せっかくなんでSWをEP順に振り返ってみる② 『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』
「クローンに攻撃される」のかと思ったら「クローンと攻撃する」内容だったエピソード2。構成を振り返ってみます。
第1幕 コルサント:女王暗殺未遂
第2幕 Aパート アナキンの恋→悲しみの帰郷
Bパート 風雨の惑星:クローン軍団
第3幕 荒野の惑星:ドロイド軍団対ジェダイ
実はシリーズ通じて一番印象の悪い作品でした。なぜかといえばラストで依田の爺さんが「さ~、これから大変じゃぞ~」と不安をあおるだけあおって、続きは三年後、というのですから。「観客なめてんのかああああ!」と頭にきたわたしは、その晩ベロベロに酔っ払って血を吐いて倒れました(ウソ)。でもそれからもう3年経ったんだなあ。月日が経つのははやいなあ。
SW特有ののんびりした空気が薄めで、全体として殺伐としていたこと、最大の売りだったヨーダのチャンバラが、爺さんと小猿が戯れてるようにしか見えなかったことも減点の理由です。クライマックスの101匹ドロイドちゃん大行進には、やっぱりワクワクしちゃいましたけど。
ところがどっこいです。先日エピソード3を観てきたら、自分の中でこの前作の株がグンと上がっちゃったんですね~。『シスの復讐』を観ると、この前作のあちこちに伏線が張り巡らされていることがわかる。それでそれらがポンポンと実を結ぶ。この快感は多少の好みの違いを補ってあまりあるものでした。
んなわけでエピ2とエピ3は合わせて一本の作品と考えるのがよろしいでしょう。これから観に行くひと(いる?)、ぜひ前作の予習をしっかりしてから行かれてください。
マイ・フェイバリット・シーン:
忍者よろしく多彩な装備でオビワンを苦しめるジャンゴ・フェット。
このエピのR2:
ドロイド工場でのジェット飛行
君も段々なんでもアリになってきたよね・・・・ あと君、本当はC3POのこと「ウザイ」って思ってるでしょ?
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