大人になんかならないよ J・A・バヨナ 『永遠のこどもたち』
『パンズ・ラビリンス』で一躍脚光を浴びたギレルモ・デル・トロが制作に回った作品。「異形を描く」デル・トロの作風とはまた違った趣がありますが、根底を流れているものは彼の過去の作品にも通じるものがありますた。『永遠のこどもたち』です。
養護施設を営むために、幼いころすごした孤児院に家族と共にやってきたラウラ。その場所で、息子のシモンは次第に奇異な振る舞いを始めるようになる。彼は「見えない友達」と遊んでいるのだと言う。子供の空想だとばかり思って取り合わなかったラウラだったが、シモンはやがて母親の前から姿を消してしまう・・・・
このお話、出だしはテンポがとてもゆった~~~りしていて、ごく普通の家族ドラマのように見えなくもありません。車のスピードでいうと時速5キロくらい。たまにはそんなドライブも悪くないかもしれませんが、「デル・トロ制作のファンタジー」を目当てにしていた者としては、「オラオラ道がつかえとるんじゃ! トロトロ走ってるんじゃねえ!」という気もちょっとしました
しかしシモンが姿を消したあたりから、お話は突然法定速度30キロオーバーくらいでぶっ飛ばし始めます。
シモンは生きているのか? 彼女の周囲に漂う、目に見えないものの気配。てがかりをつかもうと懸命に奔走するラウラ。答えを見つけたと思ったら、その先にはさらなる謎が・・・・・
こうした謎解きミステリーの面白さと、「見えないもの」の演出が二重のスリルを生み出しています。ちびるというほどでもありませんでしたが、思わず飛び上がってしまった場面が何度もありました。真相が知りたい反面、それを知るのがとてつもなく恐ろしかったり。
しかし作品を彩る最も濃い色は、こうした物語的な面白さよりも、息子をなんとか見つけ出そうする母親の愛情であります。
母子の愛情ものというとそれこそもうたーくさんのお話がありましたが、わたしが「おや?」と思ったのはラウラとシモンの間に血縁がないということ。それを知ってしまったために、シモンはラウラから距離を取るようになってしまいます。自分がどれほど母親から愛されてるのかも知らずに。
自分のおなかを痛めたわけでもないのに、どうしてあそこまで必死になるのだろう・・・ という疑問が頭をかすめないでもありませんでした。が、主演女優のべレン・ルエダさんの鬼気迫る演技は、そうした疑問をねじ伏せるだけの力がこもっていました。
それに、やはり親子の絆を決めるものは、血ではなく、共にすごした時間、そして何よりも愛情なのでしょう。昨今実の子ですら殺めてしまう親がいることを考えると、そんな風に思えてなりません。
・・・・重い話になってしまいました。話題を変えて。
ここにひとつの命題があります。すなわち「ホラーと『癒し』は両立できるか?」というもの。
「できるわきゃねーだろ」というのが大半の意見だと思います。それはまるで医者と殺し屋、消防士と放火魔、男と女を両立させるようなもの。到底不可の・・・・ あれ? それなりにできそうな気も・・・ ごほんごほん ま、かなり難しいものと思われます。
わたしが知る限り、この命題にこたえた唯一の作品があります。それは皆さんもご存知の『シックス・センス』。
あれこそはまさしくホラーとヒーリングを並び立たせ、なおかつビックリこかせるという奇跡の作品でありました。しかし(シャマランにとっても・笑)奇跡の作品であったゆえに、なかなかその系譜を継ぐタイトルが現れず、半ば孤高の作品と化してしまったきらいがありました。
で、今回のこの『永遠のこどもたち』は、まさに『シックス・センス』以来の「癒し系ホラー」の登場といえます。
(ここからややバレ)
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飽くなきクエストの果てにラウラがたどり着いた場所・・・・ それはあまりにも哀しく、だけどどこか心安らぐ。この不思議な感覚は・・・・ そう、ちょうど『パンズラ』のそれとよく似ていました。
この映画は、あるオフ会で数名の方と一緒に鑑賞いたしました。女性陣が感動で涙ぐんでいたのに対し、男性陣は「(ポスター・タイトルに)騙された! 怖かった!!」とそっちの方で涙目になっていたのが印象的でした。
そう、男というヤツは存外臆病な生き物なのです。あまりいじめないでやってください。
Comments
SGA屋伍一さん、おはようございます。
ラウラとシモンは実の親子ではないぶん、
ラウラは息子シモンの気持ちに近づきたいのに近づききれない
もどかしさがあったんじゃないかな。
しかも、ラウラは孤児なので親が子供に接する方法を知らないから
そういう意味での苛立ちも常に抱えていたのかもしれない・・・。
だからこそ、シモンがいなくなった時、必死に探したんだろうなと私は感じました。
まさしく“癒し系ホラー”ですね。
そして、ファンタジーでもあるような。
後半でグィッと惹きこむ演出が巧かったですね。
Posted by: BC | January 12, 2009 11:44 AM
伍一さん、お久しぶり♪&アケオメです。
この作品、面白そうですね♪
シックスセンスが癒し系ホラーとは、なるほどの表現!
探してみたくなりました。
本年もどうぞヨロシクです(*´∀`)
Posted by: HARRY | January 12, 2009 01:14 PM
>BCさま
こちらにもコメントありがとうございます!
「ラウラとシモンは実の親子ではないぶん、
ラウラは息子シモンの気持ちに近づきたいのに近づききれない
もどかしさがあったんじゃないかな。
しかも、ラウラは孤児なので親が子供に接する方法を知らないから
そういう意味での苛立ちも常に抱えていたのかもしれない・・・。」
目からウロコでございます。そうか、ラウラもまた孤児であったことを失念しておりました・・・・
鋭いご意見に感謝いたしますです
恐らくホラーに分類される作品だと思うのですが、配給会社は明らかにそういう形では宣伝してないですよね。ずるいよなあ(笑)
あと監督もそんなに「ホラーとして作ってる」という意識はないんじゃないかな、と思いました
>後半でグィッと惹きこむ演出が巧かったですね
巧かったですね。そして怖かったです 頼むから怖い場所に一人で行かないで!と、お願いだから旦那さんと一緒に行ってくれ!と、何度も思いました・・・
Posted by: SGA屋伍一 | January 13, 2009 08:46 PM
>HARRYさま
おお、お久しぶり! お元気でしたか?
育児のほうは順調ですか!
この映画、ぜひHARRYさんにも見ていただきたいですね。母親の立場にあるひとは、この映画をいっそう情感豊かに味わうことができると思うから
でも胎教にはよくないっす。おなかに赤ちゃんがいるときは見ないでください(笑)
こちらもご無沙汰しててすいませんでしたね。また近々寄らせていただきます
そんなわけで今年もよろしく~
Posted by: SGA屋伍一 | January 13, 2009 08:50 PM
伍一さんー
こんばんにゃ
早速きました☆
なるほどー、癒し系ホラーか。
ホラー好きなので、常に怖い映画を求めてるんだけど
これは怖いっていうか、心理的な恐怖をちょっと煽るうまさがありましたよね、
ドキッとしちゃうような。
で、ラストはあんな、、、、。
すごくシュールでした!
伍一さんの最後のオバQ?は
ちゃんと伍一さんらしくて好きです
Posted by: mig | January 13, 2009 10:24 PM
おお!「シックスセンス」以来癒し系ホラーとは!
これねー,すっごく観たいのだけど,田舎のうちの県じゃ上映してくれんのですわな。
私好みの作品であることは百も承知なんですけど・・・
DVDになったら絶対観ます。で,また再度おじゃましますです。
もう夜中の二時をまわってるんですが
明日になってまた仕事に行くのがいやで(行きますけどね)
現実逃避していたくてお伺いいたしました。
すいませんね,酔ってます・・・。
ああ,仕事行きたくない~~。子供は可愛いけどストレス多いです~。
ところでこれって,アザーズみたいな作品なんでしょか?
それならますます好みに合います。
Posted by: なな | January 14, 2009 02:09 AM
>migさま
おはよーございます(笑) さっそくご来訪ありがとうございますー
>常に怖い映画を求めてるんだけど
・・・・ 尊敬します
自分は怖い映画みると、夜一人でいるときに思い出しちゃったりして、それでもうダメですね(笑) この映画は「癒し系」も兼ねてたんだ大丈夫でしたけど
>心理的な恐怖をちょっと煽るうまさがありましたよね
そうですねー 「この扉の向こうになにがあるのか・・・」とか、誰もいないはずなのに明らかに誰かいたあとが・・・とか
~(°°;)))オロオロ(((;°°)~
演出の力ってすごいなー、と思いました(笑)
>オバQ
面倒くさくて資料すら見ずに描いたらこんなんなっちゃいました
にも関わらず誉めてくださるmigさんの優しさに感涙です
Posted by: SGA屋伍一 | January 14, 2009 08:09 AM
>ななさま
お仕事お疲れ様でした~ 人間相手のお仕事は色々大変ですよね・・・・
わたしなんかモロ肉体労働なんでそういう苦労はほとんどないのですが、この時期は雨が降ると非常にツライです
ななさんのところは四国の方でしたっけ? わたしは見たい映画が来なさそうだと、つい電車で二時間ばかりかけて首都の方まで行ってしまいます。お金に余裕があるわけでもないのに・・・ で、この映画も遠出して見てきました
最近はDVDが出るのも早いですから(半年くらい?)、ご期待してお待ちください。ななさんのレビューにも期待してます
>ところでこれって,アザーズみたいな作品なんでしょか?
ええ、似てるところはいろいろあります。ただ『アザーズ』はわたしは癒されなかったなあ。むしろ心に痛い映画でしたね、あれは
Posted by: SGA屋伍一 | January 14, 2009 06:28 PM
こんにちは。
TB&コメントありがとうございました。
そうそう、血の繋がりよりも、一緒に過ごした時間ですよ。
それを切々と感じた作品でした。
もちろん、随所随所は怖くてビックリするんだけど。
私も、ドラマ部分に何よりも引き込まれた作品でございましたー
そうですよね、真相に辿り着いたラウラ、その後は怖いけど同時にホッとしたというか。
癒し系でしたよね。
私も、結構泣いちゃったんすよー(ρ_;)
Posted by: となひょう | January 14, 2009 10:35 PM
>となひょうさま
お返しありがとうございます
血は水よりも濃い、なんてことわざがありますけど、わたしはあんまし信用してません(笑)
ホラーファンのとなひょうさんでもビックリしたんですね・・・ じゃあわたしがビックリしても別に恥ずかしいことではないな! うん!
最初はあんなにおっかなかった子供たちが、最後にはあんなにいとおしく思える。演出の力に脱帽でございました
ラウラ&シモンは「これでいいかな」と思えたんですが、やっぱり旦那さんが少しかわいそうだったな。彼はあのあとどうするんだろう・・・
Posted by: SGA屋伍一 | January 15, 2009 07:40 AM
これ 私も観に行ってきました!
もう 最高のスピリチャルホラー(こんなジャンル名が作られていたのをこの作品で知りました)でした(><)
かなり恐いのに、、最後ジーンと感動する凄い作品ですよね~。
>自分のおなかを痛めたわけでもないのに、どうしてあそこまで必死になるのだろう・・・
ここ 私はラウラ自身が、孤児院育ちなこともあり、施設出たあともステップマザーにしっかり愛情を注がれたこともあり、血の繋がりなど関係なく親子関係を築くことができたのではないでしょうか?
私はそう判断してしまいました!
Posted by: コブタです | January 16, 2009 07:32 PM
>コブタさま
こちらにもサンクスです!
>スピリチャルホラー
あれ? この言葉もう一般に浸透しちゃってるんですか? こう、霊がぞわぞわって脅かすようなホラーのことをさすんでしょうかね~
決してハッピーエンドではないのだけど、バッドエンドでもない。人によって受ける印象は様々でしょうね
>私はラウラ自身が、孤児院育ちなこともあり、施設出たあともステップマザーにしっかり愛情を注がれたこともあり、血の繋がりなど関係なく親子関係を築くことができたのではないでしょうか?
ごもっともでございます~ 上のほうのコメントでも、似た点でご指摘受けちゃいました
あとわたしは孤児だからこそ、人一倍家族を欲する気持ちが強かったのかな・・・なんてこともあとで思いました
Posted by: SGA屋伍一 | January 16, 2009 09:25 PM
こんばんは☆
ホラーだとかなんだかとか、何にも知らずに見にった私で。
結構雑食な方だったのですが、最近は自分の時間を映画にあてるのが難しい状況な為に、劇場で見る作品はかなり偏食です;
ホラーなんて、まずお金を払ってまでは見ないのですが;笑
本作はホラーテイストはあるけど、どちらかというとグリム童話みたいな感覚で見る事が出来たのが幸いでした。
脚本はおみごとですよね。
まあQちゃんは毛が3本しかないずっこけオバケですからあまり怖くはないけれど、、、やっぱりゆーれいは怖いっすよぉ;それにしてもビビリーの私wは、かなり久々に劇場でこういった作品を見て、しにそーになりましたです;臆病なSGA屋さんw?とはどっこいどっこいです;
Posted by: シャーロット | January 20, 2009 11:23 PM
>シャーロットさま
お返しありがとうございます
>ホラーだとかなんだかとか、何にも知らずに見にった私で。
やはりそうでしたか(笑) 自分もできるだけおっかないのは避けたいほうでして。この作品も「ギレルモ・デル・トロ制作」じゃなかったらたぶん見なかったと思います。あと予告編もけっこうさわやかなイメージだったので、「それほど大した怖さじゃないだろう」と踏んでいたのですが・・・(笑)
グリム童話ですか・・・ あれも「本当は怖い」ものらしいですね
シモンにしてみれば、自分が『ヘンゼルとグレーテル』の立場に置かれたような気がしたのでしょうか
実は記事タイトルは一番最近のオバQ(それでもかなり前・・・)の主題歌からとったもの。シャーロットさんわかったかな~ わかんなかっただろうな~
闇夜なら怖いオバケも、光の下なら意外と可愛らしく見えるもので。この映画のこどもたちも光に照らされてしまえば怖くもなんともない、ごく普通の子供たちでしたね
Posted by: SGA屋伍一 | January 21, 2009 09:05 PM
こんばんは!
どうもシックス・センスのキャッチコピーがつくと
期待してしまうんですよ。あれは罪な映画です。笑
ホラーものとは知らずにみたんで、びびりましたねー。
ラストが気にいらず、パンズのほうがよかったかな。
私も男脳かも、、
Posted by: アイマック | February 11, 2009 09:28 PM
>アイマックさま
おはようございます。お返しのコメントありがとうございます!
わたしも『シックス・センス』は「特別」な作品ですね。オチだけじゃなくて、ドラマ部分や演出、読後感・・・というか鑑賞後感も含めて思い入れの深い映画です
アイマックさんもびびりましたか(笑) こういう癒し系のドラマっぽいポスターなのに、実はほとんどホラーという映画、ちょっとほかに思いつきません。本国のポスターはもっと暗い感じのデザインでしたが
>私も男脳かも、、
というか、アイマックさんは自分がピンチでも誰かを思いやれる懐のひろい人なんじゃないかな
・・・・アニキと呼ばせてください!(←なれなれしい)
Posted by: SGA屋伍一 | February 12, 2009 07:12 AM
ポスターのイメージで、油断して観に行ったホラー苦手な方は
しんどい映画だったでしょうね。
わりと普段からホラー的なものを求めがちですけど、
それでもかなりビビらされました。
そこはっきり映しちゃうの?っていうシーンも時々あったし
ラウラとシモンが本当の親子ではないという設定は
いろいろと考えさせられるものがありますね。
ラウラも含め、みんな何かしらの理由で実の親がいない子どもで
(トマスは例外だけど)、
だからこそ強いつながりが生まれるのかなと思いました。
『シックスセンス』かぁ。たしかに。
ビックリさせられて、意外な結末と癒し系のオチって似てますね。
Posted by: kenko | March 04, 2009 04:10 PM
>kenkoさま
おばんです! 速攻ブーメランレスありがとうございます!
本国版のポスター見るともっと暗い感じで、タイトルもただ『孤児院』なんですよね
それが日本ではあんなさわやかなデザイン&タイトルで。配給会社の確信犯としか思えません・・・・
>そこはっきり映しちゃうの?っていうシーン
ペニグナおばさんの顎パックリですね。あそこは明らかに全体から見て浮いてると思いました~
>ラウラとシモンが本当の親子ではないという設定
恐らくこの二人が本物の親子であれば、作中のような悲劇は起きなかったのでは・・・と思う反面
本物の親子なのに傷つけあう例も少なくないことを考えると、一概にそうもいえない気もします。相変わらずどっちつかずですいません(_ _ ;
>『シックス・センス』
シャマランフォロワーとしては、やはり思い出さないわけにはいかないでしょう! 「癒し系ホラー」も探せばもっとあるのかもしれませんが、あいにくそっち方面の作品には疎くて
小説だったらもっといろいろあるかな?
Posted by: SGA屋伍一 | March 04, 2009 08:41 PM
こんばんは!
DVDになったので早速鑑賞いたしました!
で,これを「癒し系ホラー」とおっしゃった理由がよくわかりました。
めちゃくちゃ癒されましたよ・・・哀しさと癒しが共存する物語なんて
けっこう凄い離れ業ですよね。
「シックスセンス」は同じ癒し系でも「怖さ」と「癒し」が共存してましたが
こちらは「悲劇」と「癒し」の共存。
ホラー面は,私はちっとも怖くなかったです。
男性は・・・怖いのですか,こういうお化けは。
私の心臓に毛が生えてるのかも。
しかし,ギレルモ監督の「パンズ・ラビリンス」もそうですが
「デビルズ・バックボーン」もまた,「癒し系ホラー」と言えなくもなかったです。
お化けが出てきてやってくれた「あること」で,救いがあるという物語。
好きですねぇ,こういうホラー。
Posted by: なな | May 24, 2009 01:18 AM
>ななさま
こちらにもありがとうございます! とうとうご覧になられましたか~ ななさん一月くらいから楽しみにされてましたよね
そうそう哀しいんですけど癒されます。なきなさ~い~ わらい~な~さンあ~い~
こういうのって、色々苦労したひとじゃないと作れないお話だと思うんですよね。バヨナ監督もきっとそうなんではなかろうかと
>男性は・・・怖いのですか,こういうお化けは。
怖いですよ! めっちゃ怖いですよ! ただ怖いのはお化けというより、目に見えない得体のしれない存在というか(それをオバケというのでは?)
この映画のヒロインっていかにもなんかいそうな、おっかないところにズンズン入っていっちゃったりするじゃないですか。今にも物陰から何か襲ってきそうで、物音がするたびにビクビクしておりました
とはいえ、ただ怖いだけでは終らないスパニッシュ・ホラー、存分に楽しませていただきました。こうなると『デビルズ・バックボーン』もぜひ見たくなってきましたねー
Posted by: SGA屋伍一 | May 24, 2009 08:59 PM
伍一くん☆ビックリンスコ~
もうちびっててもオカシクないくらいの年齢(コホッ)いや、オカシクないくらい怖かったですわ。
まさかこんなに怖いとは知らずに見たもので・・・
母親としては、やはり子供への愛が大きなテーマとして胸に響くので、癒しが勝ちましたが。
血が繋がってないからこそ、息子との最後の会話が、ビンタのあとの「勝手にしなさい!」だったことが、彼女をより一層必死にさせたのじゃないかと思いましたね。
今朝も喧嘩のあと「いってきます」も言わずにぷいっと遊びに出かけた息子が、無事帰ってきますようにと一日祈っていた私です。
Posted by: ノルウェーまだ~む | December 20, 2010 08:34 AM
>ノルウェーまだ~むさん
キンスペイン子~ ・・・こんばんは
あ、これ懐かしいな。見たの二年前ですが、しっかりと覚えてますよ
まだ~むはDVDでご覧になったのですよね。わたしは劇場で見たのですよ! すごい怖かったですよ! 最後は感動させられましたけどね
>息子との最後の会話が、ビンタのあとの「勝手にしなさい!」だったこと
あー、こういうパターン時々ありますよね。わたしは「『漂流教室』の序章パターン」と呼んでおりますが。辛いですよね・・・
ところでご子息無事帰ってこられました? なんだか胸騒ぎが(縁起でもない)
Posted by: SGA屋伍一 | December 20, 2010 08:58 PM