三度目の不正直 J・J・エイブラムス 『M:ⅰ:3』ほか
でんでんでんでんででんでけ でんでんでんでんででんでん・・・・
現在最新作「Ⅲ」が公開中の『M:ⅰ』こと『ミッション・インポッシブル』シリーズについて、きょうは語ります。
わたくし『007』を見ているときに、いつも疑問に思っていることがありました。それは「スパイがあんなに目立ってしまっていいものか? もっとこそこそやらなくちゃいけないんじゃ?」というもの。ま、「そ-いう話だから」と言われてしまったら、それまでのことなんですけど。
そんな疑問を解消してくれたのが巨匠ブライアン・デ・パルマ監督によるシリーズ第1作(1996)。テレビドラマ『スパイ大作戦』を大胆にリメイクし(やりすぎて旧ファンは怒ったらしい)たこの作品は、アクションのけれんみも十分に取り入れつつ、スパイの醍醐味である「こそこそ感」「後方との連携」「だまし・盗み」といったテイストが存分に発揮されていました。それだけでなく、職業上ウソをつかなければいけない、人を信じてはいけない・・・といったスパイの悲哀感も、物語に厚みを加えていました。
思わせぶりなラストシーンから、当然続編が作られるものと期待したら、やっぱり来ました。監督を香港出身のジョン・ウーに変えて製作された『M:I-2』(2000)。ところがですねー、これがー、ですねー、前作にあった「こそこそ感」がさっぱりどこかに行ってしまいまして。目立ちまくり・鉄砲撃ちまくりのごく普通のアクション映画になっていました。主人公イーサン・ハントの性格も青臭い若者から気障なジゴロに変貌していて、少なからずがっかりいたしました。普通の一本の映画として観るならば、そこそこ楽しめるんですがねえ。
さて、この度公開されました第三作。二作目がそんな感じだったのであまり期待していませんでした。予告編を見ても「まーた、派手にぶっこわしてるなあ」という感じでしたし。それでもかすかな希望を抱いて見に行ったところ・・・やっぱり派手にやらかしておりました(笑)。ただ今回はどちらかと言うと、第一作の方に空気が近かったように思えます。平凡な生活とスパイという職業の両立に悩むハント。数人のスペシャリストが綿密な計画を立てて挑むミッション。誰が敵で誰が味方なのか・・・という不安。冒頭からクライマックスまで、腰の落ち着かないような緊張感が漂っていました。フィリップ・シーモア・ホフマンとローレンス・フィッシュバーンの不気味な演技がそれを増幅させています。
個人的な評価で言うと、1>3>2といった具合です。最近のハリウッド大作は「三作で終らせる」という風潮がありますけど、果たしてハント君の再登場はこの先あるのでしょうか。



Comments
どーもです!
こちらにもおじゃましました(o'(ェ)'o)
なぜだか、あのトムクルーズがぶら下がっている絵気に入ってます(笑)
また絵アップしてくださいね♪
Posted by: 落ち武者 | July 29, 2006 02:08 AM
ミクシィからわざわざ来訪ありがとうございます
わたしの描くもんは「絵」というより「落書き」ですね
でもせっかくお褒めにあずかったので、こうなったら日本一の「落書き王」を目指します(←調子に乗りやすい)
またコミュの方でもよろしく
Posted by: SGA屋伍一 | July 29, 2006 12:20 PM
やたっ♪TBできました~\(^o^)/
>最近のハリウッド大作は「三作で終らせる」という風潮がありますけど
そうなんですか。でもこの作品、まだまだ作れそう(笑)
次は家族愛で決まり!な~んてね。
関係ないけど、猫くん、かわいい♪
Posted by: そら | August 13, 2006 01:42 PM
TB&ご来訪、ありがとうございます
>でもこの作品、まだまだ作れそう(笑)
次回作の時には「結婚? なにそれ?」みたくなってるかも
今回前作のヒロイン、影も形もなかったですから・・・・
>猫
ニャン太と申します(安直)。どうぞごひいきに
Posted by: SGA屋伍一 | August 13, 2006 07:37 PM