超人観察日記 ザック・スナイダー 『ウォッチメン』(劇場版)
本日はとうとう二十年越しの「映画化」を実現させた『ウォッチメン』について語るであります。いやー、すごいな。これ、本当に公開してるんだなー
なぜすごいのかということに関しては原作の記事に書いてありますんで、そちらをご覧ください。あらすじもそっちに書いてあります。
監督はやはりコミック原作の『300』で名高いザック・スナイダー。彼がこの「アメコミの最高傑作」を手がけることになったのは、次のような経緯だったそうです。
会社 「ねえ、ザッ君、今度『ウォッチメン』作るんだけど、君、監督やんない?」
ザク 「『ウォッチメン』!? ああ、あれはさすがのオレでも無理無理」
会社 「あそ。じゃあこの話はほかに回すわ」
ザク 「・・・・一応聞いておくけど、どういう風にするつもりなの?」
会社 「もっと話をシンプルにして、最後はヒーローがスカッと勝利をおさめて、売り上げがよければパート2、パート3を・・・・」
ザク 「待て! そんなにすんだったらオレがやる!」
このやり取りからもわかるように、ザク監督は『ウォッチメン』に多大なるリスペクトを抱いているようです。さすがにあの分厚いコミックのすべてを端から端まで映像化することはかないませんでしたが、原作ファンも納得の忠実さ&再限度であります。
唯一オリジナルともいえるオープニングがまたすばらしい。戦前から80年代までのウォッチメン世界を、実際のアメリカの歴史とシンクロさせて一気に見せてくれます。この辺は原作では補足資料の中に文字だけで書かれていた部分です。
『300』の際にも「オレの絵なんざ要らん! フランク先生の絵を忠実にコピれ!」と言ったザッ君ですが、今回も自分の考えは押し殺して、原作のメッセージをそのまま伝えることに腐心しております。
「誰もオレの解釈なんて聞きたくない。みんなが聞きたいのはアランの解釈なんだ」
というわけで、ザク監督にはこれといって特に訴えたいことがあるわけではないようです。彼はただ、『ウォッチメン』が本当に好きなだけ。 しかし彼が原作者の意思をそのまま伝えたことにより、二十年前の警告が今もなおあてはまってしまうことが証明されてしまいました。すなわち、人間の最大の敵は宇宙人でも天変地異でもなく、自分たちの飽くなき闘争本能・破壊衝動にある、ということです。
この映画を観終ったとき、多くの方はきっとなんともいえない「もやもや~」としたものを感じると思います。それは原作がそういう話なんで仕方がないのです(笑)。アラン・ムーアの手がけるコミックの多くは「毒」に満ちています。「ページを閉じたらハイ、サヨナラ、ではすまさへんでー」という作者の執念がこめられているのです。従来のヒーローものと同じようなカタルシスを期待していたら、きっと予想外の展開に動揺されることでしょう。
一方で、この映画はムーアの思い描いたヴィジュアルを余すことなくスクリーンに映し出し、観る者を思い切り楽しませてくれます。それはマスクの上をうねうねと動く「ロールシャッハ」の模様であり、夜空をぼよよ~んと飛ぶフクロウ型メカ「アーチー」の姿であり、Dr.マンハッタンが火星の上に築くガラスの巨城であり・・・・ それらは、長い間原作ファンが「見たい」と熱望してきたもの、そのものであります。
強いてザク監督のカラーが表れているところというと、クライマックスにおける演出の微妙な違いのあたりでしょうか。以下は徐々にネタバレしてます。
正直原作のヒーローたちって、どいつもこいつも性格に難があって、あまり好きになれるような連中ではないのですよ(笑) しかし映画版ではザク監督の愛情のせいか、みんなもう少し感情移入しやすいキャラに仕上がっていたような。ロールシャッハの最後の悲壮なセリフも、原作では「やけのやんぱち」みたいなイメージだったのが、映画では「世界のために自分を殺してほしい」そんな真摯な願いのように聞こえました。
あと原作では本筋と関係ない「作中作」(この世界で売られている海賊もののコミック)のパートがけっこうあるのですが、その辺はそっくり削られてました。まあこの部分はなくても話はわかるのでいいと思います。ただ劇場版『ウォッチメン』には三時間半のバージョンもあるそうなので、もしかしたらそっちの方で見られるかもしれません。
ちなみに原作者アラン・ムーアはこれまでの自分の映画化作品に対し、ことごとく激怒(笑)。この『ウォッチメン』に至っては「絶対に見ない」と言っているそうです。これに対しザッくんはこう語っています。
「いつかムーアが気まぐれにこの映画のDVDを見て、『意外とがんばってるじゃないか』、そう言ってくれるのがボクの夢なんだ」
なんてけなげなんだ・・・ザック・・・・ いつかその夢がかなうといいね!
あとザッ君はこんなことも言ってます。「一度『ウォッチメン』にはまってしまうと、もう『X-MEN』や『ファンタスティック・フォー』には戻れない」
いや・・・・ わたしは普通に戻れますけど・・・・
それでは最後はその『X-MEN エイジ・オブ・アポカリプス』における頼もしいセリフでもって締めるといたしましょう。
「確かにこの世界はまともじゃない」
「あるべき姿とはとても思えん」
「だからこそ戦うのさ」
「これが俺たちの世界なんだから」
Comments
こんばんは!
原作記事の方も興味深く読ませていただきましたわ。
それでようやく,なんでこの作品が魅力的たっだのか
なんとなくわかった気がしました。
重厚なテーマなんですよね!
マンハッタンのスッポンポンなぞに
気を取られるには勿体ないくらい
深い意味もあるアメコミなんですねぇ。
わたしはけっこうへそまがりなもんで,
ダークな世界観の物語って
惹きつけられるんですよ
もう一度観たくなってきましたねー。
Posted by: なな | April 03, 2009 11:41 PM
肉ーー!!(笑)
へのつっぱりはいらんですよ!
ものすごく刺激的な2時間50分でした。
ザッ君、本当に良い仕事をしましたね。
ムーアさんにもきっとお褒めの言葉をもらえると思うなぁ。
ザッ君の夢が叶うことを心から祈ります
しかし正直言うと、なかなかこのディープで知的な世界に
頭が追いついてないという感覚があるんです
原作を読みたおして、映画も何度も観て
とことんウォッチメンにハマりたい!アラン・ムーアの毒に浸りたい!
という衝動が、今わたしの中にあります。ヤバイかしら?
3時間半バージョン、ぜひ観てみたい!
DVDに収録してくれないかなぁ。
Posted by: kenko | April 04, 2009 12:09 AM
>ななさま
お返しありがとうございます! リンク先も読んでくださり、そちらもありがとうございます。
未だに「単純な勧善懲悪もの」というイメージを抱く人が多いアメコミですが、中にはとっても奥の深いものもあるんですよー そしてすんごい暗い作品も・・・・
昨年の『ダークナイト』もそういうアメコミの傑作群があったからこそ、生まれた作品なのです(力説)
>マンハッタンのスッポンポンなぞに
気を取られるには勿体ないくらい
いや・・・ あれは仕方ないですよ・・・ でも最近多くないですか? 『イントゥ・ザ・ワイルド』とか『イースタン・プロミス』とか・・・
案の定日本での成績は芳しくないようです
もう一度ご覧になるならどうぞお早めに!
Posted by: SGA屋伍一 | April 04, 2009 08:40 PM
>kenkoさま
こんばんは! お返しありがとうございます!
牛丼一筋三百年!ですよ!
ザッくんはいまやアメコミ職人の第一人者と言っても過言ではありませんね! ムーアをいすに縛り付けてでも、この作品を見せてあげたいものです
>とことんウォッチメンにハマりたい!アラン・ムーアの毒に浸りたい!
そこまで来るともう毒というかドラッグですな。やばいです!
正直わたしもムーアの意図をどこまで汲み取れてるかよくわかりません(笑) 例の「海賊マンガ」も本編とどういうつながりがあるのか、すっかり忘れてしまいましたしね・・・・
というわけで、わたしもまた原作をじっくり読み直してみたいと思います。彼のマンガ、字が多くて大変なんですけどね・・・
三時間半ヴァージョン、たぶんDVDには収録されると思います。でもやっぱりスクリーンで見たいですよねえ。その場合はまた東京まで出て行かねばならんなあ
Posted by: SGA屋伍一 | April 04, 2009 08:50 PM
いやん!伍一さん!もういつのまにかupされてるー!!

すごーい、原作ファンならではの詳しいレビューに感謝です。
>原作者アラン・ムーアはこれまでの自分の映画化作品に対し、ことごとく激怒(笑)。この『ウォッチメン』に至っては「絶対に見ない」と言っているそう
ええ〜そうなんだ、、、、悲しいー。
でもほんとザック監督けなげ、、、。
いつか観て欲しいなー。。。
伍一さんのレビューで、ウォッチメンの魅力がわかりましたよ♪
隠れ文字の部分がなぜかウチのMacからみえないのが残念だけど、、、
伍一さん的にはちなみに100点満点中で何点なのかな?
Posted by: mig | April 04, 2009 09:57 PM
きんにくにくにくにくじゅうはち~♪
どもどもっ★
見ましたかー!そして、原作ファンにも大満足の作品でしたか!ぐぁははははは!
スゲー好きです、私。これぞ、ダーク真骨頂のアメコミ!
もう最高でした!
ザックンやるなー。ダテにドクターマンハッタンをすっぽんぽんにするだけありますな。(意味不明)
で、ナイトオウルかっこよくてビックリでしょ?この人『ハードキャンディー』ではペド(小児愛者)の役をやってたんですけどね(爆
正直、SGAさんはこれ、いまいちって言うかなーと思ってたので、満足されてホッとしました。
私が好き、ってことは世間ではそんなに好きじゃないんだろなー。はっはっは・・
Posted by: とらねこ | April 05, 2009 01:54 PM
SGAさんこんばんわ♪TB有難うございました♪
『肉』じゃなく『中』って書いてラーメンマンにすると思ったんですが直球だったみたいですねw
でも原作を読んだファン視点の感想はやはり観るポイントが明らかに他と違ってて、映像美や重厚な内容だけじゃない別な見所がもっとたくさんあったんだなと改めて思ってしまいました。それにファンも多くて原作者も偉大だと生半可な気持ちで作る事はできないだけに、ザック監督も300以上に相当なプレッシャーだったみたいですね~。
・・・けど正直『映像化不可能』って謳い文句でどこが不可能だったのかイマイチピンと来てなかったりしてますw
Posted by: メビウス | April 05, 2009 05:58 PM
>migさま
こんばんは。ごめんねー 連日お邪魔するのは悪いかなーと思って
アラン・ムーア原作の映画には他に『フロム・ヘル』『リーグ・オブ・レジェンド』『V・フォー・ヴェンデッタ』などがあります
『フロム・ヘル』は未見。『リーグ』は面白かったけど、かなり違う話になってた。『V』はけっこうがんばってたと思うんだけど、それでもムーア言わせると「全然なってない」みたいで・・・・ ま、気難しい人なんですわ(笑)
余白の部分はうっかり下の部分を見ないようにあけてあるだけで、隠れ文字があるわけじゃないんです。書き方がややこしくてすいません~
100点満点でいうと80点ですかね。マイナス二十点分は見終わったあと、ちょっとやりきれない思いになるので。でもこれは原作のせいなんで仕方ないのです(笑)
Posted by: SGA屋伍一 | April 05, 2009 09:00 PM
>とらねこさま
こんばんは! あー こころにー あいがーなーければー すーぱー ひーろーじゃー ないのさー
いやー、もうこの映画に関しては「無事にちゃんと公開してる」って時点でかなり満足している自分がいます(笑) そのうえ原作の絵の再現度がハンパじゃないですからねー
ナイトオウルはおなかのでっぱり具合に熟年男性の魅力が漂ってましたね。小児性愛者だったなんて! だから最初うまくいかなかったんですねー(何が?) ウォッチメンの中じゃ一番常識人だと思ってたのに!
わたしはやっぱりロールシャッハが一番好きかな。貧乏で女にも縁がなさそうで、生き方が超不器用なあたりに激しい親近感を感じるんです
刑務所のシーンは燃えました
>私が好き、ってことは世間ではそんなに好きじゃないんだろなー。はっはっは・・
はっはっは・・・・
初登場9位だって
ヒーローものなのにR15という時点で、一般ウケは諦めてるって感じだよね
だが安心したまえ! わたしも大好きだ!
とらねこりんの感想も楽しみにしてますよー
Posted by: SGA屋伍一 | April 05, 2009 09:11 PM
>メビウスさま
こんばんは。また試験勉強の邪魔しちゃってごめんね
>『肉』じゃなく『中』って書いてラーメンマンにすると思ったんですが直球だったみたいですねw
ちっちっ メビウスくん? オレはいつだって直球勝負だぜ?
アメコミなんでテリーマン風に「米」と書こうかとも思ったんだけど、わかりにくいかということでやっぱり「肉」にしました(笑)
まあ「アメコミの最高傑作」と言われるだけあって、語れらているテーマも十や二十はあり、わたしもどこまで把握できてるのかよくわかりません(笑)
ザク監督は『ドーン・オブ・ザ・デッド』でゾンビファンに、『300』でフランク・ミラーのファンに突き上げられてるから、そういうのには慣れてると思います。ただ原作者には嫌われたくないみたいですね
>どこが不可能だったのかイマイチピンと来てなかったりしてますw
そりゃもちろんDr.マンハッタンに決まってるじゃん!
あれは映倫をどうやってすり抜けたんだろうねえ?
Posted by: SGA屋伍一 | April 05, 2009 09:21 PM
こんにちは~

暖かいですね~今にも眠っちゃいそうです・爆
桜は如何でしたか~
コチラの桜は、どこもかしこも満開ですぅ~
今日も桜のトンネル(どこだか分かる?)を犬の散歩がてら歩いてきます~
で、、、ゴイッチメンさんの愛に満ちた原作記事も読ませて頂きました~
コチラの記事と合わせて読むと、自分までウォッチメンの世界を好きになってしまいそうでした
私はね~残念ながら好みとは言えない物語かなぁ~と思っちゃったんですよ(ゴメンネ~)
だけどね、すごく引き込まれたんですよ~
ハードボイルドSFサスペンス小説を堪能するみたいに(笑)
もしかして私、原作を読むとハマるかもなぁ~
Posted by: 由香 | April 08, 2009 02:53 PM
>由香様
こんばんは。お返しありがとうございます
いやー、伊東の桜、見事でしたよ! 一番いいときに見られました。そのうち記事にUPします
そちらの桜も今が見ごろのようですね。コロタンかTOHOに行くついでに、お城に寄っていこうかな
えー、実はわたしも十年前(・・・・)に原作を読んだ時には「いやな話だなー」なんて思ったものでした(笑)
でもその後他にもムーアの作品を読んだり、その影響を受けた傑作を鑑賞してるうちに、だんだんとこの作品を愛せるようになっていったんですねえ
映画化の話が出るたびにポシャってしまうのも、不憫でしたね~ そんなわけで、今回映画化が実現したのは実に感慨深いです
>もしかして私、原作を読むとハマるかもなぁ~
ぜひ読んでほしいですね。字が多いので小説好きな由香さんには向いてるかも
ただ、アメコミの邦訳本って高いんですよね・・・ 新版は三千ナンボだったかな?
Posted by: SGA屋伍一 | April 08, 2009 08:24 PM
肉。
こんにちは、TB&コメントありがとうございました。

実は、何だかよくわからない鑑賞となってしまったのですが。
それでも、どうしても肯定派であり続けていますです。
どうしても世界観が好き。
理由はわからないと思ってたけど、こちらにきてふと思いました。
無意識にザッ君の熱意をキャッチしていたのかなって。
他の方のコメントを拝見する限り、たくさんのブロガーさんが魅せられたようで何よりですー。
出演者の意気込みも素敵だと感じることって多々あるけど。
監督の熱意、これを感じた時は、ついつい引き込まれちゃいます。
今は「レッドクリフ」のDVDを繰り返し繰り返し見ていて。
ジョン・ウーの情熱に参りましたって感じなかもです。
Posted by: となひょう | April 09, 2009 09:46 PM
>となひょうさま
米。おはよっすー お返しありがとうございます
監督の気合が伝わってくる映画って、やっぱり「仕事で仕方なく作りました」という映画より好感がもてますよね
となひょうさんが愛してやまない『LOTR』も、そんな気合がパンパンに詰まった作品でありました
原作を読んでみますとおわかりいただけると思うのですが、オリジナルの絵を本当に細かいところまでよく再現してあります。その点は『300』でも見事でした。監督は違いますが『シン・シティ』や最近の『ヤッターマン』でも「本当に好きなんだなー」というのがよく伝わってきました
となひょうさんは今『レッドクリフ』がブームなんですね。いよいよ明日第二部公開でしたっけ。「後半の方が面白い」という噂を聞いたので、わたしも楽しみにしてます
あとあさっても付き合っていただけるそうで。そちらも楽しみにしております!
Posted by: SGA屋伍一 | April 10, 2009 08:02 AM
は~やいの やすいの うっまいの~♪
二度目にこんばんは!
神谷明がケンシロウの声もしてたなんて、やるなあ~と。小学生だった自分には、非常にツボりました。自分はラーメンマンが好き。と好きな人に向かって言ったら、笑われました・・・。
とと、ついつい脇道に反れてしまいますね。
ところで、ロールシャッハ役のジャッキー・アール・ヘイリーは、『リトル・チルドレン』ではペドの役をやっていたんですよ。
と、私はどうして、二度に渡ってそんなことばっかり言ってるんだらう・・・?
全く、仲イイんだから~、ナイトオウルとロールシャッハってば♪って話ですね(違います)。
>アラン・ムーア原作の映画には他に『フロム・ヘル』『リーグ・オブ・レジェンド』『V・フォー・ヴェンデッタ』
別の人宛のコメントをコピってごめんなさい。そうなんですね、私もとある別のところで教えてもらいました!
『フロム・ヘル』未見なんですか~!それは是非見ましょう!これを見ると、フリーメイソンて怖いな~とつくづく思います。
ラストシーンがまた、哀しい気分になって終わるところが好きでね~。
ちなみに私は、『リーグ・オブ・レジェンド』すごい好きでしたけど、世間の評判は悪かったな~という記憶が。
あの刃物みたいな船に乗りたいな~♪インド人の船長、Yo~Ho~!
Posted by: とらねこッチメン | April 17, 2009 10:24 PM
>とらねこッチメンさま
律儀にお返しありがと~
そういえば人にいわれて思い出したんだけど、『キン肉マン』にいたんだよね・・・・ 「ウォッチマン」っていう超人が(笑) あんまし覚えてないんだけど、時計の形しててブロッケンJr.にボコボコに壊されたらしい
自分もラーメンマン好きでしたよ。別人のフリして影ながらサポートするというのに惚れた
>ロールシャッハ役のジャッキー・アール・ヘイリーは、『リトル・チルドレン』ではペドの役をやっていたんですよ。
類は友を呼ぶってか・・・ さすが名コンビ!
でもマジメな話、「あの」ロールシャッハが「すまなかった。お前はいい友達だ」とナイトオウルに手を差し出すシーンにはホロリときちゃいましたよ
『リーグ・オブ・レジェンド』はわたしも大好きですよー ヘンテコ感がぎゅうぎゅうに詰まった快作ですよね! アラン・ムーア関連では『ウォッチメン』の次にすきかも知れない。あの船はかっこいいんだけど、横風に弱そうだよね(笑)
実は原作はもっとブラックな話でね(ハイドが人食ってたり、透明人間が強○魔だったりします)。これはさすがにそのまま映画化できんだろうなと思いました
それだけに、そのままやっちゃったザック・スナイダーはすごいなあ。Dr.マンハッタンとか
Posted by: SGA屋伍一 | April 18, 2009 08:01 AM
こんばんは!
ご無沙汰しておりましたー。
またよろしくおねがいしますね。
ビジュアルはかなりいいんですが、時代背景とかピンとこなくてやもやして終わった感じします。笑
それでも各ヒーローたちの完璧ではない、個性的なところはおもしろかったですよ。
世界観に浸れなかったのが自分は悔やまれます、、
>ただ劇場版『ウォッチメン』には三時間半のバージョンもあるそうなので、
うわあ、もう大河ドラマのようですね。
DVDで見直したら、またちがう感想になるかもな
Posted by: アイマック | May 31, 2009 09:37 PM
>アイマックさま
こんばんは! お返しありがとうございます。こちらこそまたよろしくお願いします!
時代背景か・・・ ヒーロー版、『フォレスト・ガンプ』と思えばそれなりに理解できるのでは・・・ できないか(笑)
そういや原作も賞の合間にあるオマケページ(文章がびっしり書いてある)を読まないと、ちゃんと理解できない話だったなあ
ヒーローたちのアクの強さにげんなりされた方たちも多いようですね・・・ ロールシャッハは割と人気ありますが
三時間半ヴァージョン、米国ではDVDの発売とあわせて公開する予定と聞きましたが、この映画本国でもあんまし成績かんばしくなかったようなので、本当にやるのかどうか

日本公開はさらに厳しいだろうなー
Posted by: SGA屋伍一 | June 01, 2009 07:29 PM