あつ姫じゃ~っ!! ~大河ドラマ『篤姫』より① 薩摩激動編
おカツ 「みなさんこんばんは! おカツです!」
肝付 「ききき、肝付尚五郎です・・・・」
西郷 「西郷~吉之助にごわはんど~」
調所 「ず・・・・ずしょ・・・ しょうざえもんにございます・・・・」
おカツ 「さーて、邪魔な親父たちも追い出したし、いよいよこっちのもんっすよ!ってな感じだぜ! 野郎ども! 気合は入ってるな!」
肝付 「ていうかこれ・・・今年もやるんですか?」
西郷 「まったく懲りないとうか見苦しいというか」
おカツ 「てめえらやる気あんのか! ぶっとばすぞ!!」
西郷 「おそれ~ながら~姫さま~ いきなり~じいさまが死にかけておるでごわす~」
おカツ 「初回だってのに縁起悪ィなあ! じっつぁんいきなりどうしちまったのよ!?」
調所 「じ・・・じつは・・・お家を守るために毒をあおったのでございます・・・・」
西郷 「びびって中途半端な量しか飲めんかったのでごわしょうな。ゆえにかえって長々と苦しむはめになったようでごわす~」
おカツ 「なんでまたそんなことを・・・ おい、えなり、状況を詳しく説明しろ」
肝付 「おお、おそれながら『えなり』はあんまりです・・・ せめて『えいた』とおよび下さい・・・・」
おカツ 「・・・・いいか? おれが『えなり』といえばそれが『えなり』だ。わかったか?」
肝付 「はは、はい・・・(しくしく) 時は幕末、薩摩は財政改革のまっただ中。その先鋒をになう調所さまはひたすら『ぜいたくは敵だ』と連呼されて、みなから煙たがられておりました。藩主斉興さまはご子息斉彬さまと折り合いが悪く、斉興さまはいつまでたっても家督をゆずろうとしません。そのため斉彬さまはお父様のスキャンダルを幕府に提出し、その引退を図ろうとしたのでございます。ですが、調所さまは斉興さまをおかばいになって、『わたしが全部やりました』と遺書をしたため、毒をあおられたのでございます・・・・ うう・・・(ToT)」
おカツ 「やればできるじゃねえか、えなり。スキャンダルつうのはあれか? 『かるかん』の製造年月日をごまかしたりしたのか?」
肝付 「おお、おそれながら姫様、めったなことを申すものではありません」
おカツ 「じっつぁんよ、あんたも見上げた忠誠心だよ。だがどうせなら武士らしく、腹かっさばいて逝ったほうがよかったんじゃねえか?」
調所 「や、やかましいわ・・・ こむすめ。か、か、カツオみたいな名前の分際で・・・・」
おカツ 「姉さん、勘弁してよ~ って西郷、じじいをこれ以上苦しませるな。武士の情けだ。介錯してやれ」
西郷 「わかりもした~」
調所 「ちょ、ちょっと待っ、まだこころの準備が・・・」
西郷 「ちぇすとぉおおおお(シュパ)」
おカツ 「ところでえなりよ、『肝付』ってあんまり聞かない姓だがスネ夫役の肝付兼太氏のゆかりのモンなのか?」
西郷 「おそれ~ながら~、新世代はすでに関智一氏の声になじんでしまったものと思われますが~」
おカツ 「まぜっかえすんじゃねえよ! でもそうだな。どっちかっていうとスネ夫っつーよりのび太っぽいタイプだな」
西郷 「まっこと。メガネをかけたらのび太そのものでごわす。がはははは!!」
肝付 「しずかちゃんもジャイアンもひどいよ! ドラえも~ん!!」
おカツ 「男がこれくらいのことで泣くな!! うぜえんだよ!! あー、そいで西郷、お前はなんか抱負とかあるか?」
西郷 「おいどんは~やはり~ササニシキよりコシヒカリの方が好きでごわす~」
おカツ 「・・・・誰もそんなこた聞いてねえよ」
西郷 「最近出回ってる無洗米、ありゃ食えたもんじゃありませんな~」
おカツ 「大概にしとかねえとテメエ打ち首にすんぞ」
西郷 「・・・・どうも失礼しもした」
おカツ 「とまあ、こんな感じでまたいってみましょうか。みなさんどうぞよろしくね♪」
西郷 「今年こそ~ 途中で挫折しそうでごわす~」
肝付 「イジメかっこ悪い」
調所 「また来週~」
一同 「あれ?」
Comments
たしかに姫様はいつまでたってもお若いですなあ。
この前「初恋」で20才過ぎて女子高生演じてましたが、人妻になっても女子中学生いけますね。NHK御用達でなければ、「幼な妻」とか「高校聖夫婦」とかやってくれたのかもしれません。残念。
考えてみると、恐るべきことに一番大人びていたのはかの「ユリイカ」の頃だったような気がします。どんな小学生だよと。
以上、タイトルにあわせて懐古ネタで。ああ、私はつる姫なんて知りませんよw
Posted by: 白黒(ry | January 29, 2008 12:35 AM
>白黒(ry さま
またまたコメントありがとうございます
本当に今の役は化粧っ気が少ないせいか、中学生にしか見えません
>一番大人びていたのはかの「ユリイカ」の頃だったような
そういえば昔はくら~い仏頂面してた役が多かったような・・・ もしかしてアレが素だったりして(笑)
>私はつる姫なんて知りませんよw
わたしだってリアルで読んでたわけではありませんよ(^^;)
ちなみに土田よし子先生と上田とし子先生は間違えやすいので気をつけましょう!
Posted by: SGA屋伍一 | January 29, 2008 07:41 AM
>斉興
まずいですよ!この人はスケ番刑事に司令を出していた
「暗闇司令」ですよ!
携帯刑事の先輩を使っていた人です!
この人を相手にするなんて無茶です!
最近もあやや、を使っていました。
>だがどうせなら武士らしく、腹かっさばいて逝ったほうがよかったんじゃねえか?」
某マンガでは影バラを切りましたね。
自分で自分を誉めたい気分でしょう。
Posted by: 犬塚志乃 | January 29, 2008 09:55 PM
>犬塚志乃さま
>暗闇警視
の人だったんですか。『ス○バン刑事』についてはほとんど知らないもので
しかし暗闇警視ってまるでショッカーの幹部みたいな名前だなあ
>某マンガでは影バラを切りましたね。
潮版30巻では「本当は毒を飲んだらしいんだけど、この人らしく蔭腹を切ってもらいました」というフォロ-が入ってました
ワイド版のギャグ注にもあったかな?
Posted by: SGA屋伍一 | January 30, 2008 09:54 PM
超お久しぶりです。
いつも読むだけでしたが、「つ○姫」に呼ばれてしまいました(^^;)
マーガレットで連載中を知ってます。懐かしいです。
今、東京に研修できてます。ここのネタじゃないですが、ナスカ展、東京で再びやるというのをポスターで見て、なんで東京ばっか。とひがんでおります。
ナスカ展(京都で見た)もアステカ展(神戸で見た)も名古屋とばしだった! おかげで観光できたけど……。
今年も大河パロディー楽しみにしています。……って早くも初回で挫折した私です。「風林火山」は面白かったと思ったら「新選組!」のスタッフだったとか。どうりで。
Posted by: kakakai | January 30, 2008 10:15 PM
>kakakaiさま
お久しぶりです。そして研修お疲れ様です。実は時々そちらのご飯ブログも読んでます・・・ なかなかコメント残せず申し訳ありません
>「つ○姫」
断片的にしか読んでませんがインパクトのある絵柄でした。というわけでこのタイトルに(笑)
>ナスカ展(京都で見た)もアステカ展(神戸で見た)も名古屋とばしだった!
なんででしょうね? 愛知だってそれなりに博物館や展示施設あるだろうに・・・・ それにしてもナスカ展、息が長いですねえ
>早くも初回で挫折した私です。
生きるか死ぬかのサバイバルから一転してほのぼのホームドラマですからね(笑) でも『新選組!』とかぶってるところを探しながら観るのもいいんじゃないでしょうか
Posted by: SGA屋伍一 | January 31, 2008 07:57 AM
>西郷 「ちぇすとぉおおおお(シュパ)」
「ふふふ、わしの村●はよく切れるのぉう、さすが反徳川のシンボル
じゃ、がはははは。」
肝付「なんかさ、家康の土地の近くが●正の生産地なんだって。
だから家族がやたらと村●で被害に会ってるみたいだよ。
あと本多忠勝の槍も●正みたいだね」
おカツ「ほうおぅ、そうなのか」
肝付「てぃへ、実は受け売りなんでちゅ。」
西郷「おいおい、こっちがせっかく柴錬や山風みたいに
おどろおどろしくやろうとしているのに水さすなよ」
おカツ「ん、この村●ニセモノじゃねぇか?ほら、このつなぎ目が合って
ねぇぜ」
肝付「ニセブランド?」
西郷「なんてこった、やっぱりあの国の生産じゃダメか。
最近もなんか食って腹こわしたし」
おカツ「きわどいネタでさようなら」
Posted by: 犬塚志乃 | January 31, 2008 10:35 PM
「あの国ってどこの国ですか」
「中○のことだろ」
「おのれ長州のやつら! よくもたばかりおって!」
「そこの中○じゃないと思いますけど・・・・」
「いや、そうとも言い切れないぞ。この刀、誰から買ったの?」
「たしか大村益次郎とか・・・」
「道理で。よく見ろよ。『村益』って書いてあるぞ」
Posted by: SGA屋伍一 | February 01, 2008 08:34 PM