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November 05, 2007

芝居バカ一代 美内すずえ 『ガラスの仮面』 もう一回9巻目まで

20071105190754先日宿題で『ガラスの仮面』の記事を書いた(http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2007/09/post_84da.html)らそこそこ好評だったので、調子にのってまた書きます。でもまだ続き12巻目くらいまでしか読んでないので、今回は1巻から9巻までの名場面集ということで。広い心で読んでください。あとウソもけっこう混じってます。ごめんなさい。

☆『ガラかめ』で一番最初に「ゾクッ」ときたのが、月影千草の登場シーン。覆われた髪の下にあったその素顔は・・・ このページだけ明らかに·楳図かずおの世界。かと思うとしがない大衆食堂でラーメンなんかすすっていたりして、アンバランスなこと甚だしい

☆芝居のチケットが欲しくば百人組み手ならぬ百軒出前をやってみせろと言われ、受けて立つマヤ。ズタズタのボロボロになって見事成し遂げてみせるが、ラーメン屋娘は負けが悔しくてチケットを海に投げ捨てる。ためらわずに極寒の海へダイブするマヤ。それを見てラーメン屋娘が「き○がいだわ。芝居きち○いよ」と差別的表現。序盤には時々このようなココロない言葉が出てくる。あんまり気にされない時代だったんだなあ、と。わたしの手に取った版、すでに70刷はいってたし

☆母親から送られて来たマヤへのマフラーだか服だかを、一瞬の躊躇もなく「燃やしちまえこんなもの」と命令する月影。鬼だ

☆病弱なメグ(『若草物語』より)の心をなかなかつかめないマヤは、本当に40度の熱を出して舞台にあがる。死ぬぞ! 最初の数巻にはこうした無茶な描写が多いのだが、話が進むにつれ少なくなっていくのがさびしい。ちなみにわたし幼少時40度出して錯乱した経験あります

☆マヤと姫川亜弓のたぶん初対決。「はい」「いいえ」しか使えないマヤを、多彩な言葉で追い詰めていく亜弓。いわば真剣を相手に二本指で戦うような勝負を、超絶テクニックで見事受け流すマヤ。似たような勝負、たしか『幽遊白書』にもあったような

☆舞台『たけくらべ』で同じ役をやることになり、火花を散らすマヤと亜弓。ここは素直に役者の演技の違いをわかりやすく描き出している美内先生の技量に敬意を表したいと思います

☆演劇コンクールにおいてまたしても対決することになった劇団月影と劇団オンディーヌ。だが悪徳プロダクションの企みにより、マヤ以外のメンバーは路上に足止めされてしまう。結局開演時間になっても劇団員たちは到着せず、劇団月影は絶体絶命に。そんな時マヤの脳裏に浮かんだのは、いつもたった一人で観客と戦っているイッセー尾形の姿だった・・・ 月影先生ナイス助演。なんであんたは手だけでそんなに怖いんだ

☆劇団月影がつぶれ、出稼ぎに出ることになったマヤ。その先でマヤは恨みをかった専属女優のワナに陥る。芝居の途中、赤子を模した人形の首が、ボキッと折れてしまったのだ。だがマヤはとっさに題目をホラーにすり替え、何とかその場を切り抜ける

☆「北島さんにあって、わたしにないもの・・・・ それはギャグセンス!」であることに気づいた亜弓は、街角でホームレスのなりをしてどうしたらウケをとれるのか研究する。翌日東スポに「姫川亜弓、有楽町でホームレス!?」とすっぱ抜かれるが、東スポだけに誰も信用せず

☆「掃除終りましたー!」と元気良く学校を飛び出していくマヤ。しかし教室は元よりひどい惨状に。緊張感あふれる場面が続く中ちょっとホッとなるシーンだけど、このコ主婦には向いてないと思う

☆劇団つきかげ再旗上げ。しかしその晴れの舞台でマヤに与えられたのは、ピクリとも動かない人形の役立った・・・ そんなのモノホンの人形を置いておきゃいーじゃん。と素人は思うが、それはマヤに「周りに合せて自分を殺す」演技を身につけさせる月影の策略であった。少年漫画の「こんな特訓、なんの役に立つんだ?」というアレです

20071105190827とりあえずワタシが印象に残ったシーンはこんなとこです。紫の人と袋小路くんに関する場面が一個もないことに気がつきましたが、ま、いっか。
続巻もとりあえず読む予定でおります。「もうヤメロ」と言われそうな気もしますが・・・・

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Comments

SGAちゃん♪こちらにも。
二度目にUPありがとうございます!どうどう、面白いっしょ?続きが気になるでしょ?
「やめろ」なんて言うもんですか!とんでもない。
月影先生のあの顔、小学生の頃にみたら、とんでもないホラーでした。衝撃でしたよ。

>最初の数巻にはこうした無茶な描写が多いのだが、話が進むにつれ少なくなっていくのがさびしい
いやいや、まだまだ。この先いくらでも、マヤに試練が待ち構えてまっせ。
しかし、竹ギプス!『氷の微笑』でしたっけ?(違)
あの役をやった時に初めて、この漫画のタイトル、「ガラスの仮面」というセリフが出てくるんでしたね。
お母さん(だか似た人)を交差点で見かけるんですよね。心配で・・・

えと~、嫌というほど書いてしまいそうなので、ここら辺で・・・
あ、そうそう★
SGAちゃんに、バトンを回します。明日づけでUPしますので、
ネタがない時、気が向いたとき、いつでも構いませんので、もしよければ、お願いしますね。

Posted by: とらねこ | November 05, 2007 at 11:26 PM

ツキカイダー、ナイスです。
少女マンガとヒーロー物の見事な融合、しかもおちゃらけ。
SGAさんイラストの真骨頂と言えましょう。

亜弓さんの方は、お蝶夫人かと一瞬迷いましたが(笑)

Posted by: シュウ | November 05, 2007 at 11:43 PM

>とらねこさま

つづけてコメントありがとうございます
続き気になりますねえ。とりあえず『奇跡の人』のあたりは途中でやめられず一気に読んでしまいました
しかしまだまだ先は長い。しかもまだ完結してないし(笑)

>お母さん(だか似た人)を交差点で見かけるんですよね

ありましたね。お母様のその後も気になります

>バトン

かしこまりました。わかってるんです。あなたに逆らえないということは・・・ じゃなくて(^^;)、いつもネタ提供ありがとうございます

あととらねこさんもまた「ここがすごい!」「ここをチェック!」みたいな解説記事書いていただけると、ちょっと助かります。映画のレビューもたまってて大変でしょうけど

Posted by: SGA屋伍一 | November 06, 2007 at 08:02 AM

>シュウさま

>ツキカイダー

こんなんで誉めてもらっていいのだろうか・・・
ま、いっか。ありがとうございます♪

>亜弓さんの方

これがわたしの限界です・・・ サインペンで書いてますし・・・ ていうかお蝶夫人と亜弓さんもたいがい似てると思うんですが(開き直った)

続き書こうかなーと思ったのはシュウさんが読んでてくれたから、ということもあるのですよ。とりあえず続きもがんばります

Posted by: SGA屋伍一 | November 06, 2007 at 08:07 AM

やんややんや(喝采)。

Posted by: かに | November 06, 2007 at 12:17 PM

>かにさま

イエエエエ!! ぶっちぎりだぜェー!!

執筆がんばってね(笑)

Posted by: SGA屋伍一 | November 06, 2007 at 06:11 PM

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