平成ライダー委員会
「えー、前回の議題について、ヒビキさんより『オレばかり部外者扱いされるのは納得いかん』という意見がありました」
「劇中で『ライダー』と呼ばれてないのは俺だけじゃないぞ」
「たしかに」
「まあ、ヒビキさんは呼称だけじゃなくて、顔がアレだからなあ」
「なんだとおお!!」
「ちょっとお前こっちこい! 鍛えなおしてやる!」
「おやおや、図星をつかれて逆ギレかい」
「まあまあ、穏やかにいきましょうよ」
「そうだ! ライダー同士の戦いはやめよう!」
「そんなわけで『仮面ライダー』の自覚がない人は向かって左に、ある人は右に並んでください」
「ちょっとクウガさん! 司会のあなたまでなんですか!」
「ごめん。実はオレもよくわかんなかったんだけど、呼ばれたから来ただけだったんだ。すまん」
「しかし『ある』っていう人たちも微妙な外見のヤツが多いな・・・」
「んだとおお!!」
「まあまあ、とりあえず聞いてみましょうよ。まず龍騎さんから。『仮面ライダー』って一体なんなんですか?」
「えーと、仮面ライダーというのは、最後の一人になるまで戦い合わなきゃならないらしい。ほんで『人間はみんなライダー』なんだそうだ」
「・・・・なんか聞いてた話と違うなあ」
「オレもオレも」
「ほかの意見も聞いてみましょう。ブレイドさん、どうぞ」
「ウェイ!」
「はい?」
「ウェ━━━━━━(0w0)━━━━━━イ !! 」
「・・・はい。じゃ次、カブトさん」
「その前にひとつ気づいたんだが・・・」
「・・・一人多くないか?」
「その話は前回したでしょーが!!」
で、どうなったんだっけ?
つづく
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