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June 19, 2006

戦国鬼嫁日記 ~大河ドラマ『功名が辻』より⑩

こんばんはっす! チヨっす! このコーナーもとうとう10回目だわ。よく続いたもんねー
ところでさあ、やっちゃったわねえ、村上ファンド。ホリエモンもそうだけどさあ、やっぱ人間楽して儲けようとおもっちゃだめ。うちの宿六みたく、長ドス振り回して力ずくで奪ってこなきゃ。え? それも問題あるって?

えーと今回はあたしが一躍カリスマ主婦になった一件と、歴史に名高い「本能ビル襲撃事件」について。サクサク行くよ!
いつのまにやら宿六もそれなりに出世したんだけど、どーゆーわけかアタシたち、いまだにマイカーも持てなかったのよねえ。なぜかっていうと、子分たち食わしてく経費とかが馬鹿になんなかったからなんだけど
そんなある日子供を後ろに乗せて自転車こいでたら、前田さんちの嫌味な奥さんが車で脇を通り過ぎてったのよ。いま流行のレクサスってやつ? 「あーら山内さん、大変ねー」とか言って笑いながら。すんげーアタマに来たわよ
こうなりゃ思い切り高い車買ってやる!と心に誓ったわ。ただ問題はカネ。どっかから降ってこないかなーと思ったら降ってきたのよ。これが。こないだ死んだ叔父貴の保険。これが降りてきてさー。こんなこともあるもんねー。
そこへ帰ってきた宿六。「ちょっといい中古のベンツ見つけたんだけどさー。とても手が出ねーよ」って言うじゃない? あたしは宿六の前に降ろしてきたキャッシュぼーんと叩きつけて「おら、これで買ってこいよ」って言ってやったの。宿六ポカーンとしてた。そりゃいきなり大金が出てきたってのもあるだろうけど、アタシが宿六にプレゼントっていうのが信じられなかったみたい。自分で言うのもなんだけど。
でもいつまでもボーっとされてるのもウザイんで、「とっとと行けや!!」つってお尻ひっぱたいてやった。ようやく宿六も実感沸いたみたいで、「ありがとう。これで出入りの時もすぐに逃げられるよ!」って感激してた。
この話がどっからもれたのか評判になって、家田荘子さんとかシバとかいう爺さんが取材に来るようになったの。ほんであたしら夫婦は一躍世間の脚光を浴びるようになったわけ。うははは。見たかマツ公。

そんな我が家が超ハッピーだったころ、すんげー事件が起きた。なんとあのボスがやられたって言うじゃない!? ほんでやったのがあの明智さんだって!? あたしゃアゴがはずれそうになったわよ。これが下克上ってやつ? なんか戦国時代みたい!! 
でもねー、いま思えばいろいろ思い当たるフシはあった。ほらミッチーってインテリじゃない? まあ極道にはあんまりむいてなかったのよね。最初のうちは法律に詳しかったから、ボスも喜んで重宝してたけど、最近はぶつかりあう・・・っていうか一方的にミッチーがぶつけられることも多かったみたい。ミッチーも黙って「はいはい」って言っときゃいいのにクソマジメなもんだから、いちいち「それは違法です」とか「それではあそこに迷惑が」とか意見して、そのたびに張り倒されてたって話。それなのにボスときたら、翌日はけろっとして「おお、あれ頼むよ」なんて感じだから、こりゃたまったもんじゃないわよねー。
そんな日々が続くうちに、ミッチーのアタマはどんどん髪が薄くなっていったの。それを見てボスは「キンカンキンカン」「はげめ。ぎゃははは」なんて喜ぶ始末。ミッチーにしてみりゃ「だれのせいでこんなんなったと思ってんだあ!」ってとこよねー。コレが直接の動機ね。まちがいない。

そんなわけでボスがお忍びでホテルに泊まってるところへ、ミッチーはズバッと奇襲をかけたわけ。ボスはあっという間に追い詰められた。あの人が少しでも人の心がわかる人だったら、こうはならなかったでしょうねー。最後は手榴弾巻きつけて壮烈爆死だったそうよ。最後の言葉は「マイドリーム・フォーエヴァー」だったっていう話。
こうなってみるとあの人もちょっと可哀想。成り行きで天下統一しなきゃならなくなったわけだけど、本当はずっと横浜でチャカぶっぱなして騒いでいたかったんじゃないかしら。

その後もいろいろすったもんだがありまして。それについてはまた次回。アテブレーべ・オブリガード。

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Comments

ま、アタシとしては、お忍びで泊まってて、一緒にいたのが奥さんでよかったなってことよ!

Posted by: 高野正宗 | June 21, 2006 at 09:19 PM

まったくだわ。蘭丸くんって、やっぱりアレだったのかしら?

Posted by: SGA屋伍一 | June 21, 2006 at 09:49 PM

 出世しましたね。前は指と一緒に腹も切るとか騒いで
一旦「やらん」と約束しておいてまた、つめようとして千代に
ぼてぐりこかされたりしていましたね。

>一緒にいたのが奥さんでよかったなってことよ
 織田信長「ふはは、あれはお濃ではない。本物の濃はな
まだ生きておるぞ。光秀めをたばかったぞ。これぞメディアの弊害。」
 ていうか斉藤の濃さまは結構長生きしたそうですね。
>ミッチー
 織田信長「くだらぬ権威をテッテ的に『たったき潰』しこの国をシリツ
するのじゃ」
光秀「上様はつげ義○でございますか?」
 たったき潰す、って言葉がかなり耳に残ってしまいまった。
>「マイドリーム・フォーエヴァー」、横浜でチャカ
 なんでも映画されるそうで「あぶない馬鹿フォーエバー」
や「あぶない馬鹿リターンズ」とか。

>ちょっといい中古のベンツ
 「ベンツ売るよ」
>前田さんち
 「私の愛車は凶暴です」
以上ガンダムXネタ。
 

Posted by: 犬塚志乃 | June 22, 2006 at 08:05 PM

>ていうか斉藤の濃さまは結構長生きしたそうですね。

わたしこれ、大河に教えてもらったんですよね。『秀吉』だったか『利家とまつ』だったか。最近わかったことだとか。山岡荘八作品ではたしか一緒に死んでました。

>たったき潰す、って言葉がかなり耳に残ってしまいまった。

わたしはやっぱり「はげめィ!」の響きが耳に残ってます
強引でしたが舘ひろし悪くなかったと思いますよ

>「あぶない馬鹿リターンズ」とか。

こっちは殺しても死ななそう。

「ミッチ~! はやくわたしを殺しにいらっしゃ~い!」
こっちは「W」ネタでした

Posted by: SGA屋伍一 | June 23, 2006 at 08:59 AM

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