コント山本くんと武田くん ⑧家庭炎上編 ~大河ドラマ『風林火山』より
武田 「ブラッド・ピットです」
山本 「山本勘助でごい~んす」
(かぽっ)(かぽっ)
実は殿、先日当コーナーにて重大な不祥事が発覚いたしまして」
武田 「え~!? なんだろう? ドキドキするなあ~」
山本 「実は4回目以降、ずっと兄者の名前が『貞光』となっていたんでごいすが、正確には『貞久』でごいした。訂正と共にお詫びさせていただくでごいす」
武田 「なんだ、そんなことか。だいじょぶだいじょぶ、誰も気づいてやしねえって」
山本 「そうかなあ。あと最近みんながそれがしのことを、『アッキー、アッキー』と呼ぶのでごいすが、なんででしょう?」
武田 「『うちのまさあき』だからじゃないの?」
山本 「あ」
武田 「そんなことよりカンスケさあ、お前が連れてきたあの娘、期待はずれだったぞ。『柴咲コウ』にそっくりとかいうからすっげえ楽しみにしてたらさあ、似てるのは名前だけで、顔は似ても似つかねえじゃねえか!」
山本 「おや? 言わなかったでごいすか?(ポリポリ) そんなこと言ってるわりには、殿もベタなラブソングとか送り付けてませんでしたっけ?」
武田 「いや、その、あれはだ。新人さんがリラックスできるようにさあ、いろいろ気をまわしてだなあ・・・」
ガラッ(襖の開く音)
武田 「ガハッ(口パクパク)」
山本 「・・・・(目シロクロ)。ここここれは奥方殿。ごご機嫌うるわしゅう・・・」
三条 「言っておくが機嫌なら最悪じゃ。どっかの性悪なエテ公が、わらわのあたたかな家庭をぶち壊そうとしておるのでな」
武田 「あ、わし急用思い出した」
山本 「そそそれがしも」
三条 「そう慌てずともよいではないですか。いつも男二人ひそひそ怪しげ、もとい楽しげにしてるのですから、たまにはわらわも混ぜてくださりませ」
武田 「ああ、うん、まあ・・・・(カンスケ! なんか差し障りのないネタねえのか!)」
山本 「(そんなこと急に言われても・・・・)・・・・・あ。お葉書が一通来てるでごいす!」
武田 「お。誰からだ? 読んでみせい!」
山本 「静岡県におすまいのSGA屋伍一さんから。『ハルノブさんカンスケさん、こんにちは。いつも楽しく拝見しております。ところでボクも二人を見習って、自分の部屋の様子をポエムにしてみました。
ジメジメすること、カビの如し 匂い立つこと、コヤシの如し
侵食するごと、屁の如し 動き回ること、ヤブ蚊の如し・・・・」
武田 「奥よ、どう思う?」
三条 「品性下劣、としか申しようがございませぬ」
武田 「そうかなあ。わし、こういうのけっこう好きだけど。まあオナゴを連れ込めん部屋であることは確かだな」
山本 「がはは。まったくでごいす。そういう時はやっぱり・・・・」
三条 「・・・・ああ! もう! 花も恥らう乙女が同席してるというのに、おぬし等はどうしてそうデリカシーがないのじゃ!」
武田 「花も恥らうって・・・・ お前だってもういい年」
山本 「殿、シッ!」
三条 「も~~~~~ ガマンならん。二人まとめてギタギタのズタズタにして、今夜のおかずにしちゃうんだから。うふふ。このうまさ、ほんまもんやで~」
武田 「おお落ち着け奥! あんな娘、わたしが本当に愛してると思うのか! 政治じゃよ! あくまで政治のために仕方なく相手しておるのじゃ!」
三条 「(我に返って)はっ それはマコトでございますか、殿?」
武田 「あったりめえよ~ オレが愛してるのは永遠にお前ただ一人さ。ベイビー?」
山本 「(あー ったく付き合ってらんねー)そうそう、奥方。『あのような仏頂面ではちっとも萌えない』と世間では専らのウワサ・・・・」
ガラッ
由布姫 「いまここからなにか不審な話声が聞こえたが・・・・」
武田 「あ。わし今度こそ急用思い出した」
山本 「そそしれがしも」
由布姫 「逃がさん!(ずびずば)」
Comments
由布姫「カンスケ、じ、実はそちの事が、、好き、、なのじゃ」
カンスケ「えーーーーーー!!!」
どうなるのでしょうかw
Posted by: 犬塚志乃 | May 22, 2007 10:44 PM
武田 「わかった。ワシは潔く身を引こう」
山本 「殿・・・・ ありがた迷惑です!」
そして二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ
Posted by: SGA屋伍一 | May 23, 2007 07:51 AM