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January 05, 2007

適当掲示版40&ミイラ展報告

20061222091328三が日も過ぎたことですし、ぼちぼち再開いたします。
2007年最初の記事は、現在上野は科学博物館で行なわれている「ミイラと古代エジプト展」の報告。クソ忙しい年末の合間を縫って、友人二人と行って参りました。

今回の目玉は、「ネスペルエンネブウ」なる神官のおっさんのミイラ。ミイラというのはわたしのハートのように、とってもデリケート。例のぐるぐる巻いてある包帯を取ってしまうと、外気に当たっただけで損壊してしまうことがあります。でもせっかくミイラがあったら、中身を見てみたいですよね(え? イヤだ?)
そこで今回どうしたかと申しますと、まず包装ミイラを見る前に、大きなスクリーンの前に連れてこられます。ほんでCTスキャンみたいなもんで復元した立体画像で、ミイラ本体を観察できるようになっております。
するとネスペルおじさんの頭に、安物のお椀みたいなものがへばりついているのがわかります。このお椀はなぜそんなところに? 推理により導き出される恐るべき仮説は、ご自身の目と耳でお確かめください。

さて、次に展示品をご紹介いたします。つっても会場内は当然の如く撮影禁止。しかし丁度いいことに以前買い集めた食玩がありましたので、それを代替物として説明いたしましょう。実は前にやった「エジプト展」の画像とかなり重複してるんですが、あのときはボケボケのひどい画像だったので、ひとつリベンジということでお見逃しください。まずは実際にあったものから。
200701051900012007010518591420070105185533左・中央は臓物を入れる(うげげ)「カノポス壷」。それぞれヒヒ・ヒト・タカ・ジャッカルをかたどった栓が載せられています。こんな風に臓物は大切に保管されたのに、脳ミソは生ゴミみたく捨てられたそうです。右はネコのミイラ。シュールなシルエットです。古代エジプトではネコは神として崇められていたそうで。「犬公方」ならぬ「ネコファラオ」なんてのがいたかもしれません。


次に「似たようなのがあった」ものを
200701051901102007010519013120070105190359左と中央は身分の高いヘヌトメヒトという女性のミイラの外棺。ネスペルさんのそれはもうちっとスマートで、地味な仕様でした。右は副葬品のスカラベ。ネスペルさんのそれはもうちょっと立派でした。古代エジプトのヒトはこの虫がウンコをボール状にしてコロコロ転がすのを見て、「太陽を司る聖なる虫だ!」と思ったのだとか。ウンコから太陽を連想するとは・・・・ 発想の飛躍についていけません。


200701051906492007010519055220070105190914左は「ラムセス二世の王名表」。こんな風にヒエログリフ(象形文字)の刻まれた板があったような気がします。右は今回わたしの最大の収穫であった「ぺエのホルス神像」。数年前食玩で出ていたときゲットできず、心残りとなっていたブツです。これは食玩ではなく同じ金型を使った大英博物館のみやげ物。中身がわかる分、値段が約三倍になっております・・・・ 相変わらずあこぎですなあ、海洋堂はん。おとなりはこのホルスさんのお父さんのオシリスさん。エジプトの主神であの世を司っておられるそうです。この親子にまつわる神話なども紹介されてました。

20061222120321正直なところ申しますと、今回展示物あんまり多くありませんでした。立体映像シアターにだいぶお金がかかっちゃったんでしょうか。しかしまあ、同じチケットで例の常設展も見られるので高くはないでしょう。つい最近「愛・地球博」で好評を博した360度スクリーンも新設されましたので、こちらも是非たんのうされてみてください(ただし酔いやすい人は要注意)。


「ミイラと古代エジプト展」は2月18日まで開催されています。なかなか盛況なようなので、混雑の嫌いな方はなるたけ朝一で行かれることをオススメします。

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Comments

お久しぶりです。
私もミイラ展行ってきましたわよのさ!
12月頭に東京に行ったとき、ついでに科博に行ったらやってたという^^;
なぜ「科学」博物館で歴史もの?という疑問を感じつつも、展示自体は結構楽しめました。
頭のお皿に隠された職人たちの罪は驚愕(笑)でしたね。

Posted by: 淳庵 | January 07, 2007 12:53 AM

お元気ですかあ! 淳庵どの!
やっぱいいですよね! ミイラ!

>お皿
やっぱし悪いことって上手にバレるようになってますよねー
この件に関してはバレるまでに少々時間がかかりましたが

関係ありませんけど、『あずまんが大王』全巻と『よつばと!』二巻まで読みました。よつばちゃん、いーですね

Posted by: SGA屋伍一 | January 07, 2007 09:18 PM

松の内も過ぎちゃったし、七草粥も終わっちゃったけど新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
のまさとし@京阪電車工房でございます。
>、『あずまんが大王』全巻と『よつばと!』二巻まで
あずまんがはあのまったりぶりがいい感じです。ちよちちと、ゆかり先生が何故かお気に入りです。
『よつば』は恵那とジャンボが気に入ってます。特にジャンボは昔職場に似たような人がいたのでダブって見えた(爆笑)。
とまあ、この連休は猫紳士さん夫妻と鉄道イベントで何気に共同戦線張ってます。奥様のまんがは特に面白いのでご一読お薦めします。
ネタは某ICカードのキャラ達です。ペンギンとカモノハシね。『脱力王者』の事話したら大うけでした。というわけで『パン太くん』の続編よろしく!といいたいまさとしでした。

Posted by: まさとし | January 08, 2007 10:31 AM

>まさとしさま
こちらこそ、本年度もよろしくお願いたてまつります
>あずまんが・よつばと!
わたしもゆかり先生派です。イロモノ好きなんでしょうか
そんなわけで『よつばと!』ではあさぎさん派。あの方は「少し上品になったゆかり先生」という印象なので
で、昨日3,4巻も買ってしまいました。ここまでで一番好きなエピソードは『水鉄砲乱射事件』の回です

>猫紳士さん
以前HP拝見したことあるんですけど、あの方は非常にいい猫写真を撮られるんですよね。奥さんのサイトも観てきました。シュールですね(笑)。『うる星』世代のようで

>パン太
宣伝ありがとうございました(^^;)
力抜いてがんばります

Posted by: SGA屋伍一 | January 09, 2007 08:20 AM

SGA様もまさとし様もお読みですか!
私は大阪&風香派ですかね。
理由は、女子高生とか好きだからー!
・・・ちゃうねん。
えー、あのほわほわしたボケっぷりがいいなぁと^^;

実は、ミイラ展を見に行った日はあずまきよひこさんの展覧会の初日でして、サイン会の整理券配布があったんです。
で、開場時間の11時頃に着いたんですが、行列が2階の会場から14階まで続いているという有様。
2時間以上並んで入場した頃には整理券はもちろんなくなってました。
ミイラ展の他に、上野の森美術館のダリ展も見ようと思ってたんですけど、これも2時間近い待ちだったので、もう並ぶ気力がなくなってました^^;

Posted by: 淳庵 | January 10, 2007 12:00 AM

そうか! 淳庵殿はコギャル好きか!(ちがうっつーに)
わたしも二人とも好きですけど(つーか、嫌いなキャラはいない)風香は大阪さんに比べるとかなり普通の女子高生ですよね

>あずまきよひこさんの展覧会
失礼ながら「前ほど勢いはないな」と思ってたんですが、すごい人気ですね・・・ 恐るべし、あずマンガ。そして恐るべし、東京
わたしも大英博の展覧会で二時間ほど待たされたことあります
ところで、バカな疑問ですけど、あずまさんってやっぱり男性ですよね? この可愛らしさの感覚とか透明感とか、どうも女性の感性のような気がしてならないんですが 

Posted by: SGA屋伍一 | January 10, 2007 01:29 PM

 なにか意外な会話がw
 でも未読なんです。百合好きなのに。
 あけましておめでとう、の記事に「ニューイヤー」
と書く予定でしたがタイミングを逃しました。
 SGA様素顔デビューですか?ABOUTにあるとおり
恐竜の化石みたいな顔をしていますね。大きいですね。
 おや下の方は誰でしたか、どこかで見たことがあるような。
気のせいですよね。

Posted by: 犬塚志乃 | January 10, 2007 08:47 PM

実はあずまさんは・・・
男なんですw
URLは自分のとこの代わりにあずまさんの写真のある記事にリンクしておきました。
会ったことのある人によると、結構いいガタイの人だとのこと。

そういえば、あすなひろし氏も本人はものすごく男っぽい人だとマンガ夜話で夏目さんとかみなもと先生が言ってましたね。女性っぽい絵を描く人って意外に男性的な人が多いのかも。
ギャグマンガ家に暗い人が多い、みたいな感じで。ちょっと違うか^^;

>素顔デビュー
SGAさん、ちょっとみないあいだにおおきくなった!
しかし、随分やせましたねぇ。顔色悪いですよ

Posted by: 淳庵 | January 11, 2007 12:43 AM

>犬塚志乃さま
>百合好きなのに
『あずまんが』はほとんど女性キャラしか出てきませんが、そうした要素は皆無です・・・・ あ、一名いたな

>SGA様素顔デビューですか?
なんかしまりのない顔だったんであまりさらしたくなかったんですが、看板画像がこれしかなかったんで、止むをえず

>下の方は誰でしたか
一応上と同一人物です。ちょっとナルシスト入ってますね。キモいです

>淳庵さま
>男なんですw
ああ! ボクの清らかなあずま先生のイメージが!
参考URLありがとうございました。ひとは見かけによらぬものともうしましょうか。もう一人のアズマ(ひでお)先生も、可愛い絵柄のわりにもっさりしたおっさんでしたし

>顔色悪いですよ
実はこれモツ鍋だかノロウイルスだかにあたって、回復しきってない時だったので(前々からの約束で断れなかったんです)
これからインフルエンザ等もありますし、淳庵さまも体にはお気をつけて

Posted by: SGA屋伍一 | January 12, 2007 06:23 PM

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