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July 09, 2007

あの男、最近どう? レン・ワイズマン 『ダイ・ハード4.0』

20070709173452いまやありとあらゆるところに張り巡らされているコンピューター・ネットワーク。そのシステムが突如としてオールダウンしたなら社会はどうなるのか・・・

三流ハッカーたちを狙った奇妙な連続爆殺事件。それは米国政府に対する不敵なサイバー・テロの前触れであった。
そのころ不遇の英雄ジョン・マクレーン刑事は、一人の青年を署まで連行するよう命令を受ける。たやすい任務のはずだったが、その青年がテロ組織の重大な手がかりを握っていたため、マクレーンはまたしても修羅場のただ中で孤軍奮闘するはめに・・・・

いやー、気がつけば『ダイ・ハード』シリーズも、もう40作目ですよ。確か一作目公開が1988年ですから、ほぼ一年に二作のペースで作られ続けているわけで。『男はつらいよ』にも匹敵するほどの長寿シリーズになってしまいました。
二作目が公開されたころ、わたしはまだ高校生で、友人たちと連れ立って観にいった記憶があります。あのころから比べると、わたしもそれなりに歳をとり、腹が出て、ウィリスの頭髪は完全に消滅しました。時の流れは悲しいですね。

わたしとしては、やはり初期2作の方が思いいれがあるんですよね。みんなが楽しくお祝いしてるクリスマスの夜に、「なんでオレだけこんなことを」と愚痴りながら、狭苦しいエアダクトをあくせくと這い回るマクレーン。
それでも傷だらけになってなんとか事件を解決すると、愛妻の暖かい抱擁が待っている・・・・ そんなところが好きでした。
お話が高層ビルや空港内のように、狭すぎず広すぎないエリアの中だけで進行していくというスタイルも、当時のアクション映画としては、なかなか斬新でした。
ですが三作目以降からは奥さんは家を出て行っちゃうし、活躍する範囲もどどーんと拡大してしまって、「なんだか普通のよくあるドンパチ・ムービーになってしまったなあ」という感じで。それからも未来に行ったり宇宙に行ったり魔界に行ったり・・・・ いろいろありました。でもまあ曲りなりにもここまで続いてきたのは、やはりマクレーンという魅力的かつ等身大のキャラクターが、人々の心をがっちりつかんでいるからなんでしょう。

そしてとうとう40作目となった今回の作品。全体的には三作目以降の雰囲気に近いんですけど、初期二作のテイストも取り入れられていて、その点は嬉しかったです。あれだけ事件を解決してるのに、相変わらずヒラ刑事のマクレーンに、涙を誘われます。26作目で「サイボーグに改造された」という設定は、どうやらなかったことにされた模様。
敵役に、正体不明のサイバーテロリスト。白人中心の顔ぶれは(中華も一名混じってますが)、恐らく政治的な誤解を回避するための配慮かと思われます。32作目ではもろにアルカ○ダをモデルとした悪役が出てきて、けっこうひんしゅく買いましたからね。
また、今回相棒を務めるのは、不潔感あふれるITオタク青年。この青年がウチの同僚によく似てて、ちょっと親近感もてました(笑) ちなみに彼も最初はとっつきにくいけど、根はいいヤツです。マクレーンのパートナーも、これまで本当にいろんな人たちがいましたね。わたしは6作目の「幽霊の見える少年」が特に気に入っています。

それなりに筋立てもありますが、基本的には頭をあまり使わない、ポップコーン・ムービーの王道を行く作品となっておりました。日ごろのウサとかは一切忘れて、素直に爆笑一歩手前の無茶苦茶アクションを楽しみましょう。もしかしたら翌日には内容のほとんどを忘れているかもしれませんが、見ている間・見た直後はとっても爽快。そんな夏の生ビールのような映画です。それでこそ『ダイ・ハード』ってもんじゃないでしょうか。

さて、50歳を過ぎてもまだまだ元気とやる気に満ちているブルース・ウィリス。シリーズ継続は恐らく確実でしょう。果たして『ダイ・ハード』の真の完結編はどのようなものになるのか? わたしとしてはすれ違いが続いている元奥さんと再婚して「めでたしめでたし」になればいいなあ、と思ってるんですが、今回名前しか出てこなかったところを見ると、実現する可能性は薄そう。
「死ににくい男」が死んで終り・・・という線も考えられますが、既に10作目と30作目でデッド・エンドはやってるんですよね。そのたびに「実は生きていた!」ということで続編ができてますから、これも考えにくいですね。もはや『ダイ・ハード』というより、『ダイ・インポッシブル』です。

20070709173557でもまあこうなったら、ジョン・マクレーン=ブルース・ウィリスには、ぜひ50作目、100作目までがんばっていただきたいと思います。

「めざせ! ジャイアント馬場!」


え? 小数点?


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Comments

もー
いったいぜんたいどっからつっこんでいいやら分からんではないですかー
4作目から39作目がめっちゃ気になるなー
てゆかSGAさん、もしかしてイマイチでした?

1作目はもちろん別格なんですけど、実は2作目よりは3作目の方が好きです。
理由はジェレミー・アイアンズがかっこよかったから、ですけど。

ITオタク青年は良かったですよね。
彼の風貌といい雰囲気といい、なんだかタイプでした。

Posted by: kenko | July 10, 2007 at 12:39 AM

>kenkoさま

おはようございます
力の限りボケてみましたが・・・
見事にはずしたようですね(苦笑)

>4作目から39作目がめっちゃ気になるなー

簡単なリストとか作ってみようかとも思ったんですが、さすがに時間と労力の無駄かと思えてやめました(^^;)
でも、あなたが「どうしても」とおっしゃるのなら・・・・

>SGAさん、もしかしてイマイチでした?

いやいや、大変面白かったですよ
ただこの映画でマジメなテーマ語っても意味無い気がするし(笑)、あまり内容に踏み込むとネタバレしそうだし
・・・・で、こういう仕様となりました

>三作目

一度テレビで見たきりで、「サミュエル・L・ジャクソンと仲良くジョギングしてたなあ」ということくらいしか覚えてないんですよね
こないだ地上波でやってたのを録画したんで、近々見ると思います(本当は『4』の前に見ようと思った・・・・)

Posted by: SGA屋伍一 | July 10, 2007 at 07:22 AM

>見事にはずしたようですね

いやいや、全然はずしてないです。
すみからすみまで笑わせていただきました。
爆笑し過ぎてもうどうしていいか分かんないくらい(笑)

昨晩からココログの調子がおかしくて、
今朝ログインしようとしたら久々に緊急メンテに突入しておりました。
最近調子いいと思ってたのに・・・油断なりませんね・・・

Posted by: kenko | July 10, 2007 at 10:20 AM

はじめまして!
TB&コメントありがとうございました。
これからもヨロシクお願いします♪

ぷ・ぷぷぷ・・・『6作目の幽霊の見える少年』・・・ぷぷ・・ツボです(笑)
確かにあれはなかなかの作品でした。意表をついたダイ・ハードでしたよね。

今回のマクレーンは、髪も含めて(無いか・・・汗)渋くてカッコ良かったです。
続編は観たいですね~私もホリーとの復縁を希望しています。
だって、マクレーンの老後がファンとしては心配なんですもの。
ランニング姿で酒浸りなんて悲しいわ。英雄なのに・・・ウルウル

Posted by: 由香 | July 10, 2007 at 11:06 AM

SGA屋伍一さんこんにちは♪TB有難うございました♪

名場面1は自分もそれとなく共感出来ますね。自分もちょくちょくスポーン集めていた時期がありましたのでwでも壊れた方が価値が出るっていうのは初耳ですよ?(^^;)

ちなみに今回のITオタ青年は自分の兄にも似ています。あ~やだやだ・・

※それと前回のリンクの件、こちらでも張っておきましたです♪

Posted by: メビウス | July 10, 2007 at 01:15 PM

>kenkoさま

フォローありがとうございます(^^;)
あなたの暖かい言葉に励まされ、
例えどれほどひんしゅくを買おうと
これからもボケ続けることを誓います

>メンテ

なんか今回かなり急でしたね
ベーシックの方も最近やけにスパムが多くて、なんとかしてほしいものです

Posted by: SGA屋伍一 | July 10, 2007 at 06:49 PM

>由香さま

素早い返信ありがとうございます

>『6作目の幽霊の見える少年』

あれは「『ダイ・ハード』で一番泣ける」ってもっぱらの評判ですよね
一方で「あんなの『ダイ・ハード』じゃない」って言う声もけっこうあって・・・ 難しいものです
共演の少年、でっかくなってからあまり見なくなりましたが、元気でいるのでしょうか

>マクレーンの老後がファンとしては心配なんですもの

わたしも心配です(笑)
NYPDはもう少し老後の保障を考えてあげてほしい
ただ、マクレーンって『あぶない刑事』と一緒で、「出世がとっても似つかわしくない」ヒーローでもありますね

>これからもヨロシクお願いします♪

こちらこそヨロシク! であります


Posted by: SGA屋伍一 | July 10, 2007 at 06:55 PM

>メビウスさま

リンク快諾ありがとうございました

自分もスポーンは何体か所持しておりますが、アメトイってなんか壊れやすいですよね。日本のオモチャを見習って、もっと頑丈につくってほしい
あ、でもガンプラもけっこう折れやすいよな・・・(何の話をしてるんだ)

>今回のITオタ青年は自分の兄にも似ています。あ~やだやだ・・

きっとメビウス様がテロリストの人質になったら、一生懸命助けようとしてくれますよ(笑)
独力で事件を解決できるかどうかとなると、いささか微妙なところですが

Posted by: SGA屋伍一 | July 10, 2007 at 06:59 PM

SGA屋さん♪
おはようございます。
ケウ゛ィンスミスの絵、最高ですね〜♪
ブルース様には死ぬまで頑張って欲しいです!
次回のゲストキャストもタノシミです。

Posted by: mig | July 12, 2007 at 09:12 AM

>migさま

一日遅れですいません

上のケヴィンさんはうろ覚えな状態でかなり適当に書いてます(笑)
公式サイトには彼の画像がなかったもので・・・ けしからんですねえ
それとも「シークレット扱い」ってことなんでしょうか

>次回のゲストキャストもタノシミです。

わたしはぜひジャン・レノかニコラス・ケイジとの「フラッシュヘッド対決」が見てみたいんですが・・・


Posted by: SGA屋伍一 | July 13, 2007 at 08:16 AM

こんにちわ。TB&コメントありがとうございました。

>え? 小数点?

いやぁ、私も39作目まで見てみたいです。(笑)

>夏の生ビールのような映画

そうですね、今のところサマー・ムービーの中では誰にでもおススメするには無難な作品だと思っています。私はミニシアター作品が好きなので、挙げても「知らない」と言われるばかりですが。この作品だったら、誰にでも太鼓判を押せると思って。

何気に、オタク青年の成長記も挿入されている感じが楽しめました。
アクション・シーンも痛快でスカッとできましたー♪

Posted by: 隣の評論家 | July 22, 2007 at 10:54 AM

>隣の評論家さま

返信ありがとうございます

>私も39作目まで見てみたいです。(笑)

むむむ(笑) マジでリスト作ろうかしら

>サマームービー

毎年のことですが、今年は特にお子様系に偏ってますね。わたくし個人としてはお子様系も大好きですけど、一番みんなが無難に楽しめるのはやぱりこれでしょうか

>ミニシアター系

こちらは地方なもんでやってくれない作品も多いんですよね・・・
最近かかってくれて嬉しかったのは『銀河ヒッチハイクガイド』『パプリカ』『ラストキング・オブ・スコットランド』『世界最速のインディアン』など
『ホテル・ルワンダ』は結局来てくれなかった・・・

>オタク青年

普段はヘロヘロでダメダメなんだけど、ここぞという時はがんばってみせる。こういう「のび太」みたいなキャラって好感もてますよね

Posted by: SGA屋伍一 | July 23, 2007 at 10:48 AM

 まだ40作目は未見です。39作目は刑事のマクレーンが何故か
特殊部隊を率いてアフリカへモニカ・ベルッチを救出に行きましたね。
 タイトルは「モニカ・ベルッチのおっぱい」でしたか?
 38作目は「罪の街」である少女、ジェシカ・アルバを救い出しました
、たしかマクレーンはデッドエンドでしたね。
 J・アルバはその後F4に入隊しましまね。
 そしてダイ・ハードシリーズの最新作、マクレーン刑事初の悪役
ですね。
 ゾンビを作る毒ガスを奪う悪事を働きましたが、片足マシンガンの
女の人とアクションを繰りひろげていました。
 なんかまたまた新作が公開されるそうですが、ラスト7分11秒
でだまされる、と宣伝されていますね。

Posted by: 犬塚志乃 | October 02, 2007 at 08:58 PM

>犬塚志乃さま

モニカ・ベルッチのやつは『ダイ・ハード・オブ・ザ・サン』ですね。『ザ・シューター』の監督の作品。最新作は『プラネット・ダイ・ハード』じゃないかな。本来は二本立てだったとか

ほかにも『ダイハード・スタンディング』とか『隣のダイハード』とか『アルマゲハードン』とかいろいろ考えました(むなしい)

Posted by: SGA屋伍一 | October 02, 2007 at 09:53 PM

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