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November 09, 2008

いちご白書よ、永遠に ジュリー・テイモア 『アクロス・ザ・ユニバース』

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首都圏から三ヶ月ばかり遅れて上映。速攻で終っちゃいましたけどね
『ライオン・キング』演出で知られるジュリー・テイモアが、ビートルズの楽曲だけで作り上げたミュージカル映画です。

あれは確か高校受験のときか。夜中にうつらうつら勉強していると、かけっぱなしにしていたFM放送の音がぴたっと止まる。そしておごそかに「ゴ~~~~」と響く排気音。

「ジェッ                 ・・・・トストリ~~ム」

・・・・怖かった(笑)。しかしいつの間にかこのOPがなんだか快感に思えてきて、毎晩のようにこの番組『ジェット・ストリーム』を聞いていたころがありました。
主にちょっと古めの落ち着いた洋楽を紹介するこの番組。サイモン&ガーファンクル、カーペンターズ、PPM、ビージーズ、シカゴ、ジョン・デンバー、『青い影』、『ミスター・ロンリー』・・・・ 本当にたくさんのアーティストと名曲を教えてもらいました。
そしてもちろん、ザ・ビートルズに本格的になじんだのも『ジェット・ストリーム』を聴くようになってから。初期の軽快であんまり中身のない"She Loves You "や"Please Please Me"もいいですが、やっぱり趣味にあったのは"Strawberry Fields Forever"や"Nowhere Man(ひとりぼっちのあいつ)""Mr. Moonlight"といった、シュールな内容の、「しっとりムード歌謡」的な曲。
ちなみに"Ticket To Ride(涙の乗車券)"はカーペンターズが、"Here, There and Everywhere"は名も知らぬ女性ボーカルがカバーしてるヴァージョンの方が好きです。

・・・って映画の話ぜんぜんしてないよ それじゃあらすじいきまーす。
時代がラブ&ピースでグッド・モーニング・ベトナムでJFKでLSDだった60年代。ペニーレインにまみれて育ったリヴァプール出身の青年ジュードは、母エリナ・リグビーに別れを告げてなんとなく新大陸へと渡ります。
そこではっちゃけた学生のマックスやその妹のルーシーと出会い、彼らと共同生活を始めるジュード。ルーシーと恋に落ちたり、サイケデリックなアートにのめりこんだり、マジカル・ミステリー・ツアーに出かけたり・・・とジュード青春を謳歌します。
しかしいつしかベトナム戦争の影が彼らに亀裂を生じさせます。マックスは姿を消し、ルーシーとジュードは音楽性の違いをめぐって激しくぶつかります。果たして彼らがまたともに演奏をする日は来るのか・・・・

ま、こんな風にお話はベタベタ(?)でしたが、最近そういうの全然見てなかったので、逆に新鮮でした。
もともとストーリーにはあまり期待してなくて、ビートルズ・トリビュートのながーいPVでも見るつもりで鑑賞しました。映像もすごかった。突き抜けてた。突抜けすぎてて・・・ときどき置いてかれた(笑) 

劇中で使われた中で、特に印象に残ったのは黒人の少年が歌う"Let It Be"(定番だなあ)、主人公がヒロインを見つめながら口ずさむ"Something"や、クライマックスでかかる、"All You Need Is Love"(定番だねえ)など

あとジュードが落ち込んでるシーンで案の定"Hey Jude"がかかりました。
一説によるとこの曲はジョン・レノンがふられて落ち込んでる息子、ジュリアン(ジュール)のために作った曲だとか。でも名前変えちゃったらせっかくのメッセージも伝わりませんよね。ちなみにジュリアンは「悪ィけど、オヤジの主張する"愛"とやらは、オレのところまでは全然届いてこなかった」と言っていたそうで。ヘイ、ジュリー! それシャレになってないから! っていうかまた話が横道にそれてるし!

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・・・・でも、この映画の結論は、やっぱり"愛"なんです! 愛こそすべて! 愛さえあればなんでもできる! なぜなら彼女はあなたを愛しているから! ジロッチュー・ヤー・ヤーヤー♪(わたしの耳にはこう聞こえる)

多少ハイテンション気味でお送りしましたが、クスリは一切使っていません。信じてください


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Comments

伍一さん★

こんにちは♪
ハイテンションなレビュー、笑わせてもらいました〜
とくに今回のイラストもまた、、、

ジェットストリーム、、、、ありましたねー
あんまり聴いてはいなかったけど。
わたしはビートルズ好きってほどじゃないけど
曲はほぼ全部しってるのでこの映画、楽しかった〜♪
実はサントラの違うアレンジ版の方がやや好みだったりするんだけど(笑)

映像も素晴らしくアイディアに富んでて
今年のベスト3に入る候補です♪
やっぱ、愛ですよ、愛

Posted by: mig | November 11, 2008 12:27 PM

>migさま

毎度お返しありがとうございます
イラストははるか昔のアニメ番組『アニメ・ザ・ビートルズ』を参考にしました

>ジェットストリーム、、、、ありましたねー

そうそう、ありました・・・ っていうか、いまもまだあるみたいです
ただDJが城達也さんでなくなってからは、なんだか違う番組になっちゃった気がしてほとんど聴いてません

「それほど好きじゃない」のに「ほぼ知ってる」ってすごいですねー DJ時代に培われた知識でしょうか

>やっぱ、愛ですよ、愛

愛ですよねー。肌寒くなってくるとますます愛がほしいというか、人恋しくなってきます
ま、今日のところはおでんで一杯やってあったまるか・・・


Posted by: SGA屋伍一 | November 11, 2008 10:42 PM

このイラスト!
すごく懐かしい感じ(笑)

ジェットストリームも懐かしいなぁ。
私もやっぱり、高校受験のときに夜な夜な聴いてました。
あのオープニングがだんだん快感に思えてくるってのも分かります。
深夜の静けさが沁み入ってくるような気がして、なんか気持ちよかったんです

でもジェットストリームでどんな曲が流れていたのかは
あんまり覚えてない
オープニングで気持ちよくなって、ウトウトしていたのかもしれません。。。

ジロッチュー?(笑)

Posted by: kenko | November 12, 2008 01:49 AM

>kenkoさま

おかえしありがとうございます
イラスト、懐かしいはずです。今から40年前のアニメですから。・・・って、まだわたしら生まれてないよ!

kenkoさんも『ジェットストリーム』のリスナーだったとは、嬉しいです
「ミスター・ロンリー」のメロディにのせて「はるか雲海の彼方を 音もなく流れ去る気流は ウンタラカンタラでウンタラカンタラ」という城さんのナレーション・・・・
懐かしい! 超懐かしい!

そしてわたしも途中でよく夢の国へ行ってしまいました(笑)

>ジロッチュー?(笑)

She loves youがこう聞こえるんです。耳鼻科行ったほうがいいでしょうか

Posted by: SGA屋伍一 | November 12, 2008 02:52 PM

こんにちわ。

≫突抜けすぎてて・・・ときどき置いてかれた(笑) 

ウハハハハ。
うんうん、置いていかれましたねー。私もだいぶ迷子になりそうでした。
これ、厳密にいえばミュージカルとはちょっと違いますもんね。
たしかにビートルズトリビュートのPVって感じ。
だって、これ、舞台化は無理でしょー・・・きっと。


≫悪ィけど、オヤジの主張する"愛"とやらは、
オレのところまでは全然届いてこなかった

おいおーい!ジョン、どんな教育してるんだよ(苦笑)。
世界に向ける前に、まず息子に愛を向けろ~。


・・・なんてことを言ったら、レノンファンに激怒されそうです(汗)


それにしても、SGA屋さんは音楽にもお詳しいんですね♪
ステキ★

Posted by: 睦月 | November 13, 2008 10:46 AM

>睦月さま

毎度お返しありがとうございます

睦月さんも時々置いていかれましたかー でも「90年代トレンディドラマ」的なストーリーと馴染み深いビートールズナンバーのおかげで、なんとかついていくことができました。音楽の力はすごいですね

>だって、これ、舞台化は無理でしょー・・・きっと。

そこに挑戦してこそ「男」ってもんですよ! ・・・あ、この監督、女性か
・・・・・
えーと、チャレンジに、男女の別なし!(いい加減だなあ)

>世界に向ける前に、まず息子に愛を向けろ~。

まあビッグな人に限って家庭はメチャクチャってよくある話ですよね。坂本○一とか(おっとあぶねー)
ただジュリアンはそのすぐあとに「でも(腹違いの)弟のショーンは大好き」語っていて、その辺が慰められるところであります

>SGA屋さんは音楽にもお詳しいんですね♪
ステキ★

やっぱり? と言いたいところですが、スイマセン、誤解です 音楽に関しては知らないことのほうがずっと多いです。ただアメリカの懐メロに関しては一時期よく聞いていたので多少知ってる程度です。ちなみに英語もよくわかりません

近々公開される『マンマ・ミーア』という映画でもアバのナンバーがふんだんに使われるそうですが、これ、男が一人で観にいくのは相当恥ずかしい
(*´Д`*)

Posted by: SGA屋伍一 | November 13, 2008 05:04 PM

SGA屋伍一さん、こんばんは。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*

映像の発想が独特で凄かったですね☆

>あとジュードが落ち込んでるシーンで案の定"Hey Jude"がかかりました。
一説によるとこの曲はジョン・レノンがふられて落ち込んでる息子、ジュリアン(ジュール)のために作った曲だとか。

そうだったのですね。
そう言えば、子守唄みたいなメロディかも?^^

私はビートルズの曲は詳しくはないけど、それでも聴いたことある曲は多かったので
メロディを味わいながら、歌詞の日本語訳を知る事も出来たのが嬉しかったです。(*^-^*

Posted by: BC | September 08, 2009 01:25 AM

>BCさま

こちらこそお返しありがとうございます
特に置いていかれたのは変な教祖さまが「おれはアザラシ~」みたいな歌を歌ってたあたりです(笑)
マックスを色っぽいナースが取り囲んでいる絵も強烈でした・・・

>そう言えば、子守唄みたいなメロディかも?^^

ああ。なるほど・・・
確かにビートルズのナンバーって聞いてると安らかに眠れそうなもの、けっこうありますよね(笑)。『イエスタデイ』とか『サムシング』とか

なじみのある曲だけど、こういう意味が込められてたのか・・・という点では、春にやっていた『マンマ・ミーア!』もかなり勉強になりました

Posted by: SGA屋伍一 | September 08, 2009 07:49 AM

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