雪の百年女王 C.S.ルイス A.アダムソン 『ナルニア国物語 第一章 ライオンと魔女』
こっちはまだ当分やってるかな。予想通り大した勢いです。でずにーが満を持して送り出したファンタジー大作。その第一弾です。
ピーター(いばりんぼ)、スーザン(かたぶつ)、エドマンド(ヒネ太)、ルーシー(おデコ)はあんまり仲の良くない四兄弟。爆弾降りしきるロンドンからど田舎の教授の家に疎開してきた彼らは、かくれんぼの折に異世界へと通ずる不思議なタンスを発見します。その異世界「ナルニア」は、残酷な白い魔女の圧政のため、冬が百年ぶっ続けという大変お寒い状況にありました。
そこで出会ったビーバー夫婦から、ピーターらは自分たちがナルニアの救世主として予言されていたという話を聞き、どん引きします。さっさと帰ろうとするピ-ターでしたが、困ったことに次男坊は大人の女の色気に惑わされて、敵の軍勢にとっ捕まってしまいました。エドマンドを取り戻すため、他の三人はとりあえず反乱軍のリーダーであるアスランという獅子に会いに行くことにします。
新聞の映画評を見ますと、『ロード・オブ・ザ・リング』の二番煎じ、という意見が多かったように思います。確かにロケ地は同じニュージーランドだし、ぱっと見、同じように感じられたとしても仕方ないかもしれません。
しかし『ナルニア』は『リング』と違うところもいろいろあります。たとえば『リング』が子供も楽しめる文芸作品だとしたなら、『ナルニア』はまず子供が楽しめるように書かれた話。深読みできる要素も多くありますが、単なるおとぎ話として楽しむことができます。
もう一点。『リング』で登場する動物は空想上の怪物が多かったように思えますが、こちらでは我々の社会にも存在する野生動物が、重要な役で数多く登場します。これがアニメだったらわたし引いてたかもしれません。けれど本物としか見えないような動物が重厚な声でしゃべっているのを見ていると、不思議と彼らがかっこよく見えてくるから不思議です。
そこで勝手にこの映画に登場する動物さんたちの、ベスト3を決めてしまいました。
三位 キツネさん。一見軽薄そうに見えて実は熱血漢。なんでこんなにかっこいいかと思ったら、声がシャア(池田秀一)でした。さすがシャア、人をたばかるのはお手の物
二位 ライオン・キング
ま、ここは順当に。風のように現れて、風のように去っていく。まさしくヒーローの王道と言えるでしょう。
一位 オオカミさん
あれ? こいつは悪役だったはずだが・・・ でもかっこいいんですよ、こいつ。なんでこんなにかっこいいのかと思ったら、声が遠藤憲一さんでした。
そういうわけでアニメ・特撮ファンは吹き替え版でごらんください。人間の方はこれらにくらべると些か魅力が落ちます。理由としては次女以外、性格がなんとも可愛げのないやつらばっかしなんで。しかし映画が終るころには、みなさんの多くはぺペンシー(笑える姓だ)の四兄弟が好きになっていると思います。次男坊はドベな役回りばっかりで、ちょっと可哀想でした。
わたしこの映画の予告、劇場に行くたびに見せられてたので、かれこれ十五回くらいました。ので「途中で飽きるかな」とも思ったんですが、そんなことは全然無かったし、子供たちもずっとお話に集中してました。大したもんじゃないでしょうか。
早くも第二作も製作決定だそうです。よかったですね。だって「第一章」だけで終っちゃったらかっこつかないですもんね。
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» ナルニア国物語・ライオンと魔女 [オレンヂ城]
タンスを抜けるとそこは大雪のナルニアだった
ロンドンのぺペンシー四兄妹はドイツの空襲から
逃れるために集団疎開します。
ここで次男エドマンドは母親に捨てられたと思いこみ
長男ピーターは妹や弟たちを守らねばと責任を感じ、
スーザンは妹を励まし、ルーシィは無邪気でした。
ひょんな事から衣装タンスの向こうのナルニア国へ
行ったルーシィ、そしてエドマンド、ピーター
スーザンも後から来ます。
ナルニアは雪の女王の呪いで百年もの長きに
渡り雪におおわれていました。
そしてルーシィたち四人がこのナ... [Read More]
Tracked on April 29, 2006 at 09:16 PM

Comments
うまいです。特にぺぺぺンシーの性格描写が。
キツネさんはデュランダルがアスランに協力するなんて
ウソだ、と思っていましたw
>遠藤憲一さん
マトリックスでも伝説になりました。
>次男坊は大人の女の色気に惑わされて
ママが恋しかったんです。次男坊は甘えん坊ですから。
>ビーバー夫婦
声が渋いですよね。麦人さんだし。
キレイ好きですし、意味ないですがw
Posted by: 犬塚志乃 | April 20, 2006 at 12:19 AM
>デュランダルがアスランに協力するなんて
出ました。お約束ネタ(笑)
もしかするとアスランがどっか行ってるすきに、なんか企んでるやもしれません
>遠藤憲一さん
「やるじゃねえか、小僧・・・ だが本当の戦いはこれからだぜ」と勝手に脳内でセリフを付け足す自分乙
>次男坊
監督もそんなこと言ってましたかね。原作ではもう少しいい子なんでしょうか
>麦人さんだし
あ、そこ見逃してた
ビーバー夫妻というと『ぼのぼの』の「あしばらい」とか思い出します
Posted by: SGA屋伍一 | April 20, 2006 at 07:53 AM