バカという名のもとに 2006映画ベスト①
えー、本当に一年経つのは早いですね。日本一頭の悪い映画ベストです。2006年中に公開されてわたしが鑑賞した39本(んっとーに、バカじゃなかろうか・・・)を大雑把にランキングいたしました。ではまず可も不可もなくというか、プラマイゼロのような作品から。
・イーオン・フラックス
・ホワイト・プラネット
・父親たちの星条旗
カットは『ホワイト・プラネット』から。三本とも決め手に欠けるというか、印象が薄いというか。
『父親たち~』は、本当は姉妹編である『硫黄島からの手紙』を観てから評価してあげるべきかもしれません。
では続きまして(あくまで個人的に)「まあ良かった」という作品を。まず23位が6本並びます。
・オリバー・ツイスト
・ミュンヘン
・ガメラ 小さき勇者たち
・花よりもなほ
・M:ⅰ:Ⅲ
・カーズ
カットは『カーズ』から。それなりに感動したり興奮したりしたけれど、途中ちょっと退屈だったものが多いです。『ミュンヘン』なんかは打ち切りになったドラマの総集編を観させられてる気分だったなあ。
続きまして19位から4本
・グエムル 漢江の怪物
・トゥモロー・ワールド
・007/カジノ・ロワイヤル
・武士の一分
カットは『グエムル』から。わりかし最近観たものが多いな・・・ 欠点もあるけど個性が際立つ4本。『グエムル』なんかけっこう頭に来たけど、インパクトを評価して。『カジノ・ロワイヤル』と『武士の一分』のレビューは来年の宿題。
以下は一本ずつ行きます
18位 V・フォー・ヴェンデッタ
完成度とかは「あららー」ですが、好みのストーリーだったので。アメコミですし。原作者は激怒したそうですが。
17位 嫌われ松子の一生(カット)
邦画のインパクト大賞。良くも悪くも「やりすぎ」な作品。わたしは『下妻物語』よりこっちの方が良かったです。
16位 スーパーマン・リターンズ
「なんでもできちゃう♪」スーパーマンのパワーを体感しよう! そして独身者はそろそろ身を固めよう! な一本。どっかに嫁、落ちてないかしら。あれ?
こっから先は「かなり良かった」レベルに突入します。
15位 the 有頂天ホテル
三谷幸喜ファン、『新選組!』ファン感涙の一本。結局一番印象に残ったキャラは、佐藤浩市かなあ。あと役所さんの「牡鹿は牝鹿よりも・・・」のくだりが、とても痛々しかった
14位 パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト(カット)
これも本当は第三作と足して評価すべきなんだろうけど、タ○があまりにも素晴らしかったので
13位 銀河ヒッチハイク・ガイド(カット)
滑り気味のギャグも多いが、「SF」「ロボ」「おバカ」と来たら評価しないわけにはいかない。知能が高すぎてうつ病になってしまったロボがウケた
12位 ロード・オブ・ウォー
面白がっちゃいけないんだけど、つい面白がって観てしまう社会派ドラマ。最後にはキチンと客の胸に傷を付けてくれる
11位 時をかける少女
宿題その三。ある少女のはかなくまぶしい「夏」を鮮やかに切り取った作品。筒井康隆が出発点とはとても思えない
最後に今年のえこひいき賞を
『仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』
おめでとう! 平成ライダー!! 三年連続受賞です! 本当におめでとう!!
・・・・えー、本当はこれ、ワーストに入れてもいいくらいなんですが。来年こそは、『アギト』~『ファイズ』の時の興奮を今一度! って、来年は映画やるのかしら。
次回はワースト5&ベスト10を。気の向いた方はまたご覧ください。


Comments
SGAっちのセンスには感服この上無いまさとしです。
実はレビュー内容より挿絵が楽しみだったりします。
「カーズ」のそれはナイス!
この項では私は該当作無しですね。
例外は「the 有頂天ホテル」ぐらいか
まだ見てないけどいいプレッシャーを感じてます。
病気の事もあって娯楽作品はリタイヤだらけ。
大河も当分数年は見ないかも・・・・。
ではでは。
Posted by: まさとし | December 29, 2006 11:44 PM
こちらの方もコメントありがとうございます
>「カーズ」のそれはナイス!
ありがとうございます。ただ主人公の性格がこんなんなのは最初だけ(笑) 元ネタのほうは先日続編が終了した模様
>「the 有頂天ホテル」
これ、最近テレビでやるとかやったとか。録画されたならば大晦日にあわせて見ると盛り上がるかもしれません。あんまり深いテーマないですから、肩の力を抜いてのんびり鑑賞されるといいですよ
今年もいろいろ大変でしたでしょうけど、引き続きお体とお心のほう、お大事に。ではパート2の方へ参ります
Posted by: SGA屋伍一 | December 30, 2006 08:39 PM