくらい言われているのでしょうが。
凄いですね。
最後のクイズは、よくわからないので不参加です。
>きっとサリームは弟の、夢をつかみ取る一途な力強さがうらやましかったんだと思います
そうそう、サリームは何だカンだ言って弟のことを大事に思っていたに違いないです。
一見、飄々としているけど、諦めるということを知らないジャマールの姿勢は立派ですよね。
ウ○コまみれで突進した少年時代から、その姿勢は全く変わらない。
そんなジャマールの素晴らしさを、サリームはよくわかっていたのだと思いました。
Posted by: となひょう | May 06, 2009 06:18 PM
>となひょうさま
こんばんは。おかえしありがとうございます
>わー、凄い、全く気がつきませんでした。
ありがとうございます。最初は「ワレながらこじつけっぽいなあ」と思っていたのですが、みなさんにほめられてるうちに、だんだん図に乗ってきました(笑) さすがオレ!
>最後のクイズは、よくわからない
これもよく言われてますね。出題はもっとわかりやすく。今後の課題といたしましょう・・・・
もういいかげんうろ覚えなのですが、終盤の方でサリームが誇らしげに「あいつは絶対にあきらめない」と言っていたシーンがあったような
ようやっと素直に、弟への賞賛を言えるようになったんだなあと
彼が死に際、バスタブに札束をしきつめていたのは、もしかしたら弟と同じ思いを味わいたかったのかもしれませんね
Posted by: SGA屋伍一 | May 07, 2009 12:28 AM
はじめまして。
目を潰されてしまった少年との再会シーン。
あの何の屈託もなく「偉くなったんだね」と言った彼には泣かされました。
自分の運命を受入れる。
思えば"運命"の映画だったんですね。
最終問題がアナグラムになっていたとは!
ますますカッコイイ映画です!
Posted by: maru♪ | May 07, 2009 02:07 AM
>maru♪さま
はじめまして! ようこそおいでくださいました!
自分は運命って信じてないんですけど、インドの人たちにとって至極当然なものなのでしょうね
虐げられる子供たちに胸が痛くなるとともに、盲目の少年の笑顔には少し救われた思いがいたしました
ところで最後の字幕で「written」が「運命だった」と訳されていましたが、字幕の人、これはけっこう苦労したんではないでしょうかねえ~
>最終問題がアナグラムになっていたとは!
うん! もうそういうことにしときましょう!(笑)
Posted by: SGA屋伍一 | May 08, 2009 07:45 AM
はじめまして、いつも楽しく見させていただいています。
友情、兄弟の絆、不屈の愛、と昔のジャンプみたいに熱い映画ですね~
ほんっとに我ながら野暮であれなんですが、ちょっと気になったの点が2つあったんですが…、
・目を潰される少年は歌が下手なのではなく、
「可愛くて歌が上手く、更に盲目なら稼ぎが良い」ので
目を潰されたのだそうです。
(サリームは音痴&賢くて仕切り上手だから免れた)
・サリームの綴りはSarimではなく、Salim
失礼いたしました~
Posted by: ミミガ | July 08, 2009 10:12 AM
>ミミガさま
はじめまして。ようこそいらっしゃいませ
わたしももういい年なので、「友情」とか「愛」をストレートに訴えられるといささか恥ずかしいのですが、この映画に限っては素直に心打たれるものがありました
で、ご指摘の件
最初の方は実はmixiの方でも同じご指摘を受けておりました。街頭で歌ってた時の方が明らかにうまかったので、「最初の時は下手だったからあんな目に・・・」と思い込んでおりました
二つ目の方、わたしわざわざ公式で確認したはずなんですが・・・ 正しくはsalimのようですね。一体どこを見ていたんだろう
とりあえず追記入れておきました
なんせマチガイだらけのブログなもんで、ミスの指摘は大歓迎です。どうもありがとうございましたm(_ _;)m
Posted by: SGA屋伍一 | July 08, 2009 07:14 PM