適当掲示板47&アメコミ秘宝
毎度どうもっす。SGA屋伍一っす。ご意見その他ありましたらこちらにお寄せくださりませ。
今回は『スパイダーマン』人気に便乗して、我が家秘蔵のアメコミコレクションなぞを自慢・・・じゃなくて紹介したいと思います。ただしわたし、英語はさっぱりなもんでラインナップは全て邦訳本です。英語の読めないアメコミファン・・・そんな存在が許されるのでしょうか(許して)
でははりきって参りましょう。
まず最初はわたしをアメコミにはめた憎いヤツ。かれこれ14年前に小学館プロダクションより発売された、『X-MEN』日本語版第一巻です。買った動機は「目新しさ」というそれだけのことで、以後こんなに長く付き合うことになろうとは、夢にも思いませんでした。ちょいとぼやけてますけど、このギンピカの巨人(コロッサスという)が紫の飛行機人間(アークエンジェルという)にブン投げられてる図を見て、ハートを「ズキュウウウウウウウウン!」と射抜かれてしまったんですねー
その翻訳版『X-MEN』のボルテージが最高潮に達したのが、この『エイジ・オブ・アポカリプス』というタイトル。
まるで『北斗の拳』のようなアナーキーな平行世界を舞台に、X-MENたちの苦闘が描かれます(ただしリーダーはまるきり善人になってしまったマグニートー)。
翻訳が途絶えたあとは断片的な情報しか知らないんですが、たぶんいまだにこの時の面白さは越えられていないんでは・・・・と思います。
続きましては先日映画が公開されていた『ゴーストライダー』日本語版。ただし「二代目」であるため、中の人は映画とは別人。全三冊が発行されました。
二巻ではパニッシャーがゲスト出演。三巻ではさらにウルヴァリンを加えたトリオでの活躍が描かれていました。
画像は、一番ポーズが決まっている二巻の表紙です。
さらに映画関連で。今秋第二作の公開が決まっている『ファンタスティック・フォー』と、来年公開予定の『アイアンマン』が収録された、『ヒーローズ・リボーン』シリーズ。歴史の長い4タイトル(後の二つは『キャプテン・アメリカ』と『アヴェンジャーズ』)を、現代風に新生させる目的で展開された企画です。
ただ、アートはものすごくいかしてるのに、お話が『エイジ・オブ・アポカリプス』の焼き直しのようになってしまったため、人気の方はいまひとつ。そのため邦訳も後半はかなりはしょられました。日本で発売されたのは、全八冊です。
DCコミックスの方からも紹介しときましょう。「スーパーリアリズム」の天才絵師・アレックス・ロスの手による『キングダム・カム』です。
内容はスーパーマン、バットマンらDCヒーロー(ほぼ)総出演の「スーパーヒーロー大戦!」てな感じ。
老いたヒーローたちが世界から迫害を受けるという筋のため、全体的に暗いムードです。そんな悲壮なストーリーが、重厚な絵にめちゃくちゃマッチしとるんですわ。
続きましてはダークホースコミックから、日本のアーティストにも多大なる影響を与えている『ヘルボーイ』。世界をまたにかけ、怪物どもをぶんなぐるヘルボーイの冒険譚です。
ものによっては今でも購入可能ですが、短編が収められた『縛られた棺』『滅びの右手』は入手困難かと。
画像はその『縛られた棺(チェエインド・コフィン)』の表紙。
この『ヘルボーイ』も、現在劇場版の第二弾を製作中とのこと。
さらに参りましょう。「アメコミ史上最高傑作」とも言われるアラン・ムーアの『ウォッチメン』です。
その前衛的で格調高いスタイルは、アメコミ界に衝撃と変革をもたらしました。
この作品も「映画化」の企画が出ては消え、出ては消え・・・ということを20年以上繰り返しております。このほど『300』をてがけた監督さんが、ヒットのご褒美に映画化権を取得したとのことですが、また流れそうな方に20ギリアム。あと、この本のみメディアワークスより出版されています(ほかは全部小学館プロダクション)
トリをかざりますのは『スパイダーマン・パーフェクトガイド』。スパイディ40年の歴史を図版をふんだんにもちいて解説したファン必携の書。
まだ映画がヒットするか危ぶまれていたころに出された本だったので、限定4千部。今出せばもっと売れると思うけどなあ。同スタイルで『X-MEN』『バットマン』『スーパーマン』のガイドブックも出されました。
さて、今月18日には欧米で大ヒットした『300』の原作本が発売されます。『ゴーストライダー』『スパイダーマン3』にあわせた動きが何もないことを考えると、今年の王道的アメコミは、これ一冊で終りそうな気が・・・・ ひーん
本当にたのんますよ! 小プロさん!&ジャイヴさん!(こればっかし)
Comments
まいどです。
>アメコミコレクション
スーパーマン死亡編は無いの・・・・・?
いや、昔沼津の某所でたまたま読む機会があってな(えー
折角助けに来たスーパーガールがスライムみたいに
ぐちゃぐちゃにされるわ。某ケントはマントも無いの飛んでるわ、
悲惨な結末の後に復活編もあるという情報も付いて来て・・・・・・・。
レビューやってください。
ところでトランスフォーマーとか興味ないですか?
確かあれもコミックありました。
「サイバトロン戦士、トランスフォーム!(中の人玄田さん)」
それかららむさんの続編出ますよ
最近は鉄道むすめとかイベントキャラにも関心高いです。
彦根城400年祭のネコは必見ですぞ。
モン吉サンが裸足で(って元々裸足か・・)逃げ出す事請け合いの
脱力系です。
ではでは。
Posted by: まさとし | May 13, 2007 12:51 PM
おばんです
>スーパーマン死亡編は無いの・・・・・?
よくご存知で・・・ あれは『X-MEN』邦訳以前の話で、特に『スーパーマン』に魅かれるものもなかったんで、自分もパラパラ読んだくらいです
発表当時日本でもちょっと話題になって、関口宏さんが「復活は時間の問題でしょう」なんておっしゃってました
>トランスフォーマーとか興味ないですか?
すいません。これもよくわからない世界で・・・・ 少し前に邦訳本が出たときは買おうかどうかけっこう迷ったんですが
今夏公開予定の劇場版にはかなり期待しています。予告編では全部侵略者みたいに見えるけど、コンボイはいいヤツだって、オレ信じてるから!
>彦根城400年祭のネコは必見ですぞ
「ひこ○ゃん」ですね(笑)。大層な人気みたいで。『風雲児たち』で号泣してたあの殿は、これを見たらなんて言うだろう
Posted by: SGA屋伍一 | May 14, 2007 07:06 PM
SGAさんの本棚楽しそう~いいなぁ!うらやましー
『ウォッチメン』は特に興味あります。
それと『300』は買おうと思ってます、シンシティ大好きだから。
Posted by: kenko | May 16, 2007 11:34 PM
がはは~ い~でしょ~
つーか、最近はまった人がもっと手軽にいろいろ読めればいいんですけどねえ
>『ウォッチメン』
実はちょっと前に新版の予定があったんですが・・・ 映画化実現したらそれにあわせて出るといいですね
>シンシティ大好きだから。
ワイルドですね・・・・
ついでなんで原作・映画のレビュー貼っておきます
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2005/10/post_a3d6.html
http://sga851.cocolog-izu.com/sga/2005/11/post_bf98.html
Posted by: SGA屋伍一 | May 17, 2007 08:34 AM