あつ姫じゃ~っ!! ~大河ドラマ『篤姫』より⑦ 新婚さん、いらっしゃい!の巻
(今回はちょいとネタバレしております。ご注意ください)
あつ姫 「あつ姫じゃ~っ!!」
小松 「肝付尚五郎改め、小松尚五郎です」
西郷 「西郷吉之助にごわはんど」
家定 「ちゃんら~ん! 家定だぴょーん」
あつ姫 「・・・ああっ わかっちゃいる・・・・ わかっちゃいるんだが・・・」
小松 「篤子さま、お気をしっかり!」
西郷 「ファイトでごわす! 視聴率も絶好調ではないでごわすか!」
家定 「ここんとこ『ごくせん』に抜かれてるけどな~ あひゃひゃひゃ」
あつ姫 「おのれチヨ助の野郎~! 舐めたマネしくさりやがって~! テメエの出番は一昨年いっぱいでおしまいだっつーの!」
小松 「まあまあ、しょせん向こうは1クールですから」
あつ姫 「・・・・そうだな。それに正直今はあいつが羨ましい・・・ そりゃあいつのダンナだってボンクラだったりロリコンだったり色々問題あったけど、少なくとも日本語で会話はできたからな・・・」
西郷 「そう悲観なされますな。上様はこの先そう長生きできないようでごわすから」
小松 「そうそう、確か1958年の暮れにお亡くなりになるんだったかな? あと二年の辛抱ですよ」
家定 「えええーーーーーーーっ!! わしゃそんなの聞いておらんぞ!」
小松 「ちょっと資料に目を通せばわかることじゃないですか。本当に去年の誰かと一緒でものぐさというか勉強不足というか」
あつ姫 「安心して、あなた! わたし、あなたのあとを継いで立派に将軍職を果たしてみせますから!」
西郷 「これこれ奥様! お父上から後継者にはヨシノブさまを推すよう言われてるじゃないですか!」
あつ姫 「ちっ つまんねーの。そりゃあいつもそれなりに才能あるんだろうけどさ、最近全然ぱっとしねーじゃねーか。やっぱり松井の抜けた穴は大きいよなー」
小松 「いや、巨人軍のあの人ではなく」
家定 「ってゆーかお前ら、わたしの目の前でわたしが死んだあとの話をするんじゃなーい!!」
あつ姫 「うるせえな! こういうことはチャッチャと決めねえとあとで色々大変なんだよ!」
小松 「そうそう。それに今のうちに死んどいてラッキーかもしれませんよ。これから日本はマジやばい事件が次から次へと起きますから。桜田門外に生麦事件に『ええじゃないか』に・・・・ そんな時に将軍なんかやってたら、それこそ寿命を縮めかねませんよ?」
家定 「そうか・・・・ って寿命縮めるもなにも、その前に死んじまったら何の意味もねーだろ!」
小松 「これは驚きだ・・・・ 上様がこんなに理路整然としたツッコミをされるとは・・・・」
西郷 「愛の奇跡でごわすかの? ぽっ」
あつ姫 「教えてよ! 本当のあなたはバカ殿じゃないんでしょ? 志村○んは世を忍ぶ仮の姿なんでしょ?」
家定 「・・・・ばれてしまったか。仕方がない。こうなったら今こそわたしの真の姿を明かそう。弱気を助け強気をくじき、義を愛し悪を憎む・・・・
正義のヒーロー、ひと呼んで『甘えん坊将軍』徳川家定とはこのわたしのことだ!
ヤダよー ヤダよー 死にたくねえよー 怖いよー なんとかしてくれよー おかあちゃーん!! ダア! ダア!(幼児化)」
あつ姫 「なんつーかこー 二年って月日が果てしなく長い年月のように思えてきたぜ・・・・」
小松 「ご安心ください。二年といっても実際はきっと3、4ヶ月でございましょうから」
西郷 「ミもフタもねえな・・・・」
Comments
まいどです。あつ姫を広めた張本人です(えー
ほれ、調子戻ったじゃないですか?
新キャラ投入はタイミングを間違えないよう・・・・(笑)。
家定さん、家中で大うけでした。「わしゃ寝る」とか(笑)。
ところであつ姫さまの主武装である「いくしまさん」は
出さないんすか?
だんだんあの人の口うるささも日常になってきたし・・・・。
ではでは。
Posted by: まさとし | May 29, 2008 11:31 PM
>まさとしさま
おはよっす。コメントありがとうござんす
そうかー、タイミングがまじかったのかー いつも何も考えてないからなー(笑)
家定ネタでわたしがウケたのは、先に寝ちゃった姫を見て「えーーーー!」というコントさながらのリアクションと、「こんな顔じゃったかの? それともこんな顔じゃったかの?」でした
幾島さんも出そうかなーとは思ってるんですが、それこそ投入の機会を逸してしまったような・・・ 仲が悪かった時の方がギャグにしやすかったですね
そんなわけで、これからも生暖かい目で見守ってやってください(笑)
Posted by: SGA屋伍一 | May 30, 2008 07:22 AM