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April 09, 2008

凶運のクローバー J・J・エイブラムス 『クローバーフィールド/HAKAISHA』

20080409194420近年、世界はますます怪獣に対し冷たくなってきました。
ゴジラもガメラもシリーズは止まっちゃうし、ネッシーの有名な写真は偽造だったことがわかっちゃったし、ニューネッシーは実はウバザメだったことが判明したし・・・
そんなご時世にあえて怪獣映画をやろうという。お前ら正気じゃない! でも大好きだ!
そんなバカどもの親玉は、人気ドラマ『LOST』をてがけたJ・J・エイブラムス。そしてタイトルは『クローバーフィールド/HAKAISHA』です。

その日NYのあるアパートでは、破壊者じゃなくて会社の都合で日本へ旅立つ事になった、ロブのお別れパーティーが開かれていました。
「HEY、ロブ。ジャパンにはゴジラとかいうとんでもねえバケモノがいるらしいぜ? 食われないよう気をつけろよ!」
「よせよジョニー、やつなら今日もヤンキースでプレイしてたじゃないか
「SIT! こいつは一本打たれた!」
「それを言うなら『取られた』だろ? HAHAHAHAHAHAHA」
この会話をどこからか聞きつけたゴジラは激怒。「本物はこのワシじゃ! バカちんが!」とマンハッタンに襲来。あたりはたちまち火の海と化します。
そんな時、大統領の口から驚くべき言葉が発せられます。
「実は自由の女神像は、対怪獣用に作られたロボット兵器なのだ・・・・」

あ、本当なの最初の一文だけだわ。

この『クローバーフィールド』の特徴は、「素人がハンディカムで撮った映像」という設定になっているということ。うん、素人にしてはかなりがんばってましたね(笑)。ただ悲しいかな、ハンディカムではやはり限界があります。巨大な怪獣の全体像をなかなかとらえきれていないのです。ご存知のように巨大なものを撮影する時は、かなり後ろにひかないと対象をフレームにおさめきれません。しかし後ろにひいたらひいたで今度はビルの群れが邪魔をします。・・・マジメに考えるなら、『ジョーズ』『激突!』のように「あえて全体像を見せないで恐怖感をあおる」、そういう狙いなんでしょうね。

さて、ここからは当店おなじみの妄想モードに入ります。ついてこれる方だけついてきてください。シートベルトはしめましたか? あっ お客さん逃げないで! 
・・・・えー、まず冒頭でくどいくらいに「日本日本」と申してますが、これはたぶん「うちら、『ゴジラ』リスペクトしてますから!」というアピールなのでしょう。
んでこの「ゴジラ」、実は西郷さん、もしくは南海に散った英霊たちの怨念なのでは、という説があります。
論拠をあげてみますと
①南方から来る
②新政府に敵意を抱いている
③(ここ重要)なぜか皇居をよけて通る
おえらいさん達は憎いけれど、陛下だけはどうしても憎めない。そんなところが西郷&英霊たちと重なるというわけです。
実際のところは映像とはいえ、「さすがに皇居をぶっこわしたらまずいだろう」というスタッフの判断によるものかと思われますが・・・・
ただ、この『ゴジラ怨霊説』に真正面から挑んだのが金子修介監督の『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 怪獣総攻撃』だったりします。

んんで、今回の主役のクローバー。彼ももしかすると「アメリカに敵意を抱くものたちの怨念なのでは・・・・」と思わせるところが随所に見られます。同様に論拠を挙げてまいりましょう
①いきなり意味もなく?自由の女神像の頭をかっとばしたりしている
②ミサイル攻撃にもあまりこたえていない様子のクローバー。怨念が物理攻撃では解決できないところと似ています
③全体像がなかなかわかりにくいクローバー。人の怨念も目に見えて現れるのは全体のごく一部で、どれほどの人にどれほど深く宿されているのか、推し量るのは難しいものです。
④ビルが倒壊してざざーっと押し寄せてくる砂塵。そして敵に対して米軍が行う無差別絨毯爆撃。9.11の時にニュースでよく見た光景。
食欲以上の執拗さでもって人間たちを追い回しているところにも、強い「怨念」が感じられます。
そういえば『ゴジラ』第一作も第二次大戦の惨劇の記憶が覚めやらぬ、というか微妙に冷めかかった時に作られたんでしたっけ。9.11からはや数年。あの時の衝撃も、さすがに風化し始めています。JJも円谷氏も「そんなに簡単に忘れてしまっていいのかい?」ということを怪獣映画という形を通して訴えたかったのかもしれません。問題はそれがどれほどの人々に伝わるか、ということです
怨念と国家の都合が渦巻く中、愛する女を救おうと、瓦礫の中を必死にかけずりまわる主人公。貿易センタービルが崩れた時にも、わが身をかえりみず、炎の中に飛び込んでいった救命士たちがおりました。果たして愛は怨念に打ち勝つことができるのでしょうか。

とまあいろいろ屁理屈こねてみましたが、これからご覧になる方は全部忘れて、単純にモンスターパニックムービーとしてお楽しみください。ほんで見終わったあとにでもまた思い出していただければ幸いです(なんじゃそらー)
やっぱり怪獣映画は大スクリーンで観るに限ります。テレビで観るとどうしても怪獣がちっちゃくなっちゃいますからね。特にクロちゃんは切れっぱしくらいしか姿を見せてくれませんので、ブラウン管だとなおさらちゃっちく見えてしまうことでしょう。

20080409194604ところで全編見終わっても、なぜアレが「クローバー」と呼ばれているのか、その理由はわからないままです。クローバーといえば幸運のしるし。アルカナでいえば農民、もしくは棍棒。わたしが思いつくのはその程度です。ちなみに四葉のそれぞれの葉は信仰、希望、愛、幸運をあらわしているということですが・・・ ますますわからなくなってきたーっ!!
正解をご存知の方はどうぞ教えてやってください。よろしくメカゴジラ。


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Comments

>なぜか皇居をよけて通る
生物学用語でいう、「負の走皇性」ですね。
15年くらい前に科学雑誌のゴジラ特集で読んだ覚えがあります(本当)。

今年は食指の動く映画が1作も無かったのですが、これはちょっと気になります。
ただ、次の週末からまた5日ほど島に渡ってしまうので、観る時間がとれないかもしれんです。

Posted by: 秦太 | April 10, 2008 01:13 AM

>秦太さま

まさかこのトンでも説が生物学的に裏づけできようとは・・・
ただその「負の走皇性」、グーグルで検索しても一件もでてきません
いかなるものなのでしょう

>今年は食指の動く映画が1作も無かった

「潜水服は蝶の夢を見る」なんか秦太様がすきそうなお話かな、と思ってたんですけどね。別にたくさん蝶が出てくるわけではありませんが

『クローバー』はまだ当分やってると思うので、帰ってきてからでも間に合うと思いますよ。気をつけて行ってきて下さい

Posted by: SGA屋伍一 | April 10, 2008 08:11 AM

これ パニックムービーとしてなかなか面白い視点で描いていましたよね~。
J・J・エイブラムスさんは かなりゴジラをリスペクトして作ったようですが、「アレ」自体は?生態はエイリアンに近い生物な感じでしたよね?
食欲だけかと思えば、最期●ッ●かなり食べ残していますし、ただ暴れたいだけだったのでしょうかね~。

といいつつ、かなり気に入ってしまい久しぶりにアニメまで作ってしまいました。よかったら見てやってくださいな~
とはいえ、、SGA屋伍一のように器用でないので、、首の取れた自由の女神を描いただけで力つきてしまいました~(^▽^; ブタでない人間は難しいですね~(><)

Posted by: コブタです | April 10, 2008 04:51 PM

>ただその「負の走皇性」、グーグルで検索しても一件もでてきません
>いかなるものなのでしょう

まぁ、そうでしょうね。
『科学朝日』のネタ記事なんだから(爆)

[走性 - Wikipedia]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B0%E6%80%A7
例えば、原生動物鞭毛虫類のミドリムシ(ユーグレナ)属は光を当てると光源に向かって移動する。ここでの方向性をもつ刺激は光で、生物の指向性(方向を示すような)運動は光に対してである。この行動は正の走光性(positive phototaxis)である。つまり、光が刺激なので走光性(phototaxis)、刺激源に向かうことから正を付け正の走光性と呼ぶ。

Posted by: 秦太 | April 10, 2008 11:13 PM

>コブタさま

おはようございます
クロちゃん、某所で全体像の画像があったんですが・・・
うん、全部見せなくて正解だと思いました

>ただ暴れたいだけだったのでしょうかね~。

彼にも色々事情があったのかもしれません。上司にいじめられたりとか、部下に馬鹿にされたりとか、家庭でないがしろにされたりとか・・・

フラッシュの方、あとで見させていただきます。コブタさんとこの手の込んだ作品にくらべれば、自分とこの落書きなんてそれこそチラシの裏ですよ おまけに写し書きだし

これからも「ブタを描かせりゃ日本一!」でがんばってください

Posted by: SGA屋伍一 | April 11, 2008 08:15 AM

>秦太さま

お答えありがとうございます
やっぱネタ記事でしたか。せっかく関心したのに(笑)

科学誌というとカチコチな印象がありますけど、たまにこういうシャレのわかる企画もあるんですね・・・
しかし一般人にはちょっとわかりづらい 読む人を選ぶネタですな

Posted by: SGA屋伍一 | April 11, 2008 08:20 AM

おスガさん、こんにちは。
すっかり春めいてきましたね~。

さまざまなストレスがひしめく昨今。
そのストレスゆえに精神的におかしくり、とんでもない暴走をしちゃう人もいますね。
クローバーもそんなストレス社会の産物なのでしょうか。
これでもか!!というくらい破壊しまくっていました。
ストレス解消に紙をビリビリやぶくのが良い、と聞きました。
クローバーには大量の紙が必要のようです。

さて、この作品は気になる部分もありましたが、
娯楽作品としてはなかなか楽しいものでした(一言)。

Posted by: swallow tail | April 12, 2008 06:47 AM

>swallow tailさま

こんばんはっす

こんなにぽかぽかしてお花も咲いていて、小鳥たちもさえずっているというのに、イライラする人がいるのはなぜ?
っていうか花粉がまだ飛びまくってんだよ! ぶえっくしょーいチキショウ!!

そんなわけでわたしもこの時期は大量の紙を必要といたします。ずびずば

まじめでSF苦手なおスワさんにとっては厳しい作品かと思いましたが、楽しめましたか。よかったよかった。SFというよりは不条理ホラーに近い話でしたもんね

Posted by: SGA屋伍一 | April 12, 2008 07:35 PM

 松井のギャグは笑ってしまいました上手い!


>③(ここ重要)なぜか皇居をよけて通る
 万歳!
 本物の方々は軽々しく陛下について語ることすらしないと
思います。近くを通るだけでも恐れ多い!
 『触れえざる』存在なのです!
 
 
 あと、怪獣は映画のスタッフに優しかったりするお宿がある街を
好んで通過するという習性があります。
 何故でしょうか?


 あとは、
 ヤングガン・カルナバル5巻の最後の方で、

「初代ゴジラが街を破壊した道順は、東京大空襲時アメリカ軍が
侵入したルートと同じ」というセリフがありました。

>①いきなり意味もなく?自由の女神像の頭をかっとばしたりしている
 けっこう、みんな(?)パニック映画でもやってますよね
 


 アニメーターの西田亜沙子さん(シムーン)が

『ロボットアニメは終盤になると世界の観光名所ばかりを何故か攻撃す
る』

 とありました。
 それと同じではないでしょうか?
 
 シムーンは西澤保彦先生の「生贄を抱く夜」のあとがきに出ていまし
たが、嬉しいですよ~

Posted by: 犬塚志乃 | April 12, 2008 10:57 PM

こんばんはー
怪物は、『アメリカに敵意を抱くものたちの怨念』だったのですかーーー
そう言われればそんな気もしてきた・・・(単純)、アメリカのゴジィラは、確か核汚染による被害の産物でしたしね~
今度は怨念による産物かぁ・・・そうすると退治には何が有効なんだろう?陰陽師か?!それとも元気玉か?!

クローバーフィールドってタイトルはどういう意味なんでしょうねぇ~
何となく、怪物に破壊された所に、後に一面のクローバーが敷き詰められている映像が頭に浮かんだのですが・・・

これは続編があるそうですね~今度はハッキリと怪物君が拝めるのではないかしら?楽しみですね♪

Posted by: 由香 | April 12, 2008 11:44 PM

こんにちは!
よろしくメカゴジラ(笑)ぷぷー

この映画、最初に予告を観たのはたしかSGAさんちだったと記憶しております。
そのとき得た情報以上のものは何もない状態で観たのが良かったのか、
なかなか楽しめました。
結局アイツが海のものだったのか山のものだったのか分からないまま
終わっちゃいましたけど、
そういう潔いところが逆に好きです。
言われてみれば確かに、人間の怨念っぽい気味の悪いビジュアルでした

それはそうと、ついに「電王&キバ」が公開されましたね
なんとか時間を作って観に行きたいです。

Posted by: kenko | April 13, 2008 02:07 PM

SGAさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

SGAさんの妄想諸説は的を射ている部分もあるので参考になる時もあるんですが、その前の妄想エピソードの方がインパクト強いので、観た後思い出すとしたら後者になりそうな気がしますww文って時に順序も大切ですよね?(爆

でも最近は確かにこういった怪獣映画が製作される事は少なくなってる気がしますね。日本でもゴジラとガメラ打ち止めになってからそれらしい怪獣映画はとんとご無沙汰ですし、自分が最近観た怪獣映画と言えば『グエムル』のような気がするんですよねぇ?
本作が起爆剤となり、消沈気味につつある怪獣映画に再び火が灯る事を期待したいものです。

Posted by: メビウス | April 13, 2008 08:18 PM

>犬塚志乃さま

>松井のギャグ

三日寝ずに考えました
これでアメリカンジョークもマスターです

やっぱぶっ壊すなら名所のあるところの方が絵になりますからね
『アルマゲドン』も「なぜか名所に限って隕石が飛んでくる」とか言われてました

>けっこう、みんな(?)パニック映画でもやってますよね

怪物と戦わせたり(ゴーストバスターズ2)、猿の惑星だとわからせたり、というのはこれまでもありましたが、頭をかっとばしちゃったのは本作が初めてじゃないかと
あれは一応アメリカのシンボルなんで、普通はそこまで思い切ってできないみたいです。それこそ皇居を潰すようなものかも

Posted by: SGA屋伍一 | April 13, 2008 10:52 PM

>由香さま

お返しありがとうございます

>怪物は、『アメリカに敵意を抱くものたちの怨念』だったのですかーーー

そうなんです! といきみたいところですが、「まあそういう風にも考えられるかもね」と鼻でもほじりながらとらえていただければ。まあお上品な由香さんは鼻をほじったりはされないでしょうが

>今度は怨念による産物かぁ・・・そうすると退治には何が有効なんだろう?

愛ですよ、愛

突進するクローバー
跳ね飛ばされる少女
だが「おお! クロームが止まった!」
その者蒼き衣を身にまとい・・・・

>怪物に破壊された所に、後に一面のクローバーが敷き詰められている映像が頭に浮かんだのですが・・

もしかしてヤツの目的は・・・・
「エコロジー」? (じゃあいいやつじゃん!)
ちなみにクローバーの意味をウィキペディアで調べていたら、クローバーの和名がシロツメクサであることをようやく知りました

♪シロツメクサの花が咲いたら さあ 行こう らすか~る

ますますメルヘンチック

体を全部見せちゃうのはもう少し待ったほうがいいのでは・・・ アイドルと同じで・・・・ って何言わせんですか! 

Posted by: SGA屋伍一 | April 13, 2008 11:02 PM

>kenkoさま

おお! ご覧になったとですね

この映画の宣伝、とにかく「秘密」「謎」を強調してましたね。その効果があたったのか、とりあえず第一週は成績トップだったみたいです
憶測が憶測を呼んだのか、噂の中には「ウルトラマンみたいな巨人が出てきて怪獣と戦う」なんてのまでありました

普通なら勢いあまって全身見せちゃうと思うんですけど、その辺はよく我慢したな~と思いました
あとkenkoさんおっしゃるように、ゴジラ・ガメラとは一線を画した人間っぽいデザインでしたね。「ウルトラマン」の噂の出所はその辺だったりして

『電キバ』はすでに前売り券買ってあります
kenkoさんのレビュー楽しみにしてますね!

Posted by: SGA屋伍一 | April 13, 2008 11:12 PM

>メビウスさま

お返しありがとうございます
自分、「ギャグかマジかどちらかを取れ」と言われたら、迷わずギャグを取ります (・・・マジで?)
そんなわけでこれからも「ネタが一番論考二番」で(ダメだこりゃ)

>最近は確かにこういった怪獣映画が製作される事は少なくなってる気がしますね

お金かかりますからね・・・怪獣モノは
『大魔神』も続きやるやる言ってて、いったいいつになったら実現するんだろ
「怪獣」ものへの飢えはこれまでハリウッドの「ドラゴンもの」でしのいで来ましたが、そろそろ日本のものも見てみたいですよね~

この作品が起爆剤になって、斬新な怪獣ムービーが作られるようになるといいですね。少し前の『ULTRAMAN』なんかなかなか良かったです
ちなみに『グエムル』は鑑賞直後、一昨年一番頭に来た映画でした。まあその後冷静になってから、もう少し評価上げましたけど

Posted by: SGA屋伍一 | April 13, 2008 11:53 PM

こんばんは、いつもコメントありがとうございます☆
気になっておられる「クローバー」の謎でございますが
①破壊者の足型がクローバーに似ている(足型ばかりの場所はクローバーなフィールドだから(ほんまかい?)
②バッドロボット社(製作会社です)がクローバーフィールド通りにある
の2つが有力説ですが(特に②)正式には不明です。

ただ、もう続編の情報投下が始まっているようですので、
謎は今後徐々に解けるかと思います。
例えば・・
http://aladygma.com/img/w2a.swf
上のサイトに行って、CtrlとAボタンを同時に押す。

空白が7つ出てくる

空白をクリック(follow the whitespaces)すると暗号やら写真やらが出てくる

らしいです。JJに周到用意された伏線の投下にまんまとはまる私でした(笑)でも楽しいんですよね☆これが。
あ、あと「SLUSHO!」のTシャツはやはり誰かが着ていたそうです。
もう一回確認しにいこうかな(笑)長々失礼しました。

Posted by: ちょこくりーむ | April 16, 2008 01:02 AM

>ちょこくりーむさま

わざわざこちらまでありがとうございます~ あちらではいつもお世話になっております

「クローバー」の由来についてもご教授いただきありがとうございました。目からうろこでございます。個人的には1番の説であってほしい・・・

それなりにマジメなテーマもあるのでは、と考えてましたが、作り手がこうまで細かく遊びまくっているところを見ると、自説の信憑性が揺らいでまいりました(笑)
紹介されたサイトも見てみましたが、いまのところわけわかんないですね。あとでまたじっくり攻略してみたいと思います

わたしもまた確認しに行きたいな・・・(特に足跡)。しかしお金と時間に余裕が・・・・

Posted by: SGA屋伍一 | April 16, 2008 07:44 AM

SGA屋伍一さん☆

こんばんは♪

あれっそういえば、アレってクローバーって名前だったのかぁ〜(笑)
いやぁ、東宝ゴジラとの比較話、すごいディープですね♪
わたしは実はゴジラ(日本の)みたことないのでよくわかりませんけど、JJエイブラムスは本当に好きでリスペクトしてるみたいですよね☆
続編はどんな風になるのかなー^^

Posted by: mig | April 17, 2008 01:23 AM

>migさま

お返しありがとうございます

>アレの名前

たしか劇中で一度だけ「暗号名クローバー」という風に・・・言われてなかったかな? アレ?(自信なくなってきた

『ゴジラ』はわたしも第一作はちゃんと見たことなくて、よく見てるのは平成に入ってからのヤツ。上にあげた金子監督の作品がマイベストです

>続編はどんな風になるのかなー^^

教えてもらったサイトを見てみると・・・ 宇宙が関係してくるのかな?(マジ?)

Posted by: SGA屋伍一 | April 17, 2008 07:32 AM

こんばんわ。

え!?
あの怪獣って『クローバー』って呼ばれていたんですか!?
初めて知りました・・・。

どうやらこの背景には謎の日系企業が絡んでいるというネタまで
用意されていたようで・・・相変わらずエイブラムスは思わせぶりな
手の込んだことをするなあって思った次第です。

そういえば、『LOST』でも意味不明な企業が登場してきました。
まあ・・・バイハザで言えばアンブレラ社みたいなもんなんでしょう
けれど、いまだにはっきりとしたことはよく分かりません。

いずれ、怪しい謎の企業を引っ張り出すことがエイブラムスさんの
得意技なようです(苦笑)。


とりあえず・・・面白かったです。
満足な1作でございました。

Posted by: 睦月 | April 19, 2008 09:15 PM

>睦月さま

お返しありがとうございます

>あの怪獣って『クローバー』って呼ばれていたんですか!?

睦月様までそのようなことをおっしゃられる・・・
ますますこちらの記憶が怪しくなって参りました
しかし怪獣の名前でないとしたら、それこそ本当にバッドロボット社の所在地をそのまま題名にしたとゆーことなのだろうか?

>謎の日系企業が絡んでいるというネタ

ダグアトル社ですね。架空の企業なのになぜかHPが存在する(笑)
http://tagruato.jp/
「言語を選択してください」とか言いながら、英語以外では先に進めなかったりします
こういうところに無駄な労力注いでて、エイブラムズってなかなか面白い人ですね~

なんか彼の戦略にのせられて、しばらくこの辺のサイトうろつくことになりそうです・・・

Posted by: SGA屋伍一 | April 20, 2008 07:22 PM

この映画が非常に特徴的なのは、怪獣の襲撃による恐怖という現象は非常に具体的、かつそれが何のメタファーなのかも明確、対してタイトルを含めたそれ以外の要素には、極力意味を持たせないという事ではないでしょうか。
それによって映画のコアが凄く明確になりましたね。
そしてその意味の無い部分に、ティザー広告の手法を当てはめたのが一番斬新だった部分かもしれません。
たぶん、この映画の謎になってる部分て、本当に意味が無いのじゃないかと思っています。
仕掛けとしての設定は一生懸命考えてそうですけどね。

Posted by: ノラネコ | April 22, 2008 12:06 AM

こんばんは。
あれからまたいくつか情報が入りましたのでその件でお邪魔します。
ネタバレしても大丈夫でしょうか?不適切でしたら削除願います。

①クローバーフィールドの映像の一部にダーマイニシアティブのロゴが入っている(これは確認しました!)

②SLUSHO!のコマーシャルの構図がLOSTの山のシーンに似ている(これは個人的に思っただけでございます)

③映像の最後に映っていた落下物はOceanic 815便の一部ではないか?(これはLostie(ロスティー:ロストの大ファン)の願望かなと思いますが一応)

④LOSTで鳴り響いているうめき声はこのクローバーフィールドの「HAKAISHA」の声ではないか?(これはLostieなマイミクさんより)

⑤「SLUSHO!」はかつての東映アニメ『空飛ぶゆうれい船』に出て来たボアジュースをリスペクトしたものではないか?(これはクローバーコミュより複数人による指摘あり)

私「空飛ぶゆうれい船」がわかりませんので、もし何かご存知でしたら教えて下さい~。長々失礼しました!

Posted by: ちょこくりーむ | April 22, 2008 01:45 AM

>ノラネコさま

お返しありがとうございます

わたくしJJ氏がこんだけネットで遊びまくってる様子を見ていて、「やっぱこの映画には深いテーマはないんじゃないかなー」と思い始めていたところだったんですが・・・・・

「はしゃいで遊びつつもメッセージを訴える」という姿勢もありですかね

またしても引き合いにだしますが、そういえば初代ゴジラも遊び心とメッセージ性を見事に両立させた作品でした

「JJさんの本心って結局どうなんだろー」と、ここのところ日々悩んでおります

Posted by: SGA屋伍一 | April 22, 2008 07:17 AM

>ちょこくりーむさん

再度来訪ありがとうございます。新情報にも感謝です
ネタバレ・・・ この程度なら大丈夫でしょう、たぶん

で、指摘された点を考えますと、ますます『LOST』との関わりが濃厚になってきましたね・・・ こんなことだったらシーズン1だけでも地上波でたっていた時見ておくべきでした(あさってから民放で『HEROS』が始まるので、そっちはチェックしようと思ってます)

>空飛ぶゆうれい船

は東映がむかーし作った劇場用アニメ映画ですね。原作は石(ノ)森章太郎。宮崎駿もスタッフに加わっていたとか
みんなに大人気のボアジュースが、実は悪の組織がこしらえていたもので、飲み続けると体が溶けてしまう・・・ その事実を知った勇敢な少年が、謎のゆうれい船の艦長とともに悪の組織に立ち向かう、という話だったと思います
こちらwikiの記事
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E9%A3%9B%E3%81%B6%E3%82%86%E3%81%86%E3%82%8C%E3%81%84%E8%88%B9

ちなみにボアジュースのCM、ようつべで検索すると見られます

Posted by: SGA屋伍一 | April 22, 2008 07:34 AM

こんにちはっす。
TB&コメントありがとうございました。
ん、ん、ん。
私も『クローバーフィールド』って、何のことなんだろうと思ってたんだけど。
クロちゃんって名前なんすか。

「クロちゃんでっす」

あの芸人同様、アイツも見た目は怖いけど何かしら愛敬があるのかもしれないですなー

お気に召さなかった人もいる感じだけど、何だカンだ言ってネットでは盛り上がっている気がします。
まぁ、lplp最近ではコナン君の勢いにすっかり飲まれてしまっていると思うけど。
私は楽しめました。
よく考えると、ゴジラ・シリーズでちゃんと見たのってないかもわかりません。
改めて見てみると、また新しい楽しみ方ができそうな気もしてきました。

Posted by: となひょう | April 22, 2008 08:00 PM

>となひょうさま

お返しありがとうございます

>クロちゃんって名前なんすか

たぶんそうです。もうボクがそう決めました
実はあの怪獣、複数が暴れてるんじゃないかという説もありまして。もしかしたら他にもう二匹チームメイトがいるのかもしれません

もりあがってるようですねー ネット関連。いままでこんな形で宣伝してきた映画ってほかにないので、それだけでも価値のある作品だと思います

>ゴジラシリーズ

うーん。となひょうさんの趣味にあうかどうか・・・・
あ、でも金子監督の『ガメラ三部作』と上の『怪獣総攻撃』はマジメに楽しめると思いますよ

Posted by: SGA屋伍一 | April 23, 2008 08:03 AM

空飛ぶ幽霊船ありがとうございます。
また調べてみます☆
そうそうJJのネットに投下する手法って
バイラル・マーケティング viral marketing / ウイルス・マーケティング
というらしいですよ。自己増殖型で情報が増えていくそうです。
私は見事に感染しております(笑)

あとHEROESのマーシーが今来日しておりまして(嬉)色々なお笑い番組に出るそうです!やったーー!!(笑)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080422-00000038-sanspo-ent

個人的にはアンドウ君が何気にツボです(たしかアンドウって名前の方だったはずです(笑)大阪でもたぶん放送があると思うので録画しようかなと思います。ドラマ楽しんでください!

Posted by: ちょこくりーむ | April 25, 2008 12:45 AM

>チョコクリームさま

とりあえずお役に立てた・・・かな?

ウィルス・マーケティングですか。わたしも感染してしまったようです
そんで面白いもんだからあちこちに情報ばらまいてます・・・・

>マーシー来日!

良かったですね! 地上波放送記念かな?
『HEROS』とりあえず録画したのであとでゆっくり見ます
第一回のタイトルが「創世記」 これまた聖書じみてますね・・・

Posted by: SGA屋伍一 | April 25, 2008 08:03 AM

こんばんは~
いやぁ,愉快な感想,堪能いたしました。
モンスターの「ちょっとだけよ~~ん」のイラストは爆笑ものですね。
この作品,臨場感は凄いけど,実はそれだけで突っ走ってる作品かも・・・。
劇場で観てナンボのものですね。
クローバー・・・平和な名前が,なんでついたんでしょうね。
ところで,SGA屋伍一さんのブログ,リンクさせていただいてよろしいでしょうか・・・?

Posted by: なな | April 30, 2008 12:41 AM

>ななさま

おばんです。妄想につきあっていただきありがとうございました
あと「ちょっとだけよ~ん」にも気づいていただきありがとうございます。自信作だったのに(あほー)、だーれも何にも言ってくれないのでさびしい思いをしておりました・・・ ボケをスルーされることほどさびしいことはありませんね・・・

>クローバーの名の由来

上のコメントで教えてもらったんですけど
①怪獣の足跡がクローバーに似ている(歩き回った後がクローバー畑みたい?)から
②この映画の製作会社が「クローバーフィールド通り」にあるから
という説があるそうです。あんまり深い意味はなさそうですね・・・

リンク全然かまいませんよ。こちらもリストに追加させていただきます~

Posted by: SGA屋伍一 | April 30, 2008 07:50 PM

コメント欄大盛況でお祝い申し上げます。
ようやく観てきましたよ。
これは評価の分かれる映画のようですが、私はかなり気に入りました。

その昔、『GODZILLA』が日本でひとしきり悪評をくらいおわったころ、北朝鮮版ゴジラこと『プルガサリ』を観る機会を得ました。
(こんな怪作をふつうに地上波で放送するテレビ東京系列局はどうかしてると思う)
ゴジラ映画のココロがわかってるのは、『G』より『プ』なんですね、それはもう圧倒的に。
あれほどお国の事情が違っていても、やっぱり東アジア文化圏。
太平洋の向こう側よりは根っこのところで近しいのだなぁと思ったものです。
でも、『クロバ』の「ゴジラわかってる度」は明らかに『プ』を超えております。
(もちろん作品としての出来は比較にもならない)
結局、国民性なんて漠然としたものより、映画を作った特定の人たちの個性のほうがずっと重要なんだ、と今更ながら思いしらされました。

それにしても、この映画に横溢する「当事者意識」は、普通のパニック映画とはレベルが違います。
「明日起こるかもしれないこと」と、「昨日起こってしまったこと」どっちがリアルかということなのでしょう。

『グエムル』も先日深夜にテレビでやってたので観ました。
(放送したのはまたしてもテレ東)
これもまた一種独特の怪獣映画ですねぇ。

Posted by: 秦太@太秦 | May 06, 2008 11:30 PM

>秦太さま

お祝いありがとうございます。盛況なのはこっちからせっせと営業に出かけているから、というのもあるんですけど
一部では不評もあるようですけど、わたしの馴染みのところではなかなか「斬新」「衝撃的」と評価が高いですよ

>プルガサリ

噂でしか聞いたことがないんですけど、「悪政のため、飢饉に苦しむ民衆の怨念が、怪獣を誕生させる」という内容でしたよね・・・・
でも作っているのが北朝鮮政府というすごい皮肉(笑)

>ゴジラ映画のココロがわかってるのは、『G』より『プ』なんですね

あらすじ見ますと、コンセプトはおバカでも悲劇性の強い作品のようですからね・・・ 「自己犠牲」が大きなテーマになってるところも似ています
そして『クロバ』もとてもやるせなく、「自己犠牲」が前面に出た作品でありました。前二作では怪獣を倒した「自己犠牲」が、こちらでは何の意味もない、というのがなんとも皮肉でありますが

>グエムル

独特ですけど、これまた「国民性」と「映画を作った特定の人たちの個性」がはっきり出た作品ではないでしょうか
鑑賞直後、怒りのあまり、壁に拳をたたきつけたことを懐かしく思い出します(笑) 頭にきたのは単にストーリーが気に食わなかったからなんですけど

Posted by: SGA屋伍一 | May 07, 2008 07:01 PM

こちらにもお邪魔します。
あれ?「SLUSHO!」のTシャツ覚えてません?
ワザとらしく着てますよ。
アメリカ映画見る時は、ロゴ入りTシャツは絶対チェックしなくちゃだめッスよ!ダンナ。
アメリカ人て、妙なTシャツ着る人多いですが、あれ文化ですからw

あと、ジュース飲む時にわざわざ銘柄が見えるように飲んでいましたよ。わざとらしかったなあ~w
SLUSHO!って、Dr.Pepperみたいな味のジュースかと勝手に想像してました。
私も、後から探したネタがかなり面白かったです。
寿司屋のネタかよ!みたいな写真は笑いましたね。

Posted by: とらねこ | May 28, 2008 02:12 AM

>とらねこさま

こちらにもお返しサンクスです~

>?「SLUSHO!」のTシャツ覚えてません?

全然覚えてません(笑) わたくしなっかなか細部まで目が行き届かないもので・・・
でも今度からTシャツのロゴには気をつけて観ることにいたしましょう
あと続編では「SLUSHO!」のロゴを目の玉おっぴろげて探したいと思います

「SLUSHO!」のキャラってどことなく『サウスパーク』風ですよね。毒を感じるなあ
あと「スラショー」の語源は「すっごくハラショー」なんじゃないかなーと勝手に思ってます

あとそちらの記事でのレスで恐縮ですが、電話のネタは全く知りませんでした。情報ありがとうございました

さっそくかけてみました。・・・・うーん、この喋ってるおねえちゃん、どこのどなたなんだろう・・・ バッドロボット社の人なのか・・・

Posted by: SGA屋伍一 | May 28, 2008 08:00 AM

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