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June 11, 2007

ウルトラマンサトウ 松本人志 『大日本人』

(注:画像と本文はあまり関係ありません)
20070611120941‐ダウンタウン・・・というか松本人志はお好きですか?

「あまり好きじゃないねえ」

‐そりゃまたなんで?

「あの人、『シネマ坊主』というコラム持ってるでしょ? あれでオレの好きな作品、いろいろこき下ろしてくれたからねえ(笑)。まあ“好みが違う”ってことなんだろうけど、もう少し謙虚に書けないもんかなーと思って。作品の評価も公平じゃないしね。単なる映画好きが好き勝手書いてるだけなんだから、そういうもんなんだろうけど」

‐じゃあなんで彼の映画観に行ったんですか?

「だって内容が“特撮ヒーローもの”って言うんだもん。その筋のファンとしたら興味が湧くのは当たり前じゃん。だったら『スーパージャイアントJ』とか、もっとらしいタイトルにしろよ、とは思ったけどさ」

20070611121019‐どういうあらすじなんですか?

「ええと、普通に自然災害のように、怪獣が現れる世界が舞台でね。電気を浴びて巨大化して、怪獣を倒すのを生業としてる“大佐藤”という家があるわけだ。かつては同業者ももっといて、もてはやされた時代もあったけど、いまはすっかり人気が落ちたのと怪獣が少なくなったので、怪獣退治をするのは主人公一人だけ。映画はドキュメンタリー仕立てで、“大佐藤氏はどういう人間で、どういう日常を送っているのか”をインタビュー形式で表現している。その合間にへんてこりんな怪獣たちとのバトルシーンが挿入されるわけだ」

‐彼はそういう形式をとることで何を伝えたかったんでしょうね?

「現代社会からすればさあ、なんか時代遅れに思えたり、意味あるのかわかんないものってあるじゃん。相撲の取り組みの前のあの長い儀式?とか、特撮ヒ-ローのお約束とか、○○制とか。で、松ちゃんはそういうのをコミカルに描く一方で、すごく愛してると思うんだよね。『意味があるかないかわかんないけど、とりあえず残しておきたいじゃん』って。あと一般的な日本人の気質のあいまいなとことか変なとこを、いろいろ風刺してもいたな」

20070611121305‐じゃあそれなりに中身のある映画なんですね?

「たぶん。でも映画として面白いかというと、それはまた全然別問題で。上に書いたようなことはあとになって思いついたことで、見ている最中はわけがわからず終始ぽかーんとしてた。ああ、久々に大ハズレひいちゃったよー、みたいな(笑)。上のインタビューの部分もとにかく退屈で、うっかり寝そうになったし。普段はどんな映画だって『お金がもったいないから』って必死に起きているオレがだよ!? こんなの劇場版『ファイナルファンジー』(2001公開)以来だよ」

‐怒ってますねえ(笑)

「ただ、小ネタとかでクスクス笑える程度のものはあった。ビデオでみんなで飲みながら、ツッコミいれつつ見たら楽しめるような気もする。今にして思えば。ただ(オレにとっては)高い金払って、映画館で一人で見るのはどうにもツライもんがあったなあ」

‐あえてどこか誉めるとすれば?

「そうねえ、紛れもなく『個性的』な作品であることは確かだね。あと時々出てくるネコが可愛かった」

20070611121407‐それ映画の内容とあんまり関係ないですよ! あと他に思われた点などありますか?

「大佐藤さんがあんなに世間からやっかまれてる理由がよくわかんなかったなあ。たぶん松ちゃんの『オレはみんなから嫌われてる』という思い込みの表われなんだろな。前なんかの記事でそんなこと書いてた」

‐そうですか。最後に何か一言

「松ちゃんよ、これに懲りて、今後はもっと謙虚になろうな!」

‐たぶん変んないと思いますよ。あと、あなたもちょっとえらそうですよ
(2007.6.10 静岡県某所にて収録)

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Comments

こんにちわ。TB&コメントありがとうございます。
ところで、リンクの件ですけど、どうぞどうぞ!とても光栄です。逆に、どうもありがとうございます。

まっちゃんのセンスとSGA屋伍一さんのセンスは違うという感じなんですかね。どちらも素敵で面白いと私は思います。いえ、そう感じてる方はたくさんいらっしゃるんではないかと思いますです。

数々の画像、これは何ですか~?ワクワクワク♪まっちゃん作ですか?
私は『屁の鳥』が一番ツボでした。

Posted by: 隣の評論家 | June 17, 2007 at 09:17 PM

リンク快諾と寛大なご意見ありがとうございます

松本氏の笑いの本質は「発想の飛躍・意外性にある」と友人が申しておりました。わたしはどうもその辺がよくわかってないのかもしれません

「笑いのセンス」ってのも本当に人によって全然違ったりしますが、そういうのがかえって面白いもんですよね

>画像

これはかれこれ4年前に発売された「松本人志 世界の珍獣」という食玩です。「あまり好きじゃない」とか言いながら、これはなんか気に入って集めてました
こちらに一覧あります
http://www.butsuyoku.net/shokugan/matsumoto/


Posted by: SGA屋伍一 | June 18, 2007 at 08:04 AM

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