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March 30, 2009

十周年だよ! 全員集合! 『仮面ライダーディケイド』を語る①

090127_131943平成ライダーも気がつけば十作目。オレも歳をとるわけだ・・・・
というわけで今日は平成版仮面ライダー最新作『ディケイド』のあらましを説明いたします。

町の古い写真館の一人娘・夏海は、ある時奇妙な夢を見る。どことも知れない荒野で、壮絶な戦いを繰り広げる無数の怪物たち。そして仮面の男たち。
ちょうどそのころ、写真館には門矢士(かどや つかさ)という青年がいついていた。ぶっきらぼうながら、写真に対しては純粋な情熱を見せる士。
そんなある日、夏海が夢で見た怪物たちが現実に出現し、町を破壊し始める。窮地に陥った夏海を助けたのは、謎のベルトで変身した士だった。ひとまず怪物たちを退けた士の前に、今度は紅渡(くれない わたる)という青年が現れる。渡はこう言った。
「世界が崩壊を始めています。これを止めるため、あなたは九つの世界を旅しなければなりません・・・・」

前にも書きましたが、かつては『仮面ライダー』において、過去の主人公が一同に会するのは年中行事でありました。が、平成に入ってからは各作品の世界観があまりにも異なるためか、新作は「前までのことは忘れてくれ」という形で始まるのが通例となっていました。
しかしこの『ディケイド』は「パラレルワールドを行き来する」という話なので、これまで登場したライダーたちとの共演を強引に実現。そもそも『ディケイド』とは「十年期」という意味の言葉で、十周年のお祭り企画で何か変わったことをできないか・・・ということから考え出されたアイデアのようです。

ただ、登場する過去作品の主人公たちは、オリジナルと微妙に設定が異なっています。それでいてオリジナルを知っていると、ニヤリとしてしまう描写が随所にあったりして。
この辺のオタクっぷりは名アレンジャー會川昇ならでは。例えば「クウガ編」において、ユウスケが相棒から拳銃を受け取るシーンとか、「キバ編」において名脇役「糸矢」をちょろっとだけ出したりとか、過去作品の設定を本当によく研究してあります。
ところが會川さん、中盤において降板するとの噂が・・・・ やめちゃイヤン! えー、がんばって最後まで続けてほしいものであります。

また、主人公の「ディケイド」にも歴代ライダーたちの意匠・設定が各所にあしらわれています。
列挙してみますと

クウガ・・・・副主人公として出演
龍騎・・・・カードシステム・モンスターとの合体技
ファイズ・・・・「~ドライバー」というベルトの名称
ブレイド・・・・カードシステム・カードのホログラムを突き破る描写
電王・・・・姿の全く異なるフォームチェンジ
キバ・・・・コウモリ型のマスコット

あれ? これくらいか? もっとあったような気がしたんですが・・・・

個人的には冒頭の「クウガ編」で「やっとシリアス・ハードな作風が戻ってきた!」と喜んでいたんですが、以降、回を重ねるにつれ最近のコミカル路線に戻りつつあるのがちょっと・・・ いや、コミカルなのが嫌いってわけじゃないんですけど、二年続いたし直前には戦隊やってるので、そろそろライダーに従来の空気を取り戻してほしいなーと。
とまあ、そんな不満も少々ありますが、かつて胸躍らせたヒーローたちの姿がブラウン管に映し出されると、否が応でもテンションは上がろうというもの。そう、この番組を一番楽しめるのは、最初からずっと脱落しないで九年間つきあってきた人たち。いやあ、『クウガ』から『キバ』まで欠かさずつきあってきて、本当によかった!

090330_174622そんな『ディケイド』は制作側の都合のため、やや短めの全三十話となるようです。各世界を2話ずつで回っていくと、残りがあと12話あるわけですが、そのあたりの展開がどうなるのか気になるところであります。
また、五月には『電王』との共演となる劇場版が、八月にはまた別のメインとなる劇場版が予定されています・・・・ わかったよ、つきあえばいいんだろ!?(←いいカモ)

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Comments

コミカルな部分は『笑いのツボ』とか、次の世界へ行く際に鎖を引く石橋蓮司さんのめちゃくちゃワザとらしい演技とかで充分笑わせてもらってるので、自分もどっちかといえばシリアス面が強い仮面ライダーが観たい気がしますねぇ。ブレイドの時のやるせな~いラストみたいな展開を密かに期待したりしてますw

・・でも5月の劇場版にディケイドが出て来てしまうと、今までのパラレルな設定はどうなってしまうんでしょうかね~?未だに気乗りがしないので、また急ぎ足な作りになってるんじゃなかろーかと不安増大中です・・。

Posted by: メビウス | April 01, 2009 01:00 AM

>メビウスさま

こちらにもありがとうございます!
メビウスさんもシリアスなライダーが見たいですか。「ブレイド」といえば先日出てきましたね! 「なんか微妙だなー」と思いつつ、例の変身シーンでは興奮しまくってました
石橋蓮司さんは『マックス』に『ライオン丸G』に『ケータイ捜査官』に・・・と、最近やけに特撮づいてますね~

>今までのパラレルな設定はどうなってしまうんでしょうかね~?

良太郎くんは「時間の改変に影響されない特異点」という設定だったので、その辺をうまく利用してくるかもしれませんね(笑)
急ごしらえなのはもう諦めております。が、今回は最初から二部作(もしくは三部作)構想ということなので、それなりに壮大なスケールを期待しております(そしてまた騙されるオレ・笑)

Posted by: SGA屋伍一 | April 01, 2009 12:52 PM

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