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September 03, 2007

適当掲示板52&インカ・マヤ・アステカ展報告

20070831120258ようやく猛暑もあけたようですが、みなさまお変わりないでしょうか。ご意見その他ありましたら、こちらにお願いいたします。

今回はとらねこ様からのもう一個の宿題である「映画バトン」をやる予定でしたが、ぼやぼやしてる終ってしまいそうなんで、こちらを先に回します。とらねこさま、申し訳ありません。もう少々お待ちください。ムチはやさしめでお願いします。


Aztec_img03あの「ナスカ展」から一年(でもまだ国内を転々と回っているらしい)、上野に再び南米からの風が吹いて参りました。「インカ・マヤ・アステカ展」、先日行ってまいりました。この三つの文明、場所や年代が比較的近しいため、具体的にどう違うのかとかよくわからなかったんですが、先日のNHKSPやこの展覧会のおかげで大体把握できたような気がします。順を追って感想を述べてみます。
公式サイトはこちら
http://www.3bunmei.jp/index.html


☆マヤ
20070902202618中米のユカタン半島を中心に西暦前400年ごろから西暦1400年くらいまで栄え続けた文明。小さな都市国家が合従連衡と興亡を繰り返し、統一されることはなかったそうです。
「マヤ」といえば思い出すのは『アポカリプト』にも登場した階段式ピラミッドの数々。そして妙にカクカクした独特のアート。会場にもモビルスーツのようなモビルアーマーのようなものがいろいろ置いてありました。なかには何が書いてあるのかわからんものも(笑)。ガラスの仮面はありませんでしたがヒスイの仮面(重そう・・・)はありました。


☆アステカ
2007090220263414世紀から16世紀に現在のメキシコ中央部に栄えた文明。祭壇で心臓を抉り出していたというおっかない風習で知られています。彼らはそうしないと太陽のエネルギーが尽きてしまうと考えていたそうで。そうした残酷趣味とあっけらかんとしたイメージが混ぜ合わさったアートは、三文明の中で一番ぶっとんでおりました。
『ジョジョの奇妙な冒険』に出てきた石仮面もあり。くれぐれもかぶらないように。


☆インカ
20070902202652現在のペルーを中心に興った巨大な帝国。13世紀から16世紀ごろまで栄えました。天空の都市、マチュ・ピチュや独自のミイラ文化などで知られています。地域の人々はミイラをきれい着飾ったりして楽しんでいるそうですが・・・・ 死体を着せ替え人形にして遊ぶんじゃない! そのせいか、こちらのミイラってエジプトのものよりももっと生々しい。毛髪などもしっかり残っておりますし。その手のものが苦手な人にはおすすめできません。会場出口では精巧な「ミイラ・フィギュア」が販売されておりましたが、明らかに何か間違ってると思います。


これだけ場所と時空が隔たっているのに、エジプトと共通の要素・・・太陽、ミイラ、ピラミッドなど・・・がいろいろあるのが興味深いですね。で、「実は関係あったんだよ!」と主張したのがちょっと前にベストセラーになった『神々の指紋』なわけですが。
ただ太陽自体を神と崇める文明が多い中、太陽を一種の「装置」のように考えていた(アステカ)のは独特だな、と思いました。また、マヤ・アステカには「車輪」がなく、インカには「文字」が存在しなかったそうですが、それなのにあれだけ大した文明を築いたというのは驚きの一言であります。


雄大な自然を背景に子供のような無邪気さと残酷さを併せ持つ中南米の文明。興味のあるひと、持たれたひとはどうぞ足を運ばれてみてください。会期は今月24日まで。
Maya_img06Catalog_017SkeletonInca_img04

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Comments

こんにちは〜!
この辺りの古代文明って本当、想像力を掻き立てられますよね。考えるだけで胸がワクワクします((o(^-^)o))
私もこれ気になってました。一緒に行く人がいないからって諦めてしまうのも勿体ない話ですよね。行きたいな(-.-)
デラゴスティ〜ニ♪の“古代文明ビジュアルファイル”は買ったんですが、全然揃ってないんです。
ディオの石仮面!盛り上がりますよね〜o(^-^)o漫画でも結構リアルに描かれてるんですよねアレ。
『マスク』も思い出します私。
しかし、死体に装飾を施すのって、美しい文化とこそ思ってましたが、「死体で着せ替え人形」とは思いつきませんでした・・・。

こういうところでだんだんSGAちゃんにハマってしまうんですね、みんな(笑
P.S.バトンはいつでもいいですからね★

Posted by: とらねこ | September 03, 2007 at 01:14 PM

>とらねこさま

こんばんは。コメントありがとうございます。
自分も古代文明大好きです。でも難しいことはさっぱりわかりません(アイタタタ)

>一緒に行く人がいないからって

わたしもこの手のモノが好きな人が周りにあんまりいないもんで、行く時は大概一人です。去年のミイラ展のときはだまくらかして無理矢理友人に付き合ってもらいましたけど(^^;)

>ディオの石仮面!

実際にかぶって「オレは人間を超えるっ!!」とやってみたかったですね~
展示してあったものはマンガのより穏やかな表情でした(笑) 穴が開いた頭骨も幾つか展示してあって、「もしや吸血鬼に・・・」なんて妄想を膨らましてしまいましたよ

>「死体で着せ替え人形」

乱歩チックですなー。死者を尊んでキレイにしてやる、ここまではいいんです。ただこの辺の人たちって、ミイラを埋めずに町のそこかしこに置いて、マスコット人形のように可愛がっているんですよ・・・・ おまけにそいつに十字を切って祈ってる日にゃあ、頭を抱えたくなりますね

>バトン

必ずやりますんでもうちょっと待っててね♪ (ピシッ)アウ!


Posted by: SGA屋伍一 | September 03, 2007 at 09:26 PM

覚えていらっしゃいますでしょうか。
めちゃくちゃご無沙汰しております。
実は今日、京都でまだやっているナスカ展に行ってきました。
とても感動しました。
この記事を読んだおかげでナスカ展のことを知り、検索かけて京都でやっているのがわかり、即断即決で行ってきました。
いいものを見させていただきました。インカ展は知っていたのですが、ナスカ展は知りませんでした。京都でやっている間に巡り会えてよかったです。山梨、熊本となるとさすがに簡単には行けませんから。
お礼が言いたくてコメントしました。
ありがとうございました。
ちなみにインカ展はたぶん神戸へ見に行きます。

PS
大河シリーズは毎回楽しく拝読してます。(^^;)
今年は「新選組!」の呪縛からようやく抜け出て大河を見る気になったので、テレビと並行して楽しんでいます。

Posted by: kakakai | September 09, 2007 at 12:11 AM

>kakakaiさま

忘れてませんよー。『新選組!』レビューの際はたくさん励ましてくださってありがとうございました
ナスカ展行かれたのですね。個人的な印象でいうと、ナスカのほうがインカ・アステカよりすっとんきょうというか、すっとぼけている印象を受けました(麻薬でラリッてる像までありましたしね)
アステカにも手術あとのある頭蓋骨が展示されていましたが、こちらの成功率が二割だったのに対し、ナスカは実に六割の成功率を誇っていたとか。恐るべし、ナスカ文明です

インカ展は上に書いたように、ややグロいところもありますが、こちらも見ておいて損はないと思います

>大河シリーズは毎回楽しく拝読してます。(^^;)

あはは・・・ あんなしょうもないところを(^^;)
もう『組!』の時ほどに大河ドラマにのめりこむことはないだろうと思いますが、今年の『風林火山』にはなかなか楽しませてもらってます

Posted by: SGA屋伍一 | September 09, 2007 at 10:30 PM

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