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February 02, 2009

慰めてぶん殴る マーク・フォスター 『007/慰めの報酬』

090202_134045「明るくオシャレでマンガチック」から、「暗くワイルドなリアルスタイル」へとシフトチェンジした007。その第二作であります。

英国情報部の腕利きスパイ、ジェームズ・ボンド。学校を七年留年したという経歴のため、人は彼をダブり王セブンと呼ぶ。かつて七曲署にボンという刑事がいたが、一応別人らしい。
前作で最愛の恋人をなぞの組織に殺されたボンは、上司に内緒で彼女の復讐を誓う。そんな彼の前に現れた一人の女、オルガ・キュウリレンコン。彼女はボリビアで有機農法を広める夢を抱いていた。オルガに心奪われたボンは、あっという間に前の彼女のことを忘れてしまう。大体もう二年も前の話だし。
しかしそれではお話が盛り上がらないので、とりあえず元カノの復讐を果たしにいくボン。カタキの名はジャン・ドミニク・ボビー・グリーン。戦闘的で兆の金を持つ男。エコロジストを気取ってはいるが、実はエゴイストのエコノミストであった。幸い現カノのカタキが彼とつるんでいたため、一石二鳥と張り切るボン。果たしてボンは元カノとの思い出に決着をつけ、現カノと仲良くやっていけるのか。

いつもさぶいけど今回のさぶさは格別ですな・・・(じゃあ普通に書けばいいのに)
シリーズ初の続き物という新たな試みにチャレンジした本作品。巷では概ね「がっかりだよ!」とスケバン恐子状態。いったいなにが悪かったのでしょう。
まずひとつはみんな前作での経緯をほとんど忘れてしまっていた、ということ。単純な話ならまだしも、『カジノ・ロワイヤル』ってけっこう入り組んだ話でしたからねえ。みんながみんな予習がしてるわけじゃないし。
もうひとつは作風をガラリと変えた前作はかなりのインパクトがあっったんですが、今回は「同じ路線」ということもあってそれを越える衝撃がなかったような・・・・ あと従来のオシャレセブンを懐かしむ声も多いみたいです。

でもわたしはまずまず楽しみました。どっちかというとこっちの作風の方が好みだし。修羅場の中にあってもクールな表情を崩さないダニエル・ボンドはやっぱしかっこええ。最近のアクション映画は主人公が「ひょええ死んじゃううう」と始終テンパってるものが多いだけに。

リアル重視のアクションとか亡き恋人のことをひきずってるあたりは、『ボーン』シリーズからの影響でしょうか。ただボンさんがボーンと違うのは、「敵を殺す時にまったくためらわない」ということ。それこそマシンのようにさくさくスパスパ障害となるものを抹殺していきます。一方で自分の大事な人間が危機に陥ると必死になったりする。
ちょっと人命差別しすぎじゃないかという気もしますが、人間なんてしょせんそんなもんです。

あと前作では派手なアクションがやけに前半に偏っていましたが、今回は全体的に均等に割り振られておりました。

以下はネタバレ気味で思うところをダラダラ書き連ねていきます。これから見ようかという方は避難されてください。








今回特に気に入ったアクション。瓦屋根を蹴立てて滑り降りて、その勢いでジャンプするシーンと、ゴムボートにナイフを突き立ててボン!と吹っ飛ばすシーン。特に後者はいっぺんやってみたいです。
壮大なオペラが行われている舞台裏での追跡劇も、珍しかったです。いつボンドが舞台をぶちこわすのかとワクワク、いやハラハラしました。

一番印象に残ったシーンは、ボンドが旧友を看取るところ。穏やかな老後を送れたはずなのに、危険な場所へ戻ってきてしまったマティス。「戦場で自分を見つけてしまった者は、戦場でしか死ねない」そんな言葉が思い浮かびます。そして亡骸をゴミステーションに放り投げていくボン まさに「死して屍拾うものなし」(あ、収拾車のオッサンが拾ってくれるか)。ボンさんはそこに将来の自分の姿を見たのかもしれません。

ボンさんがいささか若く描かれているせいか、ジュディ・デンチ演じるMとの関係が、『傷だらけの天使』におけるオサムちゃんと岸田今日子のそれに似てきました。

敵組織は国家を超えた「お金大好き人間」の集まり・・・というのはリアリティがありました。きっとこういう連中が原油の値段を吊り上げたりしてるのでしょう。許しがたい極悪人どもです。

今回はとうとうボンさんとガールが最後までエッチしませんでした。ただ話に出て来なかったところで一戦交えてる可能性は大いにあります。パターンといえば、一通り追いつ追われつした後、ガールと二人で敵の秘密基地に乗り込んでいくというアレ。前回でやめたのかと思ったら復活してました。

090202_134023噂によりますとダニエル・クレイグはあと二作ジェームズ・ボンドを演じる予定だそうで(降りたがってるという話も聞きますが・・・)
もし四作がそれぞれ「起」「承」「転」「結」にあたるなら、今回おとなしめになってしまったのはやむなきことかも。
というわけで、ビッグなサプライズが待ち受けているであろう「転」三作目に勝手に期待します。
例えば・・・・MI6解散とか。

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Comments

ぶーたれてるオリガちゃん。カワイイですね

>「がっかりだよ!」

まさにそんな感想でした

しかしおっしゃる通り、1作目はダニエルボンド初登場で、これまでとはガラリと作風を変えたってだけでもインパクトあったし、ちょっとけちょんけちょんに言い過ぎてしまったかもしれません。
これが4部作なのだとしたら、パート2って大体こんな感じですよね。

>ただ話に出て来なかったところで一戦交えてる可能性は大いにあります

えぇー。そこまで考えなかったなぁ。
確かにオリガちゃんのもっとセクシーなところ、もっと観たかったような気も。

Posted by: kenko | February 03, 2009 03:35 PM

>kenkoさま

こんばんは! おっと今回は先に攻め込まれてしまった! 次は負けない! ・・・・いつもありがとうございます

おるが&ぼんどはポスターのイメージから。この二人はなんでこんなに不機嫌そうなのかと。やっぱり暑いから?

>まさにそんな感想でした

そうそう、kenkoさん辛口でしたよね(笑) ただその記事のおかげで期待値低めでみたもんですから、意外と楽しめました。kenkoさんどうもありがとう

>オリガちゃんのもっとセクシーなところ、もっと観たかったような気も。

もう! kenkoさんのエッチ! つか、言いだしっぺはわたしだけど

そういえば『カジノ・ロワイヤル』の時はまだやりとりしていた映画ブログがほとんどなくて、それこそTB送るのはkenkoさんのところくらいでしたね。んー、懐かしい

Posted by: SGA屋伍一 | February 03, 2009 09:01 PM

こんばんは!
オルガとダニエルの絵は、ご自分で描かれたんですか?
うまいですねー。
オルガはきれいなので、よごれたタンクトップじゃなくて、派手なドレスとか着てほしかったですよ。ボンドといちゃいちゃするシーンもみたかったのに。笑
次回は従来のゆるめのボンドをみてみたいです。ファンってわがまま。

Posted by: アイマック | February 03, 2009 09:27 PM

こんばんは~,キュウリレンコン,面白いですよ~
そうですか,巷では「がっかり」という声が多いのですね。
前作と比べるとどうしてもねぇ~
路線変更の新鮮味も薄れたことだし。
そうそう,みなさん(私も含めて)前作の登場人物や因縁なんか
綺麗に忘れていましたよね。
それも雰囲気に乗れなかった一因ですよね。

>ゴムボートにナイフを突き立ててボン!と吹っ飛ばすシーン。
・・・・・そんな面白いシーンがあったのか・・・・
そこはちょうど爆睡していたシーンですわ。勿体ない事をした~
屋根瓦のシーンはばっちり観たのですがね。

>ダニエル・クレイグはあと二作ジェームズ・ボンドを演じる予定だそうで(降りたがってるという話も聞きますが・・・)
いや~ん,足腰立たなくなるまでボンドをやってほしいですぅ。

Posted by: なな | February 03, 2009 11:49 PM

>アイマックさま

おはようございます。また来ていただけて大変嬉しいです!

>オルガとダニエル

そうですね。今回は自分にしてはまあまあうまく書けたほう・・・かな?
(^^;

オルガさんは『ヒットマン』の予告で見かけたことがありましたけど、あちらではもっとオシャレなドレス着ていたような
んで、今回急に肌の色があさ黒くなっていたので「あれ?」と思ったんですね。あれは日焼けサロンで焼いたんでしょうかね~ 背中に皮の向けたあとがあったし(笑)

>次回は従来のゆるめのボンドをみてみたいです

「もうヴェスパーのことは吹っ切ったから派手に遊びまくるぜ~い イエ~イ!」

そんな感じ?(^^;

Posted by: SGA屋伍一 | February 04, 2009 07:36 AM

>ななさま

ご返信ありがとうございます!

キュウリレンコン面白いですか(笑) この人ロシア系だそうですけど、あっちのほうって面白い名前多いですよね~

>巷では「がっかり」という声が多いのですね

あくまで当店調べですが・・・
前作を越えたければ少なくとも尺くらいは同じにしておくべきじゃなかったかなーと

>みなさん(私も含めて)前作の登場人物や因縁なんか
綺麗に忘れていましたよね。

わたしも忘れてました(笑) というか、前作を見た時点でちゃんと理解できていなかった・・・・ こういうときこそ『レッドクリフ』みたく「ここまでのお話」を説明してから本編に入ってほしいですよね・・・

>・・・・・そんな面白いシーンがあったのか・・・・

あらもったいない・・・・ キュリレンコ登場の少しあとで、彼女をエロ将軍から奪回するくだりでありました

>いや~ん,足腰立たなくなるまでボンドをやってほしいですぅ

あらななさんたらワガママねえ~
でも今後彼がボンド以上に魅力的な役にめぐり合えるかとなると、確かに厳しいかもしれませんね・・・

Posted by: SGA屋伍一 | February 04, 2009 07:46 AM

伍一さん★

あはは、ボンさんて何かと思ったらボンドかぁ(笑)
ソレ以外ないって

今回は傷心なボンさんなので一戦交えてる可能性はわたし的には低いと思うんだケド
その伍一さんの見解面白いなー

>明るくオシャレでマンガチックな

そっか、昔の007はそうなんですね、なるほど〜
わたしはダニエルボンドしか知らないので★わかりやすいですネ。

バットマンのティムバートン版からの4作と
クリストファー・ノーラン版との違いに似てる??

Posted by: mig | February 05, 2009 11:06 AM

相変わらず イラストいい感じですね~
コブタの描いた、、ボンちゃんとカミーユとはどえらい違いです(><)
(って あれ、、ブタそのものでしたが、、)

これって 面白かったのですが、どうもハラハラするドラマの一部だけを見せられたという感じで、映画見終わった面白かった~という達成感がちょっとなかったんですよね。

もう少し、ドミニク・グリーンが、悪行をしてボンドとハッキリ向き合って戦ってくれたらもう少し燃えれたのかな~とも思ったり、、。

でも、これも、、D・クレイブボンドへの愛が深いだけに、色々求めすぎな所からきているようで、、コブタの我が儘なのでしょうね~

Posted by: コブタです | February 05, 2009 11:46 AM

>migさん

ボボンボンボン♪ おはようございます(笑)

「きっと二人ともそんな気分じゃなかったのよ・・・」
「いや、あんなにフェロモンむんむんの二人が、あれだけ長時間一緒にいてやってないはずはない!」

・・・・こういうところで人間の心根というのが明らかになってしまうものですね

ただあとで気づいたんですが、ダニエル・ボンドと肌を合わせた女性ってみんな亡くなってるんですよね。こいつ、とんでもねえ下げチ・・・ いえ、なんでもありません。すいません(_ _;
そういうことを考えると、やっぱしボンさんとキュウちゃんはやってなかったのかも

ずいぶんスケベなレスになってしまった・・・ migさん、ボクのこと嫌いにならないで!
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

>バットマンのティムバートン版からの4作と
クリストファー・ノーラン版との違いに似てる??

そうそう、まさにそんな感じ。『ダークナイト』も「こんなにリアルにしちゃったら夢がない!」という人、いますもんね

Posted by: SGA屋伍一 | February 06, 2009 07:58 AM

>コブタさん

おはようございます!

コブタさんのイラストも良かったですよー こっちやオリジナルと比べて仲良さそうで、なんか和みました(笑)
あと今の『マンマ・ミーア!』のトップ絵がまたお見事! ポスターの雰囲気が忠実に再現されてますよね!

コブタさんはこの映画イマイチだったみたいですね(^^;

>ドミニク・グリーンが、悪行をしてボンドとハッキリ向き合って戦ってくれたらもう少し燃えれたのかな~とも思ったり、、。

ドミニクさんはウラでいろいろやってたんでしょうけど、本人が直接悪事を働く場面は出てこなかったですもんね
わたしもついジャンの方のドミニクを思い出してしまって、あまり彼が憎めませんでした(笑)

>D・クレイブボンドへの愛が深いだけに、色々求めすぎな所からきているようで、、

みんな好きですよねー ダニエル・ボンド
さして美形とも思えないんだけど。やっぱ男はクールでワイルドに、ってことでしょうか


Posted by: SGA屋伍一 | February 06, 2009 08:07 AM

おはようございます
前作のDVDを買ってスグに人に貸し、そのまま転々と人の手を渡っているため(汗)、、、復習せずに鑑賞しました。
で、、、最初は何が何だか分からなかったわ~「えっ?!続き?!」って感じで。
鑑賞後にたまたまWOWOWの放送でカジノ~を観たら、「あ~そうかぁ~そのネックレスはあのネックレスねぇ~」なんて納得したりしました
アクションシーンでボーンを思い出したけり、「これじゃー殺し屋じゃん」的なことも感じたけど(汗)、何だかんだ言ってダニエル=ボンドはお気に入りです♪
ブロスナン=ボンドは軽やかに女性を愛しそうですが、ダニエル=ボンドは、、、力いっぱい迷惑なくらい女性を大切にしそうで可愛いです(笑)

Posted by: 由香 | February 12, 2009 08:53 AM

>由香さま

こんばんはっす お返しありがとうございます
もし『カジノ・ロワイヤル』戻ってきたら、次わたしに貸してもらえませんかねえ(笑) 本当にいろいろ忘れております・・・

あのネックレスって・・・どのネックレスですか!? もう新作でもどこに出てきたのかわかりません。このネコ並みの記憶力、どうにかならんもんでしょうか

ただ奇跡的に前作にも出てきたCIAのおっちゃんは覚えてました。ブロスナンのころってあんましCIAと絡んだことがなかったんで、なんか印象に残ったんですよね

>ダニエル=ボンドは、、、力いっぱい迷惑なくらい女性を大切にしそうで可愛いです(笑)

「君を愛してるんだ!(ぎゅぎゅ~)」
「ボ、ボンド、背骨が・・・(めきっ)」

こんな感じ? 

力いっぱいもほどほどがいいですよね・・・(どっちなんだ)

Posted by: SGA屋伍一 | February 13, 2009 05:36 PM

SGAさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

前作の拷問シーンだけ妙に鮮明なまま自分も予習をせず挑んだのですが、続編モノは回想シーンが無いとこうも辛いもんなのかと改めて感じちゃいましたね~。冒頭のチェイスが終わって車のトランクをガパッと開けるまでは、何がどうなってるのかサパーリでしたw

でも真偽はどうあれ、ダニエルがボンド降りたがってると言うのはなんとなく理解できる部分もありますね。あんなド派手で危険なアクションをノースタントマンでこなしてれば、絶対長生きできそうにないですもんw

Posted by: メビウス | February 17, 2009 02:25 AM

>メビウスさま

おはよっす。お返しサンクスです

メビウスさんも拷問シーンは鮮明に覚えてましたか(笑)
あれはねー 男にはねー たまんないよね・・・・

>続編モノは回想シーンが無いとこうも辛いもんなのかと改めて感じちゃいましたね~

パート1なのに解説から入る『レッドクリフ』の親切さを見習ってほしいですよね。先日見た『チェ』二部作もその点、なかなか親切でした
そう、人間とは絶えず忘れていく生き物なのです

考えてみたらアクション俳優ってあまり割りに合わない仕事かもしれませんね。ギャラと名声は得られるかもしれないけれど、ハンパじゃないリスクが付きまとうわりには、批評家連中やアカデミー賞には相手にされないわけだし・・・
お笑い芸人に近いものがありますな

Posted by: SGA屋伍一 | February 17, 2009 07:58 AM

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