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November 01, 2006

戦国鬼嫁日記 ~大河ドラマ『功名が辻』より⑯

ごぶさたしてました~ 千代ざんす~ あー、よかったわねー、日本ハム。44年ぶりだってさ。はっきり言って選手新庄しか知らないんだけどさ。このあとどうすんのかしらねー、新庄。よかったらウチの組に来てもらえないかしら。ほら。ウチの組ってイケメンが皆無に等しいから。この際多少くどいのはガマンするから。こないだマチャミが新しい組立ち上げたらしいんだけど、あっちはけっこうそろってるらしいのよ。イケメンが。ああ、ムカつく! 

ま、それはともかく今回の鬼嫁日記はじめましょうか。実はねー、こないだとうとうお亡くなりになったのよ。サル兄貴。なんだか一週間の間に急速に老けた感じだった。あれは絶対チャチャに生気を吸い取られたのよ。その証拠にあの子、もういい年のはずなのに、未だに童顔だし。怖いわねー
で、兄貴が亡くなったあと誰が天下を継ぐか・・・ 一応兄貴には子供いたけどまだガキンチョだしね。並み居る群雄を治めきれるわけがない。ここでまずトップに躍り出てくるのが例のタヌキオヤジの家康さん。そういや信長のボス亡き後兄貴と一戦やらかしたことがあったっけ。まだまだ諦めてなかったのねー。そいでこれが最後のチャンスとばかりに、ばんばんえげつないことやりだしちゃって。これまでは釣り好きの癒し系だとばっかり思ってたのに、もうイメージ台無し。あのでかいお腹のなかは真っ黒けッけだったのねー

さて、これに対抗するのは新ミッチーこと石田三成。ちょっとこいつ生意気よね。だって織田の頃から兄貴に仕えてた宿六をさしおいて豊臣のリーダーになろうってのよ? 年功序列はどうなるのよ!
でも、この人の様子見てたら、アタシなんだか可愛そうになってきちゃった。何でかって言うと、この人あの幸薄かった明智のミッチーにそっくりなんだもん。どこが似てるかって言うと
・インテリ ・出世が早くてみんなにねたまれる ・わがままなボスにふりまわされる ・ボスの奥さんから不倫をもちかけられる ・歌舞伎出身 ・幸薄そう
そうそう、あだ名もおんなじ「ミッチー」だしね。まあこれがあたしが勝手にそう呼んでんだけど。
で、このミッチーが家康のダンナに張り合おうといろいろがんばるんだけど、これがまた空回ること甚だしい。強引に家中をまとめようとしたらかえって思いっきり反感買っちゃって、加藤やら福島やらにドスで追い回されるはめに。そんでミッチーが逃げ込んだところが、なんとびっくり家康のダンナのとこ。ダークサイドに転じたダンナのことだから、てっきり外におっぽり出すのかと思いきや、これが意外や意外。きちんとかくまってあげたって言うから太っ腹だわ。伊達にでかい腹してないっつーか
まあこの事件がきっかけで、ますますダンナの方が勢いづいてきちゃったってわけ

でもダンナに警戒する人たちもいた。一人が例の前田なんたら。影が薄いからてっきりいないもんだとばっかり思ってたら、なんかの拍子にぴょこっと出てきた。もっとも一週間で死んじゃったけどね(笑) 一体なんのために出てきたのやら。
もうひとりは越後の上杉組。「やんのか!? コラ」ってヤンキー丸出しの手紙をダンナに送りつけてきた。ほんで抗争が始まったわけだけど、こいつらもどうにも影が薄いのよねー  話の中には出てくるけど、実際に見たものはいない、みたいな。そういえば夏に攻めてきた武田組も似たような感じだったかな? まあ連中にかんしちゃ来年派手にスポットがあたるらしいから、そん時いろいろわかるみたいよ

で、この時うちの宿六がなにしてたかってえと、「どっちに付こうかなー 迷うなー」とただウロウロするばかり。男なら「この気に乗じてオレが天下取ったる!」くらいの気概を持ちなさいよ! 主役なんだし!
でもねー、さすがにここにきてあたしにもわかってきた。やっぱりこいつ、頂点に立つような器じゃないのよ。でもそれもいいかな、なんて。だって兄貴のとこもダンナのとこも家庭がドロドログチャグチャなんだもん。天下人の家庭ってどうもそうなっちゃうものみたいでさー。だったらほどほどの金と地位でガマンしようかなって。これが「守りに入る」っつーことなのかね

20061101195301そんで次回はいよいよ「鬼嫁日記」最大のクライマックス! ・・・の予定。期待してね!
そいじゃお別れの曲行きましょうか
♪さよならは別れの言葉じゃなくてー
ちょっと! これマチャミの曲じゃない! ナメてんのか!!

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Comments

 >チャチャ
 千代「魔性の女よね、北政所についていろいろ聞かれた時
しどろもどろに答えていたら『ちこう』なんて相手の目を見ないで
言われた時は、まずいこいつにはヘタな小細工は通用しない、
と思ったわ。ほんとあんときはびびった」
 >でかいおなか
 千代「見たくもないふんどし姿を披露していたわね。
最近すぐ脱ぐ子が多いから、その悪影響ね」
 
 >年功序列はどうなるのよ!
 それを言ったらキリがない人が大勢いますよね。
みんなわしが一番ただしいって顔してますし。
 
 >同じ日に
 秀吉「かずとよー、かずとよーわしじゃー」
 一豊「秀吉様、隣にいる方は?」
 秀吉「なんでもコミケの代表らしいで、同じ日の縁
で一緒に行くわ」
 ご冥福をお祈りします。
 
 六平太「この神主の方がわしと千代の祝言のとき
祝いを、って自分で言っててむなしくなるわ!」

 加藤、福島「家康様われらの盟主におなりください。
けっして残ったのがあなた様だけとか、石田三成が個人的に
嫌いだからではありません」
 家康「わし平和に行きたいんだけどなんでみんなわしを
もちあげるんだろ?」
 たぶんこうだったのでは。

>どこが似てるかって言うと
梶原景時「なんでわしを見るんだ?」
 この人も似ていません?

Posted by: 犬塚志乃 | November 02, 2006 at 07:12 PM

>チャチャ
役の上ではチヨのほうが年上ですが、中の人はチャチャの方が年上ですから。貫禄ってやつでしょうか

>西田ヌードシーン
明らかにあれは釣りバカの浜ちゃんを意識していたと思います。脚本家と役者のどちらの意向かは謎ですが

>それを言ったらキリがない人が大勢いますよね。
ですね。やっぱり結局は要領のいいやつが勝つということで

>石田三成が個人的に
嫌いだからではありません
『風雲児たち』でも言われてましたっけ

>梶原景時「なんでわしを見るんだ?」
 この人も似ていません?
いや・・・ わたしはあんまり
尽くしたあげく悲惨な最期というところは似てるかな

Posted by: SGA屋伍一 | November 03, 2006 at 08:42 PM

 >年上
 さいですか。マジで精を吸っているかもです。
>「守りに入る」
 もう個人でどうにかなるレベルではないですからね。
>頂点に立つような器じゃないのよ
 千代「うちの旦那金のことになると、すぐ戦場で
ああだって自慢はじめるの。コンプレックスかしら?」
>尽くしたあげく悲惨な最期というところは似てるかな
 目付けで、詳しく報告したら同僚にネタまれたところ
が似てるかなと。
 不倫はできないでしょうがw
 >不倫
 濃「不倫じゃと?無礼者!わらわのは不倫ではない!」
チャチャ「そうじゃ、同郷もの同士、仲良く助け合ってる
だけじゃ。三成めも近江と同郷じゃしのう」
 
 だそうです。
 
 >西田版家康
 ああこれ釣りバカのパロなんですね
(おそすぎ)
 千代「あのスーさん、人のいい顔してるけど
昔「切腹」で仲代達矢を追い詰めたりするほどの
悪家老だったらしいわ。ああいう好々爺ほどくせもの
よね。類は友を呼ぶのかしら?あとスーさんの
息子って鴨組長なんですって?親子そろって濃い
のね」

>『風雲児たち』でも言われてましたっけ
 なんか逃げてるときのヒゲ三成が風雲児たちの
三成に似ているかな?と思いました。

Posted by: 犬塚志乃 | November 08, 2006 at 07:13 PM

友人が言ってましたが、原作には一豊ついて「自分が一番になることはまず考えず、誰の下に付けば一番いいかを考えるような人物」と評した一文があるそうです。これだけだったらまだ「憎めない変った大名」ですむんですが、このあとの悪行を考えると・・・ そろそろ問題のあのエピソードも近づいてきました

>同郷もの同士、仲良く助け合ってるだけじゃ
まあ口ではなんとでも言えます。先回ミッチーの敗北を聞いて泣きじゃくるチャチャさまに違和感。「あの役立たず!」と怒りまくると予想してました

>ああこれ釣りバカのパロなんですね
ううん・・・ たぶん・・・(自信なくなってきた) 
そういや西田さんはもともと何かにつけて脱ぐ芝居が多かったような

>ヒゲ三成
「なぜかくも簡単にとらえられたのか?」
意味深なナレーションでした。次回に期待

Posted by: SGA屋伍一 | November 08, 2006 at 08:05 PM

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