SGA屋物語紹介所

そのいち

ああ・・・　最愛の人を手にかけてしまうなんて・・・

僕なんてこの世に生まれてこなければ良かった・・・

生まれてきてごめんなさい

人間・失格。もはや僕は完全に人間ではなくなりました

「おいおい、いい若いもんがなにクヨクヨしてるんだ

元気出していこうじゃねえか」

「そういうあなたは・・・

モモさん！」

「大体オメー、妖怪人間だろ？

いまさら『人間じゃなくなった』って言われてもなあ」

「完全に人間以外のあなたに・・・・

そんなこと言われたくありませんよ！」

そのに

やっぱり僕なんてこの世から消えてしまったほうがいい

そう考えた僕はある手段を使って過去へ遡り、

時間を改変することにしました

モモ　「だから勝手に持ち出すなと何度言ったら・・・」

「こんにちは、あなたが紅音也さんですね？」

「いかにもオレ様は紅音也だが・・・・

お前、一体何者だ？」

「僕は紅渡。あなたの息子です！」

オレに息子だと！？

そんなことあるわけが・・・・　あるわけが・・・・

どうしよう・・・・

心当たりがありすぎる！

「とにかく認知は出来ん！

ミサエかヨシコかアケミかキャサリンにそう言っとけ！」

「父さん、あなたって人は・・・

最低です！」

そのさん

「いやー、今年もいろいろあったよなあ」
「・・・・突然だが重大発表がある」
「なんだよー」
「実は来年は平成ライダー十周年ということで、俺たちにも色々出番があるらしい・・・」
「なんだって！？」
「マジか！？」
「ｵﾝﾄﾞｩﾙﾙﾗｷﾞｯﾀﾝﾃﾞｨｽｶーー！！」
「ちょっと待ってください！」

「電王くんか

なにか問題でも？」

「だって、僕、たった二ヶ月前にかっこよく『さらば』って言い切っちゃったんですよ？

ちびっ子たちに合わせる顔がないですよ！」

「なーに、問題ない

君だけ出なければいいだけのことだ」

「それもちょっとさびしい・・・・」

「・・・・面倒くさいヤツだな」

そのよん

「しかも問題はそれだけじゃない
主役クラスだけじゃなく、脇役だったライダーたちにもチャンスがある・・・とのことだ」

「ええっ！？」
「なんだって！？」
「マジっすか？」
「・・・・ということはだな」

「この僕にも登場の機会がある・・・・
そういう解釈でいいのかな？」

「僕にも？」

「わたしにも？」

「ミーにも？」

「オレにも？」
「オレにも？」
「オレにも？」
「オレにも？」

「収拾がつかなくなるのが目に見えてるな、こりゃ」
「それは言わない約束でしょ」

次回未定～