コント山本くんと武田くん⑥ 勘助就職編 ~大河ドラマ『風林火山』より
武田 「妻夫木聡です」
山本 「山本勘助におわします」
貞光 「さだみ(かぽっ)」
武田 「今日はおハガキが一通来ているぞ」
山本 「いつも応援ありがとう!」
武田 「静岡県の武田信虎くんから。『てめえら、必ずぶっ殺す』だって」
山本 「ふーん。それより先生、ぼく悩み事があるんですけど・・・」
武田 「そうか。先生に何でもいってみなさい」
山本 「・・・・ボクもしかして、クラスのみんなから嫌われてるんでしょうか?」
武田 「うん。そうだよ(きっぱり)」
山本 「ええ! ショック!! いじめかっこ悪い!」
武田 「だってキミ新参者のクセに態デカ過ぎなんだもん」
山本 「こんなに謙虚なそれがしのどこが! こうしてお土産の生首だってちゃんと持ってきたのにいいいい!!(ドカ)」
青木 「チクショー。テメ、カンスケ、覚えてろコノヤロー」
武田 「(かぽっ)だからそういう生々しいものを、一々ここまで持ってくるんじゃねーよ!」
山本 「これが本当のヘッド・ハンティングでござる。ぐしし」
武田 「あとな、お前のお笑いのセンス最悪。こないだのミノとの対戦もお前はウケ狙いだったんだろうけどさ、みんなどん引きしてたぞ。恐竜倒したとかいうからどれほどのもんかと思えば、とんだ見掛け倒しなんだもん」
山本 「恐れながら殿、『恐竜を倒した』のではなく『京流をマスターした』のです」
武田 「口で言われてもわかんねっつの! テロップだしとけ! それとも一つ。お前雷太のことずっと『ノコリどの、ノコリどの』って呼んでるだろ」
山本 「はて。それが何か」
武田 「あいつは『ノコリ』じゃない。『アマリ』だ」
山本 「これはしたり・・・・ 実は時々峰竜太や藤竜也ともごっちゃになるのでごいす」
武田 「本当にみんなと仲良くなりたいなら、まず顔と名前くらいきっちり覚えろ。ちなみにワシのもとには最終的に24人の名将が集まることになっておる」
山本 「ええ! そんなにたくさん覚えらんない! 少年マンガじゃ多くても1チーム12人くらいなのに!」
武田 「御廷十三隊は十三人いるうえにそれぞれ副隊長までいるぞ。ってそうじゃなくて、軍略を極めんとするものがこれくらい覚えられんでどうする!」
山本 「(しぶしぶ)はーい」
武田 「よし、じゃあこれから順々に紹介していくぞー。ここテストに出るからなー。さっきの甘利はもういいか。それと板垣ももう知ってるよな?」
山本 「千葉ちゃんでごいすな。今風に『ガッキー』と呼んでもようごいすか?」
武田 「好きにしろ。次にすぐキレる危険な若者、小山田」
山本 「オヤマダオヤマダ・・・・ あだ名は『おじゃ漫画ヤマダくん』ね」
武田 「そう呼んだら、たぶんあいつキレるぞ。続いて割と早くに寝返りに協力してくれた飯富虎政。そんでギリギリまでねばった諸角虎定と」
山本 「こいつら影薄いでごいすよね。おじさんA、じいさんAでいいでごいすよ」
武田 「おめーはオレがさっきなんて言ったのか、もう忘れたのか! ・・・・まあいい。次にお前とこないだ対戦した鬼ミノ」
山本 「もしかして昼に『奥さん、これは健康にいいですよ!』とか言ってるあの方でごいすか?」
武田 「たまたま名前がかぶってるだけだ。それにあの人は別に鬼じゃないだろ」
山本 「ところがどっこいでごいす。実は(中略)で(自粛)らしいでごいすよ」
武田 「ふーん。芸能界って怖いな。次に・・・・」
山本 「との~ もう疲れたでごいす。あとはまた今度にして、どっか飲み行きましょうよ」
武田 「こらこら、まだ四分の一しか終ってないんだぞ!」
山本 「詰め込み式はよくないでごいすよ。それに殿だって最近遊んでないでしょ?」
武田 「ふむ・・・・ どっかいい店知ってるの?」
山本 「それがですね。こないだ諏訪ってところでいい娘見つけまして・・・・」
(ガラッ)
三条 「殿! その者からお離れください!」
武田 「悪ィ、カンスケ、オレちょっと用事思い出した。あとよろしく頼むわ」
山本 「ちょっと待、殿、そんなずる(ズビャア!!) がはっ!」
Comments
>ミノとの対戦
さすが、もんたさん和田アキ子を倒した事だけの
事はあります。カンスケも相手が強く運が悪かっただけです。
>京流
吉岡一門「我々はこの頃は評判が良かったのじゃ、吉岡拳法
とか言ってそれはそれは強かった、それがそれが、えーい馬鹿
馬鹿バカボンのパパ」
>三条婦人
この人は昔、湯屋に勤めていたそうですね、
母上は大賢人ゲドと付き合いがあったそうですし。
あと、側使えの駒井は「耳をすませば」で付き合っていた彼女が
プリキュアになってしまったそうです。
>すぐキレる危険な若者、小山田
小山田「ボク、キレないよ、キレないってばー」
>24人の名将
今年の大河はゴツい人が多いですよね。
なにかカンスケも黒くなってきましたよね。
覇者の首が入魂したのでしょうかね?
後眼帯の下の眼は実はギアスの力が宿っている
そうです。
Posted by: 犬塚志乃 | April 20, 2007 08:35 PM
>吉岡拳法
いつも思うのですが、どうして剣術の道場なのに「拳法」なんでしょう?
とりあえず今連載のバガボンで死に花咲かせまくりです(泣)
>この人は昔、湯屋に勤めていたそうですね、
えーと・・・・ 『猫の恩返し』と間違えてませんか(笑) わざと?
たしかにあらすじだけ聞くととってもクリソツな二本です
>なにかカンスケも黒くなってきましたよね。
しきりに「あっきあっき」と言われてましたね。これからその回見るところです
>後眼帯の下の眼は実はギアスの力が宿っている
そうです。
だから最近ますます孤独になってるわけですか。その線でいくと、その内晴信さんとも派手に一戦交えそうですが
Posted by: SGA屋伍一 | April 21, 2007 11:38 AM