あつ姫じゃ~っ!! ~大河ドラマ『篤姫』より⑧ 素顔のままで・・・の巻
小松 「小松帯刀です」
西郷 「西郷吉之助にごわはんど」
家定 「ども。十三代将軍徳川家定です」
小松 「・・・・・・・」
西郷 「・・・・・・・」
家定 「・・・・・・・んだよ。そのリアクションは」
小松 「いや、その、いつものアレはどうされたんですか。ぴょーんとか、あい~んとか」
西郷 「ちゃんら~んとか、がちょ~んとか」
家定 「うるせえな。オレだってたまに芸風を忘れて素に戻りてえ時だってあるんだよ」
小松 「ええーっ!! じゃあ今までのは、全部、フリ!?」
西郷 「超ひく! マジがっかりでごわす!!」
家定 「おいおい! お前ら今までさんざん『国の将来が心配』とか『もっとまともだったら』とか言ってたじゃねえかよ!」
小松 「それはそうなんですけどねえ。なんというか、夢を砕かれた、みたいな。ヒーローショーに行ってうっかりウルトラマンがスーツ脱ぐとこを見ちゃった、みたいな」
西郷 「清純派だとばっかり思ってたアイドルが、ウラでは思い切り派手に遊んでた、みたいな」
家定 「そんなの知ったことか! おれァもういい加減疲れたんだよ!」
小松 「そうそう、そういえば将軍さま、『アフタースクール』観ましたよ」
家定 「おう、どうだった?」
小松 「いやー、すっかりだまされました。さすが将軍さま、人をたばかるのはお手の物ですな」
西郷 「そういえば将軍様はいつからイロモノ俳優に転向されてしまったのですか?」
家定 「イロモノってなんだよ! 人聞きの悪ィこと言うなよ!」
小松 「だって次の作品だって『ジャージの二人』ですし」
家定 「『クライマーズ・ハイ』では久々にまともな役やってるよ!」
西郷 「その『久々に』というところがねえ(笑)」
小松 「そうそう、『無理な恋愛』というのにも出てましたよね、将軍さま」
家定 「ありゃマチャアキだろうが! あとその『将軍さま』って言うのやめろよな! どっかの独裁者みてえじゃねえか! (バキ)」
小松 「キュウ」
西郷 「すわ! 大丈夫でごわすか、えなり殿!」
家定 「ええッ そんなに強く殴ってないのに・・・・」
小松 「す、すいません、大丈夫です・・・・ ちょっと『ラストフレンズ』の追い込みがきつかったんで・・・・」
家定 「ああ、そういえば大奥で話題になっとったな、そのドラマ。長澤のマチャミとかのだめちゃんも出てるとかなんとか」
小松 「はい。明日最終回です。これでやっとこの地獄のスケジュールから解放される・・・・」
西郷 「それはようございました。だがしかし、わたしは正直お二人がうらやましい・・・」
小松 「あの、それボクのキャラなんですけど・・・・」
西郷 「えなり殿はいまをときめく若手女優とたくさん共演されてて、将軍さまは色香濃厚な熟女をまわりにはべらかされているというのに・・・・ それにひきかえ、おいどんは! おいどんはああ!!」
小松 「まあまあ、西郷さんだってモテモテじゃないですか」
家定 「泰造くんとか、斉彬殿とかにな。アイパッチのヤツもいたな」
西郷 「あんなむさ苦しい野郎どもに好かれたとて、一文の得にもなりもはん!!」
家定 「・・・・話題変えるか。小松とやら、前々から不思議だったんじゃが、錦織くんはあんだけ好き放題やっててどうして警察に捕まらないんだ?」
小松 「・・・・たぶんドラマ見ればわかると思いますよ」
西郷 「あとどうして『ラストフレンズ』っていうタイトルなんでごわすかのう」
家定 「きっと性格が悪くてあんまり友達がいない奴らの話なんだろ」
小松 「だからドラマ見てくださいよ! あんたら全然見てないでしょ!」
家定 「そうだなあ。最終回くらいは見てみようかなあ。『ロストフレンズ』」
小松 「『ラストフレンズ』です!」
西郷 「うんうん、友達って大事でごわすよね」
家定 「おめえさっき『一文の得にもならん』って言ってたじゃねえか!」
Comments
まいどです。
え~!今日は姫欠席ですか・・・・・。
途中乱入期待していたのに。
そういえば視聴率は「としまつ(利家とまつ)」に
迫る勢いだそうでこれはメジマに将軍様
効果かもしれません。うちの両親上様気に入ってるし(えー
山南さん大ウケです(爆笑)
前レスの件ですが・・・・・・・・・・
グラサン取れ・・・とって欲しくない・・・・なんか思い出したぞ
・・・・・・・・ゴメン、すっかり忘れてた(笑)。
>アイパッチのヤツ
誰だ?こういう場合まともに見てない奴バレバレです(笑)
最後に2号ロボの件ですが、私の場合、最後のケリを初代
主役ロボでつけた「エルガイム」が今だに気に入ってます。
ではでは。
Posted by: まさとし | June 19, 2008 10:16 PM
今宵は話題の『アフタースクール』を観てきました。
わたくし思いますに、ばかなみ先生がどうかしているのは昨日今日のことではありません。
ドラマ『嫉妬の香り』(この作品自体が暴走型の珍作)にてやらかした奇行の数々には、氏のその後の躍進を予感させるものがありました。
本人はもう忘れてほしいかも知れないけど、記憶にしっかりと刻まれています。ええ、不可逆的に。
Posted by: 秦太 | June 19, 2008 11:51 PM
>まさとしさま
おばんでやんす
前に「『ごくせん』に抜かれた」と書きましたけど、また抜き返しましたねー
マジで幕末大河初のヒット作品となるかも?
これもすべて将軍様のご威光ゆえ? 恐るべしバカ殿(笑)
でもそろそろ退場の気配も濃くなってきたんだなー、これが・・・
>・・・・・・・・ゴメン、すっかり忘れてた(笑)。
つまり「どっちでもいい」ということですね(笑)
>>アイパッチのヤツ
薩摩で西郷・大久保とよくつるんでたヤツです。その他大勢、みたいな扱いだったんで覚えてなくても無理ないかも。わたしも名前思い出せないし(笑)
>エルガイム最終回
グレートマジンガーのピンチにご恩返しに来るマジンガーZのようなものですかね。両方見てないんですけど(これこれ)
Posted by: SGA屋伍一 | June 20, 2008 08:51 PM
>秦太さま
おばんです。そういうわけで『アフタースクール』の記事もあげました。そちらも良かったら読んだってください
>嫉妬の香り
あー、前に『組!』の記事で言及してくださいましたよね。高野さんのブログでも読んだことあったような
オダジョーと昼メロ路線を暴走してたとかなんとか
そういえば『組!』の時も、ある座談会で「普段はおだやかなのに酒が入ると毒をまき散らかす」とか言われてたなあ(笑) 底の知れないお方でございます
Posted by: SGA屋伍一 | June 20, 2008 09:02 PM
山内「おのれ!!この四国が未だにうまく統治できぬ!!
おのれ!おのれ!螺旋族め!!!」
ピカー


反螺旋族プログラム覚醒しました
千代「ダンナさま
しまったわ
山内「ワシを誰だと思っている
千代「ダンナさまぁっ
山内「ぐはぁっ、あれ千代?ワシなにしてた?」
千代「ダンナさま
」
Posted by: 犬塚志乃 | July 04, 2008 09:02 PM
>犬塚志乃さま
>アンチスパイラルの声は山内●豊(上川隆也さん)なんですね
『グレンラガン』脚本の人が劇団に所属してるので、その関係でひっぱってこられたものと思います。なにか弱みでも握られているのかも
千代・一豊ですか。たった二年前のことなのにずいぶん懐かしいですね・・・ チヨの人は結局「代表作『ごくせん』」ということに落ち着きそうです
Posted by: SGA屋伍一 | July 05, 2008 07:44 AM