愛という字のもとに ~大河ドラマ『天地人』より② 「北斗の謙信」の巻
景勝 「上杉景勝じゃ」
兼続 「直江兼続っすー もうすっかり毛も生えそろい・・・」
景勝 「やめんか!」
兼続 「・・・・今日はスペシャルゲストをお招きしております。上杉家の現当主、上杉ケンシロウ公でございます! 拍手拍手~ パチパチ」
ケン 「・・・・・」
景勝 「(アホ! なんでよりによってこんな人呼んできたんだ!)」
兼続 「(いや、死ぬ前にいっぺん呼んでおいたほうがいいかなー、なんて)」
景勝 「(わしゃ知らんぞ! お前が責任持ってインタビューしろよ!)」
兼続 「(・・・またかよ。はいはい、やりゃあいいんでしょ)。えー、大殿さま、先の織田との戦は大変見事な戦いぶりにあらせられました。どうです? ご自分としては納得いかれてますか?」
ケン 「・・・・・(無言)」
兼続 「 あ、そ、それでですね、これからの上杉軍が当面戦う相手はいったいどこになるのでしょう?」
ケン 「・・・・・(無言)」
兼続 「 あ、あの、ご趣味は・・・・」
ケン 「・・・・・(無言)」
兼続 「(との~ッ)」
景勝 「(言わんこっちゃねえ。駆け出しの力士にインタビューする方がまだ楽だ)」
兼続 「(確かにこの方・・・・ 殿に負けず劣らずのムッツリスケベでございますな)」
景勝 「(おい! 幾らムッツリばかりしているからといって、必ずしも『スケベ』とは限らんだろ! 現に大殿さまは自分の周りに一切女人を近づけてはおらんぞ!)」
兼続 「(ええ!? じゃあもしかして・・・・ ホ○?)」
景勝 「(そういう風に書いてある小説も多いけどな。『くの一紅騎兵』とか)」
兼続 「(あるいはアニメが好きなあまり、『三次元の女、キモ!』と思われるようになってしまったとか)」
景勝 「(アニメ・・・というかガンダムが好きとかいうのは一昨年の話だろ)」
ケン 「あたゥア!! 黙って聞いておればおのれら調子に乗りおって!
ふぉゥあとゥゥゥゥ!」
景勝 「ひでぶっ」
兼続 「あべしっ」
ケン 「このわしが女人を一切近づけぬのは、『わが愛はユリア一人に捧げる』と心に固く誓ったからだ! そのような趣味のためでは断じてない! 祈れ! 悪党ども!! ふぉあたああああ!!」
景勝 「はい・・・ 今ユリアさまに一瞬だけお会いしてまいりました・・・」
兼続 「わたしはパチンコでフィーバーした時によく・・・・」
ケン 「わかればよい・・・・ いいか、バット、リン・・・・」
兼続 「誰です、それ?」
景勝 「しっ」
ケン 「空に輝くあの北斗の中央の双子星の如く、これからも支えあい、たくましく生きていくのじゃぞ・・・」
兼続 「あの・・・ それってボク、死兆星ってことでしょうか・・・」
ケン 「ではさらばだ! わが生涯に、一点の悔い、なし! あたああッッ!!」
景勝 「それはラ王さまのセリフでは・・・・」
Comments
こんばんは
>直江
今は「樋口兼続」にしとかないとまずくない?
それとも奥様出す時とかにネタ温存??
与六役の子が六日町のイベントに呼ばれたそうですが例の「セリフ」言われないようにしないと、と言いながら言わしてる当たりは何ともほほえましいですね。
長澤まさみの役名をネタに使う時はご用心(笑
そのココロは、初音だけに………………………
「みっくみくにしてやんよ」だからさ(苦笑)。
では。
Posted by: まさとし3055 | February 23, 2009 09:36 PM
>まさとしさま
おはよっす!
>今は「樋口兼続」にしとかないとまずくない?
うっかりしてた(笑) 花粉症のせいかケアレスミスの多いこのごろです・・
一般に知られている名が「直江」という時点でだれとくっつくかはバレバレですよね。ただそうすると現当主は・・・どうなるんだ?
ガオシルバーにも悲劇の予感・・・
>例のセリフ
「わしゃこんなとこに・・・」というアレでしょうか(笑)
シャレにならないけどたしかに微笑ましい
長澤さんは『功名』の時とめちゃくちゃ役がかぶってますなー せっかくこの名前なんだから、今度アニソンとか歌ってほしいです。ではでは
Posted by: SGA屋伍一 | February 24, 2009 07:47 AM