草も生きている M・ナイト・シャマラン 『ハプニング』
シャマラン・・・ あなたと出会ったのはそう、世紀末も押し迫った1999年の冬のことだったわね・・・ あなたの『シックス・センス』を見て、わたしは一瞬で恋に落ちた。一生この人についていこう・・・ そう思ったの。でもキャリアを重ねるごとに、あなたはだんだんかつての輝きを失っていってしまった。そして前作『レディ・イン・ザ・ウォーター』を見たとき、わたしは決意したの・・・ もう、こんな関係、終わりにしようって・・・
あれから二年。ふと入った劇場であなたの新作の予告を見たの。人がどんどんバタバタ死んでて、なんだかとってもやばい感じ。でも同時にこうも思ったの。もう一度・・・ もう一度信じてもいいのかしら? ねえ!? シャマラン!!
・・・・というわけで新作ごとに話題を振りまいている名物監督、M・ナイト・シャマランの『ハプニング』参りましょう。
NYのセントラルパークで、ある日突然一団の人々が発作的に自ら死を遂げる。ある者は持っていた拳銃を自分に向けて。ある者はビルの上から身を躍らせて。その「現象」はやがてNY全域に、そして他の都市や町にまで拡大していった。
政府は「交感神経に異常を来たさせるウィルスをテロリストがばらまいた」と発表するが、信憑性は薄い 。
主人公の理科教師は妻と共に町から出来るだけ離れようと電車に乗るが、「現象」の影響はすぐそこにまで迫っていた・・・・・
「奇抜なオチ」ということでどうしても評価されてしまうシャマラン。確かにそれも彼の持ち味ですが、わたしは彼の本領は、むしろあの独特な空気の出し方だと思っています。
シャマランの手にかかると、何気ない日常の一風景でさえ、なんだかとても恐ろしいものに見えてくることがよくあります。『ハプニング』でも女の人がただぼーっと座っているだけなのに、次の瞬間とてつもなくおっかないことが起こりそうで、いてもたってもいられなくなったシーンがありました。そんな風に絶えずお尻が落ち着かないというか、トイレを三時間くらい我慢してるような気分にさせる何かが、シャマラン作品にはあります。
この映画にしたって、あとから考えてみたら、中盤以降はその辺の原っぱをずーっとブラブラしてるだけの話なんですよね。そんな極めてローコストなお話を、あんなにも怖く撮って見せるところにかえって感心いたしました。
あと、『レディ・イン・ザ・ウォーター』の記事でも書きましたが、シャマランという人は作品を通じて一貫して、「なぜこの世にはこんなにも不条理な死、理不尽な暴力で満ちているのか」と考え続けているところがあります。
『アンブレイカブル』を除けば、概ね何らかの形で慰め・希望を与えるラストになっていたと思うのですが、今回は「やっぱり死や不幸に理由なんてないのかな」と言ってるようで、なんだかさびしかったです。主人公夫婦を通して「愛さえあれば・・・・」というメッセージも受け取れなくもないですが、世界全体が確実に変わっていく中で、その愛はなんとも頼りないものに感じられました。
さびしいといえばシャマランさん、先日試写が終わった際に「もうオレにビックリするオチとか期待しないで」とかおっしゃられたとか。えーっ まあそう言いたくなる気持ちもわかるけどさー
なじみのブロガーさんたちのところを幾つか見回ったら、「シャマランだから(仕方なく)見る」という方が多かったです。
わかるかい・・・・ つまりこれは、みんなキミに期待してるってことなんだよ!! シャマラン!!
というわけでわたしも待つわ・・・・ いつまでも待つわ・・・・ たとえあなたが振り向いてくれなくても・・・・
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Comments
こんばんは。
んー、期待はしてなかったけど、うーん。
草や樹が、、、ていう発想そのものは好きなんですけどね。
途中、スリラーとしてはそれなりにいい感じではあったけど、終わってみると満足感のようなものは得られなかったのが事実・・・。
こういうタッチのものなら、『ミスト』の方がおもしろかったなって思うし。
シャマランランはもうもう違うタイプの作品にチャレンジしてみればーって思いますぅ。
私は『サイン』が結構好きでしたー。
Posted by: かえる | August 03, 2008 09:46 PM
>かえるさま
コメントありがとうございまする
やはりもうシャマランにオチを期待してはいけないのかな(笑)
オチよりも「キミは生き延びることができるか!?」的なスリルに焦点を絞ってみたほうが楽しめると思いました
映画の完成度、インパクトはもちろん『ミスト』の方が上ですけど、こっちの方がさくっと終わった分、後味がよかったです。あと『ミスト』は「基本的にスーパーから出られない」という設定が辛かったです。精神的に
シャマラン監督の次回作はドラクエ風アニメの映画化だそうです。新境地といえば新境地かな?
Posted by: SGA屋伍一 | August 04, 2008 09:36 PM
シャマ●ン「ミス●やクローバーなんたら、と比較しないでくれる?」
と言うかもしれません。
Posted by: 犬塚志乃 | August 04, 2008 11:14 PM
>犬塚志乃さま
人というのは、似たものがあるとついつい比較してしまう生き物なのですよ(笑)
Posted by: SGA屋伍一 | August 05, 2008 10:52 PM
こんにちは!
『彼の本領は、むしろあの独特な空気の出し方だと』
そうですね~
その空気に最後の方まで翻弄されました。
ビビリなので怖くって怖くって、、、恐怖の煽り方は物凄く上手いなぁ~と思いました。
でもなぁ~鑑賞後にいきなり萎えちゃったなぁ~
SGA屋伍一さんはシャマラン監督をお好きなんですね~
その気持ちに応えるためにも監督さんはもっと面白い映画を作ってくれなくちゃー
あれだけ不協和音を奏でる名手なんだから、最後の音がピッタリはまれば名作が生まれると思うなぁ~
Posted by: 由香 | August 06, 2008 09:31 AM
伍一さん
こんにちは〜
うんうん、このレビューまるで同感ですよ〜
わたしも『シックスセンス』で惚れて
ついていこうって思ったクチで
その後がっかりというのはやっぱり『レディインザウォーター』
だったけど、シャマランのはこれからも絶対劇場で観るつもり☆
伍一さんの「草も生きている」っていうの、
今回のいいたいところはそこというか
植物の逆襲、みたいな考えも 実際あり得なくもない気がしてそこがまた怖いですよね!
Posted by: mig | August 06, 2008 10:34 AM
私は結構楽しめたりしています。
今回おこった事件の真相は分からず推測でしかない、こう行動したら確実に助かる何処に逃げればいいのか分からない、人間の個人的、知識、理論、スキルがまったく役に立たない、戦う相手がいるわけでもなくただ当てもなく行動するしかない状況が恐いと思いましたし、そういう無力な人間がこんな事態で何を求めるとかといったテーマは面白いとおもってしまいました。
うーん でも世間での評判はイマイチですよね、、これは私が大のシャマラン好きだからなのかしら、、
Posted by: コブタです | August 06, 2008 11:30 AM
>由香さま
お返しありがとうございます
由香さんはどうも最後がダメだったみたいですね
『王様のレストラン』というドラマにあった「お客さんの舌に残るのは、一番最後に食べたものの味なのです」という言葉を思い出すな~
>シャマラン監督をお好きなんですね~
そうですね・・・ 正確には「なんかほっておけないタイプ」って感じでしょうか。なんか彼、精神的に不安定な人のようなので(笑)
次回作はRPG風アニメの実写化のようです ・・・・微妙・・・・
Posted by: SGA屋伍一 | August 06, 2008 08:00 PM
>migさま
おかえしありがとうございます
>このレビューまるで同感ですよ〜
光栄です・・・・ でもこういう足跡をたどっている人、他にも何人かおられるようですね
、皆さんそろって酷評されてるのでなんだかかばってあげたくなってきました
『レディ・イン・ザ・ウォーター』はわたしもその年のワーストに入れた口ですが
>植物の逆襲、みたいな考えも 実際あり得なくもない
植物さんたちがこう考えてたら怖いですよね
「人間の数が減れば垂れ流されるゴミの量も減るのだろうか・・・」
「みんなの未来を守らなければ・・・・」
・・・・それは『寄生獣』か(ご存知ないかもしれませんが
)
Posted by: SGA屋伍一 | August 06, 2008 08:09 PM
>コブタさま
こんばんは。ご来訪ありがとうございます
わたしもけっこう楽しんだクチです。限られた情報をもとに、主人公が推理を重ねて(「数が多い方がやばい」とか)生き残ろうとするあたりは、「おお! なるほど!」と感心しながら見てたんですけど、あの推理って結局あってたんですかねえ
それとも単なる偶然だったのか・・・
「人間の無力さ」というのは確かに良く出てましたね。「風に捕まるな!」と必死こいて逃げてるシーンがありましたが、「いや、それは無理だろ・・・」と冷静につっこんでました(笑)
>でも世間での評判はイマイチですよね
「それなりに良かった」という声も聞きますよ。大絶賛、という意見はさすがに見ませんが(笑)
Posted by: SGA屋伍一 | August 06, 2008 08:20 PM
こんばんは
ココログ同士なのに,最近なかなかTBできなくて・・・
コメントで失礼しますね~。
私もシャマランはつい見てしまうし,これからも作品のテイストいかんでは
のこのこ劇場まで出かけていきそうですわ。
第一印象がよすぎたのでしょうか・・・?
どんなに裏切られても,「いつか,必ず・・・」と
甲斐性なしの亭主の改心を待ちつづける,世話女房のような心境です。
シャマランさんは,おっしゃるように独特の怖さが魅力であり
そこは他のひとがまねできないところなので
なかなか見切れないのですよね~。
Posted by: なな | August 06, 2008 09:35 PM
こんにちは。
>「奇抜なオチ」
シャマランファンは、どうしても期待してしまうのでしょうねぇ(^^;
「仕方なく」というのも愛あってのこと。そう言わずにいられないファンの苦しみ?が伝わってきて、どんなに酷評を受けようともシャマランは幸せだなーって思います(笑)
ファンじゃない私は、普通に面白いと思いましたけど、普通じゃだめなんですねー(笑)
Posted by: たいむ | August 06, 2008 10:52 PM
>ななさま
おはようございます。ご来訪ありがとうございます
ななさんも「シャマランを暖かく見守る会」の一員のようですね(笑) わたしはほかに「エメリッヒを生暖かく見守る会」にも所属しております
>甲斐性なしの亭主の改心を待ちつづける,世話女房のような心境です。
「インクレディブル・ハルク」のヒロインのようですね・・・ あんな「つくす」ヒロインは久しぶりに見ました。まー、亭主?の留守中にオトコ作ってたりもしてましたが、ありゃ亭主が悪い(笑)
次回作はファンタジーアニメの実写化だそうです。微妙・・・とも思いましたが、彼のあの「空気」ならかなり独特なものができるのでは?と考え直したりもして
Posted by: SGA屋伍一 | August 07, 2008 07:54 AM
>たいむさま
お返しありがとうございます
>シャマランファンは、どうしても期待してしまうのでしょうねぇ(^^;
いや、わたしはもう半ばあきらめてんですけど
でもこういう形で期待されてる映画監督っていまんとこ彼くらいなんで、がんばってみんなの期待に応えてほしいとは思ってます
そういう点で綾辻行人さんは偉いな・・・ まあ彼も最近はアレですが(笑)
Posted by: SGA屋伍一 | August 07, 2008 07:57 AM
おスガさん、こんばんは~。
あら、お留守なのねー寂しいじゃないのー。
そう。
シャマランには何の貸しもないけど「お前だから見てやるよ」みたいなところはあった(笑)
横柄な態度ではあるけど、でもどこか期待しているところもあった(笑)
>主人公夫婦を通して「愛さえあれば・・・・」というメッセージも受け取れなくもないですが、
>世界全体が確実に変わっていく中で、その愛はなんとも頼りないものに感じられました。
同感~。
洋モノだと「愛」が唯一絶対なもののように描かれることもあるけど
実は愛なんて曖昧で頼りないものなのよね・・・
と、万年シングルトンのスワロでした。
Posted by: swallow tail | August 07, 2008 08:22 PM
こんにちは。
TB&コメントありがとうございます。
おおお、夏休みですかー
水分補給を忘れずに楽しんでくださいね
今回は、ブロガーさんの間では評判は悪くない気がします。
>主人公夫婦を通して「愛さえあれば・・・・」というメッセージも受け取れなくもないですが、世界全体が確実に変わっていく中で、その愛はなんとも頼りないものに感じられました。
なるほどね、なかなか興味深い解釈です。
辛口なプロの皆様にも、けなしてばかりではなく、ちょっとでもイマジネーションを扉を開いて欲しかったな。
映画の感想は、人それぞれでいて自由な発想なものが面白いですもの。
Posted by: となひょう | August 07, 2008 08:36 PM
こんにちわ!
≫わたしは決意したの・・・ もう、こんな関係、終わりにしようって・・・
それでも私、忘れられなかった・・・未練がましく、シャマ様のことを
ずっと待ってたの。そしたら今度はたくさん人を殺すんだもの・・・。
「ああ、これこそが今のシャマ様の気持ちなのね。
どんだけ映画を作っても酷評ばかりして分かってくれない人々への
気持ちなのね」って思ったの。
・・・という戯言は置いておいて(笑)。
力の限り生み出した我が子(映画)を、次から次へと批判されつづけ、
あげくラジー賞で最低監督賞を受賞してしまっては、
彼自身、腐って当たり前という気がします。
でもこの作品は良かったですね。面白かったです。
追ってダメなら、引いてみる。
恋愛の鉄則ですが、シャマ様は今、そういう状態なのかも?なんて
考えたりもしますわ(苦笑)
Posted by: 睦月 | August 08, 2008 10:26 AM
私にとってシャマランていつも予告編で期待させられて、本編でガッカリというパターンです。
お見合い写真が目茶目茶可愛くて、実際会ってみたら詐欺じゃん!って感じでしょうか。
まあ今回はそれほど悪くは無かったです。
それなりにですけど、楽しめました。
Posted by: ノラネコ | August 08, 2008 08:30 PM
お留守中にしつれいしまーす
夏休みかな?
しゃまらんニューバージョンですね(笑)
微妙に髪のびた?
ブロガーさんの間では「けっこう面白かった」という意見が多いですが、
私的にはワーストシャマラン決定してしまいました(笑)
大不評だった「レディ〜」はなぜか楽しめたのに・・・
自分でも基準がよく分かりません
といっても、SGAさんがおっしゃるように
「あの独特な空気の出し方」は存分に楽しんだので、
腹が立ってしょうがないとか、そんなんじゃないんですけどね。
だって絶対次回も初日に張り切って観に行くと思うし♪
私も最後、植物の攻撃に勝てるのはやっぱ「愛」しかないのかなぁ?と
思いました。
醜く争う人間どもを、植物さんたちは黙って観察してるのかもしれませんね。。。
Posted by: kenko | August 10, 2008 12:38 AM
>スワロさま
こんばんはー たった今帰ってきたぜ~
お返事遅れてすいません・・・
>「お前だから見てやるよ」みたいなところはあった(笑)
>横柄な態度ではあるけど、でもどこか期待しているところもあった(笑)
なんかかっこいいぞ、スワロ(笑)
気風のいい姉御って感じだな~ オイラも舎弟にしてもらっていいですか? たぶんそっちの方が年下だと思うけど
>実は愛なんて曖昧で頼りないものなのよね・・・
そう・・・ 愛には形がないからね・・・
でもそれでも、アタイは愛を信じたい!
夜空に願いをこめてそう叫ぶ、SGA屋伍一35歳(独身)の夏でした
Posted by: SGA屋伍一 | August 10, 2008 09:53 PM
>となひょうさま
こんばんは。お返事遅れてすいません
となひょうさんもいまごろは夏休みでしょうか? それともメタメタ忙しいのかな? いずれにしても復活お待ちしております~
今回多い意見は「『レディ・イン・ザ・ウォーター』よりはかなりマシ」というもの(笑) なんだか『レディ~』かばってやりたくなってきたな・・・
>映画の感想は、人それぞれでいて自由な発想なものが面白いですもの。
同感ですね~ ただけなしてあるだけの文章って無個性で、面白くもなんともないですもんね。プロたるもの、それなりに内容のある記事を書いてほしいものです
Posted by: SGA屋伍一 | August 11, 2008 01:20 AM
>睦月さま
ども。お返し遅れてすいません
>どんだけ映画を作っても酷評ばかりして分かってくれない人々への
気持ちなのね
なんかそれってテレビ版最終回をボロクソに言われて、映画のコピーを「だからみんな死んでしまえばいいのに・・・・」とした某『エヴ○』の庵○監督みたいですね(笑)
でもやっぱりこういう殺伐とした話のほうが、シャマランにはむいてると思いました
>力の限り生み出した我が子(映画)を、次から次へと批判されつづけ、
あげくラジー賞で最低監督賞を受賞してしまっては
人間、真の価値が試されるのはどん底に落ちてからだと思います。映画監督でいうと、ラジー賞を取ってから(笑)
まあまた今回もノミネートされちゃうかもわからないけど、なんだかんだで全米トップも取ったわけだし、「まだまだやれるぜ!」ってことを十分に証明したんじゃないでしょうか
Posted by: SGA屋伍一 | August 11, 2008 01:50 AM
>ノラネコさま
こんばんは。お返し遅れてすいません
>お見合い写真が目茶目茶可愛くて、実際会ってみたら詐欺じゃん!って感じでしょうか。
まあ今回はそれほど悪くは無かったです
ということは『ハプニング』の場合は
「う~ん・・・ 写真うつりのいい人なんだな・・・・」
くらいの感じでしょうか(笑)
予告観たらもっとお金かかってそうだったし、得体の知れない怪物も出てきそうでその辺も期待してたんですが・・・・
まあ楽しめたんで良しとします
Posted by: SGA屋伍一 | August 11, 2008 01:54 AM
>kenkoさま
こんばんは! 帰ってまいりました。返事が遅れてすいません
>しゃまらんニューバージョンですね(笑)
一応『レディ~』の時のイメージで・・・
>自分でも基準がよく分かりません
わたしもkenkoさんの基準がよくわからない・・・・ でもそこが面白い(笑)
わたしの場合人とズレを感じるのは『ヴィレッジ』でしょうか。あれ、もっとほめられてもいいと思うんですけど、みなさんおおむね酷評されてますね
>だって絶対次回も初日に張り切って観に行くと思うし♪
わたしは様子見て判断しようかな(上と言ってることが違うぞ!)
>植物の攻撃に勝てるのはやっぱ「愛」しかないのかなぁ?と
思いました。
単に現象が終了したからなのかもしれませんが、主人公たちが生き残ったのは、あの姿が植物たちになんらかの感銘を与えたからでは・・・とも考えられますよね
シャマランだったらそんなメロウでベタベタなオチも十分アリな気がします
Posted by: SGA屋伍一 | August 11, 2008 02:06 AM