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November 02, 2005

いまだに大河ドラマ『新選組!』を振り返ってるよ!のコーナー⑩ 井上源三郎の巻

だらだら続いている当コーナーも、気がつけばリニューアルして10回目。
今回は新選組のおやっさん、井上源三郎氏に思いを馳せてみます。

序盤は庭師というか、寺男というか、使用人みたいなイメージで登場した源さん。その姿はまるで、いかにも我々の身近にいそうな、「普通のおじさん」。ま、この方だって幼い頃から修行に明け暮れてたり、鳥羽伏見で戦果を挙げてたりと、なみなみならぬ剣客だったことは確かです。でも、わたしとしてはこの「どこにでもいるおじさん」みたいなところが親しみやすくて良かった。他の面々も親しみやすいことには変わりないですけど、身近にいるかといえば・・・・?というタイプがほとんどですから。そのひょうひょうとした立ち振る舞いは、暗殺やら討ち入りといった暗い場面でも、なにかしらほっとさせてくれるものがありました。
みな若い新選組にあって源さんの経験と人徳は、大いに頼りにされたに違いありません。逆に言うと、そういうポジションの人が源さんくらいしかいなかったことが、新選組の限界だったのかも。
鳥羽伏見以降、新選組は急速に結束力を失います。一番の原因は「時勢が変わった」からでしょうけど、源さんという影のまとめ役がいなくなってしまったことも、大きな要因のひとつではないでしょうか。

演じるのは、三谷さんの古くからの朋友、小林隆さん。お二人とも、やはり大河ドラマである『黄金の日々』の大ファンだそうです。わたしは見たことないんですけど。
今回大河という大仕事をやるにあたり、三谷さんかなり頼りにしてたんじゃ・・・・と思いますけど、小林さんはよくテンパッて洒落にならない失敗もするとのこと(『ありふれた生活』より)なので、信頼半分、心配半分というとこでしょうか。
みなさんは『古畑任三郎』で第二シーズンあたりから目立ちはじめた“向島巡査”がなじみ深いのでは。わたしは教育テレビで放送してくれた舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』の「佐渡島くんのお父さん」役が記憶に強く残っています。具合の悪い息子の代わりに、喪服を来て舞台の裏方を手伝うおやっさんの役で、気を利かせてパタパタ走るものの、かえってとてもうざったいという、これまたいかにも周りにいそうなキャラ。
『竜馬におまかせ』ではゲストで吉田松陰(ゾンビ)もやってました。

名場面集です。
・第1話 沖田に墨を塗りたくられるシーン。いきなりこれですからw
・第5話 婚姻の宴に忍びこんできた斉藤をかる~く取り押さえるシーン。「下男だとばかり」と山南さん。無理もありません。
・第7話 襲名披露パーティから帰ってきたところ、野際に白粉の匂いをかぎつけられてどつかれるシーン。“やることはやってるんだな”と思わせます。
・第11話 旅立ちを前に親戚の子供たちが訪ねてきて、いっしょに遊びに出かける場面。源さんの人柄がしのばれます。
・第12話 「わたしの名前がないんです~」と組み分け表の前でウロウロ。グループわけの時、よくこういう人いますよね。・・・・おれだよ。
・第27話 平助を問い詰める局長の隣りで、「言いなさい」とピシャリ。あなたはおかあさんですか。
・第34話 愛人を隠そうとする近藤につきあって、下手な芝居をしたり、まんじゅうをたらふく食べさせられたり。まあ優香とくっつけたんだから、いいんじゃないの。
・何話か忘れましたが、嫁を娶った永倉が「おまえらも身を固めたらどうだ。源さんは別として」という言葉にしょげる。永倉め、イヤなやつだ。
・第39話 切腹に追い込まれそうになった周平のために、渾身の土下座を見せる。何度でも言いますけど、いい話です。
・第45話 またも周平をかばい、鉄砲の前に仁王立ち。そして壮絶な最後。
 その後局長にあいさつにきて、照れくさげに笑い、「できればみんなと一緒に帰りたかった」というところは、涙、涙でございました。

こうしてみると、かっこいいシーンは片手で数えられるくらいですね。そんなところがまた親近感です。

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Comments

幕僚会議で早速暴れまくりました。
ようやく現れたか・・・・。源さんだ。
>墨を塗りたくられるシーン。
>「下男だとばかり」と山南さん。
うん。俺もそう考えてしまってた(笑)
源さんだと気づくのに数話かかった(ひでえ
>まあ優香とくっつけたんだから、いいんじゃないの
・・・・・・・・・そういう問題ではない(笑)。
>源さんは別
ひでえ~。女運が無い人に突然、結婚すると言い出してこういわれると
暴れたくなるだろうな、普通。
「大河」ではこの人が割とお気に入りでした。
源さんはいいなあ。地味系こそ縁の下の力持ち!という感じが
気に入ってます。
次は誰を書きますか?
捨助あたりがいいなあ(え

Posted by: まさとし | November 03, 2005 10:09 AM

源さんのこと忘れてました。
>名前がない
っていうの、わかる気がする。
最初の源さんのイメージからすると、彼のラストシーンで幽霊になってまで登場する、しかもこの回だけ「源さん死す」とサブタイトルに名前入りというのが、物語が動いていくうちに、いかに源さんの存在が変化したかがよくわかります。
……それにしても、急がないと、来年の続編が始まってしまいますよ。もちろん、新選組のメンバー全員やるんでしょ?

Posted by: kakakai | November 03, 2005 10:36 PM

またまたお邪魔します!
源さんだ~!私も大好きでした。新選組の、お母さんですかね!
私も「普通なおじさん」な源さんが好きです。
本当は、腕の立つ人だったらしいけど
大河で見た源さんのキャラが大好きです。

振り返ってるシリーズ、とっても面白いので
我が家でここの紹介しても良いでしょうか?
スイマセン・・・いきなり。

Posted by: もも | November 04, 2005 01:32 AM

>まさとしさま
おまたせしました。あなたの源さんです。
>幕僚会議
IDをどっかにやっちまいました・・・・ あっても先日は体力的に厳しかったのですが

>源さんだと気づくのに数話かかった(ひでえ
ひどいよ(笑)! まあ「組」の作品で、まず源さんをチェックしてるってひと、いないでしょうけど。

>女運が無い人に突然、結婚すると言い出してこういわれると
暴れたくなるだろうな、普通。
「おれたち仲間じゃなかったのか!?」みたいな。まあこういう調子に乗りやすい人の幸せは長くは続きません。

>捨助あたりがいいなあ(え
読まれとる・・・・ 

最近なかなかそちらに行けずすいません。ロボ系の話題には書きたいこともあるので、気長にお待ちください。

Posted by: SGA屋伍一 | November 04, 2005 07:51 AM

>Kakakaiさま
>源さんのこと忘れてました。
だからみんなヒドイです!

>>名前がない
っていうの、わかる気がする。
うん。きれいにスルーされてる作品、いっぱいありますから。『血風録』の一編くらいですかね。メインなのは。

>物語が動いていくうちに、いかに源さんの存在が変化したかがよくわかります。
後半の源さんはいつのまにか庭師から一角の剣士になってましたね。年少組の面倒見役でもありました。

>メンバー全員やるんでしょ?
無理っす(涙)
あととりあえず3人ほど予定してますが、とりこぼした連中はダーッとまとめてやるかも

Posted by: SGA屋伍一 | November 04, 2005 07:58 AM

>ももさま
>新選組の、お母さんですかね!
そういえば割烹着似合いそう・・・・

>大河で見た源さんのキャラが大好きです。
こういう方多いようですね。『スタジオパーク』で小林さんが出てたとき、たくさんハガキが来ていて、「源さんもなかなか・・・・」と感じました。

>我が家でここの紹介しても良いでしょうか?
どうぞどうぞ、です。
そのうちそちらにもお邪魔します。

Posted by: SGA屋伍一 | November 04, 2005 08:02 AM

有難うございます!
早速紹介&TBさせて頂きました。

源さん・・・・・割烹着ものすごく似合いそう(笑)

Posted by: もも | November 04, 2005 12:23 PM

記事見させていただきました。持ち上げてくださってありがとうございます。
なんか年末に向かってまた盛り上がってきましたねえ。『新選組!』が。
>おかあさん
しつこく続けると、周平ちゃんがピンチになった回の源さんは、まんま頑固親父から息子をかばうおかあさんみたいでした。

Posted by: SGA屋伍一 | November 05, 2005 09:10 AM

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