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January 15, 2008

いま再びの最凶対決 ザ・ブラザーズ・ストラウス 『AVP2 エイリアンズVSプレデター』

Bbs25さあて始まりました。第二回宇宙最凶決戦。「宇宙の暴れん坊」エイリアン対「銀河の忍者」プレデターの無制限一本勝負です。前回の北極ピラミッドアリーナから場所を移しまして、今回はコロラド野外ステージにてお送りします。
おっといきなりエイリアンの噛み付き攻撃だあ! それに対してプレデターの凶器攻撃! 目には目を、反則には反則を。そしてここで早くも場外乱闘かあ!? お客さんたちが次々となぎ倒されていきます! あっという間に会場は血の海に・・・・ って、ねえ、これちょっとヤバクない? なんてこと言ってたらこっち来たーっ! はよ逃げな!

・・・・とまあこんな感じでしょうか。前作のラストで地球を離れたかに見えたプレデターの宇宙船。しかしその中にこっそりエイリアンの赤ちゃんが紛れ込んでいたため、船内はたちまち大騒動に。見事にコロラドの山中に墜落してしまいます。不幸なことにすぐ近くに街があり、エイリアンさんたちは90分食べ放題コースに突入。
エイリアンさんたちは人間をみんな「ごはん」としか考えていないので、女も子供も病人も平等に召し上がっていかれます。ひどい話だ・・・ 好き嫌いがないのは本来いいことなんですがね・・・

そんでその事態をもみ消そうと、本星からプレデターの「掃除屋さん」が送られてきます。一応書いておきますけど、目的はあくまで隠蔽なので「地球人を助けよう」などとはこれっぽっちも思っていません。で、この始末屋さん、たったの一人でやってくるんですね 。ただでさえ知名度の点で遅れを取っているというのに、一人でエイリアンの軍隊を相手にしようとは正気の沙汰とは思えません。これがマサイ族の誇りというやつなのか。あるいはプレデター星はよほど人手不足なのか。

まあとにかくそんなわけで再び宇宙人同士の一大バトルが始まります。これが巻き込まれた街の人々(ム所帰りの兄貴、のび太な弟、ビッチなしずかちゃん、ジャイアン&スネオたち、保安官に子持ちの女軍曹など)のサバイバル描写と交互に描かれていきます。

今回新顔としてエイリアンとプレデターの合いの子である「プレデリアン」というのが登場します。が、やってることはエイリアンと全く一緒で、違うのはせいぜい髪形くらい。あとねえ、合成生物って、どこか珍妙なイメージがぬぐえないんですよね・・・・ レオポンとかガマクジラとかウナギイヌとか。そういえば前に和菓子職人をやっていた友人が、「和洋組み合わせたお菓子は一時ヒットしても、すぐ飽きられる」と言ってました。

観終わっての感想は「ああ、また年明け早々無駄遣いしちゃったなあ」でした(笑)。でもそれなりに気持ちのいい無駄遣いではありました。見たいもの見れたから、まあいいかなって。
実は今年からバカブロガーから脱却して、ソフィスケイトされたアーティスティックなシネマブロガーへシフトしようかなー、なんて目論んでたんですけど、しょっぱなからつまづきました(笑) やっぱりわたしは宇宙人とか怪獣とかが大好きです!!

さて、前作は一応アメコミが原案だったと思ったんですけど、こういう「ムチャ対決」あるいは「ムチャ共演」、アメコミではちょくちょく行なわれます。これまでにも『スーパーマンVSスパイダーマン』『バットマンVSスポーン』『X-MEN/スタートレック』なんてものがありました。そうそう、『バットマンVSエイリアン』というのもあったっけ。一体どうやればホモ・サピエンスがサシでエイリアンに勝てるのか!? ま、そこはそれ、バットマンですから(笑)

最後にエイリアンさんの次の対戦相手を考えてみました。
Krkh043
1.ターミネーター (キャメロンつながり)
2.E.T. (癒し系対卑しい系)
3.ゾンビ軍団 (エイリアンに賞味期限は通用するか)
4.スーパーマン (あ・・・ これマジで見てみたいかも)

そういえば本家『エイリアン』の続きはどうなったんでしょ? このままいくと番外編の方が本家シリーズより多くなってしまうかも・・・ ま、それはそれでいっか♪

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Comments

SGA屋さん、こんばんわ。
ご挨拶が遅くなりましたが・・本年もどうぞよろしくお願いいたします。

いやあ・・・
ブログ記事での笑い初めは、SGA屋さんのこの記事で(笑)。
もうかなり笑ってしまい、勢いでエイリアンを産みそうです。


前作をすっかり忘却のかなたに追いやってしまっていた私にとって、
この記事はものすごくヘルプデスクになりました。
ああ・・そういうことだったのね。掃除屋プレデターは、証拠隠滅のため
に我が地球に来られたんですね・・・。


あの青い液体の意味が全く分からなくて、オロオロしておったのです。


ところで、プレデリアンってどこに出てきました?
ラストで戦ってたアイツのことだったの?

どうやら、あのドレッドヘアのDNAだけはかなり強いみたいですね。

Posted by: 睦月 | January 16, 2008 11:26 PM

>睦月さま

こちらこそご無沙汰しておりましたー
またどしどし・・・じゃ迷惑か。「どし」くらいお邪魔しますんでどうぞよろしく

今年も「笑わぬクールビューティー」の初笑いを頂いてしまったようで、光栄です。これを励みに一層ボケつづけていきたいと思います

>掃除屋プレデターは、証拠隠滅のため
に我が地球に来られたんですね・・・。
>あの青い液体の意味が全く分からなくて、オロオロしておったのです。

そういうことです。青い液体の正体は恐らく異星の科学により作られたスーパー除菌クリーナーでしょう
しつこいカビもこれですっきり! 床も溶ける! 人も溶ける!
ご使用の際はくれぐれもご注意を

>ところで、プレデリアンってどこに出てきました?
>ラストで戦ってたアイツのことだったの?

どことどこ、とははっきり言えませんが、最後のバトルでやりあってたのは確かにアイツでした
それにしても男の戦いに水をさす、というか、ミサイルを撃っちゃいかんですよねえ(ネタバレ?(^^;))


Posted by: SGA屋伍一 | January 17, 2008 08:21 AM

SGA屋伍一さんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

う~む、友人の和菓子職人さんの言葉がかなり言い得て妙な感じwプレデリアンも確かに外見のみが変わっただけで、後は普通のエイリアンのような攻撃しかしてなかったから、あれだと世間も冷めるのが早いでしょうね~・・・。
2割ほどしかプレデターの遺伝子を受け継いでなかったそうなので、あともう2割足していればプレデターから武器とか奪って逆に使ったりと、知能の発達等が目覚しかったかもしれませんねw卵生むだけよりも、そっちの方が面白そうです。


>バカブロガーから脱却

・・・・そうなったら自分SGAさんのブログ見ないです(爆

Posted by: メビウス | January 17, 2008 03:11 PM

>メビウスさま

お返しのコメント・TBありがとうございます

>あれだと世間も冷めるのが早いでしょうね~・・・。

そういえばかつて人間とエイリアンの合いの子の「ニューボーン・エイリアン」なんてのもいましたが、いまや全く忘れ去られているような(笑)
それまでのシルエットを踏襲しつつインパクトのあるデザインというのは、なかなか難しいもんですね

>2割ほどしかプレデターの遺伝子を受け継いでなかったそうなので

じゃあ髪形しか似ないのも無理ないですね・・・ 五割ずつなら両種族の板ばさみになって苦しむ、なんて話もできたかもしれませんが、そんなの誰も期待してないか(笑)

>・・・・そうなったら自分SGAさんのブログ見ないです(爆

そんな殺生な(ToT)
でもたしかに勘違いしたB級アイドルが「もうグラビアはやりません!」と言うがごとき発言でした。幾つになっても水着でがんばりたいと思います

Posted by: SGA屋伍一 | January 18, 2008 08:14 AM

こんにちは!
TB&コメントありがとうございました。

私は、どういう訳かこの映画が面白かったんですよ~
何だか怪獣映画みたいで、ウケちゃった♪
流石に背中にチャックはなかったけれど、着ぐるみプレデターが妙に可愛かったです。
孤高の戦士だぜぃ~って感じもカッコ良かったし♪
プレデりアン君は期待外れでしたね~
ただ髪がオシャレになっていただけだし、造形も雨で誤魔化してよく見せてくれないんだもの~

これはきっと続編もありますよねー
今度はクィーンエイリアンも出てくるかな?

Posted by: 由香 | January 19, 2008 05:53 PM

こんにちは。
TB&コメントありがとうございます。

私としては『マサイ族』と『卑しい系』という言葉を使っているところが、SGA屋さんらしくて好きでした♪確かに、マサイっぽいんですよねぇ

もう少し、プレデリアンさんの姿と脅威の能力を明確に描いてくれていれば、私は楽しめたと思うけど。
そんなに真面目に見なくても、軽いノリで雰囲気に乗っかった方がいいのかもしれないですねーーー

ジャンルは変わってしまうけど、本作のようにシリーズの主役を共演させるというスタイルで私が気に入っているのは『フレディ vs ジェイソン』です。『エルム街の悪夢』の鉤爪男と『13日の金曜日』の不死身男の対決。笑っちゃうような設定ながらに、双方の弱点とトラウマまで丁寧に描いてくれて楽しかったです。ホラーは苦手でしたっけ・・・?

Posted by: となひょう | January 19, 2008 07:49 PM

>由香さま

お返しのコメント・TBありがとうございます
感動作・重厚なドラマも大事ですけど、やはり月に一本はこういうのを観ないと禁断症状が出そうです(笑)

プレデターさんは今回もいかしてましたねえ。必死で逃げ回る人間たちには目もくれず、「オレさまさえかっこよけりゃあとのことはどうでもよか!」と言わんばかりでした

>プレデリアン

うーん。みなさんそろって不評ですねえ。名前も「ベジタリアン」みたいで「もっと肉食えよ!」と言ってやりたくなりますねえ。食ってたけど

>これはきっと続編もありますよねー
今度はクィーンエイリアンも出てくるかな?

じゃあサブタイトルは『クイーンエイリアン華子の生涯』かなあ
なにかと『バイオハザード』と共通点の多いシリーズなので、(あるなら)三作目はエイリアンが増え広がってしまった世界で、「真昼の決闘」がえんえんと行なわれることかと思います

Posted by: SGA屋伍一 | January 20, 2008 08:57 PM

>となひょうさま

お返しのコメント・TBありがとうございます

>確かに、マサイっぽいんですよねぇ

一作目見たとき思ったんですよね。「ライオンを一人で倒さないと一人前として認めれらない」、アレと似てるなって
超文明を有しているのにそんなアナクロい風習を続けているのがプレデターの面白いというか、わけわかんないところです

>そんなに真面目に見なくても、軽いノリで雰囲気に乗っかった方がいいのかもしれないですねーーー

そうですね。それなりにメッセージもありましたけど、「ゴジラとガメラどっちが強いか!?」みたいな発想の映画ですから(笑) マジメに見ても肩が凝るだけじゃないでしょうか

>『フレディ vs ジェイソン』

ほほう。なかなか両キャラクターへの愛が詰まった一本のようですね。でもホラーは苦手です(笑)

Posted by: SGA屋伍一 | January 20, 2008 09:07 PM

こういうのはまさに正月映画で、正月じゃなければ観ないかもしれないです(笑
そうそう、この手の物の元祖は「ルパン対ホームズ」あたりなんでしょうね。
あれも結構玉虫色の決着でしたけど、単純に推理小説の二大スターが競演しただけで結構満足したものでした。
ドイルは怒り狂ったようですけど。

Posted by: ノラネコ | January 22, 2008 01:26 AM

>ノラネコさま

>正月じゃなければ観ないかもしれないです(笑

お祭りムードが「よし! 一丁無駄遣いしてやるか!」という気分にさせるんですかね(笑)

>ルパン対ホームズ

これはやっぱり男子にとっては王道ですよね。今から思えばルブラン書くところのホームズはどこか精彩を欠いているんですが、ルパン派のわたしは「いい気味だ」と思いながら読んでました

>ドイルは怒り狂ったようですけど。

海を越えてわざわざ怒りにいったそうですね(笑)
著作権があいまいなころの微笑ましい(?)お話です

Posted by: SGA屋伍一 | January 22, 2008 07:45 AM

 SGA様は1の記事で「プレデターがやや太め」と書いた
と思うんですが(前ふり)なんとスペランカーの新事実が!!(強引)
http://blog.meguru.moo.jp/?day=20080124
 
 なんとスペランカーはプロの探検家ではなかったのです!!
 
 いやぁ~だからあんなに弱かったんですね。
 スペランカーもメタボが気になるそうですが、

>プレデター星はよほど人手不足なのか。
 あのプレデターもプロではないのかもしれません。
 あとメタボがきになるのかもしれません。
だから、太めなのでしょう。
 新種のメタボ・プレデターなのかもしれません。
 
 
 最近プレデター星でも人権団体により人間狩りはできないそうです。
マダム・ザルバンダーさんは「まぁ、ウチのペットのキャシーちゃんに
そっくりの人間を狩るなんてダメざます!!それに人間は絶滅寸前
なんザマスよ!!」とお怒りのようですし。
 ザルバンダーさんは誰よりも強いみたいですw
 なんか藤子F先生みたいなお話です。

>マサイ族の誇り
 それだとゲストに招かれてミスター・マリックの手品を
見破るんですねw

Posted by: 犬塚志乃 | January 26, 2008 12:06 PM

>犬塚志乃さま

>スペランカー

というと昔懐かしファーストファミコンの迷作ゲームでしたっけ
私は親にファミコンを買ってもらえなかったんでやったことないですけど

>あのプレデターもプロではないのかもしれません。

いや、あの方は一応設定上ではプロフェッショナル中のプロフェッショナルということになってるそうです
ただ「クリーナー」という異名から全然その凄みが伝わってこないのがつらいところです

>なんか藤子F先生みたいなお話です。

『絶滅の島』でしたっけ。あまりにもハードな展開とずっこけそうなオチが強く記憶に残る作品でした

Posted by: SGA屋伍一 | January 26, 2008 08:34 PM

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