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September 10, 2008

始皇帝復活 ロブ・コーエン 『ハムナプトラ3 皇帝の呪われた秘宝』

080910_125519『ハムナプトラ』(以下『ハム』)第一作が日本で公開されたのは確か1999年。「『スターウォーズ』の新作がやっと公開される!」という話題でもちきりだったころ、その直前に唐突に封切られたような印象があります。
冒頭で古代エジプトの都市を俯瞰したシーンでは、あたかもタイムスリップしたような気分になり、けっこう感動しました。で、二作目も含めて、あとは「なかなか面白かった」くらいのことしか覚えていなかったりします
えーと、待てよ・・・  神像がワキワキ動き出すところなんかかなり興奮したんじゃなかったかな? そんでロックさんがショッカー怪人みたくなってて、スピンオフが作られたような・・・

そんな適当な記憶しかない『ハム』。ほぼ忘れかけていたころ、カムバックして参りました。今度は「『インディ』復活」の影にひっそりと隠れながら・・・

ではあらすじ参りましょう。
時は第二次大戦終了直後。数々(二度?)の冒険をくぐりぬけてきたオコーネル夫妻は、地元英国の豪邸にひきこみ、隠遁生活を楽しんでいた。しかし実際のところ冒険心は未だ冷めやらず、情報部の「お宝を中国まで運んでほしい」という依頼をついついひきうけてしまう。
一方成長した二人の息子アレックスは、学業をすっぽらかして中国で遺跡発掘にいそしんでいた。そしてある日、彼は探し続けていた皇帝の墳墓をとうとう見つけ出す。だが単なる像と思われた皇帝の人形には、驚くべき秘密が隠されていた・・・・

以下はちょこちょこネタバレしております。どうぞお気をつけください。
三作目はエジプトから飛び出して中国が舞台となりました。もともとは『ミイラ再生』というゴシックホラーのリメイクであるこのシリーズ(だいぶ原点から逸脱してるようですが・・・)。「中国にミイラなんてあったっけ?」と思っていたら、有名な兵馬俑を「実はミイラだった」ということにしてしまったんですね。もう! 強引なんだから!
この兵馬俑といい、冒頭で戦国時代の地図が出てきたことといい、はっきり名前こそ出してませんが、作中に登場する皇帝は「秦の始皇帝」とみてまちがいないでしょう。でもあれ? 兵馬俑って発見されたの70年代だったような・・・ いや、考えるな! 考えてはいかんのだ!

それはともかく、こういう古代遺跡のデザインをわりと忠実に再現してあるのが『ハム』のいいところですね。古代文明好きとしてはわくわくいたします。
『インディ』なんかはその辺、自由に創作しちゃってますから(笑)。それはそれで面白くもありますけど。
あと『インディ』があくまでインディメインなのに比べ、チームプレイを重視しているのも『ハム』の特徴でしょうか。

なによりこの映画で評価したいのは、あの伝説のUMA「雪男」をバッチリだしちゃってくれたところ。いままで銀幕に数々のモンスターが登場してきましたが、「雪男」ってそういえばほとんど見なかったような。強いて言うなら『スターウォーズ 帝国の逆襲』に出来たワンパくらいかなあ。でもあれも正確にいうなら、雪男というよりか宇宙生物だし。
変なアレンジが入ってネコ面になっていたのがチト気になりましたが、これを機に「ビッグフット」「ヒバゴン」といった他地方の雪男も、日の目を見る時がくればいいなと思いました。

モンスター系でいいますと、皇帝ジェット・リーも二種類の怪獣に変身してわたしたちを楽しませてくれます。ただずっと怪獣でいればいいのに、意外とすぐ人間に戻ってしまったのが不満でした。オコーネル夫妻にエジプトから巨大コブラでも呼び出させて、怪獣バトルでもやってくれればもっと盛り上がったと思います。・・・・どうしてわたしの発想はこう幼稚なんだろ。

ラストであからさまに言われてましたが、続編(あるなら)の舞台は南米になりそう。確かにあそこならミイラがうじゃうじゃあるので、『ハム』にはうってつけの環境といえるでしょう。おそらくエルドラドとかインカ帝国のアタワルパさんとか、その辺が題材になりそうな気がします。

080910_125545ただ南米でまた同じことをやっても意味がないので、この際イムホテップも始皇帝も一緒に復活させて、「世界ミイラ統一王者決定戦」とかやらせたらいいんじゃないでしょうか。
アフリカはハイチに飛んで「ミイラVSゾンビ」なんてのもいいかもしれませんね。干物と醗酵食品はどちらが美味いのか!?みたいな(もう何がなにやら)。


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Comments

こんにちは。
ブログ再開いたしました。ので、またどーぞヨロシクお願い致します  
再開した早々、ココログが色々とバージョンアップを遂げたようで「おおおおお!」と驚いていたら。サーバーが重たいんだか何だか、イマイチ調子が良くないんですよねー
ココログの問題ではなくて、コチラの配線が調子悪いのかなぁ
伍一さんのところは、調子はいかがですか

>もう! 強引なんだから!

本当にもう、突っ込みどころが満載ではありましたね。
とにかく、視覚的に楽しむことに集中したので、それなりに楽しい時間を過ごせました。
伍一さんのご指摘通り、このシリーズはチームワークがモノを言ってるかもしれないなぁ。
若かりし10代の頃は、ブレンダン・フレイザーのようなゲジ眉毛で逞しくてユーモアに溢れているような人は好みでした。
フレイザーさんはシリアスな演技よりも、こういった何かコミカルなキャラクターの方が魅力的。
でも、今の私が見て面白いと思うキャラクターは、ジョナサンだったりします。腕っぷしも強くなさそうだし、どこかテキトーな雰囲気だけど。ちゃっかり者で、意外と逞しく生きているところが魅力的に見えるのでした。
牛さんのゲロを浴びちゃうなんて場面は、笑うに笑えなかったけですけど。(あんなのアリ?)でも、牛さんとは仲良くなれてたみたいですね。

Posted by: となひょう | September 10, 2008 10:53 PM

>となひょうさま

おかえりなさ~い こちらこそまたよろしくお願いします

>ココログヴァージョンアップ

お絵描き機能とか、顔文字機能とかついたみたいですね。顔文字はともかく、お絵描きは練習しないとなかなか難しそう・・・ 
不具合といえばTBが届かないことがちょくちょくあります。まあそれは前からそうなんですけど

ブレンダン氏はいろいろ出演されてるようですが、わたしはほかに『ジャングル・ジョージ』くらいしか知らなくて シリアスな演技とか見たことないです
もう「ミスター・ハムナプトラ」でいいんじゃないでしょうか

ジョナサンさんは今回映画観るまですっかりその存在を忘れていたのですが、確かに面白いキャラクターでしたね。顔といい性格といい、植木等と似ているような・・・ すいすいすーだらだっとね(笑)

Posted by: SGA屋伍一 | September 11, 2008 07:47 AM

SGAさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

インディもダイ・ハードもロッキーもそうですが、カムバックしてきたシリーズモノはどれもが面白かったし、本作に到っても1~2は個人的に楽しく観れた冒険映画だったんですけども、今回に限っては作品全体の質が消沈してしまった感が否めませんでしたね。原因の1つでもあるキャスティングの変更はやはり痛かったです・・。
でもレイチェル・ワイズからマリア・ベロへと強引にキャスティングを変えたのなら、本作でも強引にイムホテップさんを復活させれば自分も多少は楽しめたかもしれません・・。個人的にハムシリーズはイムホテップさんもいてこそだと思ってるので、南米編があるとしたら誰か無理矢理復活させて欲しいものですね(笑

Posted by: メビウス | September 12, 2008 08:08 PM

>メビウスさま

素早いお返しありがとうございます

>インディ、ダイ・ハード、ロッキー

これらの作品、なるたけシリーズとおして同じキャストでやってましたしね。というか、シリーズとおして出てくるのってそれこそ主役くらいだし
『ハム』はその点、仇になってしまったかもしれません
わたしの場合「降板」でおかしいと感じたのは『スピード2』かな(笑)。キアヌがいなくなってしまった時点で、『2』である意味など何もなくなってしまった作品でした

メビウスさんはイムホテップさんに思い入れがあるようですね~ わたしはもう顔も出自も忘れかけてるのですが。でもこのキャラ、『ミイラ再生』からの由緒正しい存在のようだし、やはりイムホテップあっての『ハムナプトラ』かも?

Posted by: SGA屋伍一 | September 12, 2008 09:31 PM

おはようございます!
このシリーズ,私もなんだかんだ言いながら1作目から
結構楽しく観てきましたね~。
この3作目は,たしかに強引かつハジケすぎのような気もしましたが~!!(゚ロ゚屮)屮

>いや、考えるな! 考えてはいかんのだ!
あははは,確かに,時代考証の正確さなど考えるといけない作品で
そこはこないだの,「紀元前~」を思い出したりもしました。
次回作はあれですか,南米方面ですかぁ( ´_ゝ`)フーン
次回作もきっと観てしまうと思います。
ブレンダン,けっこう好きなので。


Posted by: なな | September 13, 2008 10:15 AM

>ななさま

お返しありがとうございます~

考えてみりゃ一作目ももう九年前なんですよね・・・ あー考えない考えない(笑)

まあ1,2作目と同じことをやっても飽きられるだけなんで、「中国へ飛ぶ」という発想はまちがってなかったと思うんですが・・・

>次回作はあれですか,南米方面ですかぁ( ´_ゝ`)フーン

たぶん・・・ でも南米もこないだインディでやってたばっかしなんで、少し間を置いたほうがいいかもしれませんね

南米というか中米あたりの映画では『アポカリプト』もいろいろムチャしてるらしいですが、あちらは見てる間は全く気にならなかった(というか、わからなかった)です

それにしてもブレンダン、意外に人気あるなあ・・・ ねたましい・・・


Posted by: SGA屋伍一 | September 13, 2008 08:11 PM

こんにちは~^^・
ハムナプトラシリーズは結構好きでDVDで何回も観ています♪
やっぱりイムホテップのキャラがいいんだよなぁ~
2で出ていたベビーミイラもツボでした♪
今回は、思いっきり何でもアリでしたが、スピーディーな展開でなかなか面白かったです。
雪男は可愛かったですね~息子のアレックスよりも気に入ったわ(笑)

Posted by: 由香 | September 14, 2008 04:06 PM

>由香さま

いつもお忙しいところ、こんなとこにもお出でいただきありがとうございます

イムホテップ、意外と人気ですね。わたしはほぼ忘れかけておりましたが(スコーピオン・キングは覚えてました) ベビーミイラは・・・ジャングルでぶらさがってたサルみたいなヤツでしたっけ
イムホテップもリー皇帝も、完全体になると見かけが怖くなくなっちゃうのはどうかな~と思うんですが、ちょいと愛嬌あるくらいのほうが、この映画の悪役にはふさわしいかもしれませんね

>雪男

レギュラー化希望です(笑)

Posted by: SGA屋伍一 | September 14, 2008 10:04 PM

>兵馬俑って発見されたの70年代だったような
 ノベライズでは、70年代に発見された場所まで行って
そこで埋まって再度(?)発見された、とあったような?

Posted by: 犬塚志乃 | September 16, 2008 10:02 PM

>犬塚志乃さま

ノベライズは時々映画の矛盾点や疑問点を解消してくれるので、ありがたいというか、侮れないですね
『バイオハザード3』でも『2』のジルがその後どうなったのか、丁寧にフォローしてました

Posted by: SGA屋伍一 | September 18, 2008 01:49 PM

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