戦国鬼嫁日記 ~大河ドラマ『功名が辻』より⑫
みなさん、こんばんは。ういっす。チヨっす。
またちょい前の話で悪いけどさあ、やってくれるわよねえ、北○鮮。ひとんちシマにぼんぼこタマを撃ちこんでくれちゃってさ~ せめてもの救いは命中率がゼロに等しい、ってことかしら。まあうちの宿六もチャカの扱いにかけちゃあ、似たりよったりだけどね。
ほんじゃ今回の鬼嫁日記参ります。えっと、うちらと柴田一家が緊迫したムードになってた、つー話はしたわよね。今回はその辺の決着なんかを。
前にも話したけどさあ、この柴田さんて人、腕は立つんだけど、まあそれだけの人。だってさあ、いまどき「尊敬する人は?」って聞かれて、堂々と「高倉健」とか答える人なのよ!? 織田興業に入ったのも、ボスが石原プロ出身だったから、なんつー説もあるくらい。まあ要するに昔かたぎのヤクザってこと。
まあそんなだからアニキにおだてられたり、なだめすかされたりされてるうちに、気がつけば田舎の方においやられてたってわけ。ただびっくりしたことに、そんな不器用な柴ちゃんを見ているうちに、例のイッチーがよろよろっときちゃったみたいで、あれよあれよと言う間に再婚しちゃったのよ。あー、この娘にちょっとだけでも、「男を選ぶ才能」ってもんがあればねえ。こんな将来性皆無の結婚はしなかったでしょうに。
案の定追いつめるだけ追い詰めると、兄貴は柴田一家に総攻撃を開始。怖い男よね、うちのアニキも。そんなアニキにも極道らしからぬことがひとつ。それはアニキがイッチーにベタぼれだったってこと。男ってどうしてこうお姫様に弱いのかしらねー? アニキもきっと昔の宮崎作品とか、大好きだったに違いないわ。
で、そこで宿六に「イッチーを連れ帰して来い」とか命令したわけ。ただ困ったことにはイッチーってアニキに対してひたすらツンツンツンツンツンツン・・・・な性格な訳よ。兄貴の名前を伏せときゃいけないのに、堂々と宿六がばらしちゃったもんだから、イッチーは「死んでもこっから出ない」とか言い出して
けっきょく子供だけ逃がして、柴田夫妻は壮烈爆死。最近壮烈爆死が流行ってるみたいだけど、あれ近所に半端じゃなく迷惑だからやめたほうがいいわよ。
このとき生き延びたイッチーと前夫の子供に、「ちゃちゃ」とかいう冗談みたいな名前のコがいたんだけど、こいつがまた相当なタマでねー。そいつについてはまた今度話すわ。
さて、戦い終わって織田興業は完全に豊臣興業になり、宿六もいよいよ暖簾わけしてもらえるんじゃないかなー、と思ったわけよ。ところがどっこい恩賞は日当が500円上がっただけ。これにはわたしも宿六も怒り狂ったわねー。宿六なんか「もう極道やめて田舎で畑でも作る」とか言い出してさー。すねたくなるのもわかるけど、子供の教育費とか家のローンとか、いったいどうんすんのよ! そんなわけでキック一発でだまらしました。
それでもあいつまだ納得いかなかったらしくて、今度は実家の義母んとこにグチりに言ったのよ。そしたら案の定顔に青あざつけて帰ってきた。やっぱ姑も、極道のオンナよねー。さすがだわ。
どうもアニキの真の狙いは、宿六の忠誠心がどれほどのもんか見極めたかった、ということだったらしい。つくづく怖い人よねー。サルだけど。
こうして柴田一家は倒したものの、今度はさらに別の強敵がアニキの前にたちはだかります。これについてはまた次回。バーイ!ハドソン
Comments
まいどです。
利家が唐沢某になったと聞いて「暴れん坊~」に加藤剛を
「大岡越前」に松平健を出すような物だと感じたまさとしです。
>「男を選ぶ才能」
ここ10年の大河は「イッチーの秀吉嫌い」が定着してしまったような
感がありますね。ようやく秀吉も年齢相応になった感があります。
>アニキ
というよりカッシーと読んでしまった方が(え
いや、兄貴だと「利家」に使うのが・・・・あっちは「親父」か(笑)。
>日当が500円
これ面白い。まあ、こんな感じでしょうね。堀尾と中村が
城持ちとなってひげはやすの見て、中村がすねてた頃が
最近だった事を忘れてるような。
>壮烈爆死。
これ、わざとこう書いたなと思う。いや、そうに違いない(何が
どうも大石某とは相性悪いみたいだ。
>相当なタマ
中の人を含めていい印象がない・・・・・。
唐突で関係ないけど子持ちになって名前をつける時
「じろう」と「アザミ」とかはつけまいと思ってます。
前者は会社で呼ばれてるし(言われるのはいいけど社長から
のメール名がこれなのは・・・ちょっとな)、後者はなんとなく嫌。
なぜブログ名に名前付けてるかはさっしてくらはい。
ではでは。
Posted by: まさとし | July 30, 2006 08:41 AM
毎度どうもでやんす
>利家が唐沢某になったと
これマジなんですね・・・ てっきりネタだとばっかり・・・
個人的には面白い企画?だと思います
>「イッチーの秀吉嫌い」
竹中版ではそれなりに好かれていたような気がします。でもお市の中の人がけっこうトウの立った人でがっかりしました。大地真央はギリギリオッケー
>これ、わざとこう書いたなと思う
ですかね。なんつーか、主要人物が死ぬ時の盛り上がり方がベタベタなんですよね。『利まつ』の竹之内退場の時の構成は、なかなか印象深かったです
>「じろう」
実はイトコに一人います(笑) しかも大阪在住
暑いんでお体お大事に~
Posted by: SGA屋伍一 | July 30, 2006 09:14 PM
三「上様をサル呼ばわりしてはなりませぬ」
茶「そちは我に説教するのか」
三「いいえ、恐れながら、逆効果だと申し上げておるのでございます」
茶「そ、そうであったの。礼を申す」
やはりアレはツンデレ効果だったことが(やっと)ナレーションで判明
あと、茶々はいずれ、秀次問題(自分が秀頼を出産後)の頃に、
「天下を取るのは豊臣ふぜいの血ではない、織田の血じゃ!」
とか言いそう。
私も今年の脚本には最早呆れておるのみです(笑)
「利家とまつ」は”夫婦もの”だから受けたんじゃなくて、やっぱ主演俳優2人と脚本が良かったんだなあと痛感。まさに二匹目の泥鰌。
構成力がなさすぎだし、台詞も気が利かない、ヒロインは下(以下えんえんと続くので略)。
元々、細かいエピソードは有名でも、1年もたすのは辛い(本筋の歴史には殆ど関係ない(笑))人物だから、難しいのはわかりますけどね。
「玉木君と成宮君目当て」と宣言した通りになってきました。
Posted by: 高野正宗 | July 31, 2006 12:22 PM
>ツンデレ効果
「茶々は一瞬で秀吉の心を虜にした・・・」
秀吉って結局この性質で顔がよけりゃだれでもいいんですかね(笑)
ネネもお市も茶々も顔立ちがバラバラ
実はわたし噂の『利家とまつ』は飛び飛びにしか見てないので、かえって楽しめております。そんなに思いいれもございませんが。あの話も終盤になると「やることがなくなってきた」という印象でしたが、今年はどうなることになりますやら
>玉木君と成宮くん
両方いい扱い受けてませんね・・・ 玉木くんは五話以降ずーっと出番なかったし、成宮くんは言うに及ばず・・・
Posted by: SGA屋伍一 | July 31, 2006 08:05 PM