戦国鬼嫁日記 ~大河ドラマ『功名が辻』より⑱
みなさん、こんばんは~。チヨっす。いまこのシリーズ読み返してたんだけど、今年もいろいろあったわねえ。冬季五輪もWBCもワールドカップも、全部今年の出来事だったのよねえ。もうずいぶん前の話のような。永田議員なんか、「誰それ?」って感じ。
ほいじゃ行きますか、「戦国鬼嫁日記」。え? 今日が最終回!? ちょっと聞いてないわよ! だああ、じゃあ思いっきりかっとばすわよ! ついて来れるヤツだけフォロー・ミー!!
ええと、どっからだっけ。そうそう、新ミッチーのその後からね。結論から言うと、あっさりぱくられて斬られました。いまわのきわに「わしはサル殿下となって復活する」とかわけわかんねーこと呟いてたって。もう正気じゃなかったのね。お気の毒。たとえ生まれ変われたとしても、「あ」という間に終っちゃうと思うけどねー
ほんで関ヶ原の闘争のあと、各組長に配置のお知らせが来た。宿六への割り当ては、なんと高知支部を丸々あずけてくれるという大盤ぶるまい。あの宿六のおべんちゃらが、ダンナにとってはけっこうありがたいもんだったってことかしらねー
ところがさー、意気揚々と四国にやって来たら、反徳川の残存勢力やら、いきがったチンピラなんかがその辺にうようよしてる。草木がぼうぼう生い茂っている土地をくれて、「あとは自分ちでなんとかして」みたいな? やってくれるわよ、あの釣りバカ大将
そんなわけでゲリラやチンピラをどうにかしなきゃいけない。そいで宿六が思いついた手は・・・・ なんと「オトコだらけのハダカ祭り」開催。
・・・・バカじゃないの? そんなもん開いたところで用心深いゲリラが来るはずもないでしょうが!! ところがねー。来ちゃったのよねー、連中・・・・ 本当にバカばっかり!!
ゲリラたちは丸腰のところを取り押さえられて、片っ端から簀巻きにされて、四万十川にドボーン。この時どういうわけか六平太もゲリラと間違われて、一緒に流された。あいつ人相悪いからねー
そんなこんなで高知にはようやく平和がおとずれたんだけど・・・・ ちょっと納得いかないわよね。あたしゃ長ドス振り回して暴れる宿六が好きで結婚したのに、あいついつからこんな姑息なお笑い戦法が得意になっちゃったのかしら? あとなにより気に食わなかったのは、この作戦をあたしに内緒でやってたこと。あたしだってハダカ祭り見たかったのに!!
だからあたしは置手紙を置いて家を出た。「探さないでください」って。ほんで市内のホテルに隠れてたんだけど、いつまで経っても探しに来る気配がない。しびれを切らしたアタシは、自分から高知支部に乗り込んで行った。そしたらあんにゃろう、ホステスはべらかしていい気になってるじゃないの!
「ち、ちよ。これには深いわけが・・・ うぐがぼっ」
そう言って宿六はぶっ倒れた。これが原因となって、宿六はその激動の人生を終えたの
・・・・さようなら、宿六。あなたのことは永遠に忘れない。わたしはこの胸に愛と悲しみを抱えて、いつまでも強く生きていくわ!
このあとダンナとチャチャの大阪決戦とかあったんだけど、もうどうでもいいわね。ダンナが勝って、チャチャは壮烈爆死。血は争えない、つーか
このあとのアタシの予定なんだけど、まず大奥に行って、紅白の司会やって・・・ってまた!? そいで来年は民放でドラマ入ってて・・・・ 殺す気か! ジャーマネ!!
ともかく皆様、一年の間ガラの悪いコーナーに付き合っていただき、まことにありがとうございました。本当、ウン十年のような一年だったわ
最後はやっぱり歌でお別れしましょう。じゃ、一足お先に
♪恋のダウンロード~
(ADに)バカ! 違うだろ!
♪ほーたるーのーひーかーりー まどーのーゆーーきーー
ほいじゃねー
Comments
一豊「千代、そちは年をとらんの。まるでみなもとマンガ
の女みたいじゃ」
え、今回で終わりなんですか?あともう一回はあると
思っていたのですが。
えー残念です。
一豊かにとって運が悪かったのは幕府に残存勢力を
はっきり敵と認識されてしまって結果を出せと言われた
ことでしょうか。
で二十五万石を手放したくなかったのでああなったと。
拾の時みたいな私欲を捨てた時は素直に評価
したいと思います。
あの悪行、司馬遼太郎の姑息な演出とおもえなくもない
のですが。
花神もそうですが夫婦の晩年はダンナと奥さんは仲が悪くなると
でも思っているんですかね?
Posted by: 犬塚志乃 | December 23, 2006 04:44 PM
おばんです
>今回で終わりなんですか?
すいません。年明けになってもダラダラやっててもみっともないかなー、と思って。強引に終らせました。ここを毎回読んでくれてるひとなんて、ごくごくわずかですし
で、大河における例の惨劇に関しての描写ですが
なるほど、ああいう事情があったならば仕方ないか・・・ と思わせるような流れではありました。その辺は脚本のうまさですね
実際の一豊氏はどういう心境だったのか? これに関しては資料も調べてませんし、原作も読んでないのでなんとも言えません
ただ、土佐藩の郷士たちに対するその後のあからさまな制限を見ますと、本当に「仕方なく」だったのかなあ、という気はします。一豊氏本人があの決まりを作ったのかどうかはわかりませんが
>夫婦の晩年はダンナと奥さんは仲が悪くなる
『燃えよ剣』における近藤夫妻も、かなり冷え切っておりました。司馬夫妻は晩年も円満だったようですが
Posted by: SGA屋伍一 | December 23, 2006 08:37 PM
>またデビルマ○ネタ
六平太「貴様もきさまもキサマも死ぬのだ」
>ごくごくわずかですし
さ、さみしいことを。まぁ結構冷たい人が
いましたが。
>例の惨劇
はい、治め方が体育会系でした。
もう少しなんとかなったかもしれません。
>新説・登り狂ったふたり
一豊「ムサシどの、土佐の蛮族どもをなんとかする
方法はないかのぅ?」
ムサシ「ニヤリ、ございますとも一箇所に集めて一網打尽
にすれば」
そちも悪よのぅ
いえ一豊様にはかないません
なんか枡田先生の香木の話や一豊がムサシの生地を
治めたかもしれないという話を聞いたらつい。
>修羅の刻門
千代「ダンナ様、千代は今一度修羅になります!!」
土佐士「なんじゃあのおなごは!」
千代の強さはすさまじかった。土佐のなだたる首領たち
七十名を全員倒した。
これに感服した七十名は「あの奥方のダンナがやる
相撲なら出てもいいじゃろう」とあの企みに出てしまったという。
>修羅の刻続く
井伊直政「だーははは、土佐士めざまぁみろ、いずれ島津も
難癖をつけてやる。この腕の傷がうずくしのぅ。ちょっと小便に」
ごっ
家康「直政?直政ーっ」
千代「土佐のものたちよ、ダンナ様、仇は取りました」
えっ?
実際はそんな誰の責任とはいえないのでしょうが、
あの作品ならこう落とすかもしれないので。
しの「しのと申します」
一豊「千代めが自分が子を産めないからそちを
つかわしたなら良いじゃろう、存分にかわいがってやろう」
ルパンダイブ
千代「やっぱ許せねーっ」 ごっ
一豊ボロボロ
一豊「みなに話がある、わしは千代以外に嫁はもらわん」
千代「ダンナ様ったら」ぽっ
山内家の家来はこれで山内家も静かになると
胸をなでおろしたそうな。めでたしめでたし
SGA様の「実録・極道武田組を支えた男」を楽しみに
しています。
六平太「わしは、いいのか。すまきでいいのか?」
Posted by: 犬塚志乃 | January 10, 2007 09:09 PM
>枡田先生
あの方のマンガは楽しいですね。えらいマイナーな人物をやったかと思えば、かなりメジャーな人を新たな視点でとらえたり
偉人を身近な存在にしてくれるところはみなもと先生と一緒です
『乱』はもっとこういうギャグに力入れて欲しいです
>井伊直政
手傷でもうじき死んじゃうひとのわりにはやけに元気でした。他には黒田如水が急に電波な人になってしまったのが、違和感ありました
>しの
こんなエピソード『利まつ』にもあったような・・・
>風林火山
いまのところなかなか好みの話になってました。『功名』にはない戦国のワイルドさが出ていて。ネタ記事は一応思案中です。もうネタがいい加減切れ気味ですが(やめといたがいいかな・・・)
Posted by: SGA屋伍一 | January 12, 2007 06:35 PM