« 夕焼け小焼けの 井上雄彦 『バガボンド』 | Main | 適当掲示板12&Oさんの話 »

August 05, 2005

せっかくなんでSWをEP順に振り返ってみる① 『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』

先日やっとスターウォーズ最終作『シスの復讐』を観てきました。だもんで、この世紀のスペースオペラをエピソード順に、さくさくと振り返ってみたいと思います。
ではまず待望の「第一話」であった『エピソード1』の構成を概観してみましょう。

 第一幕 水の惑星:脱出 ジェダイ師弟と王女・ジャージャーが出会う
 第二幕 砂の惑星:ポッド・レース 一行にアナキンが合流
 幕間 コルサント:議会
 第三幕 水の惑星:決戦 

こんな感じでしょうか。スターウォーズに関するわたしのイメージは「おもちゃ箱」というものです。この作品には、まあ小学生男子が大好きなものが、これでもかってくらい、いっぱい詰め込んであるんですよね。宇宙船、剣士、チャンバラ、お姫様、ガンアクション、戦闘機、ビーグル、ロボット、怪人、怪獣、宇宙人etc・・・・ このエピソード1は少年が主人公と言う事もあり、とくに遊びがいのあるおもちゃ箱であったと思います。かにさまが某サイトでやってらっしゃるコラムによりますと(http://www.wonder-ocean.com/Topic.asp?id=80)「それまで、映画の話なんてしたこともない子ども達が、興奮して感想を語ってくれました。」とのこと。納得です。ちなみにわたしはエピソード4公開時、親に連れられて観に行ったのですが、はなしをよく理解できませんでした。頭の悪い子供だったんでしょうな。
この映画の見せ場はポッドレースも捨てがたいですけど、やはり終盤のカエル軍団とドロイド軍団の奇妙な決戦ではないかと。ブリキの人形にシャボン玉で対抗するヴィジュアルは、これまたよくできたおもちゃの戦争です。
このエピのみの悪役、ダース・モールの存在感も強烈です。SWの悪役は、ペラペラ自慢を語っている間に逆転されてしまったりする「わざとチャンスくれてんのか?」というパターンが多いですけど、ダース・モールは余計な口は一切たたかず、問答無用で襲いかかってきます。ヒットマンというのはかくあるべきでしょう。ただ、遠目にもはっきりわかるところから、まっすぐに堂々とせめてくるところは刺客としていかがなものか、とも思います。
難点は、クライマックスがジェダイ、アナキン、王女一行、カエル軍団の4つの視点で入り乱れて進行するので、気合いを入れてみないと誰がどこだかわからなくなってしまうところ。もう一点は旧三部作では登場するメカにそこはかとない共通点があったのに、こちらにはかけらも見られないところ。デザインに統一性のない、自由な時代ということだったのでしょうけど、ファンとしては後のデザインの片鱗だけでもうかがわせてほしかったです。あ、あとこれはしょうがないことですけど、日本人としては「アナキン」という名前にどうしてもひっかかるものが・・・・・ 失礼しました。
公開時は酷評もありましたけど、全エピソードでもっともファンタスティックな一本だと思います。

マイ・フェイバリット・シーン
冒頭で水中船を狙う海蛇を、ゴジラもどきがガブッとくわえる場面

このエピのR2
周囲の仲間がビームかなんかでピュンピュン跳ね飛ばされてるのに、動じることなく(?)船外修理をやり遂げるシーン。
なんでR2だけ特別扱いなのかというと、単純にわたしがひいきにしているからです。全6本観てみて、シリーズでもっとも「漢」なキャラはこいつだということを再認識いたしました。


|

« 夕焼け小焼けの 井上雄彦 『バガボンド』 | Main | 適当掲示板12&Oさんの話 »

Comments

おはようございます。
>エピソード4
親に連れられて見に行きました。
R2D2のプラモ買ってもらった。
>ダース・モール
日本のアニメにも見習わせたいキャラだ。
最近はしゃべる奴のほうが多いし・・・。
「EP2」以降はどのキャラとつながるの
かなあ・・・・。
>、動じることなく(?)船外修理をやり
>遂げるシーン。
どんなにおかしくなっても、損傷しても
見事に復活してる。さすが3POを振り回すだけの事はあるな。
「EP1」は個人的にはひげの無いオビワンが若くてなんともいい感じでした。「EP2」のオビワンを見て「EP1」のクワイガンみたいになっちゃったなあと思いました。
ではでは。

Posted by: まさとし | August 06, 2005 at 07:58 AM

こんばんは。
>最近はしゃべる奴のほうが多いし・・・。
スケジュールがきついとしゃべらして枚数をかせぐ、とはト○ノ監督の弁
>「EP2」以降はどのキャラとつながるの
かなあ・・・・。
やっぱりドゥークー伯では。EP3にもちゃんと出てました。失礼しました。
>どんなにおかしくなっても、損傷しても
見事に復活してる。
ほかのドロイドにくらべて、衝撃に耐え易そうなデザインですよね。
>「EP2」のオビワンを見て「EP1」のクワイガンみたいになっちゃったなあと思いました。
ヒゲをつけないとアナキンとかぶっちゃうからでは。彼(ユアン・マクレガー)もまだ若いですからね。

Posted by: SGA屋伍一 | August 06, 2005 at 10:39 PM

実はワタクシ、まだ『シスの復讐』見に行ってないんですよ・・・。

エピソード1は映画館で1度しか見てないせいか、思い出そうとすると場面がバラバラに出てきて頭の中でストーリーがまとまりません。
『ポッドレース』『カエル軍団とドロイド軍団の奇妙な決戦』等、SGA屋伍一さんがあげてるシーンはもちろん印象に残ってるのですが、なんでそうなったのかあんまり覚えてないんです。
ジャージャーも可愛かったし、ダース・モールやアミダラ王女のメイクも凄かったし、リーアム・ニーソンのジェダイとしての存在感も強烈だったし(ユアン・マクレガーはミス・キャストだと思ってます)、つまらなかったわけじゃないんですけど、ぼけちゃってるんですよねぇ。
もしかしたら、だんだん男前になってきてるヘイデン・クリステンセンが出てないせいかも?(←それを言ったら、エピソード4、5、6はダメダメですが・苦笑)

Posted by: ハル | August 12, 2005 at 11:53 AM

>思い出そうとすると場面がバラバラに出てきて頭の中でストーリーがまとまりません。
エピ1は「考えるな! 楽しむんだ!」という作品なんでそれでいいんじゃないでしょうか。
>ジャージャーも可愛かったし、
少数派ですね(笑) うざい、という意見もわからなくはないですが、どうして彼はあんなに嫌われているのでしょう。
>ユアン・マクレガーはミス・キャスト
自分はそんなに抵抗ありませんが、『トレイン・スポッティング』のはじけたヤク中が頭にこびりついている人は、違和感あるでしょうね。
>エピソード4、5、6
マーク・ハミルはクリスくんとあんまり似てませんね。お母さん似・・・・か? レイア姫に至っては・・・・・

Posted by: SGA屋伍一 | August 15, 2005 at 09:22 AM

 スターウォーズは燃えましたウォー。
そのうちまとめて書きます。

Posted by: 犬塚志乃 | September 30, 2005 at 10:13 PM

よろしくお願いします。
EP4~6はひとつの記事におさめてしまうかも・・・・

Posted by: SGA屋伍一 | October 01, 2005 at 12:20 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70832/5326909

Listed below are links to weblogs that reference せっかくなんでSWをEP順に振り返ってみる① 『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』:

« 夕焼け小焼けの 井上雄彦 『バガボンド』 | Main | 適当掲示板12&Oさんの話 »